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継続力

〜目的に達するために〜

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世に魔法はありません

  • 魔法で、奇跡で希望が叶うならば、人生は楽です。
  • 残念なことに魔法、奇跡は一切ないのです。
  • 何かに達するために地道に努力しなくてはなりません。
  • しかし、地道に努力することは基本的に嫌です。
  • 人生の失敗と成功を決めるところです。
  • 私たちはどの程度で努力したいのでしょうか?

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努力しても継続しない

  • 努力を嫌がらない人に現れる問題です。
  • 継続できなくて途中で諦めます。
  • 目的に達しないのです。
  • しかし、欲・怒り・嫉妬・恨み・傲慢などの衝動でやることなら、決して諦められないという現象もあります。
  • 感情で決める目的は理性的に見ると間違っています。
  • 自分にも他人にも不幸をもたらす行為です。

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欲と怒りの問題

  • 日常生活の場合は、欲と怒りの衝動で努力します。
  • 諦めることなく継続も出来ます。
  • しかし、人生は不幸と苦労に満ちたものになります。
  • 人生は悪に染まります。
  • 世間の流れに沿った生き方は危険なのです。
  • 仏教的に解決方法を探しましょう。

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怒りを捨てる

  • 怒りがやる気を起こしても断念する。
  • 出来れば、やる気だけを残して怒りの感情を断念しても構わないが、それは無理だと思います。
  • 怒り、嫉妬、憎しみ、恨み、エゴ、傲慢の感情が引き起こす意欲を断念しましょう。
  • 瞬間的に良い結果が現れるように見えますが、決して良い結果にはなりません。
  • (例外:慈しみで怒りを演じることもできます。)

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欲を慈悲に変換

  • 「欲がないと商売や仕事が出来ない」とは誤解です。
  • 欲を慈悲喜捨に変換しましょう。
  • 人生は決して自分のせいで失敗することはありません。
  • 世の状況によってうまくいかないことはあり得るのです。
  • 生きることは慈悲喜捨を実践するためにあるのだと決めて置けば、
  • 何一つも、余計に考えたり、悩んだり、心配したりする必要はありません。

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目的設定

  • 設定した目的がないと、真剣に行動を起こすことができません。
  • というより、何の目的もなく、ただ何かをやるという生き方を止めましょう。
  • 目的がない行為は決まって悪感情の衝動から起こる。
  • 理性で、慈しみで目的を決める。
  • それも、実現できる範囲にする。
  • 目的に達するためにかかる時間も考えて置く。

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精進と努力

  • 奇跡が起きて目的達成しないので、自分で地道に努力をする。
  • 慈悲喜捨で設定された目的であれば、やればやるほど明るくなる。元気になる。喜びと充実感を感じる。
  • 目的に達するまで進むので、「継続力」は問題になりません。
  • 努力する上で、「理性」を大事にする。
  • 因縁関係を考えて、より良い結果になるように。

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何故,継続力?

  • 結果が出る前に、断念してはいけません。
  • 貪瞋痴の感情で頑張ると必ず様々な問題が起こる。
  • 感情は理性的ではないので、どんな感情の波が起こるかわかりません。
  • 貪瞋痴で始めたことは、貪瞋痴によって断念することになります。
  • しかし、目的自体が必要なものであるならば、この断念はよくありません。

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継続出来ない理由

  • 例え、慈悲喜捨で目的を目指して努力しても止めたくなることがあります。
  • こころに潜んでいる悪感情が湧いてくるのです。
  • 凡人は煩悩に弱いのです。
  • 感情が牙を向いたらどんな良いことでも止めてしまうのです。
  • 感情が割り込む度に、その感情を慈悲喜捨の感情をもって、潰すのです。

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真の目的

俗世間的な目的の有効性は死ぬまでです。

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目的

  • 生きることには目的がありません。
  • 生まれたから、存在欲(渇愛)の衝動によって、だれでも何かをして死ぬ瞬間まで、闇雲に戦っているだけです。
  • 生きることは空しいもので、苦なのです。
  • 生きることを断念するのではなく、脱出するのです。
  • 生きることを乗り越えるのです。
  • それを生きる目的に設定するべきです。

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真の精進

  • 生きるとは貪瞋痴の衝動に無条件降服です。
  • 貪瞋痴に対して報復することが真の精進です。
  • 解脱こそが生きるべき目的なのです。
  • 理性に基づいて、生きる意味を調べてみると、生きることは苦で、空しいものであると発見します。
  • しかし、真の目的は解脱であると理解するためいは仏陀の教えを学ぶ必要があります。
  • 解脱を目指す生き方が真の精進です。

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本能:煩悩

  • ありのままに物事を認識しないこころに無明・痴があります。
  • 痴によって、仲間である欲と怒りが生じます。
  • 分かり易く言えば三つの渇愛です。
  • 要するに、悪感情の衝動で悪感情のために戦うことが「生きること」なのです。
  • 感情は決して満たせないものなので、渇愛という用語を使っているのです。

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本能に抵抗する

  • 本能に抵抗することが真の努力です。
  • これは、「仏道」というものです。
  • 抵抗できる力は普通、我々に備わってないのです。
  • 仏道を学んで、実践に挑戦して、抵抗できる力も育つのです。
  • 実践とは貪瞋痴に真っ向から抵抗することです。
  • 決して簡単な仕事ではありません。

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本能の反撃

  • 解脱を目指して精進すると必ず本能(煩悩)が反撃します。
  • 今まで、独裁者で命を奴隷にしていたので、自由を認める訳には行きませんね。
  • しかし、反撃に怯えると、負けると自由を獲得することもできません。
  • 煩悩が前に出て、反撃しないと煩悩を滅尽させることも出来ません。

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継続力

  • 仏道を実践すると貪瞋痴の攻撃を受けます。
  • 俗世間的な生き方と同じく、修行を止めたくなります。
  • 少々頑張っても、悟ったつもりになってでも止めたくなります。
  • いくらでも、修行を止める理由、延期する理由があるのです。
  • 煩悩の攻撃に負けないこと、立ち向かうことが真の継続力といいます。

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継続力

  • 至って簡単です。
  • ただ、現れる煩悩を素直に確認する。
  • 煩悩は「妄想」として現象化して起こるのです。
  • 一連の妄想は確認しても消えない場合は、場所を変えたり、修行の仕方を変えたりするのです。
  • 例えば、座って修行する人は歩く瞑想にする。
  • 常に、正しい姿勢を保つ。

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継続力

  • 仏教を学んで理解を深める。
  • 慈悲喜捨の実践をする。
  • 日常生活も修行の一環として行う。
  • 心が汚れているだけではなく、影響力もある人間(悪人)との付き合いを遠慮する。
  • 理性と知恵がある人々と付き合う。
  • 社会福祉、奉仕なども行ってみる。

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諦めない

  • Vāyametheva puriso, na nibbindeyya paṇḍito;
  • 人は努力するべきです。知者は諦めてはならない。(ジャータカ)
  • Vāyametheva puriso, yāva atthassa nipphadā;

  Nipphannasobhano attho, khantyā bhiyyo na vijjatī

  • (目的に)達するまで人は努力するべきです。結果を出してこそ輝く有意義になる。(そのためには)忍耐に勝るものはありません。(サンユッタ・ニカーヤ)

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三宝のご加護がありますように

ご清聴を感謝いたします

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