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未来世代法で、ウェールズの街や暮らしがこんなふうに変わった!
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Case Studies (https://www.futuregenerations.wales/resources_posts/case-studies/)
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1Amgueddfa Cymru - Widening engagement with young people 国立ウェールズ博物館で、将来世代に公平な博物館を目指し、若者を参加させる活動。国立ウェールズ博物館で、色々な活動に若者を参加させた。元々ウェルビーイング向上のため、スキルとクリエイティビティの能力を伸ばすために始まった。今では、現在から将来にわたって、若者の生活にかかわるより公平な博物館を作るため欠かせないものになっている。18~25歳までの若者を博物館の変革をになう「プロデューサーズ」に任命。また、ゲームのマインクラフトを使った、理想の博物館を作る教育プログラムをHwb(政府による学校へのオンライン教材を提供するサイト)と協働企画。https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2021/02/Amgueddfa-Cymru-Involvement.pdf
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2Arts and Culture in well-beingアートを活用して病気を予防する取り組み。文化と医療の融合。病気を治療する前に、予防する新しいシステムとして、文化を活用する。国内の保健委員会に、アートと健康のコーディネーターを配置するための資金援助。トレーニングやウェールズ・アーツ・ヘルス&ウェルビーイング・ネットワークへの投資。介護施設内に芸術家を招くなど。https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2021/12/Arts-and-Health-English.pdf
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3People shaping their communities: Brecon Beaconsブレコンビーコンズ国立公園地域の住民の暮らしをよくするため、住民の願いを取り入れた地域の開発計画に取り組んだ。ブレコン・ビーコンズ国立公園地域は自然が美しい一方で、住民(人口33,500人)にとっては交通の便が悪く、健康格差の問題を抱えていた。より住みやすい地域を作るため、「私がつくるブレコン・ビーコンズ」というツールをい使い、住民自身がどんな地域に住みたいかを考えてもらい計画に取り入れた。子どもたちにもゲームのマインクラフトを使って地域計画に参加してもらった。住民の願いに基づき、自然を守り、徒歩や自転車で移動できるよう20分圏内の限られた地域を重点的に開発する計画となった。https://www.futuregenerations.wales/get-inspired-posts/brecon-beacons-people-shaping-their-communities/
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4Transforming how we move around Cardiffスライド首都カーディフの大気汚染の解消のため自転車や徒歩に優しいまち作り。長い目で見て健康増進にもなる取り組み。首都カーディフは、渋滞や大気汚染が深刻で、住民の肥満も問題だった。対策として自転車や徒歩での移動を促進。健康作りにも貢献した。道路を自転車や徒歩で移動しやすくする他、道路にアートを取り入れた。住民の健康レベルが低い地域を重点地域とし、自転車道の排水の整備・清掃・緑化など。小学校の周辺で通学時間帯に歩行者優先とし、排気ガスから子どもを守り、安全に通学できるようにした。子どもや若者に自転車や徒歩を奨励。https://www.futuregenerations.wales/get-inspired-posts/transforming-how-we-move-around-cardiff/
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5Local Museums improving well-being各地域のウェルビーイングを向上させるために地域の美術館がそれぞれの取り組みを行っている。ウェールズの7つのWell-Being目標(繁栄する・公平な・地域のまとまりが強いなど)を達成するために、各地の美術館がそれぞれに取り組みを行っている。社会的・経済的に弱い立場にある方々の文化とのつながりを促進する。若者が参加する企画。美術館内に認知症カフェを設置。メンタルヘルスの改善にアートを活用するため複数の美術館が連携する。など。https://www.futuregenerations.wales/get-inspired-posts/local-museums-improving-well-being/
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6Swansea's approach to housingスウォンジー市議会は、コロナで住む場所をなくした人に、長期間住むことのできる場所を提供した。断熱性の良さにもこだわった。住む人のメンタルヘルス向上にも取り組んでいる。スウォンジー市議会は、コロナで住む場所をなくした人に、長期間住むことのできる場所を提供し、今後も続けていく予定。ホームレスの解消・CO2削減、燃料貧困(生活費の高騰)などすべての問題に総合的に取り組んでいる。手頃な価格の住宅プロジェクトにもエネルギー効率の良い住宅を提供。住民の精神的・肉体的健康の向上にも取り組んでいる。https://www.futuregenerations.wales/get-inspired-posts/swanseas-approach-to-housing/
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7Re-discovering our valleys: Valleys Regional Park自然豊かなヴァレーズ地域で、産業遺産とその後の貧困問題を解決するため、豊かな自然とコミュニティ精神を経済発展に結びつける取り組み。現場が長期的な視野で、利害関係者と協力し、コミュニティを巻き込みながら、ウェールズ独自の貴重な景観を最大限に活用する。12の地域が自然と文化遺産を活かすための資金援助を政府から受けた。コロナ禍で96%の人が緑に触れることでメンタルルスに良い影響があると答えた。7人のフルタイムの専門職を配置。環境ボランティアや健康のためのウォーキングなどを通じて人々と自然のふれあいを促進する。また、自然の景観を使いながら気候危機について説明する。同時に生活を保障し、スキルを共有する。https://www.futuregenerations.wales/get-inspired-posts/re-discovering-our-valleys-valleys-regional-park/
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8Maximising wellbeing through spending公的機関が調達する際の支出が、ウェルビーイングを向上させるために役に立っているかどうかを測定する基準として「TOMs」が使われている。委託・契約管理・サプライチェーン関係を含む調達サイクル全体を考慮する。ツールキットには未来世代法で定められた7つの国の目標に基づいている。https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2021/02/TOMs-video-Eng.pdf
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9Supporting creative communitiesウェールズ政府は、フリーランスの芸術家を公的団体とマッチングして、社会問題、ウェルビーイングや創造的復興に取り組んでもらう。参加収入やユニバーサル・ベーシックインカムの道を拓く可能性もある。文化復興基金の一環として導入された。目的は、フリーランスのクリエーターやアーティストと公共団体を結びつけ、創造的で文化的なサービスを提供し、社会的な問題の解決やウェルビーイングの目標達成に取り組んでもらうことである。より良い社会づくりのために行動することで、文化をウェルビーイングに活用する。この取り組みが、創造的参加所得やユニバーサル・ベーシック・インカム導入につながることも期待されている。https://www.futuregenerations.wales/get-inspired-posts/supporting-creative-communities/
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10Making connections to improve environmental sustainability at Ysbyty Gwyneddウェールズの地区総合病院における環境の取り組み。病院や地域から、地球環境を守る方法を検討する場を作った。気候変動を世界的な健康への脅威と考える。世界の医療セクターからのCO2排出量は、国と比較して例えると、第5位となる。2019年、ウェールズのグウィネズのバンガーにある地区総合病院の医師、看護師、医療専門家たちは地球の健康を害さないという誓いのもとにグリーン・グループを結成した。自然システムを守ることは人間のウェルビーイングにつながる。持続可能性について議論し、行動のためのプラットフォームを作り、メンバーが知識を共有し、発展させ、スキルを培い、病院内外で地域の持続可能性プロジェクトを構想する。https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2021/06/Ysbyty-Gwynedd-English-2.pdf
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11Beyond Recycling: our path towards a circular economyスライドウェールズ政府主導でサーキュラーエコノミー(廃棄物をなくし、資源を循環させ、自然を再生する循環型経済システム)を目指す取り組み「Beyond Recycling (リサイクルを超えて)」。資源を長く使い、なるべく捨てない循環型経済を目指すことは、2050年までにネット・ゼロ(温室効果ガスを差し引きゼロ)を目指す政府目標と一致する。ウェールズは高いリサイクル率を持つが、政府はリサイクルにとどまらず、未来世代法の4つのウエルビーングの側面全てに貢献を最大化する計画を打ち出した。政府、地方自治体、企業、地域社会による協働。全土で40以上のイベントを開催(多言語で)2,000人以上が参加。コロナ禍で300万食以上が、188以上の慈善団体によって必要とする人に届けられた。
経済的に困難な人のため、再利用できるおむつキットのサンプルを配り、貸し出すことでごみを減らす。2015年以降300万枚以上の紙おむつと2,600万個の使い捨て生理用品を削減した。地域にボランティアが修理してくれる「リペアカフェ」の取り組み。「物の図書館」では寄付された不要品を必要な人が借りることができる。
https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2021/06/Waste-strategy-English.pdf
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12Renovating Homes, Building Futuresスライドコミュニティ利益会社「コミュニティ・インパクト・イニシアチブ(Cii)」による、空き家のリフォームを通じた地域活性化。Ciiが空き家を買い取り、地域住民(DV被害者・障がいのある方・ホームレスの方など)に研修を受けてもらい、リフォームの仕事をしてもらう(Ciiが全体の監督をする)。プロジェクト参加者の多くは、精神疾患、ホームレス、家庭内虐待、薬物中毒など、労働市場に参加できなかった人々である。こうした人々に学び、成長し、社会に有意義な貢献をする機会を提供している。プロジェクトを通して、健康と福祉を改善し、自信と自尊心を高め、新しい技術を学び、資格を取得し、前向きな生活改善をするための支援を受ける。空き家は、環境に優しくエネルギー効率の高い物件へと改修される
現在ウェールズでは67,000世帯が住宅待機者、2018~2,019年にホームレスとされたのは11,500世帯。一方で空き家は27,000戸ある。
また、特に若年層で働きたいのに働けない人がスキルの不足でいつまでも働けないという状態が続くことが問題になっている。このプロジェクトでは参加者の95%が短くても4週間続いた。参加者の91%が自信や地域のつながりをとり戻せた。73%が資格を取得できた。

https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2021/06/Case-studies-Finalised-1.pdf
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13Cardiff & Vale enhancing biodiversityカーディフ・アンド・ベール大学病院における生物多様性の向上による環境問題取り組み。スタッフや患者の心身の健康にも寄与。患者が自然にふれあうことのできる公園を整備するなど様々な取り組みをしている。カーディフ・アンド・ヴェイル大学保健局は、生物多様性、気候変動対応と同時に、スタッフ、患者、地域社会のメンタルヘルスとウェルビーイングの向上に取り組んでいる。スタッフの活動への参加を促すグリーン・ヘルス会議を開催。大学病院の敷地内に人が自然にふれあえる公園を作った。病院の屋上にミツバチの巣を設置し、生物多様性の向上やスタッフや訪問者のエコ教育に役立てた(20人以上のスタッフがミツバチを扱う訓練を受けた)。
約90%の麻酔ガスを環境負荷の低いものに代替した。集中治療室のメンバーが1,000本の木を植樹した。
https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2021/07/CVUHB-case-study-English-1.pdf
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14Climate Ready Gwentグウェント地域では、山火事や洪水の経験から気候危機への取り組みを始めた。220名の個人に対し気候危機の研修。市民グループBlaenau Gwent Climate Assemblyを通じて公的機関の気候危機対策に対して提案。グウェントに62カ所の電気自動車の充電スポットを設置。ここ数年、グウェント州で経験した壊滅的な山火事や洪水の後、気候変動対策を成功させるためには、新しく革新的な活動方法が必要であることが明らかになった。天然資源ウェールズ(Natural Resources Wales)が監督するグウェント州の公共サービス委員会(Public Services Boards)の集まりであるClimate Ready Gwentネットワークは、優れた事例を共有し、気候変動への取り組みを支援するために協力してきた。このネットワークは、220人の個人を対象にカーボン・リテラシー・トレーニングを提供し、会員が公共サービス機関の気候変動対策に関する提案に投票できるBlaenau Gwent Climate Assemblyの促進を支援し、グウェント州全域に62の電気自動車充電ポイントを設置した。https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2021/08/Case-studies-In-Progress.pdf
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15Protecting the well-being of firefighters南ウェールズの消防署では、消防士のウェルビーイング(心身)を守る取り組みをしている。(オープンに悩みを話せる場を提供するなど)現代の消防士は、人々の安全を守り、地域社会を守ることを期待されている。市民の保護に対する期待に応えようとするあまり、危険な状況に身をさらし、悲劇を目の当たりにすることもある。サウス・ウェールズ消防救助隊は、"Valuing Our People "を戦略テーマとし、消防士が私たちを守る一方で、職務中に遭遇する精神的・肉体的な不利な問題から消防士自身を守ることができるよう、尽力している。職員を支援し、消防士の幸福を促進するため、サウス・ウェールズ消防救助局は、消防士が危険でトラウマになりかねない状況について同僚に率直に話せる、安全で安定した前向きな空間を確保することだけを目的とした「ウェルビーイング・エリア」を設計、設置した。https://www.futuregenerations.wales/wp-content/uploads/2022/05/South-Wales-Fire-and-Rescue-Service.pdf
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16 Staff charity of the year Future Generations Commissionerは「チーム全体でボランティア活動」を行うことで変化をもたらすことができると考え「Future Generations Charity of the year」を作った。
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17Review policies to optimise your employees’ health and well-being仕事の内外であなたの健康と幸福を真に評価してくれる雇用主を持つことは、大きな違いを生む可能性があります。 Admiral が設立されたとき、会社の目標は、すべてのスタッフに健康的な職場と素晴らしいワークライフ バランスを提供することでした。
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18Becoming a living wage employer生活賃金を支払うことは、従業員の幸福に大きな違いをもたらす可能性があります。 Cynnal Cymru はウェールズの生活賃金認定機関であり、すべての公共団体が認定雇用主となるよう奨励しています。living wageとは=生活賃金 ◆人がある生活水準 を維持するのに必要な最低の時間給。 イギリスやスイスでは、週40時間で付加給 がないときの住宅、健康管理 、余暇などの全てを含む一定の生活水準 を満たすことができる時間給を指す。
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19London is becoming the world’s first national park city
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20Norwegian hospitals add woodland cabins and forest-play for healing
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21The Netherlands is paying people to cycle to work
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22A New Day in New York’: City Council Passes Visionary Climate Bill
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23Gibraltar’s Sustainable Developmentダニエラ・ティルベリー - ダニエラ・ティルベリー教授は、ジブラルタル初の持続可能な開発担当委員である。ダニエラ・ティルベリー教授は、ジブラルタル初の持続可能な開発委員であり、ウェールズの将来世代委員であるソフィー・ハウ氏を訪ね、私たちがどのようにお互いの仕事を支援し、世界中の将来世代のために持続可能性を促進し続けることができるかを話し合った。
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24Georgina Lloyd, 43, shares her mental illness story and how sport helped her.
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25Magor Walkway Station鉄道に関するマゴール・アクション・グループのメンバーであるテッド・ハンドは、彼らのコミュニティ・プロジェクトである遊歩道駅が将来の世代にとって不可欠であると考える理由を語ってくれた。
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26Cardiff and Vale University Health Board ウェールズ大学病院の新生児集中治療室 (NICU) にいる赤ちゃんを持つ親は、最近導入された vCreate の安全なビデオ メッセージングのおかげで、赤ちゃんのベッドサイドから離れていても小さな子どもたちと連絡を取り合うことができるようになりました。 vCreate は安全なビデオ メッセージング サービスで、部隊スタッフが子供の側にいられないときに安全なビデオ更新を録画して保護者に送信できるため、保護者が感じる分離不安を最小限に抑えることができます。サービスを受けた母親の話「資金を提供してくれたSCIPS慈善団体に感謝します」。
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27Healthy Travel Charterカーディフ市の公共サービス委員会によるスタッフ向けの「健康旅行憲章」。カーディフの公共サービス委員会が共同で、職員の『健康的な旅行憲章』にコミットしていることを本当に嬉しく思います。私たちは、この憲章が公共部門だけでなく、カーディフ市内のあらゆる組織に広がり、他の市町村や地方自治体もこの憲章に従うことを望んでいます。
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28Welsh Gov Low Carbon Planウェールズ政府の脱炭素計画。我々は、ウェールズ初の低炭素計画を歓迎し、将来の世代が直面する最大の課題のひとつに取り組むために協力することを楽しみにしている。
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