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からだのトリセツ

こころの科学からのアドバイス

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酸素に悩みがありますか?

  • 身体の65%がO₂です。
  • 他の元素はC,H₂,N₂、Ca, P, K, S, Na, Cl, Mgです。
  • この11は命にessential elementsです。
  • 物質も有機体も老いたくはない、死にたくはない、不死は無理なら長寿でも欲しいと思わない。
  • 感情もありません。
  • しかし、度を超して身体のことを心配します。

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感じる(feeling)から命です。

  • 俗世間でいうfeelingではなく、基本的な働きです。
  • 1.苦、2.楽、3.不苦不楽という三つです。
  • 苦楽の判断は個人の問題にもなりますが、法則は愛着が生まれる(楽)、拒否したくなる(苦)、無関心・気にしない(不苦不楽)になります。
  • 要するに、感じることが煩悩の入り口です。

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物体(からだ)の役割

  • 役割はありません。
  • 心が(知る働き)感覚を作るために道具として使っているのです。
  • 有機体なので、身体が物質と違って簡単に壊れます。
  • こころが道具を修復します。
  • 瞬間も休むことなく修復作業しなくてはいけないので、こころに何の安らぎも落ち着きもありません。

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無明の役割

  • 絶えず修復作業に苦労しているので、身体に執着することに意義があるのか、生きることに価値があるのか、物質の奴隷になることはいかがなものなのか、と発見しないことは無明です。
  • 生きるために無明が欠かせないのです。
  • 命にこの上のない価値があるのだという錯覚を保つことが無明の役割です。

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刺激のために生きる

  • 感覚を通してこころが刺激を求めます。
  • 刺激は心を回転するために必要なエネルギーです。
  • ですから、身体を捨ててはならない。無執着になるのではなく、力強く身体に執着しなくてはならない。
  • この気持ちで死ぬまで身体の維持管理をしています。
  • 自然法則である老い・病・死は決して受け止めたくはありません。(真理を拒否します)

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感情の暴走

  • 善い感覚を感じたい、善い刺激を受けたい、悪い感覚を避けたいと言う衝動に制限がありません。
  • しかし、眼・耳・鼻・舌・身の能力には制限があります。
  • 物質には限りの無い力を発揮することは不可能です。
  • 一般人の意の力も微々たるものです。
  • 事実を認めたくないこころが不満を感じます。
  • こころが身体に能力を超えた働きを期待します。

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もっと善いものがあるはず

  • 何かを見る、少々楽しいが納得いかない。もっと善いものがあるはず。さがしましょう。
  • 何かを見る。楽しくない。よいものがあるはず。
  • 何かを見る.楽しくなる。続けて見る。飽きる。もっとよいものがあるはず。探しましょう。
  • 六根においてこの既定のプログラムが起動しているのです。

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もっと働け!

  • 何かを見る。楽しくなる。更に見る。楽しい。夢中になる。眼の能力リミットが越えているのに気づきません。
  • 眼にそれから楽しい刺激を作ることができなくなる。
  • 六根においてこのプログラムを起動させる人もいる。
  • この人々は身体を悪用しています。
  • 修復が不可能になると極端に悩む。苦しむ。

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身体のトリセツは知らない

  • 自転車は上手に乗れると言う理由で飛行機の操縦するとどのような結果なのでしょうか?
  • 食べる場合は、美味しいから食べる。味覚の刺激を求めて食べる。満足しようと食べる。
  • 摂取とは身体という機械に燃料を入れることなのに、その決まりを忘れているのです。
  • 燃料を入れ過ぎか、使用不可の燃料を入れています。

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身体のトリセツは知らない

  • 眼・耳・鼻・舌・身・意に色・声・香・味・触・法と言う情報を入れる時、刺激・感情を求めているならば、
  • その人の身体の使用方法は間違っているのです。
  • 僅かな時間だけ、刺激を受けるかも知れませんが、身体を壊しているので、激しく悩む,苦しむ羽目になるのです。
  • もっと頑丈な身体があった方が良かったという不満。

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身体のトリセツ

理性がある人に身体は幸福への道案内をする。

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ステージ①俗編

  • 理性を使って、身体が純有機物体であることを理解する。
  • 物質を自分勝手に管理できるものではないと理解する。
  • 有機物体の制限を理解する。
  • 道具の正しい使い方を学んで、わがままを捨てる。

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ステージ①俗編

  • 感覚と刺激を作る目的で身体を使っているのだと理解する。
  • 食べるとき、身体に必要な物質を必要な量のみを入れる。
  • 限りなく刺激を求めるのではなく、身体が与える刺激で満足をする。納得する。
  • 道具を丁寧に扱う。

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ステージ①俗編

  • 例:ワンちゃんは「おすわり!待て!」を理解するならば十分です。楽しいです。
  • しかし、「今日は何曜日ですか?」という問いに正解を求めません。
  • 身体の制限を正しく知って、それで満足することが理性であり、身体の正しい使い方です。
  • 健康で長生きすることが出来ます。

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ステージ②価値編

  • 身体を分解して観る。
  • Mahā Satipaṭṭhāna suttaの「身随念」を読んでみましょう。
  • 1.呼吸の観察。空気を入れる、出すという繰り返しで身体が成り立っていることを理解します。
  • 2.立つ,歩く,座る、横になる、又他の動きを観察する。単純な働きで身体が機能していると理解する。

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ステージ②価値編

  • 3.服を着る、服を脱ぐ,手を伸ばす、首を回して見る食べる,飲むなどの細かい行為を観察する。
  • 身体とは大まかな行為と細かな行為で成り立っているのだと理解する。
  • 4.身体の細胞組織ごとに観察してみる。現代的な知識を使っても構わないが、経典は32種類の分け方が説かれています。
  • 身体とは臓器の組み合わせです。それらは決して愛着が生まれるものではなく嫌悪感を作るのです。

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ステージ②価値編

  • 5.身体とは土、水、火、風で出来ていることと、外の世界も土、水、火、風で出来ていることを観察します。
  • 差がないと理解する。
  • 6.死体を観察する。我が身も同じものであると理解する。(九つのステージを説かれています)
  • 身体とは、ただの地球の土であると理解すると愛着に値しないのだと分かるので価値観が消える。

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ステージ③感覚編

  • 有機物体に感じる能力があるから「命」という機能が現れます。
  • 感覚がなければ、この物体に動き・機能がない。
  • 感覚が基本的に不満でなければ、絶えず伸び縮みの動きは起こりません。
  • 感覚が無常・苦・無我なので、愛着にあたいしないと発見します。

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道具のプロになる

  • 小欲・知足の世界。Appicchatāと santuṭṭī
  • この場合の欲はgreedではなくneedsです。
  • 欲は少ないものも悪です。
  • Needsになるとリミットが成り立ちます。
  • 欲は満たせないと知る人はneedsを理解する。
  • それも最小限にします。

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道具のプロになる

  • Santuṭṭīとは喜び、満足という意味です。
  • からだから、気のままに、限りの無い喜び、刺激、楽しみが決して得られないと理解して、
  • 身体から得られる楽しみで満足をすることです。
  • 仏道の人は刺激を命が維持できる程度にするのです。
  • 欲を期待しないのです。

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身体と業

  • 眼・耳・鼻・舌・身・意の能力は業が決めます。
  • 皆に同じ能力はありません。
  • 他人の能力と自分の能力を比較して、悩んだり、落ち込んだり、嫉妬したりするのは無駄で悪行為です。
  • 身体に不都合があっても仕方がありません。
  • Appicchatāと santuṭṭhīが正しい生き方です。

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三宝のご加護がありますように

ご静聴を感謝いたします。

生きとし生けるものが幸せでありますように

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祈願

  • Dukkhappattā ca niddukkhā
  • Bhayappattā ca nibbhayā
  • Sokapattā ca nissokā
  • Hontu sabbe pi pāṇino
    • 苦しんで悩む生命が苦しみなく、
    • おそれて悩む生命がおそれなく、
    • 悲しんで悩む生命が悲しみなく、
    • 一切の生命が安穏でありますように。