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3 | 届かないんだ | 巨大な思索に | 図書館で | 疑う | 意識を | その瞬間 | 空しくないか | 詩1 | ||
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6 | 勝手に噴きでてくる | 存在が | 一瞬の閃き | 空辣な | 語りつづける | 境界は | あやうい | 詩2 | ||
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9 | 改造された | 夜に | 心のどこかで | 指摘された気がして | スマホの画面を | 夕方には | ほんの一瞬のひかり | 詩3 | ||
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12 | くるくると回っている | 人生で追いかけるべきものが | その場しのぎ | 自分のなかの | いつだってあいまいなんだ | 芸術なんて | 遥か遠い | 詩4 | ||
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15 | かすかにひびいた | ふたりに | しずかな空間のなかで | 乱すこともなく | 純粋な風景を | 夜九時 | 友情ってなんなんだ | 詩5 | ||
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18 | はぐれていく | 意味不明のことばが | 肉体なのだ | 見慣れた | ただことばに没頭する | ゴミくずからダイヤモンドまで | 重たい | 詩6 | ||
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21 | うたれていた | 海に | 午後の授業で | 全消し | 後ろめたさを | 真夜なかでも早朝でも | 焦る | 詩7 | ||
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24 | 大きくなって戻ってくる | 人類が | 情緒不安定 | 凝り固まった | わからなかった | 書きつけた断片は | 蘇った | 詩8 | ||
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27 | 感動していた | 海に | 心のどこかで | スケッチする | 意識を | 夕方には | 瞳がキラキラしてさ | 詩9 | ||
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30 | キラキラしていた | ある種の秘密が | しゅわしゅわの泡 | ちょっとした | エネルギッシュだ | 人間は | あやうい | 詩10 | ||
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33 | かすかにひびいた | 夜に | 心のどこかで | 持て余していた | 巨大な情動を | 冬が深まって雪がふった | すごく辛い | 詩11 | ||
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36 | 気持ちよかった | 意味不明のことばが | 半信半疑だ | 決意の | 距離が近い | 意識のいっさいは | きたない | 詩12 | ||
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39 | 突き動かされる | ふたりに | 図書館で | じっと待っていた | かたまりみたいなものを | 景色が終わっちゃったあと | なにも実を結ばなくてもいい | 詩13 | ||
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42 | 新鮮にぎょっとする | 皮膚が | 源流みたいなうねり | 決意の | 引っかからない | ドラマなんて | 重たい | 詩14 | ||
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45 | 突き飛ばされた | 身体に | リビングで | 撫でた | 沈鬱を | 冬が深まって雪がふった | 親しみのある声 | 詩15 | ||
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48 | さらさらひかっているよう | 痕跡が | 夏の公園の匂い | コチコチの | へこんでる | 詩なんて | ちょっとダサい | 詩16 | ||
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51 | とどまっていた | 夜に | 職員室で | 全開にした | そのものの体温を | 真夜なかでも早朝でも | 怒ってはないよ | 詩17 | ||
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54 | 涙をこぼしていた | ある種の秘密が | ちょっとした裏切りだ | きわめて狭い世界の | 浮くことはない | ことばって | 重たい | 詩18 | ||
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57 | ドキドキを感じている | まったくべつの部分に | 心のどこかで | スケッチする | からだを | 時刻は十二時に近づき | 衝撃 | 詩19 | ||
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60 | 並ぶ | 人類が | 源流みたいなうねり | ちょっとした | みんな違ってみんな卑しい | ことばって | さむざむしい | 詩20 | ||
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