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冒頭
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「老後2千万円問題」という言葉を、あなたは知っていますか。29
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これは2019年に金融庁が「老後の生活には、およそ2千万円が必要」と試算を発表したことに端を発します。51
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この試算に疑問や批判が集まり「ローゼン閣下」こと麻生太郎副総理が32麻生太郎氏と漫画「ローゼンメイデン」の画像使用をお願いします。
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金融担当大臣を兼任していたことも含めて、テレビで連日取り上げられ、33
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その影響はネット界隈にも拡大していきました。22
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たしかに2千万円という金額を見ると「数字を盛ったのでは?」と思えてしまいます。39
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実際に試算の内訳をみると、首を傾げざるを得ない部分が多々あります。33
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そこで今回は最新データを元に、60歳までにいくら貯めれば老後の生活を安心して送れるのかを、45
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独自に試算してみました。12
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そして調べた結果、だいたい必要になる貯金額と、それよりも大切なものが見えてきました。42
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健康で安心した老後を送りたい、そう考えている方は24
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ぜひこの動画を最後までチェックして参考にしてください。27
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①老後の期間
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まずは、老後の生活がどのようなものか確認しましょう。26
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老後とは一般的に年金がもらえる65歳からの人生を指します。29
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そして、現在日本人の平均寿命は男性が81.47歳。女性が87.57歳です。37
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寿命は個人差も大きいので、男女とも90歳まで生きると仮定しましょう。34
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65歳から90歳まで生きるとすると、老後の人生は約25年になります。34
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あらためて考えて、これはけっこう長い期間です。23
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一口に25年と言っても、その時に生まれた子供は25歳の立派な青年になります。38
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すると順当にいけば大学を卒業して、社会人になっているでしょう。31
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もしかしたら結婚して子供がいるかもしれません。23
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ちなみにワンピースは、103巻まで発売されました。25ワンピース103巻の表紙をお願いします。
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25年とは、それほどに長い期間なのです。20
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銀魂の第16訓ではありませんが、なかなかに怖い話です。27アニメ16話のサブタイトルの使用がイメージです。
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その長い期間を年金と貯金だけで生活していくとなれば、2千万円という数字もデタラメではないと思えますね。51
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②60歳までに安心できる貯金額
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では、60歳までいくら貯金できたら安心できるのでしょうか。29
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結論から言いましょう。11
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夫婦二人世帯で1500万円あれば90歳まで安心できる貯金額と考えられます。37
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では、なぜこの金額が導き出されたかを詳しく解説していきます。30
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③平均的な夫婦の収入と支出
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60代におけるひと月の収入と支出は、総務省の家計調査年報(2022年)を参考にしています。45
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この調査によると、二人世帯の可処分所得は214,426円で、消費支出は236,696円です。46
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計算すると、毎月22,270円の赤字を出すことになります。この分を貯金を切り崩すことで補います。48
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これを元に12ヶ月と25年をかけて計算すると、必要な貯金額は約660万円になります。42
42
ただし、これは普段の生活のみの計算です。20
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さらに特別な支出を想定していきます。18
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大きな支出として、自宅の修繕や車の買い替え、そして病気や入院がどこかで入ってくることでしょう。47
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また生活していく中で、ちょっと支出が多くなる月も当然出てきます。32
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それら不確定要素を含めても、安心できる金額としてプラス900万円となるでしょう。40
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毎月の赤字分と特別な支出、それを合わせて1500万円と計算しました。34
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異論がある方も多いと思いますが、あくまでこれは平均の値を元に計算した数字です。39
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老後の生活は個人差も大きいため、簡単に想定ができないという性質があります。37
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しかし、1500万円を一つの目安として考えれば、60歳以降の生活に対して様々な視点を持つことができます。52
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④1500万円を貯めるコツ
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目標の金額がわかりましたが、では、どうやってこの額を貯金していくのか。35
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ここからはその方法を解説してきます。18
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ここで重要なポイントが「時間」です。18
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次から細かく見ていきましょう。15
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④-1早いうちから貯金を始めて支出の少ない生活をする
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まずは生活を見直して、おおまかでも良いので収入と支出のバランスを知りましょう。39
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そして、できるだけ早く貯金をする習慣を身につけるのです。28
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1500万円という金額は、貯めるのは容易な額ではありません。30
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しかし、たとえ月に3万円を貯金に回したとしても、1年で36万円。それを20年続ければ、720万円になります。54
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どうです? 目標に届いてませんが、背中が見えてきた気がしませんか?33
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修行を終えた2年後のゾロもこんな気持だったのかもしれません。30
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もし月に5万円を貯金に回すことができれば、同じ計算で1200万円になります。38
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目標の1500万円にかなり近づけたことがわかります。26
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また、生活を見直して貯金を早くから始めることは、別のメリットもあります。36
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まず貯金を意識することで、自ずと支出を減らすことができます。30
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これまでは何も考えずにお金を払っていた物でも、23
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貯金を意識すると、ふと考えるようになります。22
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これは本当に必要な物なのか。これを今する必要があるのか。28
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と一旦思考する癖がつくはずです。16
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もちろん、必要だと判断してお金を払うこともあります。26
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それでも、これまでと比べて格段にお金を払うことが減っていくはずです。34
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このように、お金を使うことを一旦立ち止まって考える習慣は、老後の生活にも役立ちます。42
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特に老後の生活は、収入が限られてくるので、これまで以上に何にお金を使うかかが重要になってきます。48
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若いうちから考える習慣を身につければ、無理せず大切なモノにお金を使えるようになるはずです。45
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それは老後生活へのリスクを減らすことにも直結します。26
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ほかにも、貯金を早く始めるのは意外な利点があります。26
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よく「貯金が趣味」という人の話を聞いたことがありませんか?29
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そうです。貯金を始めて通帳の数字が上がっていくのを見るのは楽しいものなのです。39
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それも趣味として成立するほどに楽しいといいます。24
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この動画を見ている方にも、趣味が生きがいという方も多いでしょう。32
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漫画が好きで、何作品も続きを追っている。20
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ワンピースとハンターハンターが終わるまでは絶対に死ねない!29ワンピースとハンターハンターの表紙がイメージです。
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アニメが好きで、毎クール作品をチェックしている。24
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ゲームが大好きで、期待の新作があれば発売日に購入して徹夜でプレイする。35
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他にも、キャンプやバイクといったお金のかかる趣味にハマっている方もいるでしょう。40
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しかし、悲しいことに人間歳を重ねてくると、若い頃と同じように趣味が楽しめなくなります。43
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ならば楽しめる新しい趣味を、と考えても、なんだか面倒で続かない人も多いでしょう。40
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その点、貯金は大した労力を割くことなく楽しめて、将来の不安解消にもなります。38
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まさに今から始めるのにピッタリの趣味といえるでしょう。27
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大変な毎日を生きる現代人にとって、趣味は生活に潤いを与えてくれる大切なものです。40
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そんな大切な趣味を増やす意味でも、貯金を早く始めることは大きなメリットになります。41
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④-2投資を始めて資産を増やす
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貯金を始めてある程度まとまった額になったら、投資を始めましょう。32
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ご存じの方も多いと思いますが、日本の預金金利は0.2〜0.3%程度と非常に低くなっています。46
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もはや銀行に預けることで貯金を増やすというのは、現実的とは言えません。35
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そこで、自分の貯金(資産)を増やすためにも投資を始めましょう。31