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2020年12月21日

【NPOクラブ123荻窪 マーケティング基礎調査プロジェクト】

マーケティング基礎調査    サービスグラント�最終報告書

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目次

エグゼクティブサマリー

第1章 はじめに

1-1. はじめに:スコープ設定書の内容

1-2. 本調査の検討論点

1-3. 本調査の検討ステップ

1-4. 本調査の全体像

第2章 スポーツクラブの市場環境動向及び課題の整理

2-1. スポーツクラブの市場環境の動向

2-2. スポーツクラブのマクロ環境分析

2-3. クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

2-4. クラブ123荻窪のSWOT分析

2-5. まとめ

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1

第3章 新規事業(スポーツ)の提案

3-1. 新規事業(スポーツ)の検討プロセス

3-2. 新規事業のターゲット層(ヒアリング内容参照)

3-3. 新規事業の候補

3-4. 候補スポーツの概要・考慮点

3-5. マルチスポーツの概要・考慮点

3-6. まとめ

第4章 広報戦略の提案

4-1. 広報活動の現状分析と課題

4-2. 広報活動の改善提案

4-3. Webサイトの改善提案

4-4. まとめ

第5章 総論

5-1. 本調査のまとめ

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1-1. はじめに:スコープ設定書の内容

目的:総合型スポーツクラブとしての財務基盤を確立するための新規事業(スポーツ)や広報戦略を提案することで、クラブ123荻窪の今後の事業の方向性に対する示唆を示す。

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項目

内容

目的

クラブハウスを持てる財務基盤を確立すべく、スポーツクラブ市場の動向と地域の需要を調査し、現状のクラブの課題を整理するとともに、チアリーディングの次の事業及び広報戦略を提案する。

課題

より地域に開かれたクラブとなるため、専用のクラブハウスを持つことを目指しているが、チアリーディング以外に収益源となる事業が育っていない。

作業範囲

スポーツクラブ市場動向と地域需要の調査、現状の課題分析と次期事業提案

最終成果物の規模感と機能要件

パワーポイントで10~20 枚程度で、インターネットや文献による調査結果、地域のヒアリング結果等をまとめた資料。付録としてヒアリングの生データや集計データ。ヒアリングした結果を踏まえた現状の広報活動の課題整理と、次期の事業と広報戦略の提案。

成果指標(最終成果物の活用効果を測るもの)

・3年後に第2の事業の成長

・5年後に同等規模の第3の事業成長及び、クラブハウスの所有・運営開始

KPI(成果指標の定量的な目標)

  • 3年後に第2の事業の年間500 万円規模の売上
  • 5年後に第3の事業とチアリーディングと合わせた年間2,000 万円規模の売上
  • 5年後にクラブハウス設立

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1-2. 本調査の検討論点

クラブの課題整理をした上で、地域ニーズ及び収益性の観点から新規事業(スポーツ)を検討するとともに、今後の事業を進めていく中での広報戦略を提案する。

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検討論点

大論点

目的

検討ステップ

Step1

市場環境の動向

及び課題の整理

Step2

新規事業(スポーツ)の提案検討

Step3

広報戦略の提案

現状分析

クラブ123荻窪を取り巻く市場環境(地域需要、リソース等)はどのような状態か。クラブ123荻窪の課題は何か。

総合型スポーツクラブとしての財政基盤の確立に向け、新規事業(スポーツ)の内容や、広報戦略をどうしていくべきか。

新規事業検討

クラブ123荻窪として、どのようなスポーツを誰に提供すべきか。

広報戦略

誰に対してどのようなチャネルを用いて広報活動をしていくべきか。

総合型スポーツクラブの市場環境の動向は?

(PEST分析)

クラブ123荻窪の課題は何か。

地域需要及び収益性確保の観点から、新規事業として、どの年代・性別をターゲットに設定すべきか。

想定ターゲットに対してどのようなスポーツを提供することが望ましいか。

現状の広報活動の課題は何か?

広報活動の改善点は何か。

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1-3. 本調査の検討ステップ

デスクトップ調査及びヒアリング調査を行って、 Step1~Step3の調査内容を整理する。

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Step1

市場環境の動向及び課題の整理

Step2

新規事業(スポーツ)の提案検討

Step3

広報戦略の提案

  • 総合型スポーツクラブを取り巻く環境はどのような状態か(政治的要因、経済要因、社会的要因、技術的要因は何か)
  • 他のスポーツクラブの活動にはどのような好事例があるか。
  • 杉並区の人口動態や将来推計の特徴は何か。
  • 他クラブの優良事例では、誰に対してどのような広報活動を行っているのか。

3

ヒアリング調査

デスクトップ調査

検討ステップ

想定アウトプット

  • クラブを取り巻く市場環境(地域需要やリソース)はどのような状態か。
  • クラブが抱えている問題点や、課題は何か。
  • 新規事業(スポーツ)として、どの年代をターゲットに設定すべきか。
  • どのようなスポーツを提供することが望ましいか。
  • 団体及び団体の各活動において、誰に対してどのように広報活動を行っているか。
  • 広報活動の課題は何か。
  • スポーツクラブの市場環境のマクロ分析(PEST分析
  • 他のスポーツクラブの調査をもとにした競合分析
  • クラブが抱えている問題点や課題の整理
  • 杉並区の人口動態・将来推計
  • スポーツの地域需要や想定ターゲット層の整理
  • 新規事業(スポーツ)のターゲット層及び内容
  • クラブの広報活動の整理と可視化(セグメント分け、広報チャネル[チラシ、HP 閲覧、メルマガ、SNS 等]の整理)
  • 他クラブの広報戦略の優良事例
  • 広報における改善点の整理

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1-4. 本調査の全体像

本調査の全体像を以下のように整理する。

5

SWOT分析

スポーツクラブの

市場環境の動向

スポーツクラブの

マクロ環境の整理

新規事業(スポーツ)の提案

広報戦略の提案

提案内容のまとめ

クラブ123荻窪の

ミクロ環境分析

第2章(Step1)

第3章(Step2)

第4章(Step3)

第5章

本調査内容の整理

・スコープ設定書

・検討論点

・検討ステップ

第1章

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目次

エグゼクティブサマリー

第1章 はじめに

1-1. はじめに:スコープ設定書の内容

1-2. 本調査の検討論点

1-3. 本調査の検討ステップ

1-4. 本調査の全体像

第2章 スポーツクラブの市場環境動向及び課題の整理

2-1. スポーツクラブの市場環境の動向

2-2. スポーツクラブのマクロ環境分析

2-3. クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

2-4. クラブ123荻窪のSWOT分析

2-5. まとめ

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第3章 新規事業(スポーツ)の提案

3-1. 新規事業(スポーツ)の検討プロセス

3-2. 新規事業のターゲット層(ヒアリング内容参照)

3-3. 新規事業の候補

3-4. 候補スポーツの概要・考慮点

3-5. マルチスポーツの概要・考慮点

3-6. まとめ

第4章 広報戦略の提案

4-1. 広報活動の現状分析と課題

4-2. 広報活動の改善提案

4-3. Webサイトの改善提案

4-4. まとめ

第5章 総論

5-1. 本調査のまとめ

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2-1.スポーツクラブの市場環境の動向

7

スポーツクラブ全体の傾向把握のため、フィットネスクラブの会員数などの推移を調査した。

  • 10年スパンの長期では会員数、利用者数、売上ともに増加傾向
  • 直近3年の利用者数は微増、会員数、会費収入は減少(会員単価減少)≒ほぼ横ばい

出所:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査結果」

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2-1.スポーツクラブの市場環境の動向

8

総合型地域スポーツクラブに特化して設立数等を調査した。

  • 全国で3,461の総合型地域スポーツクラブが設置されている(都内:141)
  • 設置数の伸びは鈍化したが、都内では2016年以降も毎年2〜5団体が創設されている
  • 全国の団体のうち、26%は法人化されている(法人比率は増加傾向)
  • 指定管理者となっているのは219団体(全体の6.3%と少ない)

出所:文部科学省・スポーツ庁「総合型地域スポーツクラブ育成状況調査」結果に基づき集計

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2-1.スポーツクラブの市場環境の動向

9

総合型地域スポーツクラブの財務状況は以下のようになっている。

  • 予算規模は100万円以下が29.3%で最多、次いで1,000万円超22.8%となっており、二極化傾向にある
  • 指定管理料収入が予算額に含まれていることも一因と思われる(指定管理料収入が大きい)
  • 予算の9割超を自己財源で賄うことができている団体は1/3しかない

出所:文部科学省・スポーツ庁「総合型地域スポーツクラブ育成状況調査」結果に基づき集計

2極化

クラブ123荻窪

クラブ123荻窪

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2-1.スポーツクラブの市場環境の動向

10

総合型地域スポーツクラブが徴収する月額会費単価の推移は以下のようになっている。

  • 200円以下で約3割、1,000円超で約3割と2局化(2019年度)
  • 2009年度以降、5年スパンで推移をみると、200円以下が減り、1,000円超が増加�(付加価値を生んで単価増を実現、必要な会費はしっかり徴収するスタンス、会費を上げざるを得ないなどの理由が考えられる)

出所:文部科学省・スポーツ庁「総合型地域スポーツクラブ育成状況調査」結果に基づき集計

2極化

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2-1.スポーツクラブの市場環境の動向

11

①財政的自立

・「会費・参加費など受益者負担による財源確保」が課題のクラブは58.1%

出所:文部科学省・スポーツ庁「総合型地域スポーツクラブ育成状況調査」

総合型地域スポーツクラブの一般的な課題としては、以下が挙げられている。

②人材の確保

・「クラブ運営を担う人材の世代交代・後継者確保」が課題のクラブは75.8%

・「指導者の確保(養成)」が課題のクラブは54.6%

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2-2.スポーツクラブのマクロ環境分析

日本のスポーツクラブを取り巻く状態を整理するために、PEST分析を用いて、スポーツクラブのマクロ環境を整理した。 赤字:次頁以降で詳細を検討

12

P:Politics

(政治的要因)

E:Economy

(経済的要因)

S:Society

(社会的要因)

T:Technology

(技術的要因)

スポーツ庁の発足(2015年)

第2期スポーツ基本計画策定(2017年)→スポーツ立項実現へ

日本体育協会が日本スポーツ協会に名称変更(2018年)

地方創生政策、1億総活躍社会

杉並区:スポーツ団体に期待される部活動支援

東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催

ラグビーワールドカップ2019の日本開催

トップスポーツの放映権料や報酬の高騰、日本人選手の海外流出

COVID-19による経済活動の停滞

安定したスポーツ月謝等の支出

全国:少子高齢化、杉並区:年少人口及総人口増加

スポーツ人口の減少

指導者による体罰、パワーハラスメント

学校の部活動の活動時間の減少、子どもの体力低下

COVID-19によるスポーツ活動の停滞(大会中止等含む)

情報通信手段の多様化(ウェブ、メール、LINE、SNS等)

モバイルやタブレットを取り入れたトレーニング環境の整備

する・みる・ささるスポーツにおける情報通信技術(ICT)の活用

競技用品の高性能化

出所:平峯佑志「スポーツ鬼ごっこを活用したスポーツマーケティングの可能性」等の文献を参照して作成

http://www.j-mac.or.jp/oral/fdwn.php?os_id=108

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2-2.スポーツクラブのマクロ環境分析

13

杉並区では、総合型地域スポーツクラブに関して以下のことが期待されている。

出所:杉並区教育委員会「運動部活動の在り方に関する指針(ガイドライン)」

杉並区「健康スポーツライフ杉並プラン(杉並区スポーツ推進計画・平成30〜33年度)」

杉並区の運動部活動の在り方

・学校や地域の実態に応じた地域のスポーツ団体との連携、保護者の理解と協力、民間事業者の活用等

・学校と地域が共に子どもを育てるという視点に立った、学校と地域が協働・融合した形での地域におけるスポーツ環境整備

総合型地域スポーツクラブに期待する役割

・多世代、多種目など、総合的にスポーツ・運動を楽しむことのできるクラブ

・学校の部活動を指導面から支えるクラブとして、より地域に根付いた事業を展開していく

P:政治的要因

学校の部活動を支える地域の存在としても期待されている

 子ども(18歳未満)を対象とした取組   

学校運動部活動の支援

・部活動活性化事業  ・部活動外部指導員事業

乳幼児期・学齢期の運動習慣づくりの推進

・運動習慣を身につける教室  ・家庭でできるプログラム

・保護者の意識啓発

重点施策

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2-2.スポーツクラブのマクロ環境分析

14

家計消費とスポーツ関連費の関係

出所:総務省「家計調査」に基づき集計

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

A:消費支出

3,027,938

2,966,673

2,971,816

3,018,910

3,017,778

2,965,515

2,909,095

2,921,476

2,956,782

2,996,452

B:スポーツ月謝+

スポーツクラブ使用料

11,596

11,681

11,708

12,383

13,164

13,882

13,812

13,979

14,030

15,341

比率(B/A)

0.38%

0.39%

0.39%

0.41%

0.44%

0.47%

0.47%

0.48%

0.47%

0.51%

家計消費の変動にかかわらず、スポーツ関連費(月謝・クラブ会費)は増加傾向

・少子高齢化を鑑みると、活動的なリタイヤ世代の増加、高齢者の健康思考の高まりが想定される

E:経済的要因

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2-2.スポーツクラブのマクロ環境分析

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子どものスポーツ活動費

出所:ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査 2017 データブック」

・スポーツ活動にかける費用は、小3の5,100円が最高額

・以降は、家庭学習、塾などにお金をかける傾向

・学校外教育活動費に占めるスポーツ活動費の割合が最も高いのは年中で40.5%

・小4時点でスポーツ活動と教室学習の費用が逆転=この頃から塾通いが活発化し、スポーツの優先度は低下すると思われる

年中では学校外教育費の

40.5%がスポーツ活動(比率最大)

地域住民ヒアリング結果

「小学校低学年までは様々やらせる。何がその子に合っているかを探す段階なので、1教室あたり月謝5,000〜6,000円であれば出す。」

小3がスポーツ活動費ピーク

E:経済的要因

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2-2.スポーツクラブのマクロ環境分析

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杉並区の人口推計 実績:1990〜2018、推計:2020〜2050

出所:杉並区「杉並区人口ビジョン」

総人口ピーク=2035年

年少人口ピーク=2025年

・総人口は2035年まで増加傾向

・高齢者人口の伸びが最も高い

・調査スコープ期間の2025年までは年少人口が増加(2025年に最大)

*杉並区の推計パターンのうち、最も現実的な推計前提(CASE1)による

0〜14歳 :年少人口 15〜64歳:生産年齢人口 65歳以上:高齢者人口

年少人口の増加は杉並区の特徴

S:社会的要因

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2-2.スポーツクラブのマクロ環境分析

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出所:スポーツ庁「令和元年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」

子どもの体力低下

  • 全国的に子どもの体力低下が進行

  • 主な要因は以下
  • 授業以外の運動時間の減少
  • スクリーンタイムの増加�(テレビ、スマートフォン、ゲーム機等による映像の視聴時間)
  • 肥満である児童・生徒の増加
  • 朝食を食べない児童の増加

S:社会的要因

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2-2.スポーツクラブのマクロ環境分析

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子どものスポーツ活動と年齢

種 目

開始平均年齢

体操

4.8

水泳

5.4

空手

6.6

サッカー

6.8

テニス

8.0

習い事を始めた年齢(スポーツの場合)

・スポーツは4歳から5歳で始める

・球技は小学校入学後に開始が目安

出所:笹川スポーツ財団「子どものスポーツライフデータ2015」

ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査 2017 データブック」

スポーツ活動(最近1年間で実施したもの)

・幼児・小学校では水泳が人気

・体操系は幼児から小学校低学年と推測される

・中学生になり、スポーツの種類は大きく変化

種 目

幼児

小学校

中学校

水泳

①23.0%

①33.6%

5.9%

体操・運動遊び

②15.5%

③ 6.3%

0.4%

サッカー/フットサル

③ 4.5%

② 8.7%

③ 6.3%

テニス

0.4%

4.5%

①11.2%

卓球

0.1%

1.5%

② 7.5%

*①〜③は順位

学習内容

開始平均年齢

ピアノ

5.3

英会話

6.5

学習塾

9.5

S:社会的要因

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2-2.スポーツクラブのマクロ環境分析

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情報通信技術(ICT)による運動データのデータ化/見える化

出所:「FUJITSU JOURNAL 2018年2月23日」、

(公財)日本体育施設協会「スポーツ ICT 活用ガイドブック 」等の文献を参照して作成

情報通信技術とスポーツの関係をする・みる・ささえるの観点で検討し、事例を示す。

みるスポーツ

eスポーツ

・2019年 第74回国民体育大会でeスポーツ選手権開催

するスポーツ

ささえるスポーツ

T:技術的要因

AIによる「芸術点」の数値化

日本体操協会×富士通

81%の競技関係者が

トレーニングや競技会で映像利用

(国立スポーツ科学センター、2017年)

パフォーマンスの可視化

VRによるスポーツ観戦

各種データの

可視化・提供

オンラインレッスン

https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/feature/15/110200006/011100164/

写真:チア教室の例

https://www.loicx-girls.com/studioprogram

https://stars-smiley.com/archives/8138

健康管理支援

・活動・体質改善記録による運動モチベーション向上

スキルアップ支援

対戦相手の分析

戦術立案支援

https://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/resources/news/press-releases/2019/191120.html

https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/feature/15/110200006/00175/

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2-3.クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

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(再掲)区の人口

本調査スコープ期間(5年)は

全年齢区分で人口増

■0〜14歳 :年少人口

■15〜64歳:生産年齢人口 

■65歳以上 :高齢者人口

クラブ123荻窪の顧客

・チア事業が主力であるため、

 会員の60.8%は子ども

出所:「令和1年度クラブ123荻窪第12回定時総会」資料

Customer(市場・顧客)分析

区分

会員数

大人

60

子ども

93

合計

153

(再掲)子どもの習い事市場

・子どもは4~5歳でスポーツの習い事を始める

・小3がスポーツ活動費最大:5,100円/月

・小4頃に学習塾等の出費がスポーツ活動費を上回る

(再掲)スポーツ消費

・スポーツ月謝・クラブ会費の経年変化は微増

・消費支出総額の影響は受けにくく安定

(再掲)スポーツクラブ市場

・総合型地域スポーツクラブは都内に141存在

・予算規模は200万円以下と1,000万円超で2極化

・会費は200円/月以下と1,000円超で2極化

3C分析の手法を用いて、クラブ123荻窪のミクロ環境を整理した。

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2-3.クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

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展開種目:8種目(うち2種目チア)

会員数  :153名 ※再掲

事業参加者数:4,793名(チア82.6%)

広 報  :チラシ、口コミが主流

財 務  :収入の68.8%がチア3科目

(4,529,662/6,585,431≒68.8%)

クラブ123荻窪の強み・弱みとして以下を挙げる。

・実績あるチア事業

・未就学~小学生の指導実績

 (子ども会員が約61%)

・指導者ネットワーク

・地域密着の事業展開(行政に好印象)

・運営委員の高齢化

・紙媒体中心の広報チャネル

・事業参加者の82.6%、収入の約69%がチア関連に偏っている

・プログラム効果の訴求力が弱い

自団体(company)分析

強み

弱み

出所:「令和1年度クラブ123荻窪第12回定時総会」資料

種 目

延べ参加者

チア関連

3,957

ウォーキング

293

ヨガ

214

吹矢

198

ゴールボール

65

太極拳

39

ランニング・かけっこ

27

合計

4,793

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2-3.クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

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競合(competitor)分析 *チア教室(チアリーディング・チアダンス)の場合

出所:各教室HPより

教室名

対象年齢

拠点

会費・月謝等

Aチアダンス部

小1~小6

杉並区

※不明

Bチアリーディングクラブ

年中~中3

杉並区

・年会費 5,500円

・月会費 5,940円

Cチアダンススクール

小1〜小6

武蔵野市

・入会金 5,500円

・年会費 6,600円

※スポーツ保険含む

・月謝  6,600円

Dスポーツクラブ

チアダンスチーム

幼児〜小6

練馬区

・入会金 5,000円

・年会費 2,000円

・月謝   6,000円

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2-3.クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

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競合(competitor)分析 *区内の子ども運動教室の場合

出所:各教室HP、チアらんどHPより

E子ども運動教室

拠点:杉並区

・あらゆるスポーツに通じる

運動の「9つの基本動作」

・スポーツ科学に裏付けされた 300のプログラム

・チームプレイの中で社会性を育成

・脳科学を基にした30のゲーム

・運動能力の分析→向いているスポーツの診断

月謝

8,000円

実施頻度

(時間)

週1回

(1:30)

※その他に年会費(1年分)、スポーツ保険料(1年分)

※杉並区の教室の場合(年少〜小4)

動作分析シミュレーションシステム

を用いて運動能力を「見える化」

画像

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2-3.クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

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競合(competitor)分析 *区内の子ども運動教室の場合

出所:各教室HPより

F子ども運動教室

拠点:杉並区

・運動神経を発達させるコーディネーション運動

 と体育運動の2つの視点を組み合わせ

・28段階の進級ステップで成果を実感

月謝

(土日)

6,600円

(7,000円)

実施頻度

(時間)

週1回

(1:00)

※その他に指定体操服などあり

※入会金・年会費なし

※送迎バス料金含む

画像

画像

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2-4.クラブ123荻窪のSWOT分析

25

強み(S:Strengths)

弱み(W:Weaknesses)

機会(O:Opportunities)

脅威(T:Threats)

・未就学児への指導実績

・チアリーディング

・KFTプロジェクトなどを通じた横連携

・指示を得ている地域密着型運営

・チア事業に偏った収益

・運営員の高齢化

・広報チャネルの不足

・広報するコンテンツが不十分

・スポーツへの関心の高まり

・スポーツ産業の盛り上がり

・2025年までは区内年少人口増加

・総合型地域スポーツクラブに対する部活動指導への期待

・子どもの学校外での運動離れ

・チア関連教室の競合(ヒアリングより)

・新型コロナウイルス感染症による団体競技の敬遠

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2-5.まとめ

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チア事業の次の柱となる「新規事業」の確立

ターゲットにあわせた広報戦略の確立

クラブ123荻窪

の課題

・杉並区内では今後も年少人口が増加すると推察され、未就学者〜中学生を対象にしたチアリーディング教室に強みがあるクラブ123荻窪には、チャンスがあるといえる。

・しかし、このチャンスをいかせる次の事業の芽は育っておらず、子ども向けチア教室や運動教室の競合が出てくる中で、今後は厳しい競争環境となることが予想される。

・チアリーディング教室の輝かしい実績や教室の内容、総合型地域スポーツクラブとしての考え方、地域密着の活動を広く知っていただき、競合との差別化を図りたい。

・しかし、子どもがスマートフォンを自然に使えるようなICT化が進む現代で、紙媒体中心の広報活動では、メッセージがうまく伝わっていないことが想像される。

・また、チア会員層の保護者は忙しく、手軽に情報収集できるネットメディアでの広報ができていない点は大きな問題といえる。

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目次

エグゼクティブサマリー

第1章 はじめに

1-1. はじめに:スコープ設定書の内容

1-2. 本調査の検討論点

1-3. 本調査の検討ステップ

1-4. 本調査の全体像

第2章 スポーツクラブの市場環境動向及び課題の整理

2-1. スポーツクラブの市場環境の動向

2-2. スポーツクラブのマクロ環境分析

2-3. クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

2-4. クラブ123荻窪のSWOT分析

2-5. まとめ

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第3章 新規事業(スポーツ)の提案

3-1. 新規事業(スポーツ)の検討プロセス

3-2. 新規事業のターゲット層(ヒアリング内容参照)

3-3. 新規事業の候補

3-4. 候補スポーツの概要・考慮点

3-5. マルチスポーツの概要・考慮点

3-6. まとめ

第4章 広報戦略の提案

4-1. 広報活動の現状分析と課題

4-2. 広報活動の改善提案

4-3. Webサイトの改善提案

4-4. まとめ

第5章 総論

5-1. 本調査のまとめ

29 of 44

3-1.新規事業(スポーツ)の検討プロセス

クラブ123荻窪で実施する新規事業(スポーツ)として、活動地域周辺で地域ニーズのあるスポーツの絞り込みをして、新規事業(スポーツ)を提案する。

28

スポーツ

の検討

球技:14種目

武道・格闘技:9種目

ダンス:11種目

陸上・体操:6種目

ウォータースポーツ:7種目

ウィンタースポーツ:5種目

Techスポーツ:2種目

その他:19種目

除いた種目:主の部活動種目(サッカー、バスケット等)、コンタクトスポーツ(アメフト等)、ウォータースポーツ、ウィンタースポーツ、設備が必要な種目(ゴルフ、アーチェリ等) etc

検討

プロセス

絞込み

の観点

ターゲット

の設定

スポーツ

の絞り込み

・地域の需要

・収益性

・クラブ123荻窪の強み

球技:1種目

武道・格闘技:1種目

ダンス:1種目

その他:6種目

絞込み

最終提案

提案

**********

**********

**********

・接触性の低い競技

・学習指導要領対象外

・中学校主要種目以外

・設備・施設の見込み

・オリンピック種目関連

・世界的な盛り上がり

関係者へのヒアリング内容

・運営メンバー

・会員

・杉並区役所 等

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3-2. 新規事業のターゲット層

地域需要や収益性の観点から、新規事業の主なターゲットは4歳~9歳に設定すべきである。

29

理由

①地域需要がある。

 ・子どもがスポーツの習い事を始めるのは4・5歳であり、毎年一定数の地域需要が生じる。

②収益性が見込める。

 ・学校外教育活動にかける平均月謝費用は3200円~5100円である。

 ・週1回の月謝で5000円~6000円程度の拠出が可能である。(地域住民ヒアリング結果)

③クラブ123荻窪の強みを生かせる。

 ・4歳~9歳を対象とするチア事業の保護者ネットワークを生かした広報に優位性がある。

・4歳~9歳に提供可能な「多様なスポーツ」を経験させるリソースやネットワークがある。

種 目

開始平均年齢

体操

4.8

水泳

5.4

空手

6.6

サッカー

6.8

テニス

8.0

習い事を始めた年齢(スポーツの場合)

スポーツは4歳から5歳で始める

・球技は小学校入学後に開始が目安

学校外教育活動にかける費用(月)

クラブ123荻窪の強み

・実績あるチア事業

・未就学~小学生の指導実績

 (子ども会員が約61%)

・指導者ネットワーク

・地域密着の事業展開(行政に好印象)

クラブ123荻窪の顧客

・チア事業が主力であるため、

 会員の60.8%は子ども

区分

会員数

大人

60

子ども

93

合計

153

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3-3. 新規事業のスポーツ候補

以下メジャースポーツを検討対象とした。

30

球技

  • 野球
  • バスケットボール
  • ハンドボール
  • サッカー
  • ラグビー/アメフト
  • バレーボール
  • テニス
  • 卓球
  • バドミントン
  • ソフトボール
  • ゴルフ
  • タグラグビー
  • ホッケー
  • ドッジボール

武道・格闘技

  • 柔道
  • 剣道
  • 相撲
  • レスリング
  • なぎなた
  • 弓道
  • アーチェリー
  • 空手
  • ボクシング

ダンス

  • 創作ダンス
  • フォークダンス
  • 社交・競技ダンス
  • バレエ
  • ブレイクダンス
  • コンテンポラリー
  • HipHop/Pop
  • Jazz/Soul/Lock

ウォータースポーツ

  • 水泳
  • アーティスティック
  • 飛び込み
  • 水球
  • サーフィン
  • フィンスイミング
  • 水中ホッケー

ウィンタースポーツ

  • スノーボード
  • スキー
  • スケート
  • アイスホッケー
  • フィギュアスケート

体操競技

  • 体操
  • 新体操
  • トランポリン

陸上競技

  • トラック
  • フィールド
  • ロード

<メジャースポーツ>

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3-3. 新規事業のスポーツ候補

また、ニッチ戦略に活かすため、以下のマイナースポーツも検討対象とした。

31

TECH

  • e-スポーツ/ゲーミング
  • ドローンレース

独自用具

  • アルティメット
  • スラックライン
  • モルック
  • スポーツスタッキング

その他

  • スポーツクライミング
  • カバディ
  • マルチスポーツ

球技

  • ビーチバレー/サッカー
  • ポロ/バイクポロ
  • コーフボール
  • ヘディス
  • フレスコボール
  • クィディッチ
  • スカッシュ/パデル
  • ファウストボール
  • フットゴルフ

表現

  • スケートボーディング
  • パルクール
  • ホッカン

<マイナースポーツ>

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3-3. 新規事業のスポーツ候補

検討対象スポーツのうち、以下の条件を多く満たすものを提案する方針とした。

32

条件

条件設定理由

①接触性の低い競技

COVID-19の影響・リスクが低い競技の方が着手しやすいため

②学習指導要領対象外

学習指導要領対象の競技は目新しさがないため

③中学部活動の主要種目以外

学校の部活動がある場合、クラブ123で提供する価値が相対的に低いため

④設備・施設の見込みがある

近隣に設備がなければ定常的にレッスン・練習の場所を確保できないため

⑤オリンピック新種目・候補種目

オリンピック新種目など話題性のある競技は訴求力が高いため

⑥世界で盛り上がりつつある

現状日本ではマイナーでも今後のトレンドを先取りできる可能性があるため

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3-3. 新規事業のスポーツ候補

選定結果は以下の通り。

33

競技

条件①

条件②

条件③

条件④

条件⑤

条件⑥

備考・コメント

スケートボーディング

男子向け競技の柱として

空手

男子向け競技の柱として

ブレイクダンス

チアとも親和性が高い

スポーツクライミング

レッスン場所に課題

アルティメット

大学生・社会人競技としても人気

スラックライン

幼児からでも参加可能

パルクール

競技風景の訴求力が高い

ビーチバレー/サッカー

永福体育館ビーチコート活用

マルチスポーツ

-

-

-

提供コンテンツで柔軟に対応可

条件①: 接触性の低い競技

条件②: 学習指導要領対象外

条件③: 中学部活動の主要種目以外

条件④: 設備・施設の見込みがある

条件⑤: オリンピック新種目・候補種目

条件⑥: 世界で盛り上がりつつある

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目次

エグゼクティブサマリー

第1章 はじめに

1-1. はじめに:スコープ設定書の内容

1-2. 本調査の検討論点

1-3. 本調査の検討ステップ

1-4. 本調査の全体像

第2章 スポーツクラブの市場環境動向及び課題の整理

2-1. スポーツクラブの市場環境の動向

2-2. スポーツクラブのマクロ環境分析

2-3. クラブ123荻窪のミクロ環境分析(3C分析)

2-4. クラブ123荻窪のSWOT分析

2-5. まとめ

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34

第3章 新規事業(スポーツ)の提案

3-1. 新規事業(スポーツ)の検討プロセス

3-2. 新規事業のターゲット層(ヒアリング内容参照)

3-3. 新規事業の候補

3-4. 候補スポーツの概要・考慮点

3-5. マルチスポーツの概要・考慮点

3-6. まとめ

第4章 広報戦略の提案

4-1. 広報活動の現状分析と課題

4-2. 広報活動の改善提案

4-3. Webサイトの改善提案

4-4. まとめ

第5章 総論

5-1. 本調査のまとめ

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4-1. 広報活動の現状分析と課題

35

クラブ123荻窪の新規会員獲得に向けた広報活動と、会員や地域住民によるヒアリングで明らかになった参加経緯のギャップを確認する。

実際の参加経緯を見ると口コミがキッカケになっていることが多く、チア会員等の若年者向けの広報活動が十分に機能していない可能性が高い。

ターゲット

【現状】広報活動

【実績】参加経緯

チア会員

(若年者層)

  • 折込チラシ・回覧板
  • 区役所の掲示板
  • 公園にある掲示板(20~30か所)
  • 地域の商業施設(スーパー・マクドナルド等)にある掲示板
  • 地域でのチラシ配布(手渡し等)
  • 折込チラシ
  • 回覧板
  • 区役所の掲示板
  • ママ友からの口コミ
  • 子ども同士の口コミ
  • 保育園の一時預かりにチアダンスがあり、それがキッカケで参加

ウォーキング会員

(高齢者層)

・参加者同士の口コミ・チラシ(折込み・掲示板・回覧板)� ※区役所情報への信頼度が高い

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4-2. 広報活動の改善提案

<広報活動改善提案概要>

36

ヒアリングで明らかになった、クラブ123荻窪の新規会員獲得に向けた広報活動の課題と�改善案は以下。

広報活動の目的・目標があいまい

(”成功状態”の未定義)

各種目ごとに目標とする会員獲得人数を設定し、目標に達しない場合は媒体・コンテンツの見直しを実施する(PDCAサイクル)

各広報活動の効果測定をしていない

会員や体験参加者へのアンケート等で参加経緯を回答してもらう等し、各広報活動の効果(会員獲得人数)を把握する

ターゲット層の情報収集手段(ネット・口コミ)とクラブの情報発信方法(紙媒体)にギャップがある

3~9歳の子どもを持つ母親層(30代)に合った情報発信を行う

 ※次スライド以降ご参照

【課題】

【改善案】

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4-2. 広報活動の改善提案

<相手の段階に応じた広報戦略(AISASモデル)>

37

子どもが興味をもってから、入会して教室に参加し、口コミが広がるまでのプロセスをヒアリングをもとにAISASモデルに沿って想定し、各段階で必要な広報の要素を検討する。

子どもの興味を引くもの

子どもの目に触れる機会

・区の施設・イベント

 での露出

・動画コンテンツ

存在認知

こんな教室があるんだ!

調査・比較

見学

体験

入会・教室参加

口コミ

SNS発信

Attention

interest

Search

Action

Share

比較検討材料

・費用、時間、場所など

・得られるもの

 友達、運動能力、躾など

・教室の雰囲気・詳細 

 動画コンテンツが有効

参加しやすさ

・場所・時間などの

情報提供

・簡便な申込方法

・紹介メリット

シェアしやすさ

・話題づくり

・SNS対応

楽しそう

やってみたい

通わせたい

子ども

保護者

SNSや口コミが次の入会者を生む

必要な要素

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4-2. 広報活動の改善提案

<AISASモデルに基づく改善提案概要>

38

Attention

interest

Search

Action

Share

オフ

ライン

オン

ライン

スポーツフェスティバル

見学受付、体験会開催

web

入会受付

口コミ情報

Web見学会

クラブ・Webサイト

チラシ

区の施設、学童・幼稚園などとの連携

SNS

入会相談

会員

保護者

口コミ

発信

会員

保護者

SNS

発信

今後強化すべき広報活動案とAISASモデルの対応は以下の通り。

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4-2. 広報活動の改善提案

<区の施設、学童・幼稚園などとの連携>

39

4~9歳の子どもを持つ母親層(30代)にアプローチ可能な区の施設、学童・幼稚園などと連携し、クラブへの動線を作る。

施設

連携案(事例)

子育て支援センター(児童館)

ひととき保育・つどいの広場

年少~年長向けや小学生向けのプログラムを提供している施設との連携

(事例)

  ●●●●●●●●●●●●:ダンス、お囃子など

  ●●●●●●●●●●●●プログラム(10月):キッズダンス、英語、工作など

民間学童保育

習い事(送迎付き)を実施している学童保育と提携

(事例)

  ●●●●●●●●●●●●:スイミングスクール・ダンススクールとの提携

幼稚園・保育園

幼稚園・保育園への指導員派遣

(事例)

  ●●●●●●●●●●●● こどもみらいプロジェクト

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4-2. 広報活動の改善提案

<口コミ情報>

40

Join the Hearties !!

Let’s Cheer Up!

123 Ogikubo !!

第1・3木曜 16:00-17:00

大宮前体育館武道場

クラブ123荻窪は口コミ評判が良いので、それを意図的に活用する施策を実施する。

●会員同士の口コミ誘発(例)

●口コミページの掲載

  • 詳細な情報はWebサイト等に掲載した上で、子ども達や保護者が他の人に見せたくなるようなインビテーションカードを作成する。
  • クラブの参加者に配布し、誘いたい友達や見に来て欲しい人に是非カードを渡して欲しいと依頼する。
  • 無闇に大量に配らず、最大3枚程度にし、カード無くなった人は適宜クラブに補充依頼する。カード自体に一定の希少価値を持たせ、運よくもらえた児童の参加意欲を高める。また、補充を何度も依頼することでクラブへの貢献を実感・アピールさせ、競って人を誘う雰囲気を誘発する。

  • Webサイト上に会員の体験談や口コミ情報を掲載する。
  • 会員に口コミを自主的に記述させるのは難しいので、30分程度のインタビューを行い、それを簡単な記事にまとめる。
  • まとめた記事を会員に提示し、内容に問題がないことを確認した上でWebサイトに掲載する。
  • 記名・匿名や顔写真の有無などはクラブや会員の意向により検討する。著名人のレビュー等ではないため、基本的には、無記名・顔写真無しでの掲載でも問題ないと考える。
  • 記事には、具体性のあるエピソード、懸念していたポイントがどのように解消されたか、クラブに参加したことで得られた思わぬ効果など、口コミ情報を参照する潜在顧客を意識した記述を織り交ぜる。
  • 口コミ情報は鮮度が非常に重視されるため、インタビューは最低でも年に1度は実施し、記事を追加する。

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4-2. 広報活動の改善提案

<SNS>

41

チア会員顧客候補

<荻窪チア美さん>

  • 39歳 専業主婦
  • 9歳の一人娘(運動が好き・月水は塾)
  • 両親は別居だが杉並区在住
  • 最大の関心事は子育て(家計を掌握)
  • 主な情報源はママ友で、良い評判を聞いたら取り敢えず娘を体験会に連れていく
  • 夕方以降は家事に忙殺されている
  • LINE、facebookのアカウントを持っている
  • 普段はYouTubeはあまり見ない

   :

【ペルソナマーケティング例】

SNS導入は本題と関係の無い独り言や単調なニュースの羅列に陥りがち。�ペルソナを設定してコンテンツ検討し、より有効な情報発信を実現する。

Attention

Interest

Search

Action

Share

●ペルソナ設定

●カスタマージャーニー

ママ友のグループLINEで

チアについて共有された。

設定したペルソナをAISASモデル等に従って行動させ、課題の炙り出しと改善策の検討を実施する。

おもしろそうだし曜日も合うのでまずはネットで調べてみよう。

調べたけどあまり情報が出てこないな・・他の習い事にしようか。

Take1

facebookを見ていたらクラブ123荻窪が出てきた。

Take2

アップされた動画を見ていると子どもが横から興味深そうに見ている。

Webサイトに会費や場所などの情報がある。他の習い事より良さそう。

支払いが現地決済だけ。

カード決済できる大手に行かせる方がラクかな。

Take3

学校で娘がインビテーションカードをもらってきた。

サイトにはレッスン動画などもある。チアだけじゃなくて他にもスポーツがある。

チアは曜日が合わなかったがマルチスポーツが気になる。大手と比較しよう。

クラブのコンセプトにも共感できる。口コミも良い。是非入会しよう。

素晴らしいクラブだ。娘の練習風景をfacebookでママ友や親に共有しよう

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4-3. Webサイトの改善提案

42

Webサイトに最低限必要な要素を洗い出し、StrikinglyというWebサイト構築ツールを活用してクラブ123荻窪様用のテストサイトを作成した。

https://site-3149876-5680-1300.mystrikingly.com/

<必要なコンテンツ>

        • 理念、特徴
        • 新着情報(お知らせ・SNSフィード)
        • クラス一覧
        • 各クラスの日程、費用、会場
        • 講師紹介
        • お申込み方法
        • ギャラリー(画像、動画)
        • 問い合わせ先

【ホームページに必要な項目】

【テストサイト】

<今後欲しいコンテンツ>

        • 会員用ページ(有料コンテンツ・掲示板)
        • カード決済
        • 口コミ情報掲載ページ
        • ドメイン取得

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4-4. まとめ

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子育て世代に向けた明確なアプローチ

閲覧・管理の困難なWebサイトの改善

広報戦略の

改善提案

・クラブで実施している紙媒体中心の広報活動は、ターゲット層(子育て世代)にはフィットしていない。

・まずは広報活動の目標設定や効果測定を行い、PDCAサイクルを開始する。

・上記に加えて、AISASモデルを基にした複合的なプロモーションを顧客の段階・状態に応じた形で戦略的に策定し、SNSや口コミの効果を高くする。

・AISASモデル活用の際にはペルソナ設定やカスタマージャーニーを行うことで、策定しているプロモーションの不備や不足を具体的にシミュレーションしながら進めると良い。

・Strikingly等のサイト構築ツールをうまく活用し、デザイン性が高く保守のしやすいWebサイト作りを行うのが良い。