1
略称読み方(発音)日本語(単語)①定義(あいまいさ回避)②用途(使用方法の解説)③補足(例文、使用例など)
2
Actions on Contact接敵対応接敵時の対応。特に事前に決められた対応方法や接敵対応訓練の内容のことをいう。
3
After Action ReportAARアフターアクションリポート・レビュー事後検討会作戦 / その他
4
Air movementエアームーブメント空中移動部隊・人員・装備品・補給品の空輸による移動、空中降(投)下・着陸送達を含む戦術及び管理移動
5
All Terrain VehicleATVオールテレインヴィエクル全地形対応車不整地を含む様々な地形を進むことのできる原動機付きの車両。米国規格協会(ANSI)の定義によると、全幅50インチ以下、重量600ポンド以下で、低圧タイヤを装着し、跨座式シートと棒形ハンドルで操縦される車両とされている。日本ではバギーとも称されている。装備 / 車両
6
All-Round DefenceARD全周警戒主に小休止の際に360度全周の索敵を行うこと。特別な指示がない限り3-5分ほど継続する。
7
Alternate Supply RouteASR代替補給線主要連絡線が何らかの理由で使用できなくなった際に採用する予備の連絡線。主要連絡線が使用できなくなった場合にのみ小隊長の許可を以って使用する。MSRとASRを同時に使用することは意思疎通や作戦維持の理由からやってはいけない。
8
Alternating Bounding Overwatchオルタネィティングバウンディングオーバーウォッチ交代型交互前進?2つに分けた部隊を交互それぞれの前方に出るように交互前進してゆくこと。半歩型交互前進と比べ速度は上がるが指揮官が意図的に支持を出し操作しなければ実行は難しい。また警戒度は半歩型交互前進に劣る。
9
Ambushアンブッシュ伏撃自軍が選んだ戦場において、待ち伏せによって敵を撃破する戦術的行動である。
10
Ammo BearerABアモ・ベアラー断薬補充手
11
Ammo Casualty Equipment ReportACEアモカジュアリティイクイプメントリポート、エースリポートエース報告Ammo Cacualty Equipmentの略。残弾数、死傷数、特筆すべき装備の数を報告する。報告の例:隊員「弾倉ろく、負傷なし、対戦車ふたつ」、班長「マガジンにじゅう、ベルトろくひゃく発、対戦車火器ひとつ、負傷、異常ともになし」等作戦 / 状況
12
Amphibious Assault VehicleAAV水陸両用強襲車輌地上だけでなく、水上を浮上航行する能力を持つ強襲車両。AAVP7、BRDM他装備 / 車両
13
Angle of Fire/Angle of LayAOF/AOL
14
Anti Air ArtilleryAAAトリプルエー対空砲航空機等の空中目標を撃破するための砲のこと。ZU23-2等装備 / 重火器
15
anti material rifleアンチマテリアルライフル対物ライフルかつての対戦車ライフルに相当する大型の銃である、「anti-materiel-rifle」からそのまま「アンチマテリアルライフル」とも呼ばれることがある。主に狙撃に使われる。装備 / 小火器
16
Anti Tank Guided MissileATGM対戦車誘導弾戦車を攻撃するために用いられるミサイルである。対戦車誘導ミサイル(英: anti-tank guided missile、ATGM)、または、対戦車誘導兵器(英: anti-tank guided weapon、ATGW)とも呼ばれる。装備 / 小火器
17
Anti-personnel mineAP mineアンチパーソネルマイン対人地雷地上または地中に設置され、人や車両の接近や接触によって爆発して危害を加える兵器。装備 / 爆薬
18
Anti-TankATアンチタンク対戦車対戦車兵器全般を指す。装備 / 小火器
19
Anti-Tank-Mineアンチタンクマイン対戦車地雷地上または地中に設置され、人や車両の接近や接触によって爆発して危害を加える兵器。装備 / 小火器
20
Area Fireエリアファイア面射撃敵の居場所は分かるものの敵が隠蔽の裏などに隠れており姿が見えない場合に敵がいる可能性のあるエリア全体に対して射撃を行うこと。
21
Area of OperationAOエリアオブオペレーション作戦地域作戦 / 計画
22
Areas of ResponsibilityAORエリアズオブリスポンシビリティ責任担当エリア
23
Armed Personnel CarrierAPCアーマードパーソナルキャリアー装甲兵員輸送車車内に人員を乗せて走行する軍用車両。類似する歩兵戦闘車 (IFV) が積極的な戦闘参加を想定している事に対し、装甲兵員輸送車 (APC) はあくまで輸送が主任務である。歩兵を載せることが多いため装甲兵員輸送車と訳されるが、文民を乗せることもあることや原語のPersonnelから、装甲人員輸送車と訳されることもある。装備 / 車両
24
Armor PiercingAPアーマーピアシング徹甲弾装甲に穴をあけるために設計された砲弾である。弾体の硬度と質量を大きくして装甲を貫くタイプ主として航空機関砲や艦砲・戦車砲で用いられる。装備 / 弾薬
25
Armor Piercing Fin Stabilized Discarding SabotAPFSDSアーマーピアシングフィンスタビライズドディカーディングサボット装弾筒付翼安定徹甲弾装甲に穴をあけるために設計された砲弾である。弾体を軽くして速度を高めて運動エネルギーで貫くタイプ主として航空機関砲や艦砲・戦車砲で用いられる。装備 / 弾薬
26
Armored Carアーマードカー装甲車装甲を備える自動車である。一般に装輪車両のみを指し装軌車両は装甲車両(装甲戦闘車両の範疇に含めるが、日本では装軌の歩兵戦闘車や兵員輸送車を装甲車と言い換える装備 / 車両
27
Armour-Piercing IncendiaryAPIアーマーピアシンググインセンダーリィ徹甲焼夷弾装備 / 弾薬
28
Arrowhead formationアローヘッド鏃型隊形ポイントマン、フロントマンを前方に置き、その後ろに残りの隊員でWedgeを組み、鏃型にした体型。全方位に対して均等に火力を分散させることができる。英国式。Squad単位で使用。作戦 / 命令
29
ArtilleryARTYアーティラリー砲撃単に砲撃というと榴弾砲や迫撃砲による長距離攻撃を指す事が多い。砲による攻撃であり、砲と名のつく物の攻撃は全て砲撃と形容しうる。ロケット弾や地対地ミサイルは厳密には砲ではないものの、類似性から同一視されることがある。装備 / 重火器
30
Assault fireアサルトファイア突撃射撃突撃に際して、通常、腰だめ又は立姿で行う射撃
31
Assault PositionASLTアサルトポジション突撃開始点敵拠点などに最終的な接近攻撃を行うための突撃開始地点、及び最後の遮蔽物が存在する地点。このポジションを通過したかどうかでBoF部隊はLift/Shift Fireを行うかを判断する。ORVよりも先、Objより手前。略称のスペルに注意
32
Assault rifleアサルトライフル突撃銃。一般兵士が使用する銃。主には取り回しの良さ、操作のしやすさ、軽さなどに重点を置かれ設計されている。装備 / 小火器
33
Assault support fireアサルトサポートファイア突撃支援射撃突撃目標付近の敵陣地に火力を集中して敵を制圧し, 突撃部隊が突撃を発揮し, かつ, 突撃目標を奪取できるように実施する計画射撃
34
Assault Unitアサルトユニット機動部隊相手が無力状態か、混乱した状態になった機会に乗じて相手に素早く接近し、敵指揮官と部隊の、精神的バランスを崩壊させる。機動部隊は大別して「歩兵」と「騎兵(戦車)」に区分できる。「歩兵」は地域を占領確保し、維持することが出来る唯一の部隊である。「騎兵(戦車)」は、衝撃によって敵を撃破できる唯一の部隊である。しかし、地域を占領確保することは、ほとんど不可能であると認識すべきである。
35
Assistant Automatic RiflemanAAR自動小銃助手自動操縦手の予備の弾薬を携帯、着弾観測と修正、自動小銃の引継ぎなどを担当する。
36
Assistant Machine-gunnerAMG機関銃助手機関銃手の側近において機関銃への弾丸の装填、着弾観測と修正、索敵、期間中の引継ぎなどを担当する兵士。
37
Attackアタック攻撃敵に向かって機動し、選んだ戦場において敵を撃破することを目的とする戦術的行動である。一般に、防御している敵に対する攻撃(Deliberate attack)と、遭遇戦(Hasty attack)がある。
38
Attack By FireABF(制圧)攻撃射撃敵に対して指定のポジションから接近を伴わずに攻撃を行うことで、その目的は敵の制圧、排除、行動の遅延など。SBFとの違いは必ずしも別の味方部隊の援護のために行っているわけではないということ。SBFとほぼ同義。
39
Attack PointATKアタックポイント攻撃原点攻撃作戦の開始される開始地点。ASLT(Assault Position)やAttack Position、Assault Point、などと混同しないように注意が必要LC(Line of Contact)/LD(Line of Departure)やIP(Initial Point)より手前
40
Automatic fire, Rapid fireオートマチックファイア、ラピットファイア速射全自動火器において、射撃操作中は、発射が連続する射撃
41
Automatic RifleARオートマチックライフル自動小銃フルオートでの継続した火力により敵に対しての制圧射撃が出来る事に重点が置かれ設計された銃の総称。装備 / 小火器
42
Automatic RiflemanAR自動小銃手敵に対して制圧射撃を行うことによって味方が本来持つ火力より大きい火力を持っていると錯覚させる役目を持つ。米陸軍ではM249を所持し、ファイアチーム全体の40%の火力を担う。
43
Avenues of ApproachAA接近経路「接近経路」とは、目標または緊要地形にいたる経路である。戦術においては、「戦闘部隊がひとつの緊要地形からつぎの緊要地形まで戦闘機動できること」に焦点をあわせて、接近経路を考える。
44
Axis of advanceAoAアクシスオブアドバンス前進軸指揮下部隊を一定の軸線に沿う地帯を敵方に前進させる場合に示す軸線で、一連の地点を連ねるか、又は道路等を基準として示す。陸自でも使用される。
45
Back Bearingバックベアリング逆方位360度の中から表現した方位を逆向きの方位として表現した時の方位角のこと。目標物から見た方位を伝えたい時などに使う。度方位の場合、180度以下の数字であれば180を足し、180度以上であれば180を引くと逆方位が計算できる。
46
Barrage fireバレージファイア弾幕射撃徒歩部隊を主体とする敵の突撃を粉砕するため, あらかじめ精密な射撃諸元を準備し, 要求によって機を失せず射撃できるように戦闘陣地( 拠点を含む) の直前などに設ける砲迫火力の防壁を構成するための射
撃
47
Base of FireBoF制圧射撃相手が戦闘能力を十分発揮できないように混乱させ、制圧する事。敵に損害を与え, その戦闘力の発揮を妨害するための射撃。
48
Base of Fire Unitベースオブファイアユニット火力部隊相手が戦闘能力を十分発揮できないように混乱させ、制圧する部隊。
49
Battle casualty バトルカジュアルティー戦闘損耗 戦闘行動に起因する死亡、負傷、疾病、行方不明、被捕虜による人員損失。これ以外の人的損耗には非戦闘損耗、行政損耗がある
50
Battle Damage AssessmentBDAバトルダメージアセスメント戦闘効果判定一回の攻撃または戦闘においてどの程度の損害があったかを判定する報告。作戦 / 状況
51
Battle PositionBPバトルポジション戦闘配置目的を問わず、ある地点に停止して戦闘する場合の停止位置。主に機甲戦にて多用される単語だが、攻撃ヘリコプターや歩兵にも使用できる。
52
Battle rifleバトルライフル軍用小銃のうち7.62x51mm NATO弾のような大口径のフルロード弾を発射するものを指すとされる分類。作戦 / 計画
53
Bearingベアリング度方位コンパスにおける全方角を360で割った数学などでも一般的な単位。方角(Cardinal Directions)より細かく細分化されているため詳細な方角を表現するために使用する。一般的に方位と言った際にはこれを指す。装備 / 小火器
54
Bifurcateバイファケイト二股分岐Pointをつけてもいいが、略すとBPとなるので全文を書いた方が混乱しにくいと思われる。
55
Bomb Damage Assessmentボーンダメージアセスメント爆撃効果判定
56
Boundバウンド躍進ある部隊または車両が監視/援護を行なっている際に別の部隊が移動/前進すること。敵の射撃を冒して前進する場合、掩蔽部から掩蔽部に向けて各個に短く迅速に移動すること (2)躍進距離; 1回の躍進で移動できる距離 (3)平均弾着点修正
57
Bounding Overwatchバウンディングオーバーウォッチ交互前進部隊全体が2つに分かれ、常に援護できる状態の部隊を維持しながら半歩づつ前進すること。接敵の可能性が高い場合に使用する。
58
Briefingブリーフィング簡潔な指令; 要旨の説明作戦会議作戦 / 計画
59
Buddyバディ二人一組二人一組でお互いの安全を確認するためのシステム。班を分散させる時に使う。個人安全の最小単位。班を分散させる時に使う。個人安全の最小単位。役職 / 組織
60
Campキャンプ宿営/集結宿営するときは通常、全周防御(円陣)の態勢をとる。
61
Cardinal Directions方角コンパスに表記されている一番簡単な方向を表現する方法の名称。North、SouthEast、NorthNorthWest、北東、南、南南西、等。
62
CASCOPECivil Areas
Structures
Capabilities
Organizations
People
Events
63
Casualties カジュアルティーズ損耗人員人的損失数 死亡・負傷・疾病・拘留・捕虜・行方不明によって戦力とならなくなった人員
64
Casualty Collection PointCCP負傷者収集点負傷者を一箇所へ集める地点のこと。これは軍医の移動時間をなくすこと、およびヘリコプターなどでの負傷者の戦線離脱を容易にするためである。
65
CASualty REPortCASREPカジュアルティレポート死傷者報告作戦 / 状況
66
Cavalry Fighting VehicleCFVキャヴァリーファイティングヴィークル偵察戦闘車M3等装備 / 車両
67
Cease Fireシースファイア射撃停止、射撃中止作戦 / 命令
68
Chargeチャージ突撃作戦 / 命令
69
Check PointCPチェックポイント検査地点上位への報告や何らかの連携が必要となる地点、その報告内容や連携内容は作戦に依る。作戦 / 計画
70
Circular Error ProbabilityCEP半数必中界平均誤差半径とも言い、50%の確立で着弾が見込める半径。命中確立ではなく散布する見込み範囲と覚えると良い。81mm砲で射程2Kmの時CEPは75mとなる。
71
ClaymoreクレイモアM18指向性対人地雷の通称退路に仕掛けるといって味方の直近に仕掛けてはいけない装備 / 爆薬
72
Close Air SupportCASクローズエアーサポート、キャス近接航空支援火力支援目的に行われる航空作戦。作戦 / 計画
73
Close Quarters BattleCQBクローズクォーターバトル近接戦闘比較的に敵との間合いが短く、歩兵が主体となって行われる戦闘をいう。作戦 / 計画
74
close tactical air support CTASクローズタクティカルエアーサポート戦術近接航空支援近距離地上/海上目標に対する戦術航空機の攻撃、友軍地上火力との密接な調整が必要
75
Closureクロージャー移動完結輸送において、部隊が指定地点に到着する過程、先頭部隊の到着で始まり、最後尾部隊の到着で終わる、戦術研究又は指揮所演習では全部隊の人員装備の95%の移動完了状態を言う
76
coaxil machinegun fire連装行進射主砲同軸機銃での射撃(陸自)
77
Column formationカラム2列縦列隊形しばしばfile(ファイル・一列)陣形と間違えられる。file(一列)とは違い、2列である。
高速に移動したい場合、または側面からの攻撃に備える場合に用いられる。
作戦 / 命令
78
Combat Application TourniquetCATコンバット・アプリケーション・トーニケット止血帯トーニキーとも装備 / 医薬品
79
Combat Medicコンバットメディック衛生兵(英)軍隊において医療に関する業務を行う戦闘支援兵科の一種である。
その任務の特殊性と専門性及び人道上の理由から、戦時国際法上で他の兵科の軍人とは異なる各種の保護資格等が与えられている。
英国役職 / 個人
80
Combat Search And RescueCSARコンバットサーチアンドレスキュー、シーサー戦闘捜索救難作戦 / その他
81
Combat team コンバットチーム戦闘団(陸自)
82
Combat tire コンバットタイヤコンバット・タイヤ空気圧を失った後も限定距離の走行が可能な構造を持った堅牢なタイヤ
83
Combat troops コンバットトゥループス戦闘部隊(米)
84
Command and ControlC2シートゥー作戦司令室/指揮統制作戦(Operation)単位で設けられている最高司令室のこと。または作戦指令系統の構成のこと。
85
command axis コマンドアクシス司令部移動軸司令部の移動(予定)径路
86
Command Launch UnitCLUコマンド ランチ ユニットジャベリンの発射指揮装置の方 $125,000
装備 / ミサイル
87
CompanyCoカンパニー中隊軍隊の部隊編成の単位で、小隊の上、大隊の下に位置する。一般的には歩兵なら約200人、砲兵では4門か6門だが、兵科、装備、時代によって規模はさまざまである。上に大隊、下に小隊。役職 / 組織
88
Contingent zone of fire射撃準備地域主射撃地域(normal zone of fire)を補完する予備的射撃地域
89
Continuous fireコンテニューズファイア連続射撃一定の時間、連続して行う射撃
90
Convoy
コンボイ車両縦隊 同一道路上を同一指揮官の統制下で同時に整然と移動する車両群、護衛の有無は問わない

91
Corpsmanコァマン衛生兵(米海兵隊)軍隊において医療に関する業務を行う戦闘支援兵科の一種である。
その任務の特殊性と専門性及び人道上の理由から、戦時国際法上で他の兵科の軍人とは異なる各種の保護資格等が与えられている。
アメリカ海兵隊は海軍衛生大隊から派遣された衛生兵を組み込むため、Medicとは言わない役職 / 個人
92
Corse Of ActionCOAコースオブアクション計画選択肢最終目標に向けての解決の方法の単位。予測できる敵の行動のパターンについて使用する場合もある。
93
Counter assault fire
Final protective fire
カウンターアサルトファイア  ファイナルプロテクティブファイア突撃破砕射撃敵機甲部隊の突撃を破砕するために計画した対機甲突撃破砕射撃と敵徒歩部隊の突撃を破砕するため, 視界のいかんにかかわらず射撃できるように準備した機関銃, 砲迫の弾幕射撃などからなる対歩兵突撃破砕射撃がある。 陸上自衛隊では「突撃粉砕射撃」アメリカでは「最終防護射撃」という。同意義
94
counter preparation fireカウンタープレパレーションファイア攻撃準備破砕射撃防御において, 敵の攻撃開始に先立ち, 敵の組織的な攻撃準備を妨害するために行う計画射撃
95
Coverカヴァー遮蔽"Take Cover"で「遮蔽に隠れろ」作戦 / 命令
96
Covering fireカバリングファイア援護射撃敵小火器の射程内にある部隊を掩護する目的で行う射撃
97
Crew Served WeaponCSWクルーサーブドウェポン携帯重火器運用・移動に2人以上の人員が必要となる火器装備 / 重火器
98
Cross Fireクロスファイア十字砲火直射による射撃の場合同士討ちを避けるため「挟み撃ち」は出来ない。しかし敵を正面から撃つと縦射が出来ないため効率が悪い。これらジレンマの妥協策が十字砲火である。一種の包囲行動とも言える。
99
Danger Closeデンジャークローズ危険近接近接航空支援、砲兵支援射撃、艦砲支援射撃に対する射撃要求において、友軍が目標に極めて接近していることを示す用語、危険近接距離は使用兵器及び弾種で決まる作戦 / 状況
100
Debriefingデブリーフィング事情聴取作戦 / その他
101
Defenceディフェンス防御「防御」とは選んだ戦場において、敵の攻撃を破砕することを目的とする、戦術行動である。
102
Delayディレイ遅滞行動敵の前進速度を低下させる目的を持って、決戦を回避して、後退しながら敵の前進を妨害する戦術的行動である。
103
Designated marksmanDMディズィグネィティドマークスマン選抜射手マークスマンとも呼ばれ、米陸軍の歩兵小隊に属し、主として800メートル以内の標的に対してより正確な射撃をするために訓練された歩兵のことを指す。正確な射撃だけではなく素早く攻撃を加えることが求められ、一般の歩兵と狙撃手の中間の存在といえる。狙撃手・スナイパーとの違いは追跡や斥候、偵察の技術を持っていないこと。役職 / 個人
104
Designated Marksman RifleDMRディジグネィテェドマークスマンライフル分隊狙撃ライフル500メートル程度までは弾道学的に有効な射程と精度を持つ。
これは光学照準器とバイポッドを持つセミオートマチック式の小銃で、装弾数は10-30発程度。7.62mm NATO弾や7.62 x 54 mm Rなど、やや強力な弾丸を使用するものもある。
選抜射手が用いるマークスマンライフルは近接戦闘も意識したオートマチック式であることがほとんどである。弾薬も補給に負担をかけない汎用的なものを用いることが多く、可能なら小銃手や機銃手と共通の弾薬を使用する。
装備 / 小火器
105
Direct Fireディレクトファイア直射直接射手が目視で目標を視認できる状態にて射撃することを言う。直接照準射撃ともいう。
106
Direction of AttackDir Atk攻撃主軸線
107
Drop ZoneDZドロップゾーン降下地域空挺時に機体から降下する場所のこと。着陸地点ではない。作戦 / 計画
108
Eastingsイースティング緯線(いせん)同じ緯度の点を結んだ線。横の線
109
Echelon Formationエシュロン斜行隊形line陣形と同じ。敵の居る方向と進行方向に角度差がついたと考えればよい。つまりは左前方に敵がいるときは / であり。右前方に対しては \ と言った形になる。
110
Echeloned displacementエシェロンディスプレンスメント逐次移動組織が機能の中断なく移動すること、通常は先発と後発(本隊)に分け先発が移動先で機能を開始後に後発(本隊)が移動を開始する
111
Egress PointEPイグレスポイント離脱点作戦地域から離脱するための作戦区域境界線の超過点EndP(End Point)より手前
112
Emergency Randevous PointERV緊急招集地点?緊急時に各兵士自らの判断にて撤退する際に使用することが認められた後退ポイント
113
Encounter Battleエンカウンターバトル遭遇戦遭遇戦とは、敵もこちらも攻撃しようとして衝突することによって起こる戦闘である。
114
End PointEndPエンドポイント最終地点作戦が終了する段階で到達する予定地点EP(Egress Point)より先
115
Enemys Most Dangerous Course Of Action敵が取った場合に最も脅威となる行動ある作戦において、著しく味方が不利になることが予測される敵が取る可能性がある行動予測。
116
Enemys Most Likely Course Of Action敵が取る可能性が最も高い行動ある作戦において、味方の動きに対して敵が最も行う可能性の高い行動の予測のこと。
117
Enfiladeエンフィレイド縦射敵が概ね一列に並んでいる場合において、その列の延長線上から攻撃すること。射手は大きく射撃角度を変えることなく複数のターゲットを攻撃することが出来る。
118
Evacuation PointEV, Evacエヴァキュエイション撤退地点作戦 / 計画
119
Explosive Ordinance DisposalEODエクスプローシヴオーディナンスディスポーサル爆発物処理現代において特定の目的を持って設置された、あるいは過去の戦争において使用されたり遺棄されたりした不発弾などの爆発性危険物を、解体、爆破、溶解、海洋投棄等の手段をもって無害化する行為のことである。ハートロッカーを見なされ役職 / 個人
120
Fast Ropeファストロープロープ降下垂れ下げられたロープを伝って素早く降りる降下方法。ラペリングと異なる作戦 / 計画
121
Field Medicフィールドメディック衛生兵(米)軍隊において医療に関する業務を行う戦闘支援兵科の一種である。
その任務の特殊性と専門性及び人道上の理由から、戦時国際法上で他の兵科の軍人とは異なる各種の保護資格等が与えられている。
役職 / 個人
122
Fieldhospitalフィールドホスピタル野外病院負傷者を野外で治療する大規模な移動式救護施設のこと。戦場・戦時における野外病院は野戦病院(やせんびょういん)とよばれる。装備 / 建物
123
File formationファイル縦列隊形その名の通り進行方向と並列に1列に並ぶこと。移動速度が一番早い。作戦 / 命令
124
Final Protective LineFPL突撃阻止線
125
Finger/Ridge尾根より高いほうに伸びる、谷と谷の間の高いつらなり。
126
Fire Control SystemFCSファイアコントロールシステム(空)火器管制装置、(陸)射撃統制装置、(海)射撃指揮装置兵器が目標物を正確に射撃するために火器を制御するための、計算機・測的器を主体とする機械装置である。装備 / システム
127
Fire Coordination LineFCL射撃調整線あらゆる射撃(砲撃を含む)と移動の連携を行うために使用される線
128
Fire Direction CenterFDCファイアダイレクションセンター射撃指揮所装備 / システム
129
Fire Disciplineファイアディシプリン発砲規制事前に定めた交戦規定により発砲するべき対象がわかっているにも関わらず、自軍の存在を敵に察知されたくない、交戦を避けたい、敵を刺激したくない、などの理由から故意に発砲をしないことを言う。
130
Fire for effectファイヤーフォアエフェクト効力射
131
Fire Team LeaderFTL班長戦場の最小単位であるファイアチームを率いて分隊長の目的を遂げる。
132
First Aidファーストエイド応急処置負傷や急病などに対してのさしあたっての手当てを指す。厳密にいえば応急処置は救急隊員が行う行為と定義されているため、一般市民(バイスタンダー)が行うものは応急手当(おうきゅうてあて、first aid)と呼ぶことになっている。作戦 / 命令
133
Flankフランク迂回目標に対し、ライトフランク / レフトフランク といった感じで使用される。作戦 / 命令
134
Flanking Movementフランキングムーブメント迂回機動戦場を自軍にとって有利な新しい地域に移し、相手を打撃したいと考え、相手の背後連絡線を遮断するために行う攻撃行動を、一般に「迂回機動」と呼ぶ。
135
Forced marchフォースドマーチ強行軍休憩時間短縮・昼夜連続行進によって移動速度を増大する徒歩部隊移動、転じて無理な日程での業務推進
136
Formationフォーメーション陣形陣形の基礎: 「陣形とは動機ではなく結果である。」by TOTAL22cal
味方の射線に被らない、交差しない、敵の方向に火力を向ける、味方との距離をあける、等の基本動作を個人、または各班が守れば自ずと陣形は形成される。
班規模や分隊規模では陣形は自ずと実行されるものである。
小隊規模となったり分隊内であっても班同士の距離が離れ、個人の目では戦場の全体像が把握できなくなった場合は小隊長、分隊長等が意識的に陣形を操作する必要がある。
作戦 / 命令
137
Forward Aircraft ControllerFACフォワードエアークラフトコントローラー前線航空管制官戦線付近で行われる航空管制を行う兵科。近接航空支援や航空阻止など、戦術爆撃作戦の一環として行われることが多い。2003年より統合末端攻撃統制官(JTAC)と改称された。役職 / 個人
138
Forward Arming and Refueling PointFARPファープ前線補給地点? Forward Arming Refueling Pointアメリカ軍の場合、前線の移動にあわせて補給基地も移動するというチート物量に物言わせた戦略のひとつ
139
Forward Looking Infra-RedFLIRフォワード・ルッキング・インフラレッド、フリアー赤外線前方監視装置航空機に搭載され、前方の赤外線画像をビデオカメラで撮影するシステムである。特定のシステムの名称ではなく、この種のシステムに対する一般名詞である。FLIRにより、夜間や悪天候時の操縦が可能になる。FLIRで得られた赤外線画像は、コクピットやパイロットのHUDに表示されたり、武器システムに直接送られたりする。装備 / システム
140
Forward ObserverFOフォワードオブザーヴァー前線観測員役職 / 個人
141
Forward Operating BaseFOBフォワード・オペレーティング・ベース, フォブ前線基地大隊規模が駐留する基地。小規模から大規模まで様々。
142
Fragmentation grenadeFragフラグメンテーショングレネード、フラグ破片手榴弾投げる際は「フラグアウト!」と叫び、回りにいる味方に周知すること。装備 / 小火器
143
Friendly FireFFフレンドリーファイア同士討ち単独行動や、友軍から離れた場所にいると発生しやすい。作戦 / 状況
144
Front-manフロントマンポイントマンのバディに相当する。ポイントマンに先立ち主に足元を注視する者役職 / 個人
145
Frontal Attackフロンタルアタック突破機動包囲や迂回ができないか有利でない場合、相手が油断して戦闘人の展開が不十分な場合、戦力が劣勢な相手が十分に陣地を準備する時間の余裕が無い場合、あまりにも広い場所に展開している場合。このようなときは、攻撃者は包囲や迂回をせずに、相手戦闘人を分断して分断した相手をそれぞれ撃破しようとする。このような攻撃行動を「突破機動」と呼ぶ。突破は本質的に”力ずく”の攻撃であるので、十分すぎるほどの戦力と準備が必要である。
146
Full Metal JacketFMJフルメタルジャケット被覆鋼弾、完全披甲弾(フルメタルジャケット弾)貫通性が高い通常の弾丸。弾芯が金属(メタル)の覆い(ジャケット)で覆われているメタルジャケット弾の一つ。ボール(Ball)弾とも呼ばれる。
ほとんどのフルメタルジャケット弾は弾芯である鉛をギルディング・メタル(真鍮。混合率は銅95%、亜鉛5%)で覆っている。軍用ライフルでは、目標衝突時の弾頭変形を防ぎ貫通力を高めるため、このフルメタルジャケット弾が使われる。
装備 / 小火器
147
Global Positioning SystemGPSグローバルポシショニングシステム、ジーピーエス全地球測位システム米国によって運用される衛星測位システム(地球上の現在位置を測定するためのシステムのこと)を指す。装備 / システム
148
Grazing Fireグレージングファイア接地射撃地上に対して水平に射撃すること。
149
Green Lightグリーン・ライト行動を許可する交通信号を比喩した許可。
150
Grenadeグレネード手榴弾、擲弾装備 / 小火器
151
Grenade LauncherGLグレネードランチャー擲弾発射器装備 / 小火器
152
GrenadierGREN擲弾手主に40mm擲弾筒を装備し分隊火力のうちの曲射による射撃を担当する。遮蔽に隠れた敵を排除することが主な目的となる。
153
Gunshipガンシップ攻撃型ヘリコプター輸送機を改造して製造された対地攻撃機
または攻撃ヘリコプターの通称
装備 / 航空機
154
Hard contactハードコンタクト交戦接敵交戦状態に陥った状態での接敵
155
Head QuartersHQヘッドクォーター司令部/指揮所役職 / 組織
156
Heavy Artilleryヘヴィーアーティラリー重砲装備 / 重火器
157
Heavy MachinegunHMGヘヴィマシンガン重火器M2、KORD等装備 / 小火器
158
High ExplosiveHEハイエクスプローシヴ榴弾装備 / 弾薬
159
High explosive anti-tankHEATハイエクスプローシヴアンチタンク成形炸薬弾、対戦車榴弾装備 / 弾薬
160
High Explosive Anti-Tank Multi-PurposeHEAT-MPハイエクスプローシヴアンチタンクマルチパーパス多目的対戦車榴弾人から戦車までなんでも撃てます。装備 / 弾薬
161
High-Altitude High-OpenHAHOハイアルティチュードハイオープン、ヘイホー高高度降下高高度開傘視認外である高高度(10000m程度)を飛ぶ航空機から飛び降り、自由落下して高高度でパラシュートを開き敵地に降下・潜入する方法装備 / システム
162
High-Altitude Low-OpenHALOハイアルティチュードロウオープン、ヘイロー高高度降下低高度開傘視認外である高高度(10000m程度)を飛ぶ航空機から飛び降り、自由落下して低高度(300m以下)でパラシュートを開き敵地に降下・潜入する方法装備 / システム
163
Hold Fireホールドファイア射撃禁止作戦 / 命令
164
immediate fire即時射撃
165
Immediate fireイメディートファイア即時射撃戦術上又は目標の特性上, 特に即応性を必要とする目標に対し, あらかじめ射撃実行要領などを定め,実行する射撃
166
Improvised Explosive DeviceIEDインプロヴァイスド・エクスプローシブ・デバイス即席爆発装置ありあわせの爆発物と起爆装置で作られた手作り爆弾装備 / 爆薬
167
In CommandIC司令米軍では中隊長から上に存在する指揮官をこの名で呼ぶ。それ以下は「リーダー」。前線には立たず、戦闘はいかなる場合に置いても避けることを優先する。
168
Indirect Fireインディレクトファイア間接照準射撃射手から直接目標が見えない場合に間接照準によって曲射すること。手榴弾、40mm擲弾、81mm迫撃砲弾、105mm榴弾などで間接射撃は可能である。
169
Individual firingインディビジュアルファイアリング各個射1. 各射手が各個に行う射撃 2. 各火砲が所要段数を各個に行う射撃
170
InfantryInfインファントリー歩兵役職 / 組織
171
Infantry Fighting VehicleIFVインファントリーファイティングヴィークル歩兵戦闘車M2 Bradrey, 97式歩兵戦闘車等装備 / 車両
172
infantry in open散兵散らばっている兵士のこと。現在の戦術に密集隊形などあまり存在しえないので、敵歩兵部隊の呼称は大抵、散兵となる(陸自)
173
Ingress PointIPイングレスポイント進入地点主に航空統制のために使用される航空用語。攻撃機が攻撃のために作戦地域に進入する手前の進入地点。IPには聞き取りやすいコードネームを付与する。「IP Honda」、「IP Dodge」、「IP Mazda」など主にJTACと近接航空支援の航空機が使用するのでIP(Initial Point)と混同することはない。
174
Initial PointIPイニシャルポイント初期地点(侵入地点)LD(Line of Departure)上に設置される作戦地域に進入する地点。地図上では「IP A-1-1」のように部隊名とともに書くATK(Attack Point)より先
175
Insertion PointIPインサーションポイント侵入地点航空管制などに利用される作戦 / 計画
176
Interrupted fireイントゥラテッドファイア点射全自動火器で, 少数射弾を区切って, 繰り返す射撃  セミオート
177
Ire discipline アイアディスプライン射撃規律 命じられた目標のみに対して射撃指揮官の号令がある場合のみに射撃し乱射乱撃にならないように致すこと
178
Joint Terminal Attack ControllerJTACジョイントターミナルアタックコントローラー統合末端攻撃統制官前線航空管制業務を遂行する為の特別な認定資格を有する軍人である。ETACとかもあるらしい役職 / 個人
179
Joint terminal attack controllerJTACジョイントターミナルアタックコントローラー統合末端攻撃統制官前線航空管制業務を遂行する為の特別な認定資格を有する軍人。航空機の地上攻撃にあっては必ずこの機関を通し、発砲しなければならない。
180
Key TerrainKTキーテレイン緊要地形「緊要地形」とは、敵が奪取すれば、味方が決定的に不利になり、味方が奪取すれば、敵が決定的に不利になるような地形である。例えば、敵をよく見ることが出来る場所、主要な道路が集中する場所、渡ることが困難な川に掛かる橋、上陸が簡単な港、着陸できる飛行場、射撃の容易な場所、2つ以上の緊要地形を射撃することが可能な場所などである。
181
Kill ZoneKZキルゾーン殺傷区域作戦 / 計画
182
Killed in actionKIAキルドインアクション作戦中死亡、戦死作戦 / 状況
183
Landing ZoneLZランディングゾーン着陸地帯空挺降下の降着地点、上陸作戦の上陸地点等。HLZ(Hot LZ)作戦 / 計画
184
Laser Guided BombLGBレーザーガイディッドボムレーザー誘導爆弾レーザー誘導により指定地点に着弾させる爆弾装備 / 弾薬
185
Last Line of FireLLoFラストラインオブファイア最終防衛射撃線防御作戦において作戦前に決めた線であり、この線を敵が超えて接近していた場合許可無く射撃を開始してもよいとされる。
186
Latitudeラティチュード緯度緯度は、その地点における天頂の方向と赤道面とのなす角度。赤道が緯度0度となり北を北緯、南を南緯と言い北極・南極が90度となる。地図で言う所の画面上と下に振ってある数字。座標を読む際に経度の後に読み上げる。
187
Launch Tube AssemblyLTAランチ チューブ アセンブリージャベリンの弾薬の方 $40,000装備 / ミサイル
188
Leading fire リーディングファイア待ち撃ち射撃移動目標の前方(先頭)を射撃する方法
189
Light Anti-armor WeaponLAWラウ、ローM72A2等装備 / 小火器
190
Light Artilleryライトアーティラリー軽砲装備 / 重火器
191
Light Machine GunLMGライトマシンガン軽機関銃装備 / 小火器
192
Limit of AdvanceLOA前進限界線攻撃、または追撃の際にそれ以上超えてはならない限界線のこと。主に追撃の際の深追い、敵性地域への侵入などを制限するために作戦前に設けられる。分隊規模の連携では突撃前進終了の合図としても使用される。
193
Limit of advanceリミットオブアドバンス進出制限線、進出限界
194
Line formationライン横列隊形全ての戦闘員が最大の火力を発揮するべく敵の方向を向いた結果。作戦 / 命令
195
Line of CommunicationLoC背後連絡線背後連絡線とは、主に前線の作戦地域と後方の根拠地の間において、作戦行動または兵站活動の用途に利用できる交通路を意味する。単に連絡線、または後方連絡線、作戦線、兵站線とも言う。
196
Line Of ContactLC接触線敵との接触が開始される線。作戦地図上では「敵との接触が予想される線」という意味で使用される事が多い。
197
Line of DepartureLD作戦開始戦作戦を開始する、地図上で認識できる線。この線を超過する点としてInitial Pointを設置する。
198
Line of FireLOF
199
LOCation STATusLOCSTATロックスタット現在地報告現在の位置に加え、移動中か停止中か、これからの移動経路予定も同時に報告する。
200
Logistics Unitロジスティクスユニット兵站部隊前衛・火力・機動部隊に弾薬・燃料・糧食・兵員を補給する部隊。
201
Long halt大休止行軍の際に設けられる長い休憩時間。米陸軍では3度の小休止の後に1時間の大休止が設けられる事が基本とされている。
202
Longitudeロンギチュード経度経度はその地点と北極・南極を通る大円と、ロンドンの旧グリニッジ天文台を通る大円(グリニッジ子午線)とのなす角度。地図で言う所の画面右と左に振ってある数字。座標を読む際に最初に読み上げる。
203
Lying Up PointLUP潜伏地点目的は問わず、身を潜め潜伏待機する地点目的は伏撃、偵察、潜伏待機、など
204
Machine GunMGマシンガン機関銃7.62mmの機関銃を指すことが多い装備 / 小火器
205
Machine-gunnerMG機関銃手多くの軍隊において一般的な歩兵よりも重い弾丸を使用し、連射性と貫通性を合わせた高い破壊力を担当する。
206
Machine-gunner Ammo BearerMGAB機関銃弾薬手機関銃の予備弾薬の運搬が主な役目だが射撃中にも、索敵、周辺警戒などを担当する。
207
MachinegunnerMGマシンガナー機関銃手役職 / 個人
208
MagazineMagマガジン、マグ弾倉装備 / 小火器
209
Maginot Lineマジノライン国境付近に設けられる要塞線フランス・ドイツ国境を中心に構築されたフランスの対ドイツ要塞線
210
Main Battle TankMBTメインバトルタンク主力戦車装備 / 車両
211
Main Element of Force単に「メインエレメント」とも主攻主攻には常に助攻がつく。主攻と助攻の割合は状況に応じて変化するが概ね8対2である。助攻の役割は決戦のタイミングで状況を一挙に有利にするための部隊であるため、主攻は助攻が有利な状況で攻撃を開始できるように下ごしらえをすることが主な任務となる。
212
Main Supply RouteMSRメインサプライルート補給幹線 主補給路常に前進し続ける前線に兵站を届けるために恒久的に安全が確保される通路。もしくは単に継続的に複数回通らなくてはいけない通路のこと。一作戦中において、設置されるべきMSRは1つまで。予備のルートはASRとなる。(Alternate Supply Route参照)
213
Marchマーチ行進自分の機動力を持って、ある場所からつぎの地域に移動することである。特に、敵に接触するために行う行進は「戦闘前機動」とよぶ。また、戦闘間に行う行進は「戦闘機動」と呼ぶ。更に両者をあわせて直接戦闘目的を持って更新することを、単に「機動」という。
214
Massive Ordnance Air Blast bombMOABマッシブオーディナンスエアブラストボム大規模爆風爆弾兵器核みたいに爆発するけどそうじゃないとか装備 / 弾薬
215
Medium Tactical Vehicle ReplacementMTVRミディアムタクティカルヴィークルリプレイスメント中型戦術車輌後継型トラック装備 / 車両
216
METT-TCメットティーシー各ミッションにおいてそれぞれの戦場環境を適切に把握するために注意すべき6条件。Mission(目的)、Enemy(敵)、Terrain and Weather(地形と天候)、Troops available(味方兵力)、Time(時間)、Civil concerns(一般市民の干渉)の頭文字をとった略称である。Situation(状況)の把握が必要な場合に注意する要点集。
217
Milミルミル単位milとは方角を度方位よりもさらに細分化し、全周を6400分とした単位(NATO基準)。単位はμ(ミュー)または単にmil。これとは別に、1000ヤードの距離に対して1ヤードの高さが張る角度を1ミルとする定義もあり、歩兵ミルと呼ばれる。歩兵ミルに対し、1ミリラジアンに由来するミルを区別する際はこれを砲兵ミルと呼ぶ。(一部Wikipediaより抜粋)この単位は主に世界中における軍隊において方角を可能な限り詳細に伝えるために採用されている。ただし軍隊事によって全周が6300mil(スウェーデン)であったり6000mil(旧ソ連)であったりすることがある。
218
Military Grid Reference SystemMGRS軍事座標表現法地球上すべての表面を英数字によって表せるよう分割した表現法。例:東京日本橋のMGRS座標「54S UE 88965 49150」
219
Military PoliceMPミリタリーポリス憲兵役職 / 個人
220
Missing in ActionMIAミッシング・イン・アクション作戦中行方不明ぼんやりしてるとこの状況に陥ってることがしばしば作戦 / 状況
221
Missionミッション任務作戦 / その他
222
Mobile Gun SystemMGSモバイルガンシステム機動砲システム装備 / システム
223
Mobile Head QuartersMHQマバイルヘッドクォーターズ移動式司令部役職 / 組織
224
Mortarモーター迫撃砲装備 / 重火器
225
Multiple Launch Rocket SystemMLRSマルチプルランチロケットシステム多連装ロケットシステム米軍のMLRSを指す場合も。装備 / システム
226
Night VisionNVナイトヴィジョン暗視装置装備 / システム
227
Night Vision GoggleNVGナイトビジョンゴーグル暗視装置付きゴーグルPage up / down で調節。装備 / 小火器
228
No fire lineNFLノーファイアライン射撃禁止線これより手前には第一線部隊の要求がなければ野戦砲又は艦砲による射撃を実施しない線、但しこの線から前方は友軍に影響が無い限り随時射撃自由
229
Normal zone of fireノーマルゾーンオブファイア主射撃地域これを補完する目的で射撃準備地域(contingent zone of fire)を設定する
230
Northingsノージング経線(けいせん)同じ経度の点を結んだ線。縦の線
231
O'clockオクロック~時方向進行方向、または共通認識できている基準方位を基準として方角を伝えるための手段方位磁石を使用した方法よりも素早く、前後左右を伝えるより精確に、伝えることができるが前後左右と同じく基準方向が共通認識として整っている状況でのみ使用できるため注意が必要。「接敵散兵3時の方向!」作戦 / 命令
232
OAKOCオアコクObservasion and In-field-of-fire(視界と射界)、Avenues of approach(進軍ルート)、Key Terrain(緊要地形)、Obstacles and Movement(障害物と移動方法)、Cover and Consealment(遮蔽と隠蔽)の頭文字をとった略称。進軍、行軍など、地形を考慮する際の注意点。地形の考慮についての要点集
233
ObjectiveObjオブジェクティヴ目的、(攻撃)目標作戦 / 計画
234
Observation PointOPオブザァヴェイションポイント観測/索敵地点KT(緊要地形)は自ずとOPになりやすいがKTのみがOPとなるわけではない点に注意。作戦 / 計画
235
One burstワンバースト一連射連射において, 1 回の所定発射弾数を射撃すること。 バースト
236
Open Fireオープンファイア射撃開始作戦 / 命令
237
Operation Rendezvous PointORV作戦集結地点作戦目標地点直前最後の連携調整のための地点
238
OperationsOPS, opsオペレーションズ作戦作戦 / 計画
239
Operatorオペレーター戦闘員役職 / 個人
240
Overwatchオーバーウォッチ監視/援護ある部隊または車両が行軍または攻撃を行なっている際に別の部隊/車両がそれを監視/援護すること。
241
Peelピール剥離行動部隊が横陣、または斜行陣を形成している際に左右方向どちらかへ向けて戦闘力を低下させることなく移動する方法。移動方向とは反対側の最後尾の人間がその他全員を追い越し陣形の戦闘に移動する行動を繰り返す。縦一列もしくは二列でも剥離は可能だが、この場合正面(進行方向後方)に対しての戦闘力は維持できるどころか減少してしまうので注意。
242
Personal Defence WeaponPDWパーソナルディフェンスウェポン個人防衛火器装備 / 小火器
243
Personnel Carrierパーソナルキャリアー兵員輸送車トラックとか装備 / 車両
244
Phase LinePLフェイズライン統制線作戦計画中に作成される地図上の作戦の段階を示す線。主に攻撃を目的とした作戦中の行軍、斥候、戦闘区域などを地図上で区切ると共に、作戦区域を明示したり、各部隊の歩調を段階線に合わせて進行させるために設けられる。各部隊はこの段階線を超えるには必ず作戦司令官の許可を得る必要がある。詳しくはRATELOコース指導書「Phase Line (PL) 前進統制線」を参照自衛隊では「統制線」、「攻撃統制線」、「前進統制線」と分けられそれぞれ意味と使用用途が違うが英語では全てPhase Lineで統一されている(?)
245
Phonetic Codeフォネティックコード欧文通話表欧文通話表のひとつ。無線通話などにおいて重要な文字・数字の組み合わせを正確に伝達するための、国際的な頭文字の規則の通称である。アルファベットの聞き間違いを防ぐための読み方
Alpha、Bravo、Charie…とか
「We are Oscar Mike!」
作戦 / その他
246
Picatinny railピカティニー・レール小火器用オプション取り付け台装備 / 小火器
247
Pick Up PointPUPピックアップポイント集荷地点兵站、兵士、負傷者などの集荷/回収地点
248
Pinned Downピンダウン被制圧状況下敵に制圧射撃をされ、動けない状態作戦 / 状況
249
PlatoonPltプラトゥーン小隊上に中隊、下に分隊役職 / 組織
250
Platoon LeaderPLプラトゥーンリーダー小隊長中隊長の指揮下にある。役職 / 個人
251
Platoon SergeantPSGプラトゥーンサージャント小隊軍曹(米)、小隊陸曹(日)小隊長の補佐を行う。役職 / 個人
252
Point Fireポイントファイア点射撃敵の姿がはっきりと確認できている場合、もしくは敵の位置が明確にわかっている場合にその対象にむけて射撃を行うことを指す。M16小銃の点射撃有効射程距離は550m、M240B機関銃の点射撃有効射程距離はトライポッドでは800m、バイポッド付きでは600m。
253
Point-manポイントマン隊の先頭に立つ兵士カナダ軍ではARが務める。進行方向を注視せよ役職 / 個人
254
Principal Direction of Fire
255
Priority Intelegence RequirementsPIR接敵情報を報告する際に優先すべき対象のこと。
256
Prisoner Of WarPOWプリズナーオブウォー捕虜役職 / 個人
257
Private Millitary CompanyPMCプライベートミリタリーカンパニー民間軍事企業直接戦闘、要人警護や施設、車列などの警備、軍事教育、兵站などの軍事的サービスを行う企業であり、新しい形態の傭兵組織である。役職 / 組織
258
Probable Line of DeploymentPLD展開予定線目標への接近が終了し攻撃と接近を開始する予定線。Obj(Objective)の手前、ORV(Operation Rendezvous Point)より先、作戦によってはASLT(Assault Position)と同じまたはその手前となる。
259
Pursuitパスート追撃戦場において、または戦場から退却する敵を追いかけながら、敵を撃破する戦術的行動である。後退する敵に対し、単に後追いするのは「追尾」である。
260
Radio Telephone OperatorRTOラジオテレフォンオペレーター無線手役職 / 個人
261
Rallying PointRPラーリングポイント合流地点 集合地点友軍との合流に使われる。作戦 / 計画
262
Regroup PointRgrPリグループポイント再集結地点再編成に用いられる作戦 / 計画
263
Report LineRLリポートライン報告線(直訳)越えた時点で作戦司令官への報告が義務付けられている線
264
Return Fire Onlyリターンファイアオンリー防衛射撃接敵対象が敵であると判断出来ている場合であっても、被軍より自身もしくは味方他部隊への発砲が無ければ発砲しない。交戦規定の一つ作戦 / 命令
265
Return to BaseRTBリターントゥベース帰投基地への帰還作戦 / 計画
266
Ridge Lineリッジライン稜線尾根が空と交わる所、線。
267
Rifle Combat OpticRCOライフルコンバットオプティック光学照準器ゲーム中ではACOGを指す場合が多い装備 / システム
268
RiflemanRMライフルマン小銃手役職 / 個人
269
Rule of EngagementRoEルールオブエンゲージメント交戦規定主にそれぞれの状況に合わせた発砲するべき相手を識別するための統一されたルールのこと。「発砲規制」と異なる。陸自においては「部隊行動基準」と呼ばれる。作戦 / 計画
270
Saddle馬の背吊尾根ともピークからピークに走る尾根のうち紐を吊したような形状をもつ地形。
271
Safe areaSAセーフエリア安全地帯敵地内の生存、行動および脱出が容易な地帯
272
SALT reportSALTSize, Activity, Location, Timeの略称
273
SALTAサルタ接敵報告SALUTE接敵報告の省略版。Size of enemy、Activity of enemy、Location of enemy、Time of contact、Activity of friendliesの頭文字をとった略称。SALUTEと違いあまり実用的でないUniform、Equipmentなどの情報を除き、分隊規模、小隊規模の行動などで実用的な接敵に対する対応を意味する「Activity of friendlies」が追加されている。
274
SALUTE Reportサルートリポート接敵報告Size of enemy、Activity of enemy、Location of enemy、Uniform/Unit of enemy、Time of contact、Equipmentの頭文字をとった略称。接敵・偵察報告に含まれるべき事柄。
275
Satchel ChargeSCサッチェルチャージ梱包爆薬建物や弾薬箱の破壊に用いられる。装備 / 爆薬
276
Scout Sniperスカウトスナイパー前哨狙撃兵狙撃以外に偵察・斥候・観測なども任務とする役職 / 個人
277
Scout Unitスカウトユニット前衛部隊敵を発見し拘束する役割を持つ。
278
Second In Command2ICツーアイシー副官次の指揮を担当する者。現指揮官より次に偉い人
279
Section LeaderSLセクションリーダー分隊長(英/日)役職 / 個人
280
Selectable Lightweight Attack MunitionSLAMセレクタブル・ライトウェイト・アタック・ミューニッション対人、対車両どちらでも使えるすごい兵器
某物理学者も愛用
装備 / 爆薬
281
Semi-automatic command to line of sightSACLOS
282
Short halt/break小休止行軍の際に設けられる短い休憩時間。米陸軍の行軍の際は1時間毎に5分の小休止を設ける事が基本とされている。
283
SilenceDSDサイレンスト消音銃の発射音と閃光を軽減するための筒状の装置である。銃身の先端に取り付ける形で使用される。装備 / システム
284
Single shot firingシングルショットファイアリング単射火器において,1発ずつ発射する射撃
注記 小火器においては, 半自動式に適用する。
285
SITuation REPortSITREPシチュエーションレポート状況報告作戦 / 状況
286
situational awarenessシチュエイショナルアウェアネス状況把握自らの周辺で起きている状況についてどの程度まで把握することができるかという事実と、その能力のこと。
287
Sixシックス司令部隊を意味するコールサイン
288
Slat ArmorSLATスラットアーマーロケット弾頭や、タンデムヒート弾などを装甲の手前で早発させることによりダメージを軽減させる用途で主に後から追加されるカゴ、網、鎖のような装甲のこと。装備 / システム
289
SMESCSMESCミッション計画の作成時点において考慮すべき5点。Situation(状況)、Mission(目的)、Execution(実行方法)、Sustainment(維持)、Command&Control(指揮)OPORDの内容として使用される。
290
Sniperスナイパー狙撃手、観測射手マークスマンと違い偵察の技術を併せ持つ役職 / 個人
291
Soft contactソフトコンタクト交戦していない状態での接敵
292
Sorrounding Movement包囲機動戦いにおいて、敵の弱点が背後や翼側に存在することが多いことから敵の外翼や背後に回りこむための行動が必要となる。この、相手に背後や外翼を攻撃しようとする攻撃行動を、一般に「包囲起動」と呼ぶ。
293
Spotterスポッター観測手狙撃手の相棒 ベテラン狙撃手が担う役職 / 個人
294
SquadSqdスクアッド分隊上に小隊、下に班役職 / 組織
295
Squad Automatic WeaponSAWスクアッドオゥトマティックライフル/ソゥ分隊支援火器一般兵士に配布されるライフル弾を使用するマシンガンのこと。一般兵士と同じ口径のライフル弾を使用する事で弾薬の確保を容易にする利点がある。装備 / 小火器
296
Squad LeaderSqLスクアッドリーダー分隊長小隊長、小隊軍曹の指揮下にある役職 / 個人
297
Standard MagazineSTANAGスタナグNATOで採用されている5.56mmを30発装弾出来る弾倉の事。STANAG 4179装備 / 小火器
298
Standard Operation ProcedureSOP基本行動手順作戦の種類において基本となる行動とその手順のこと。大抵の場合においてSOPはシナリオとして記述されている。
299
Starting PointSP開始地点IP(Initial Point)及びLDよりも手前に設置された作戦開始地点作戦の実行が決まった時点で部隊が「今居る位置」と考えれば間違いない。ゲーム的に言えば「初期位置」。「スポーンポイント」とはゲーム的にも現実相関的にも違う。
300
Staticスタティック設置型の武器HMG、ATM、迫撃砲等装備 / 小火器
301
Successive Bounding Overwatchサクセシブバウンディングオーバーウォッチ半歩型交互前進?部隊全体を2つに分けた上で明確に前行部隊と後行部隊の役割を振り分け、半歩づつ前進すること。単に交互前進という際はこれを指す。
302
Support By FireSBF援護(制圧)射撃敵に対して指定のポジションから制圧射撃を行うこと。目的は別の味方部隊の前進や移動を”サポート”するため。ABFとほぼ同義だが、味方の前進や移動を援護する目的で行われている点が違う。SBFポジションなどというように、「地点」を指す。
303
Supporting Element of Force単に「サポーティングエレメント」とも助攻主攻に対する助攻。
304
Suppressing Fireサプレッシングファイア制圧射撃敵が遮蔽などに身を隠している場合においてその遮蔽から頭を出して射撃、もしくは遮蔽から移動することを阻止するために持続的な射撃を行うこと。
305
sustained fire並射機関銃の持続発射速度による射撃。通常,6発程度の連射を数秒間隔で実施する。
306
TargetTGTターゲット目標 (1)(攻撃の)目標 (2)(射撃訓練や試射の)標的 (3)目標に指向する、狙いを定める
307
Target distanceTGT DISTターゲットディスタンス目標距離
308
Target elevationTGT ELEVターゲットアルベーション目標標高
309
Target intelligenceターゲットインテリジェンス目標情報射撃目標の位置・種類・数・重要性及び脆弱性等の状態に関する情報
310
Target location TGT LOCターゲットロケーション目標位置
311
Target numberターゲットナンバー目標番号射撃統制(指揮)組織が射撃目標に付与する一連の識別番号FM7-90 3-11参照
312
Target number ターゲットナンバー目標番号射撃統制(指揮)組織が射撃目標に付与する一連の識別番号
313
Task ForceTFタスクフォース任務部隊/機動部隊ある任務のために編成された混合部隊
314
Topographical Map地形図地形を表現する地図。地表の凹凸を表現するため等高線と標高を用いて表現されている場合が多い。
315
Travelトラベル行軍一列及び二列の隊形を取り、部隊全体で行軍すること。敵との接触が見込まれない場合において速度を重視する際に使用される。
316
Travelling Overwatchトラベリングオーバーウォッチ警戒隊形一部の部隊を敵との接触が予想される方向へ配置した隊形で行軍すること。警戒部隊は隊形の維持の容易さという理由からも前方に配置されることが多い。接敵の可能性がある場合に使用される。
317
Traversing Fireトラバーシングファイア薙射(ていしゃ/ちしゃ)マシンガン射撃方法の一つ。銃口を左右に移動させながら行う射法。
318
Treelineツリーライン森林境界線森林と平地が交わる所、及びその点を結んだ線。森林が始まる/終わる所。
319
Triageトリアージ複数の人命救助を同時に行う場合においてその優先順位を4区分に分ける。T1:生死に関わる状態で最優先して治療しなければ死亡する患者。T2:生死に関わる可能性があるが、6時間以内であれば待機することが出来る患者。T3:治療が必要であるが自身で移動可能であったり、監視が必要のない患者。T4:死亡者、または治療を施しても確実な死亡が予想される患者。実際のトリアージシステムは国によってかなり異なる。
ここに書いてあるシステムはアメリカとイギリスのシステムをいいとこ取りした独自のシステムです。
救急救命用語
320
Triangulationトライアンギュレーション三角測量地図上及び目視で観測できる地点を複数用意し、コンパスを使って精確な現在位置を割り出す方法。
321
Troop Leading ProceduresTLP stepsStep 1. Receive Mission
Step 2. Issue warning order
Step 3. Make tentative plan
Step 4. Initiate movement
Step 5. Conduct Reconnaisance
Step 6. Complete plan
Step 7. Issue OPORD
Step 8. Supervise
322
Tube‐launched Optically‐tracked Wire‐guidedTOWトウ有線式対戦車誘導弾BGM-71装備 / システム
323
Unmanned Aerial VehicleUAVアンマンデエアリアルヴィークル無人航空機装備 / システム
324
Valleyヴァリー谷尾根と尾根に挟まれた長細い凹地。
325
Vee FormationヴィーV字隊形文字通りV字型に交差射撃(クロスファイア)を行い、地図上の一点に火力を集中させたい場合に用いる。ファイアチーム単位で行わることは少ない
326
Volley Salvo1. ボレー 2. サルボ斉射1. 近接する2門以上の火器で同時に行う射撃 2. 同一目標に対し同一砲種2門以上を使用して同時又はほとんど同時に発射する射撃
327
Warning Orderワーニングオーダー準備命令
328
Watch and Shootウォッチアンドシュート「見えた的を撃て」敵の姿を確実に捉えた上で射撃をすること射撃速度を最小限まで下げ、精密な射撃を優先させるための命令言葉とも表現できる。
329
Way Pointwpウェイポイント経由地点移動時の経由地点WPは停止せずに通過。報告不要。作戦 / 計画
330
Weapons Freeウェポンズフリー自由射撃個人の判断のみで自由に射撃可能。Open Fire(撃ち方始め)とは違う。作戦 / 計画
331
Weapons Holdウェポンズホールド射撃禁止接敵、及び敵からの発砲を受けている場合であっても、発砲を許可しない。生命の危機に達した場合に限り、防衛射撃への規定変更を許可する。作戦 / 計画
332
Weapons Tightウェポンズタイト確認射撃敵と思われる対象が直接目視でき、確実に敵と判断できた場合のみに限り各班長より発砲許可を下す。(必ず2人以上で判断する)
作戦 / 計画
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Wedge formationウェッジ楔型隊形前方180度を均等に警戒する場合や、一転突破を図る場合等に用いる。半円形陣と似ている。一般的には速度と警戒度をどちらもバランスよく優先した陣形とされている。ファイアチーム規模では最も基本となる陣形。電撃戦など、敵の防衛戦突破を図るなどに使用する場合、先端の部隊が敵に破壊されないことが重要条件である。ファイアチームレベルではライトヘヴィとレフトヘヴィがある。作戦 / 命令
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Zone of actionゾーンオブアクション行動地帯各種作戦・戦闘において、横方向に対する部隊の移動を規制してその行動を統制するため、部隊に与えられる地域を言い、通常、部隊の側方の境界をもってこれを明らかにする。行動地帯は、機動に任ずる部隊に示されるもので、野戦特科部隊等の火力戦闘部隊の射撃の範囲、陣地占領又は移動を制限するものではない
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