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悪と向き合う

私と世界の幸福論

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先ず、善悪の勉強から始める

世界は悪に満ちているなどのセットフレーズを止めて、新たに善悪について理解するべきです。

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悪は二種類、善は二種類

  • ①.Puñña - 功徳・善い行い
  • ②.kusala - 善、道、巧み、� expedience, prudence, efficiency
  • ③.Pāpa - 悪、罪
  • ④.Akusala – 不善・不道

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悪と不善

  • 悪とは俗に言う罪です。諸宗教と社会が多種類の罪について語るが、そのリストから、普遍的なリストを作れます。
  • 定義は、自分と他の生命に対する迷惑行為です。
  • お釈迦様がdasa akusala十不善というリストを説かれるのですが、単語は罪ではなく、不善になっている。
  • 罪とは人類が皆、否定する悪行為です。

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不善 akusala

  • 判断能力が乏しい、判断が間違っている、愚かな行為、成長を妨げる行為、理解能力に障害を与える行為です。
  • 釈尊の十種類のリストは悪と不善両方をまとめています。
  • 罪を犯すと苦に不幸に陥る。他の生命にも害を与える・迷惑行為です。
  • 不善行為をすると生命は退化してしまいます。
  • 違いは微妙に見えるが、そうではありません。

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悪・不善、功徳・善の関係

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不善akusala

悪・罪

pāpa

kusala

功徳puñña

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罪・不善、功徳・善の完成

  • 罪は激しく、不善は徐々に命を破壊します。
  • 完成する以前、人は死んで不幸に陥ります。
  • 完成はないのです。
  • 功徳にも完成はありません。(更にできるはず)
  • 寿命を終えて幸福になります。
  • 善は完成できます。完成とは智慧が現れて解脱に達することです。
  • 善を完成するとついでに功徳も完成しています。

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功徳から善への進みかた

  • 一つの例:不殺生(pāṇātipātāya viramati
  • 殺す意があっても、殺さなくてはいけない条件に遭遇しても殺生を止めることは功徳行為です。
  • 徐々に理性を駆使して、命の意義を理解する。生きる権利が皆にあることを理解する。尊厳を守ることは自然な行為になる。慈しみを育てる。
  • 自我の錯覚が殺意を引き起こすのだと発見してそれを無くす。
  • 不殺生を完成する。覚りに達する。

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差別は悪行為です

非難合戦では一向に変わりません。

相手に一本の指を指すと三本が自分を指している

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生命は平等という話

  • 一切の生命に貪・瞋・痴があります。だから、輪廻転生する「生命」というのです。(sattā衆生・有情
  • 貪・瞋・痴の強度によって、区別が現れます。
  • 生命とは個の集まりです。
  • 貪・瞋・痴で生きている生命が、他の生命を指して批難することは愚かな悪行為です。
  • 人は自己観察するならば、「平等」を理解します。
  • 心の広い人間になります。

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世直しを止めて他の役に立つように生きる

  • 世直しは自我で行う悪行為です。
  • 個人攻撃を止めて、真理・事実を語る。
  • 宗教・信仰・主義などの先入観を止めて、客観的な事実を語る。
  • 他人に語る前に、自分で実行して体験する。
  • ブッダの言葉使いを学べば、その方法を理解できる。
  • 正せるのは自分と関係がある、自分の影響力が伝わる人々のみです。

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世間の悪と向き合う

  • 「私は正しい。私は善人だ」という錯覚・傲慢・自我主張・悪の根源で悩んでいる人にとっては問題です。
  • 皆、貪・瞋・痴があるから生命なのだと知っている人に何の問題も起きません。
  • 一匹の魚が他の魚たちの泳ぎ方を批難するようなものです。
  • 人が自分の影響を受けないならば、「他は悪行為をする。だからこそ、私は悪行為を止める」というブッダの戒めに従う。

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対話と理解

  • 説教には効き目がありません。
  • 人の意見も素直に聞いて理解しつつ、客観的に事実を語る対話形式が皆に有効的です。
  • 相手が理解して納得がいくようにと努力しなくてはならないのです。
  • 人の能力はバラバラなので、個に他を諭す能力がなければ、自分自身を戒めることにしましょう。
  • その方が、他人の役に立ちます。

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悪は生命の本能です

  • 悪は犯しやすい。善はし難い。
  • 善行為をする人は自分の本能と闘っているのです。
  • 成功する度合いによって、人格が向上します。
  • 皆がやることをやる人の人生はそのままです。
  • 勇気を出して前に進まなくてはいけません。
  • 理性のある善人の指導を受けますが、世界の影響を受けないのです。

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利己主義ではありません

  • 自己観察は、自己戒めは利己主義ではありません。
  • 一切の生命に共通する命の衝動を発見するからです。
  • 真理を発見することは自利・利他を越えています。
  • 「科学者は一人勝手に研究して何かを発見したら、それは皆の役に立つのです。」
  • 他を慈しみ人は自分を慈しむ。自分を慈しむ人は他を慈しむ。
  • 真理を発見する人は皆の役に立つのです。

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両目とも見えない生命の中で�片目が見える人は役に立つ。

仏道は人の両目を見えるようにするのです。

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三宝のご加護が�ありますように

ご静聴を感謝いたします。

生きとし生けるものが幸せでありますように

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祈願

  • Dukkhappattā ca niddukkhā
  • Bhayappattā ca nibbhayā
  • Sokapattā ca nissokā
  • Hontu sabbepi pāṇino
    • 苦しんで悩む生命が苦しみなく、
    • おそれて悩む生命がおそれなく、
    • 悲しんで悩む生命が悲しみなく、
    • 一切の生命が安穏でありますように。