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「生きているうちが花なのよ」

~儀式では人は救えない~

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なぜか、儀式・祭りが好き

  • 恐怖感、不安感を和らげる。
  • 「未知」(将来のこと)に対する不安を和らげる。
  • 楽しみがある。
  • 希望・願望・期待に応じる。
  • 人間関係を築くために役に立つ。

~儀式では人は救えない~

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儀式・祭りは宗教の特権

  • 何かの信仰に伴わない儀式・祭りはありません。
  • 宗教の関わりをカットして祭りだけ行うようにする努力も見えます。
  • 例えば、日本におけるクリスマス祭、誕生パーティなど。
  • しかし、宗教的な意義を切ることは不可能です。

~儀式では人は救えない~

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宗教は先?祭りが先?

  • これは良く分からないのです。
  • しかし、宗教が組織化する過程で、人の祭り、儀式、文化、習慣などを乗っ取ることだけは確かです。
  • となると、祭りが先ということになる。
  • 宗教と祭りの関係でも、弱者が強者に食われる現象はあるのです。

~儀式では人は救えない~

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儀式の種類三

  • 一、病気を治す、商売繁盛、幸福、守りを祈願する現世の利益目的。

  • 二、死者の霊を慰める葬儀や供養。

  • 三、自分自身の心を清める目的、修行の目的

~儀式では人は救えない~

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一、現世利益

  • これは人気第一だと思います。

例:

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茅の輪

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一、現世利益

  • 茅の輪こぐり

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一、現世利益

~儀式では人は救えない~

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経典の風を送って祝福する儀式

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一、現世利益

  • お札、お守り、占い、祈祷など沢山あります。
  • 病気を治す祈り、儀式などもあります。
  • 敵を倒して、勝利を得るためのものも。
  • しかし、金に頼ると豊かになるように、
  • 儀式に、お札に頼ることで幸福になる、商売繁盛すると具体的に言えるでしょうか?

~儀式では人は救えない~

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二、死者を慰める儀式

  • 宗教に興味がなくても、無信教であっても、葬式儀礼は行う。
  • 宗教をきらう人も、何かの祭りをして冥福ぐらいは祈る。
  • 儀式を行わないで、仲間で飲んで、食べて楽しいパーティをやる人もいるが、
  • 知識的な考えではなく、単なる我儘、ケチ以外なんでもありません。

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二、死者を慰める儀式

~儀式では人は救えない~

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三、修行という儀式

  • 滝行、断食、裸行など沢山あります。
  • 現代宗教では、結局は「修行」は何かの儀式を行うことになっているのです。
  • キリスト教の洗礼、懺悔なども儀式なのです。
  • では、何かの形をとることで、お数珠をもつことで、特定の服装でこころは成長するのかとよくわかりません。

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釈尊と鍛冶屋さんの対話

曖昧な信仰より、幸福を確保する具体的な方法

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Asibandhakaputtasutta/

  • Asiは剣です。Bandhakaは「結ぶ」なので、金属を合成して剣を作る職人という意味でしょう。
  • 場所:Nqlandq町で、Pqvqrikaとうマンゴの林です。
  • 質問をする人は:鍛冶屋を営んでいる村長です。

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村長の問い

  • 尊師、西地方のバラモンたちは手に水瓶を持っている。(kqmanfalukq)
  • ぬるぬるする蔓の首輪を掛けている。
  • (恐らく睡蓮、蓮華などの花輪の首飾りでしょう。)(sevqla mqlikq)
  • 沐浴の儀式を行う。(udakarohakq)朝晩沐浴することでこころの罪を流す。

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村長の問い

  • 護摩を焚いている。(aggiparicqrikq)
  • 聖なる火にお供えして呪文を唱えて、神とコミュニケーションを取ること。
  • 火は地上にいる「神」の代表です。(天使)
  • 彼らが、死者を呼んだり、死者に報告をしたり、天に行かせたりする。

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村長の問い

  • 大阿羅漢であり、正覚者である釈尊なら、全ての生命が死後天国に行けるようにしてあげることは出来るのではないでしょうか?
  • コメント:釈尊がなぜ、「一切衆生の救い主」だと明言しないのかと思っていたでしょう。

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常識に訴える仏陀

  • 出来ることなら、自分の考えを相手に押しつけないのは仏陀の指導方法の一つです。
  • 相手が、宗教のこと、精神のことをよく知らない一般人であるならば、「常識に訴える」方法をとるのです。
  • 他の答え方がないという意味ではありません。

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釈尊が答える

  • 「村長さん、ではあなたに伺います。自分が思う通りにお答えしなさい。」
  • “Tena hi, gāmazi, taññevettha pawipucchissāmi. Yathā te khameyya tathq na/ byqkareyyqs]” ti.
  • コメント:優れた師は相手に質問をする。「良いところを見せよう」としないで、素直に思った通りに答えれば、弟子の知識能力が向上するのです。

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質問一

  • ここで、人がいる。彼は、殺生する、盗む、邪淫をする、嘘、噂、粗悪語、無駄話を語る、異常な欲と異常な怒りがある、邪見者である。
  • (pqzqtipqt], adinnqdqy], kqmesu micchqcqr], musqvqd], pisunqvqco, pharusqvqco, sampaphalqpi, abhijjqlu, byqpanna citto, micchq diwwhikoと言う十悪です。)

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質問一

  • 沢山の人々が集まって、大集合会を開き、祈りをする、呪文を唱える、合掌して念じる。
  • 「この人は死後、天界に生れますように」と
  • 大衆の祈り、呪文を唱え、合掌して念じたと言う理由でその人は昇天すると思いますか?
  • 「違います」と村長が返事をする。

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答一の例え

  • 村長さん、人々は大きな石を深い水に投げ捨てる。それから、皆、大石よ、浮いてくれたまえ、陸に上がってくれたまえと祈る、賛嘆する、拝んで念じる。
  • では、大衆の祈る力で、念力で大石が浮くと思われますか?
  • 違いますと村長が返事をする。

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答一(結論)

  • そのように、村長さん、殺生する、…邪見者に対して、例え、大衆が「天界に生れますようにと祈ったり、合掌して念じたりしても、そのひとは死後、不幸な境地に、地獄に陥るのです。
  • (コメント:もし、神が祈りが実るようにしたならば、それは背任罪です。)

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答二

  • ここで人がいる。かれは、不殺生、不邪淫で、嘘をつかず、二枚舌にならず、粗悪語・無駄話語らず、異常な欲も怒りもなく、正見である。
  • 大衆が、大集合会を開き、祈ったり、呪文を唱えたり、合掌して念じたりする、
  • 「この人は死後、不孝に、地獄に陥りますように」と

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答二

  • 大衆に祈りの力、呪文の力、合掌して念じる力によって、その人を死後、不幸に、地獄に陥れることができると思いますか?
  • 「そう思えません」と村長が返事をする。

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答二の例え

  • バターか油が一杯詰まっている瓶がある。それを底が深い水に投げ捨てて石などでその瓶を割る。投げた小石や瓶の破片などが下へ沈む。バターか油が水の上に浮く。
  • 人は大集合会を開き、祈る、呪文を唱える、合掌して念じる。
  • 「バターよ、下へ行け、下へ沈め」と

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答二の結論

  • では、村長さん、大衆の祈りの力でそのバターか油が下へ沈むと思いますか?
  • いいえ、そう思いませんと村長が返事をする。
  • このように、不殺生…正見者が、たとえ大衆が「地獄に堕ちろと」祈っても、死後、天界に生れるのです。
  • 村長が、仏陀の答えに賛同する。

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解説

隣人の貯金口座は自分の投資金になるのでしょうか

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人の運命

  • 絶対的な存在(神、仏など)の勝手で人の運命が定めている信じることもある。
  • それが、本当であるならば、私たちは何をしても、効き目はありません。
  • 神の僕になるもの、悪魔に誘惑されるもの、天界に行くもの、地獄に堕ちるもの全て定めている。
  • 祈りは完全無効なのです。

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祈りの力

  • 祈って人の運命を変えられると思うなら、その人は他人の命を自分に操られると思っている。「神」つもりになっている。
  • それなら、他人にも同じ力があるから、自分の祈りを無効にすることも出来る。
  • 赤の他人に自分を地獄に陥れることが出来るとすると、危険ではないでしょうか。

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祈りの力

  • 「祈り」は偉大なる力にお願いすることです。
  • このような祈りをすればするほど、自分が惨めになる。自分は弱気になる。
  • 必ず祈りは聞いてくれると迷信するならば、凶暴に、頑固になったりする。

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祈りの力

  • 自分のこころに言い聞かせる「祈り」なら心理的な働きが起きる。
  • 優柔不断がなくなり、頑張る気持ちになることは可能です。
  • しかし、それは他人に頼ることではなく、自分自身で自分の幸福を築く人の、自己応援なのです。
  • 仏教も「誓願する」ことは認める。

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お墓を買って置く

  • 親戚、家族が頼りにならないと思う人は先に、自分のお墓を買って置いて、永代供養の費も払っておく場合があります。
  • 「肉体は永遠なり」という邪見があるからこそ墓に執着をする。
  • 他人が供養して天国に生かしてくれると信じることも邪見です。
  • 邪見二つも持つ人の死後とは?

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自業自得

  • 「自業自得」の法則は明らかな事実です。
  • ですから、自分が生きている間は一杯善行為をすることが自分の今世の幸福、死後の幸福を確保する唯一な保証なのです。
  • 自分の行為の結果を否定すること、無効にすることは他人にはできません。
  • 親の善行為は親の幸福になるが、子の幸福になりません。

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回向するとは

  • 回向する人は、自分で善行為をしているのです。無執着の、無欲のこころが更に強化するのです。
  • 従って、回向を必ずするものです。
  • 自分が回向するから他人が幸福になる、他人が善行為しなくても良いとするとそれは調子に乗りすぎ。邪見に陥る。

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回向の効き目

  • 回向は無効な、無駄な行為ではありません。
  • 「共に喜ぶ、賛同する」という働きがあります。
  • 他人の善行為を喜ぶこと、賛同することは自分の善行為です。
  • 他人の回向を素直に喜んで賛同して受けるならば、自分の善行為になるのです。

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回向の効き目

  • ですから、親が善行為することは子が喜んで協力したり、賛同したりするならば、子も幸福になる。
  • 子の善行為をこころから喜ぶ親にもその善行為の結果を得ることができる。
  • しかし、現実は違います。互いに賛同するのではなく、猛反対するのです。

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善行為は難しい?

  • 如何にこころを清らかに保つのかということは善行為の基本です。
  • 優しい言葉使い、人を助ける、ボランティアをするなどで、自分のこころをある時間でもキレイに保つことができる。
  • 行った善行為を思い出して喜ぶことでも、更に、こころが清らかになる。
  • 瞑想実践は直接こころを清らかにする。

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だれも当てにならない

  • この肉体さえも、自分の希望通りにならない。病気になったり、老いたりして自分を裏切る。
  • 従って、他人は自分のことを真面目に心配する期待しない方が良いのです。
  • 他人様、じぶんのことで精一杯なのです。
  • 生きている間は、一切の幸福を確保できる絶好のチャンスなのです。

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三宝のご加護がありますように

ご静聴を感謝いたします

生きとし生けるものが幸福でありますように