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前回
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1461_WTieW2Hty4Ef9oSoF-acE0QPHjpWRlhO4xd5zF0/
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※意見・要望、間違っている点などあったらここへどうぞ↓
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僭越ながら今回もお邪魔します。他に書いて下さる方がいれば、お譲りします(見どころ)
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もうこないかな?と思ってました、今回も気兼ねなくお願いします(作成者)
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ハンゲラスト3時間のDAY7以外の参照先が間違ってます、あと入力用の終盤接戦時の小刻み用が14時ゴールになってるのも修正お願いします
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見どころ・寸評
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【第1戦 カース伏久 vs 冬崎ヤマト 見どころ】
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スパイダー菊池が提唱した、凶獣若手ナンバー1決定戦。
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その決勝は、意外な組み合わせとなった。
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緒戦の8人タッグ前にこのカードを予想できた者がいたとしたら、
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それはよほどのひねくれ者だろう。
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やはり注目は、突然のブレイクを見せている伏久だ。
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やられ役を定位置とし、歓声や栄光を避けるようにして生きてきた過去。
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だが、南城ざくろの言葉に応えたい-僅かに生まれた勝利への渇望が、彼女をブレイクに導いた。
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南城に味方し8人タッグで先輩組を撃破すると、準決勝では「2年に1度しか出せない」本気を出し、
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その南城に快勝。あれよあれよという間に、決勝にまで駒を進めた。
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凶獣若手ナンバーワン、ヤンドラ杯と夢が広がる現状でも、彼女に野心や気負いはない。
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この期に及んでも「勝ってもリーダーにならない」と宣言するなど後ろ向きな姿勢を見せているが、
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それはいつものこと。
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むしろ、「勝っても」という仮定をするようになったところに、心境の変化を見いだすべきであろう。
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菊池らからの圧力あってのこととはいえ、すでに戦う肚は決まった様子。
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準決勝で見せた真の実力を発揮できるならば、栄誉は自ずと手中に収まる。
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対する冬崎も、これまで出番を与えられなかった鬱憤を晴らすかのような快進撃。
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参加8人中1番の新人でありながら、先輩方を蹴散らし決勝までのし上がってきた。
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来日時の評判が嘘でなかったことを証明してみせた。
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幼さの残るその容姿からは想像もつかない、軍隊格闘仕込みの高等技術。
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電光石火の打撃と関節技には、一見の価値がある。
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両親はすでに亡く、生まれ故郷のロシアを後に単身来日し、退路のない彼女。
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日本で戦い実績を残していく他に、道はない。
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ヤンドラ杯出場資格のまだない今、唯一手の届くこのタイトルは、ぜひとも確保したいところだ。
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予想外の相手に戸惑いつつも、全力を尽くして勝つことを誓う。
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実力比較の難しいこの試合、 勝敗は、伏久の出来にかかっている。
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我々のよく知る「いつも通りの伏久」ならば、おそらく冬崎が圧倒して終わる。
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だが、伏久が、「2年に1度しか出せない」という本気をもう一度見せることができるのならば…
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その時には、伏久の方が冬崎を圧倒しても不思議ではない。
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いずれにせよ、この試合の後には、新しい世界が広がる。
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凶獣の未来が決まる瞬間を、じっくりと見守りたい。
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【第2戦 一ノ瀬栞、ホワイトフェイス組 vs ロイド・ガッシュ、友野なるみ組 見どころ】
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東女興行ファイナルは、友野のシングル王座挑戦に伴い延期となっていた、タッグ準決勝。
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人気を集めるのは、準々決勝で大きな驚きを残した一ノ瀬組の方か。
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久々の最前線登場となった一ノ瀬だったが、その動きに錆び付きなど全くなかった。
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リングを独壇場にし、声援を一身に集めながら、新鋭のあかり・マジョラム吉井組を圧倒。
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かつて東女を照らした太陽は、まだまだ沈まない-往時のままの実力で、不安を一蹴してみせた。
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王者挑戦への野心をちらつかせるなど、心まで若返った感のある彼女。
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後輩の指導役を兼ねる身として、伸び盛りの若手との一戦は、この上ない楽しみであるはずだ。
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もう一つ、ファンを驚かせたのが、ホワイトフェイスの変貌ぶり。
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タッグでの彼女、本気を出した彼女は、普段の道化師とは全くの別人だった。
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一ノ瀬の指示に従った的確なサポート、巧妙なインサイドワークで魔女達を攪乱するその動きは、
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まぎれもなく一流レスラーのそれであった。
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今回、一ノ瀬からは友野を抑えよとの指示が出ているが、どこまで役割を果たせるか。
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正規軍最後の砦としても、負けられない二人。盤石の構えで凶獣を迎え撃つ。
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対する凶獣若手コンビは、大本命「ウララナ」を撃破してこの舞台を迎える。
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先のシングル王座戦で惨敗を喫したライジングサン・友野だが、
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それでも、新世代の中核を担う存在であることに変わりはない。
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チャンスさえ得られない時期を長く過ごした彼女ならば、
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もう一つの大チャンスを前に、いつまでも下を向いてはいられないのは分かっているはず。
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シングル挑戦権のかかるパートナーのためにも、気合いを入れ直してレジェンドに挑む。
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そして、この一戦にもっとも熱意を見せているのが、ロイド・ガッシュ。
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後輩・友野を元気づけるための一戦。凶獣に勢いを取り戻すための一戦。
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そして-自らのシングル挑戦権を引き寄せるための一戦。
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友野の敗北を受け、彼女にとってのこの試合の位置づけは大きく変わった。
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試合前インタビューでは、冷酷な戦闘機械のキャラクターを捨て、熱く戦うことを宣言。
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凶獣の名脇役として活躍してきた彼女だが、この試合では別の顔を見せてくれそうだ。
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沈まない夕日・一ノ瀬と昇りゆく朝日・友野の邂逅、ホワイトフェイスとガッシュの名脇役対決-
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そんなマッチアップが予想されていたこの試合だが、
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直前のインタビューからは、全く違う展開になる可能性も見えてきた。
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情熱をむき出しにするガッシュと、その情熱に目を留めた一ノ瀬。
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惨敗からの巻き返し・鬱憤晴らしを狙う友野と、それを受け止めるホワイトフェイス。
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考えられる全ての顔合わせに楽しみがあり、試合展開への期待は尽きない。
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勢いに勝る一ノ瀬組が優勢とみるが、乱戦となれば凶獣側にも勝機はありそうだ。
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【第3戦 小早川ぽひ vs 岡部いんこ 見どころ】
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東女・ヤングドラゴン杯に設けられたFWWW推薦枠「1」を争う一戦。
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勝てば、本戦直行のプラチナチケットが手に入る。
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切符獲得に挑むのは、ナイトメア、レジスタンス両軍の誇る若手ホープだ。