ABCDEFGH
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京都SFフェスティバル2011
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平成23年10月8日(土)
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長 谷 敏 司 年 譜
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1974年~2011年
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作成:長谷敏司+水鏡子
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文責:水鏡子
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本年譜は京フェス2011の長谷敏司インタビューの進行の補助として作成した。
掲載した事項については下記の資料等を参考にしたが、見開き2ページに収めるため、作成者が恣意的に抜き出した。
また、作品名等についても各種省略を随所で行っている。
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参考資料
 ・長谷敏司氏公式HP及びブログ
 ・wikipedia20世紀年表
 ・『岩波 近代日本総合年表第3版』
 ・『昭和家庭史年表』河出
 ・橋本治『二十世紀』毎日新聞社
 ・『コミックマーケット30’sファイル』
 ・『ライトノベル☆めった斬り!』「ライトノベル30年史」
 ・多根清史『教養としてのゲーム史』
 ・安田均『SFファンタジイ・ゲームの世界』 他
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水鏡子:
 日数がありませんが、記載して支障のない個人史、なるべく偏向したゲーム史などを(赤字)で書き込み返送していただければ助かります。
ラノベ、SF、その他の項目もこれは入れておきたいというものはどんどん入れてください。
長谷:
 書き込みをすこし調べながら入れていると、えらいことになりました。
 名作というよりは自分が熱中したものや印象に残るもの当時の旬のものを、納得いく範囲で拾うよう書きこんでみました。
 同世代同性の多数の人々が敢えて語る必要がない作品のほうが、何かを語ってくれそうな気がしたためです。
 自分が中高生のころスペオペを好んで読んでいたことを、今回見直して何十年かぶりで思い出しました。

 書籍のボリュームゾーンが圧倒的に80年代、90年代にアニメとTRPG、00年代には18禁ゲームが伸びています。(ちょっとアレなものが多いので、ゲーム名は詳細に調べていません。)
 90年代までは、書籍はハズレを膨大に引きながら好きなものを足で探していました。18禁ゲームのほうは今も店頭で適当に選ぶので、そのぶんそこそこ印象が強いように思います。
 01年以降は、書籍については、仕事をはじめたこともあってネットで当たりを探して読んでいます。引っ越しした千葉の家から図書館が自転車で30分以上かかることがあり、図書館依存生活が特に円環少女開始以降は止まってしまっています。
 しょうもないものや微妙なデキのものにあたって養われる目が更新されているのか、危機感を感じてもいます。

 『銀河英雄伝説』(2巻までしか読んだ記憶がありません)はじめ大ヒット作でも読みのがしがあるのは、刊行当時の読書の中心が図書館で、借りられていると読めなかったせいです。
 電話で呼びつけられるのが面倒くさくて予約はしなかったのです。図書館に行けば読んでいない本が山ほどあるのに、わざわざ予約をかける気になれなかったのです。

 今回の年表記入で、記憶の長い間掘り返さなかったところに、かたちを取り戻してやれたような気がします。
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