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1 | Schedule / 講演時間 | Name / 教員名 | Position / 職名 | Research field / 研究分野 | Presentation title / 講演タイトル | Research statement / 研究内容 | Attend the meeting in the afternoon? / 午後の面談へ参加しますか? | Comments | |||||||||||||||||||
2 | 9:30 | 野村英子 | 教授 | 惑星系形成 | 惑星系形成領域における物質進化:惑星系における水と有機分子の起源 | 惑星形成の母胎である原始惑星系円盤の物理・化学構造に関する研究に主に取り組んでいます。すばる望遠鏡や大型電波干渉計アルマなどにより、近年急速に進展している原始惑星系円盤の赤外線・電波観測と円盤内のガス・ダスト進化、化学反応、輻射輸送計算を駆使した詳細モデルにもとづき、円盤内の惑星系形成過程および太陽系内外の惑星系における水や有機分子などの物質起源解明を目指しています。 | No | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
3 | 9:40 | 小久保英一郎 | 教授 | 惑星系形成 | 惑星系をねらえ! | 惑星系は原始惑星系円盤とよばれる恒星周りのガスと塵からなる円盤から形成されると考えられています。基本的な形成シナリオは、塵からの微惑星の形成、微惑星から原始惑星の形成、原始惑星からの惑星の形成、と進みます。この過程は構造形成の過程で、様々な物理が複雑に絡み合う現象です。この惑星系形成過程の素過程を多体シミュレーションや流体シミュレーション を駆使して明らかにし、素過程を積み上げることによって惑星系形成過程を理論的に描き出すのが目標です。そして、太陽系の起源に限らず、近年多数発見されている太陽系とは構造が異 なる太陽系外惑星系の起源も説明することができる一般的な惑星系形成理論の 構築を目指します。また、惑星と同時に形成される小惑星や彗星、さらに衛星や環などの形成過程を明らかにすることにも取り組みます。 | No | 学生は東大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
4 | 9:50 | 生駒大洋 | 教授 | 系外惑星、惑星形成・進化 | 太陽系外惑星 | 太陽系の外に、すでに数千もの惑星が発見されています。しかし、それらの中に、我々の太陽系と同じ特徴を持つものは一つも見つかっていません。銀河系において、惑星および惑星系はどれくらい多様なのでしょうか。我々の住む地球はありふれた惑星か、それとも特殊な惑星なのでしょうか。理論モデリングおよび観測を通じて、そうした惑星と惑星系の起源や構造、多様性を解明することを目指した研究を進めています。 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
5 | 10:00 | 片岡章雅 | 助教 | 惑星形成 | ダスト数値計算とALMA観測から探る惑星形成 | 我々の住む地球や太陽系外惑星の形成には不明な点が多い。惑星は、宇宙に存在するミクロンサイズの固体物質が、原始惑星系円盤と呼ばれるガス円盤の内部で付着成長し、数千キロメートルサイズの天体へと成長することで形成されると考えられている。この固体の合体成長の過程を、アルマ望遠鏡を用いた観測や、ダスト多体数値計算を用いて明らかにする研究を行っている。 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
6 | 10:10 | 岩崎一成 | 助教 | 星間媒質、星形成 | 数値流体シミュレーションで探る星間媒質から星への進化過程 | 銀河系は、絶対温度10度の極低温ガスから百万度以上の極高温ガスまで、様々な状態のガス(星間物質)で満たされています。星が生まれるのは、極低温のガスで分子雲と呼ばれます。ガスはそれぞれの状態に永久にとどまるのではなく、銀河系の進化の中で互いに移り変わっていきます。私は特に星間物質おいて分子雲がどのように作られ、その中でどのように星が生まれるのか、という問題を、ガスの放射冷却・加熱や化学反応そして自己重力や磁場などの様々な過程を取り入れた高度な数値流体シミュレーションをつかって調べています。 | Yes (Zoom only) | 学生は総研大から受け入れ。本務は天文シミュレーションプロジェクト。科学研究部併任。 | |||||||||||||||||||
7 | 10:20 | 中村文隆 | 准教授 | star formation | eQ受信機、ALMA観測と数値シミュレーションを駆使した星の形成メカニズム | 太陽のような恒星やその集団である星団が星間ガス雲から生まれる過程を数値シミュレーションと電波観測により調べています。最近は太陽の10倍程度の質量を持つ大質量星の形成に注目しています。数値シミュレーションでは乱流状態にある星間ガス雲のMHD流体シミュレーションを用い、観測では野辺山45m単一鏡やALMA干渉計データの解析を行っています。特に昨年、野辺山45mに新しい受信機を搭載しました。この受信機は、円偏波観測から星間雲の磁場強度をゼーマン観測により測定するために開発されたものです。通常の電波観測(星間雲のマッピング観測、high-z銀河からの分子輝線検出など)にも使用可能です。この受信機による観測も含め、ALMA観測、数値シミュレーションで星形成研究を推進しています。 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は東大から受け入れ | |||||||||||||||||||
8 | 10:30 | Doris Arzoumanian | Project assistant professor, NAOJ fellow | Interstellar medium and star formation | Fragmentation of star-forming filaments: Relative role of turbulence, magnetic field, and gravity | Understanding how stars form is one of the most important and wide research topics in astrophysics. Low mass stars, like our Sun, may host planets where life could emerge, and the most massive stars govern the physics and chemical enrichment of the interstellar medium of galaxies, yet the physics of the early stages of star formation is still largely unknown. There is growing evidence of the key role of molecular filaments in star formation, however, the details of the filament fragmentation are not well constrained observationally nor well explained theoretically. The goal of the proposed projects is to analyse observations from state-of-the-art international telescopes (ALMA, JCMT, IRAM-30m, APEX) to unveil the detailed properties of star-forming filaments. The observational results will be compared to theoretical models and numerical simulations to infer the role of turbulence, magnetic field, and gravity, in the physics at play in the filamentary systems leading to fragmentation and formation of stars. See here for more details: https://www.dropbox.com/s/q4rd4uu05rnadhf/Project.pdf?dl=0 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
9 | 10:55 | 冨永望 | 教授 | 超新星爆発、時間軸天文学、マルチメッセンジャー天文学 | マルチメッセンジャー天文学と元素の起源 | 超新星爆発、特に大質量星が一生の最期に起こす重力崩壊型超新星爆発、や関連するガンマ線バースト、高速電波バースト、重力波天体、初代星、元素の起源に関する研究を行っています。輻射流体計算や元素合成計算などの数値シミュレーションを用いる理論的研究と様々な口径の望遠鏡による撮像・分光観測を用いる観測的研究を組み合わせて、 超新星爆発、ガンマ線バースト、高速電波バースト、重力波天体などの突発天体の起源を明らかにすること 宇宙における多様な元素の起源や宇宙の化学進化、さらには初代星の素性を明らかにすること 突発天体を用いた遠方宇宙研究を開拓すること を目標として研究を進めています。 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
10 | 11:05 | Maria Dainotti | Assistant Professor | Gamma Ray Bursts and machine learning | Gamma_Ray Bursts as theoretical model discriminators and as cosmological tool | Establish a new classification method to identify various types of gamma-ray bursts (GRBs) based on whether they obey the GRB fundamental plane correlation investigated in multi-wavelengths by leveraging on observations by the Subaru Telescope and ALMA. Using this correlation as a discriminator among the most plausible theoretical models, constrain the central engine of GRBs. Investigate whether the GRB rate follows the star formation rate and to use GRB correlations to estimate cosmological parameters. Meanwhile, with machine learning approaches, establish a new method to estimate the redshift of GRBs and AGNs to increase the sample size for cosmological purposes. | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
11 | 11:15 | 守屋尭 | 助教 | 超新星爆発 | 超新星爆発の多様性と恒星進化 | 大質量星の起こす超新星爆発を主に理論的な方法で研究している。近年大規模な突発天体サーベイが多く行われるようになり、10年前には想像もされていなかったような不可思議な超新星爆発が多く見つかっている。どのような星がどのような恒星進化を経ることで新たに見つかり始めた超新星爆発となりうるのかを明らかにし、現在知られていない超新星爆発に至る恒星進化の多様性を明らかにしている。 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
12 | 11:25 | 滝脇知也 | 准教授 | 超新星爆発、マルチメッセンジャー天文学 | 超新星爆発のシミュレーションとニュートリノ、重力波シグナル | 超新星爆発という大質量星が最期に起こす爆発を流体シミュレーションを用いて研究しています。爆発の基本的なメカニズムは以下のようなものです。まず星の中心部が重力崩壊することで中性子星ができます。その中性子星が高エネルギーのニュートリノを放射します。そのニュートリノが星の外層を加熱し、星を爆発させます。シミュレーションではニュートリノ輻射輸送やMHDを一般相対性理論の枠組みで取り扱うなど、高度な技術が使われています。星の内部は光では見れないのでニュートリノと重力波のシグナルを観測と比較して爆発メカニズムを明らかにしようとしています。シミュレーション技術やニュートリノ、重力波に興味がある方は、一緒に研究してみませんか? | Yes | 学生は総研大から受け入れ | |||||||||||||||||||
13 | 11:35 | 町田真美 | 准教授 | 磁気流体プラズマ | ブラックホール天体の活動性 | スーパーコンピュータを用いて、宇宙ジェットやフレアなどブラックホール天体の高エネルギー現象の研究を行っています。これらの高エネルギー現象は、ブラックホールの重力エネルギーが駆動力になっています。重力エネルギーの解放には、大まかに回転するブラックホールから直接エネルギーを引き抜く場合(光速に近いジェットの起源)と、ブラックホールに落下するガス(降着円盤)の位置エネルギーを解放する方法があります。私は特に、降着円盤の物理、特に磁気プラズマの性質を調べています。この他、数値計算から得られる物理量分布と観測結果を直接比較するための擬似観測、比較するための実際の観測など総合的に研究しています。 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ | |||||||||||||||||||
14 | 11:45 | 大内正己 | 教授 | 銀河天文学、観測的宇宙論 | 大望遠鏡で探る宇宙の歴史 | 大型望遠鏡を使い、銀河や超大質量ブラックホールの形成過程をはじめとする宇宙の歴史(特に初期の宇宙)を研究しています。すばる望遠鏡などの光赤外線観測を主軸に据えながら、ALMA望遠鏡を含めて使用する装置・望遠鏡は多岐に渡り、波長によらない観測研究を展開しています。以下は、主な研究トピックと使用する観測装置です。 1. 宇宙初期の銀河および超大質量ブラックホール (ハッブル宇宙望遠鏡、ALMA望遠鏡、スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡など) 2. 宇宙大規模構造の進化と宇宙再電離 (すばる望遠鏡、ホビーエバリー望遠鏡暗黒エネルギー探査HETDEX、MWA電波望遠鏡など) 3. 近傍宇宙における初期銀河の探索 (すばる望遠鏡、ケック望遠鏡、SDSS探査、チャンドラX線望遠鏡など) この中で、教師あり・教師なし機械学習をはじめとしたAI技術を用いた新しい研究も展開しています。(例えば3.では、機械学習によってすばる望遠鏡で検出された約100万個の天体の中から1個の初期銀河候補天体を見つけ出すなど。)また、解析的な宇宙論モデルの計算やコンピューター・シミュレーションの結果を観測結果と比較して、観測事実の背景にある物理メカニズムに迫っています。 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
15 | 11:55 | 原田ななせ | 助教 | 近傍銀河、星間物質 | ALMA望遠鏡で探る銀河の性質 | 銀河の中には我々が住む天の川銀河に比べて非常に激しい活動性を示すものがあります。例えば頻繁に星が作られている銀河や銀河中心の超巨大ブラックホールにガスが降着し高い光度を持つものです。こうした活動性の高い銀河の中心には星形成の原料、もしくはブラックホールの餌となるガスが主に分子の形で存在します。そういった分子ガスの性質を銀河の活動性と関連付けて調べる研究を、アルマ望遠鏡などの多数の分子輝線の観測的研究と化学組成のモデルの理論的研究を組み合わせて行なっています。 | Yes (Hybrid if the situation allows) | 学生は総研大から受け入れ | |||||||||||||||||||
16 | 12:05 | 浜名崇 | 助教 | 観測的宇宙論 | 国立天文台における宇宙論研究 | 宇宙誕生の起源と考えられているインフレーションの詳細や、宇宙構造形成において主要な役割をはたす暗黒物質、現在の加速膨張を引き起こしているダークエネルギーの正体を解明することは現在の宇宙物理の重要課題です。これら問題に対し、理論計算や国立天文台の大型計算機を用いた数値シミュレーション、すばる望遠鏡などによる観測データでもって理論と観測の両面から取り組んでいます。 | Yes (Zoom only) | 学生は総研大から受け入れ。 | |||||||||||||||||||
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