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JA6YBR 50MHzビーコン

に関するアンケート結果

Jan.2026

de JF6DEA

JA6YBR Operating Team

333局の声から読み解く

JA6YBRの現在と未来

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1985年に運用を開始し、現在 50.017MHz で電波を出し続けている JA6YBR 50MHz ビーコンは、2025年11月に、運用開始から 40周年を

迎えました。

この節目にあたり、今後のビーコン運用の方向性や、アマチュア無線におけるビーコンの意義について皆さまからのご意見を募ったものです。

◆ 実施期間:2025年8月~11月

◆ 目  的:ビーコンの現状評価、運用継続の意義、

       改善提案、支援可能性の把握 など

◆ 対  象:国内外のアマチュア無線家

◆ 回 答 数:333 (日本国内=295、海外=38)

1. JA6YBR ビーコンに関するアンケート概要

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◆ 回答者総数は、国内外合わせて 333

◆ 国内は全エリアから 295、局数が多い 1,2エリア、地元の 6エリア

  から多くの回答

◆ 海外は全6大陸から 38 受信頻度が高い AS, OC からの回答が中心

NA=北米、SA=南米

EU=欧州、AS=アジア

OC=オセアニア

AF=アフリカ

2-1. 回答者プロフィール 【エリア分布】

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◆ 40年以上が全体で62%、国内で65%

◆ 30年以上は、全体の82%、国内で84%、海外で68%

◆ ベテラン層からの回答が多く、経験が浅い方からの回答が少数

2-2. 回答者プロフィール 【アマチュア無線歴】

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◆ 「ほぼ毎日~週に数回」のアクティブ層は、国内 37%、海外 64%

◆ 国内は「必要な時に運用」、海外は「ほぼ毎日運用」の回答が最多

◆ 全体の 58% が「月に数回」以上の運用頻度

2-3. 回答者プロフィール 【過去3年の運用頻度】

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回答者全体(N=333)の 83% が

  受信経験あり

◆ 国内では 84%、海外でも 76% が

  受信経験あり

◆ 多くの皆さんが JA6YBR を認知

  している

3-1. JA6YBR ビーコン受信経験

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◆ ビーコン受信経験「あり」の回答数 276 を対象に分析

◆ 国内外とも「必要な時」に受信する層が最多で、国内は 67%、海外は 45%

◆ 「月に数回」以上の定期的な利用は、全体の 27%、国内では 26%

◆ 受信したことはあるが、全体の 8% 程度は「利用」に至っていない

3-2. JA6YBR ビーコン受信頻度(受信経験「あり」対象)

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◆ ビーコン受信経験「あり」の回答数 276 を対象に分析

◆ 国内外とも伝搬状況確認」が最多で、国内は 53%、海外は 58%

◆ 次いで「受信設備確認」が、国内 22%、海外 22%

◆ 国内では 14% が「移動運用時の確認」にも活用されている

3-3. JA6YBR ビーコン受信目的(受信経験「あり」対象)

複数回答

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◆ ビーコン受信目的のうち、

  上位2項目の「伝搬状況確 

  認」と「受信設備確認」の

  エリア分布を分析

◆ 宮崎からの距離を考慮して、

  近距離:500km 以下

  中距離:500~1000km

  長距離:1000km 以上

 と分類し、国内を

  近距離:4,5,6エリア

  中距離:1-3, 9,0, JR6エリア

 とみなして分析

◆ 長距離は、左の地図から、7,8  エリアに加え、海外のうち BV (台湾)を含めることにした

3-3-1. 【探究】JA6YBR ビーコン受信目的の分析の前提

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【伝搬状況確認】

◆ 中距離エリアからの回答が多く、

  全回答数の 52%

◆ 電離層伝搬のみならず、地表波や  対流圏伝搬、スキャッターなど、

  多岐の伝搬確認に活用と想定

【受信設備確認】

◆ 国内と台湾 (BV) では、距離に

  関わらず3割前後が「受信設備

確認」に活用と 回答

◆ 近距離のみならず、中・長距離

  エリアからの回答は意外な結果

3-3-2. 【探究】ビーコン受信目的のエリア分析

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◆ 「よく知っている」「概ね知っている」をあわせると、全体:73%,

  国内:71%, 海外:79%と、認知度は7割以上

◆ その一方で、40年運用しているが、全体の 15%(国内:14%, 海外:21%)

  が「ほとんど知らない」と回答

◆ 一定の認知度はあるが、ビーコン情報の周知方法に、更なる工夫が必要

4-1. JA6YBR ビーコンの認知度

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◆ 「公式サイト」からが、全体で 31%, 国内で 32%, 海外では 26%

◆ 「公式サイト」「クラスタ」「SNS」をあわせた「デジタル」の情報源

  は、全体・国内外ともに 67%

◆ 認知度の向上に向けて、ビーコンの情報発信方法に改善の余地あり

4-2. JA6YBR ビーコンの情報源

複数回答

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「非常に有用」と「おおむね良い」

  を合わせた割合

   ・ 全体では 96%

   ・ 国内では 96%

   ・ 海外では 97%

 と、いずれも 95%以上

◆ ビーコンの現状は、国内外共に

  高い評価を得ている

5-1. JA6YBR ビーコンの現状評価

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「非常に重要」 と「やや重要」を

  合わせた割合

   ・ 全体では 93%

   ・ 国内では 93%

   ・ 海外では 90%

 と、いずれも 90%以上

◆ 国内・海外にかかわらず、ビーコン

  の重要性は高く認識されている

5-2. ビーコンの重要性評価

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◆ ビーコンの重要性で「非常に重要」「やや重要」の回答数 308 が対象

特定の場所から電波伝搬を直接確認できるからが最多

    全体:28%, 国内:28%, 海外:25%

◆ 次点は「リアルタイムの生の情報が得られるから」

    全体:26%, 国内:26%, 海外:25%

◆ 「パソコンなどが不要だから」と「インターネットに依存しないから」は

  全体の 37%が支持しており、信号を直接耳で聴くことの価値観を重視

5-3. ビーコンが重要な理由 (重要性「非常に」「やや」対象)

上位2項目で

全体の約半数

複数回答

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「強く継続希望」 と「できれ

  継続希望」を合わせた割合

  ・ 全体では 93%

  ・ 国内:94%, 海外:85%

 が、運用継続希望

運用継続の要望は極めて高い

6-1. JA6YBR ビーコンの運用継続希望状況

【参考】1986年のアンケート結果

  回答数:国内(JA1~9)の 115

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◆ 「今のままでよい」は、全体:44%, 国内:46% だが、海外は 27%

◆ 「Webでのリアル情報提供」(全体:19%)や「FT8などデジタル対応」 

  (全体:13%)など、最近のネット・デジタル対応も求められている

◆ 「同一周波数複数ビーコン」(全体:14%), 「時間ごとにモード変更など」

  (全体:7%)など、新たなビーコンの運用形態にも一定のニーズがある

◆ 送信するのみでなく、RBN(リバースビーコン)機能を求める声も複数あり

6-2. 今後の運用への改善要望

複数回答

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財政的支援」は、全体:37%, 国内:39% と最多、海外は 18%

◆ 「受信レポートの提供」は、全体:26%, 国内:25%, 海外:37% で、

  遠隔地からのレポートは運用の励みになる

◆ 「広報活動への協力」も、国内外で 18~20% から支持を得ている

◆ 一方で「技術的支援」の割合は、国内外とも 2~4% と少数

6-3. 今後の運用への支援・貢献

複数回答

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◆ 国内外とも「伝搬観測ツール」が圧倒的多数

    全体:77%, 国内:79%, 海外:63%

◆ 「新技術と融合して進化」を望む声もあり、今後の運用形態は要考慮

    全体:15%, 国内:13%, 海外:32% 

6-4. 今後のビーコンの役割

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電波伝搬学習に役立つの回答が国内外とも3割で最多

    全体:32%, 国内:32%, 海外:31%

◆ 「DXの面白さのきっかけ」は、全体:20%, 国内:19%, 海外:26%

◆ 以上から「電波伝搬関連の学習・契機に資する」との回答が約半数 

6-5. 新規参入者のとっての役割

複数回答

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7-1. コメントのワードクラウド分析

頻出上位40語 出現回数多=文字大

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【感動系・安心感など】

◆ 最近、50MHzのアンテナを上げて、ローカルもいないまま初めてとらえた信号 は貴ビーコン、とてもうれしかった(1エリア)

◆ ビーコンを初めて受信した時の高揚感は忘れない。今でも移動した時などに確認するビーコンがある。高揚感と、今では 安心感を得ている(2エリア)

◆ 海外でJA6YBR/Bを受信したときには、FT8とは比較にならない感動モノだった

              (6エリア)

◆ シーズンになると必ず聞こえてくる宮崎ビーコンは、自分の受信機がきちんと機能していることがわかり、非常に安心感がある

              (8エリア)

◆ 無線の醍醐味である、聞こえた時の嬉しさが味わえる(9エリア)

7-2. ご意見・ご要望・メッセージ(一部抜粋・要約)

【日 常】

◆ コンテスト前に50MHzの準備ができて最初にすることはJA6YBRの受信(4エリア)

◆ 「今日はJA6YBRのビーコンが聞こえているか」という話はローカル局とは日常会話

(8エリア)

◆ JA6YBRのビーコンは、無線機の電源を入れたとき、最初によくチェックしている

                (0エリア)

【活用方法】

◆ オープン状態の把握と移動運用時ロケの良し悪しの判断に活用。地表波でJA6YBRが聞こえる所は西方面がよく飛ぶ!瞬時に判断できるので重宝している(2エリア)

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【新技術】

◆ リバースビーコン受信局を設置すれば、自分の電波が宮崎まで飛んでいるかどうか確認ができ、また一層、バンド内のコンディション把握に役立つと 思う(2エリア)

◆ 現ビーコンに並行してリバースビーコンを設け、もっと積極的に電波伝搬状況や自局の無線設備の状況を得ることができるようにするべきと思う(4エリア)

◆ FT8 等でビーコンの存在が低下していることは否めないが、新しい技術を取り入れて継続を希望(7エリア)

7-2. ご意見・ご要望・メッセージ(一部抜粋・要約)

【今後の運用について】

  多くの「運用継続希望」の中で以下の意見もあり

◆ 50MHz自体が寂れてきている現状もあるので、無理をした継続は望まない(5エリア)

◆ JA6YBRに携わる関係者が続ける価値があるかどうかで決めればよい。アマチュア無線自体がいわゆる趣味の世界なので、やる気が出ないのに続けているという姿は見たくない。ただ、終了するときには 十分な告知をしてほしい(8エリア)

◆ 昨今のアマチュア無線の遊び方、若手の参加状況などを考えると、このまま維持するのが本当に最良なのかと思う。特定の関係者だけに押し付けるのは気が引ける。連盟などどこかで引き継げないものか、無理であれば廃止もやむを得ないと思う(6エリア)

【周知・PR について】

◆ FT8時代だからこそのビーコンの存在や有効な使い方や、初心者も楽しめるような使い方について、雑誌や各種イベント、Webなどでの案内や広報などが必要だと思う(1エリア)

◆ 最近の無線局はビーコン自体を知らない方もいる模様。ビーコンとは何なのか、有効な利用方法など、色々なアプローチで広めていけばより一層存在意義があると思う(6エリア)

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7-2. ご意見・ご要望・メッセージ(一部抜粋・要約)

【海外からのコメント】

◆ It has been an iconic presence on 50 MHz and always helped us to know when the band is open to Japan. A CW beacon is also very useful to assess the state of QSB (fading) and the length of openings on 50MHz.(OC)

このビーコンは50MHz帯における象徴的な存在であり、日本方面へのバンドオープンを知る上で常に

役立ってきた。また、CWビーコンはQSB(フェージング)の状態や、50MHz帯でのオープンの長さを

判断するのにも非常に有用(オセアニア)

◆ An FT8 version for the beacon will be very handy this days and for the future.(NA)

ビーコンの FT8 版があれば、現在も将来もとても便利になると思う(北米)

◆ I have not listened for any 50MHz CW beacon since about 2020. My FT8 CQ and checking PSK Reporter is more effective in finding 50MHz band openings/propagation paths. Sorry for my negative comments, but technology has moved on and there are more effective options than 50MHz CW beacons.(OC)

2020年ごろ以降、50MHz の CW ビーコンはまったく聞いていない。FT8 CQ や PSK Reporter の確認のほう

が、50MHz バンドのオープンや伝搬経路を見つけるうえでより効果的。否定的なコメントで申し訳ないが、

技術は進歩しており、50MHz の CW ビーコンよりも効果的な選択肢が存在する(オセアニア)

◆ I personally think what you are maintaining is important for all of us Amateur Radio operators. Most importantly whilst innovation is great maintaining existing is critical for us operating 50MHz band.(OC)

個人的に、JA6YBR ビーコンは私たちアマチュア無線家全員にとって重要だと思う。新しい技術革新が

素晴らしい一方で、既存のものを維持することは、50MHz帯を運用する我々にとって極めて重要

(オセアニア)

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8. 謝辞と JA6YBR ビーコンの今後の方向性

2025年11月に、運用開始から 40周年を迎えた JA6YBR 50MHzビーコンに

対し、多くの皆さんから興味を示していただくと共に、今回のアンケートへのご協力を賜り、深く感謝いたします。

今回いただいた回答や貴重なご意見・ご提案などは、今後のビーコンの運用に反映・活用させていただきます。

JA6YBR ビーコンについては、運用サイトの事情が許す限り、当面の間は運用を続ける意向です。受信できた時には、気が向いた時にでもクラスタなどに受信レポートをアップして戴ければ、モチベーションにつながります。

今後とも、JA6YBR 50MHzビーコンへのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

de JF6DEA

JA6YBR Operating TEAM