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パソコン
ウェブ
ブロックチェーン
Dynabook (アラン・ケイ ’68)
Apple II (ジョブズ, ウォズニアック ’77)
Microsoft Windows 95 (‘95)
iPhone (‘07)
World Wide Web (ティム・バーナーズ=リー, ‘89)
Mosaic (マーク・アンドリーセン, ‘93)
ブロードバンドインターネット接続の普及
ビットコイン (Satoshi Nakamoto, ‘08)
イーサリアム (‘13)
ドットコムバブル崩壊 (‘01)
リーマンショック (‘08)
情報流通
ウェブ検索の普及
SNSの普及
AI型レコメンデーションの普及
クリエイターエコノミー
文章・音楽・画像データおよび プログラム制作の個人化
動画, 写真, 漫画の隆盛
The Web is Dead (Chris Anderson, ‘10)
Content is King (Bill Gates, ‘96)
The New Creator Economy by Web3
Web3が生まれるに至る背景
個人の創造力をエンパワーするパーソナルコンピューターの思想と実装が進むなか、ウェブには情報流通の民主化が期待された。しかし、個人が用いることのできるビジネスモデルには限りがあり、最終的には、無料広告モデルとスマートフォンOSとAI型レコメンデーションの組み合わせによって、大企業による集中・寡占・独占が生じた。Web3は、ブロックチェーン上のトークンによって、個人が用いることのできるビジネスモデルに大きなインパクトを与え、それによって、個人の創造力をエンパワーする思想と実装をやりなおそうとする「新クリエイターエコノミー」の運動という側面がある。
GAFAMの5社が時価総額上位独占 (‘17)