1 | 制度申請フローとサポートポイント(今回の自治体提案は赤字部分に焦点を当てています) | 作成:NPO法人Social Change Agency 横山 | |||
---|---|---|---|---|---|
2 | |||||
3 | 制度申請フロー | サポートポイント | ポイント | 事例 | |
4 | ①気づく (制度の存在を知る) | 気づきやすくする | オフライン/オンラインのツールを活用した情報発信/アウトリーチを行なっている | 検索連動広告の活用 川西市のくらしとしごとの応援LINE相談 堺市の生活保護世帯の中高生向けの冊子 | |
5 | 生活に関する個人情報(ライフラインの使用量、料金の支払い状況など)を活用した情報提供やアウトリーチを行っている | ||||
6 | 市民が訪れる様々な場所に情報の接点を設けている | ||||
7 | ・その地域の「公的機関」に情報接点を設けている | ||||
8 | ・その地域の「民間の場所(スーパーマーケット、コンビニ、薬局など)に情報接点を設けている | ||||
9 | 必要・申請可能な手続きの申請漏れがないよう、窓口にてアナウンスを行なっている (その窓口の管轄ではない制度についても案内している) | 北九州市のワンストップ窓口(P12) | |||
10 | プッシュ型の情報提供を行なっている | 千葉市のプッシュ通知の取り組みなど(P13) 行動経済学(ナッジ理論)とSMSを活用した特定健診受診勧奨 | |||
11 | ・「オンライン」でプッシュ型の通知を行っている(例:SNSやアプリを用いた通知) | 母子手帳アプリ | |||
12 | ・「オフライン」でプッシュ型の通知を行っている(例:郵送を用いた通知) | 全戸配布物(市報等)の活用 | |||
13 | ②わかる | わかりやすくする | 制度対象に該当するかの理解が容易になるようナビゲーションがBotやフローチャートなどの活用によりなされている | 内閣官房 孤独孤立対策チャットボット | |
14 | 申請者の理解を助ける工夫がされている | ||||
15 | ・広報物やサイトの構造において認知負荷に考慮された情報設計がなされている | ||||
16 | ・日本語以外の言語でも、わかりやすく説明されている | ||||
17 | ・文字情報以外でも、わかりやすく説明されている(イラスト、図、映像や音声など) | ||||
18 | ③書類を揃える | 揃えやすくする | ホームページ上でダウンロードして入手できるようになっている | 生活保護の申請書類ダウンロード(魚沼市) | |
19 | 申請書の郵送を行なっている | ||||
20 | 申請時等における書類を不要/必要最低限にしている | ||||
21 | ④書類を記入する | 記入しやすくする | 記載方法の説明例がある(文章や動画など) | 特別定額給付金/郵送申請書の書き方(和歌山市) | |
22 | 事前書類は不要にし、申請後に必要書類を揃える方式にしている | ||||
23 | 行政に一度提出した資料は、もう一度提出する必要がないようにしている | 書かない窓口(ワンスオンリー) | |||
24 | ⑤申請する | 申請しやすくする/ 申請を不要にする | 窓口に行かなくても申請が完了できるようになっている | ||
25 | ・オンライン申請を行なっている | オンライン生活保護申請「フミダン」 持続化給付金 | |||
26 | ・郵送での申請受付を行なっている | 住居確保給付金申請 | |||
27 | 役所以外の場所で申請受付を行なっている | ||||
28 | 申請受付窓口が土日、夜間も開所している | ||||
29 | ディフォルト申請を行っている | 子育て世帯への臨時特別給付金 | |||
30 | |||||
31 | その他 | 情報取得/申請手続きをサポートしてくれる仕組みがある / 仕組みの市民への広報がされている | 弁護士会の生活保護同行支援 など民間団体 | ||
32 | 音声読み上げ、動画、ルビ、多言語対応 | 厚生労働省 生活支援特設ホームページ | |||
33 | 窓口担当者に社会福祉士等の有資格者を置くなどしている | ||||
34 | 申請を検討する際のスティグマ軽減など、心理的障壁を下げる工夫がある | 厚生労働省 生活保護のページ 杉並区の就学援助制度の説明ページ(”お子さまの学校生活で必要な費用の一部を板橋区が援助する制度”と表記している) | |||
35 |