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(文責 奥村@宇宙科学研究所、oxon@mac.com)
このシートでは、放射線量の入力者向けの説明を行います。初めて参加される方は、ご一読下さい。また更新すると思いますので、たまにこのシートに戻って来て下さい。

1. Google Spreadsheets について
Google Spreadsheets は、一言で言えば Excel みたいなものです。Google が無料で提供し、ネット上での共同編集や閲覧を可能にします。今回のように、世界中の離れた場所に住む人々が共同でデータ入力を行う上で、恐らく最も有効であろうと考え、Google Spreadsheets を採用しました。編集作業をするためには、編集権限が必要です。参加ご希望の方は、oxon@mac.com か、周りで編集されている方にお問い合わせ下さい。

2. 共同編集者に求められる能力
・地震、津波、原発の被災者を思いやり、日本を何とかしてやろうという強い意志 (必須)
・Microsoft Excel、Numbers (Apple)、OpenOffice Calc など、いわゆる表計算ソフトを使ったことがあること (必須)
・各自のパソコンで、Google Spreadsheets にアクセス可能であること (必須)
・PDF ファイルもしくは、Excel ファイルを開けること (必須)
・そこそこ早いパソコンを有していること (行数が膨大になったとき、遅いパソコンに合わせてフォーマットを変更したくないため) (望ましい)
・入力した値に明らかな誤りがないか、有志の作成するグラフから判断できる能力 (望ましい)

3. 入力の方針
・基本的には、行政機関の公表するデータをコピー&ペースト (コピペ) するだけにする。これは、作業者の負担を極力減らすことと、入力ミスを防ぐため。
・明らかに行政機関の入力ミスと思われるものは、入力側で修正する。過去に発見されたものは、例えば数字のゼロが平仮名の「お」になっていたり。
・判断が難しい場合は、奥村まで連絡して下さい。
・公開されているデータフォーマットと、なるべく見た目が似ている形で入力すること。入力ミスを防ぐこと、後から見直しするときに楽であるためです。
・日付だけは、2011/03/19 の形式で入力する。
・他の値は基本的にコピペ。「午前」のように日本語が混じっていても、そのままにする。
・全角英数、全角記号が混じっている場合は、半角英数と半角記号に変換して入力する。これは、作図側の処理を楽にするため。例えば「1」は「1」に、「/」は「/」にする。
・入力するセルの数値の形式は、「プレインテキスト (plain text)」にすること。Spreadsheets 側で時間を勝手に修正したり、有効数字を変更したりするのを防ぐためです。

4. 問題点など
・ここに入力しているデータ形式が、必ずしも全ての人の目的に適うとは限りません。もしご意見、ご助言ございましたらご連絡下さい。
・作図側はある程度自動化し始めましたが、入力は完全に手動です。各機関の公開しているデータ形式がバラバラなためです。
・現状、気がついた人が最新データを入力するという体制です。入力する有志もそればっかりやっているわけではないため、ある程度の人数が揃う体制が必要と思います。
・Mac で Preview.app を使って PDF を開く場合、コピペしたときに項目の順序が左から右へ、上から下へと並ばないときがあります。Adobe Reader を使ってコピーするほうが作業しやすいでしょう。
・Acrobat や Adobe Reader で東京電力の PDF を開くと、コピーが出来なくなっています。回避方法は奥村までお問い合わせ下さい。

5. データのダウンロードについて
・手動で落とす場合は、spreadsheets のメニューから辿れます。
・私は Python 経由で CSV を自動的に落として作図しています。サンプルの Python スクリプトが必要な方はこちらをご覧下さい。 https://sites.google.com/site/radmonitor311/dirtop/shared_data