西大和学園文化祭での
AWSを利用したサイト制作
仲永、西沢、小林
目次
1.自己紹介
2.制作物の紹介
3.苦労した点
4.今後の展望
西大和学園中学校・高等学校
奈良県北葛城郡の中高一貫校+高校入学
「次世代を担うリーダーを育成するために」をスローガンにしている
工夫された授業内容、多種多様なイベント・課外活動(例:SSH、AIP)
などが売り
二大イベントとして体育祭・文化祭があるが、生徒主体で運営。教員はあくまで監督という立場。
技術統括局とは
「『好き』で西大和を作る」をモットーに設立された組織。
生徒が自主的に学校行事や日々の学校生活の技術面のサポートを担う。
総勢約70名。
大きく5つの部署ー音響、開発、動画編集、撮影、3DCGーに分かれており、開発部署はさらに、AWS、バックエンド、フロントエンドの3つの部門に分かれている。
制作物の紹介
1.文化祭公式ホームページ
2.ライブ配信及び動画ストリーミング配信サイト
2つのサイトを運用するに当たって、両方を同一サーバー上に置き、サブドメインを利用して配信サイトを公式ホームページのサブサイトとした。
例年は2の配信サイトのみを運用していたのもあり、サブドメインを用いての
サーバー構築は初めてのことだった。
構成
1.文化祭公式ホームページ
生徒及び保護者だけでなく、一般の方々にも公開。
文化祭の広報としての役割を担い、展示などの詳細情報を閲覧することができた
実装していた主な機能
1.カウントダウン
〇文化祭当日の開会式までの時間を
カウントダウン
2.団体検索
〇キーワードやジャンル、場所で団体を検索可能に
2.ライブ配信及び動画ストリーミング配信サイト
〇ライブ配信(文化祭当日)
体育館や校庭での有志団体によるパフォーマンスをライブ配信
在校生へむけての配信、IP制限によって校内のwi-fiからのみ閲覧可能
〇アーカイブ配信(後日)
別途撮影していた有志団体のパフォーマンスの動画をストリーミング配信
IP制限は行わずに代わりとしてアカウント登録をする形式
2.ライブ配信及び動画ストリーミング配信サイト
なぜわざわざ自作したのか
既存の動画/ライブ配信サイトの問題点
・YouTube -> 音源でBANの可能性、限定公開の不完全性
・Google Drive -> プレビュー回数制限
=>なら自作か、、、
実装していた主な機能
1.会員登録機能
〇アーカイブ配信の限定公開のため、閲覧には
学校配布のメールアドレスを使用したアカウント登録
を必須とした。
メールアドレスを用いたサインアップの後、仮パスワードとパスワード再設定リンクを送信しリンクからパスワードを再設定したらサービスが使用できるようになるという仕組み。
アカウント登録の仕組み自体は去年もあったが、メールを使用したのは今年度が初
実装していた主な機能
1.会員登録機能
実装していた主な機能
2.動画閲覧機能 開発中の様子→
〇アーカイブ配信を閲覧することができる。
s3にhls形式の動画を格納し、cloudfrontで配信を行った。
3.いいね機能
公開していた動画に「いいね」をつけることができるようにした
一ユーザーごとに3つまでできるようにDBの情報をうまく組み合わせて
実装
4.マイリスト機能
お気に入りの動画を登録できる機能
先のいいね機能の応用で実装
反省点
・使用するサービスについて勉強しなかったため実装時に手間取った
・諸先輩方にたくさん頼ってしまった
・複数人での作業に慣れておらず、コードの共有/管理が大変だった
今後の展望
・今回、Lambdaを使いS3にアップロードされた動画の形式を自動的にMedia Converterで変換するという機構の組み立てを試みましたが失敗に終わったので次回はこの機構を完成させたい
・受験が終わったらもっとAWSのサービスで冒険したい!
ご清聴ありがとうございました