アリの行列における�フェロモンの効果
2022年11月6日(日)
中央大学理工学部物理学科4年 江添綾七
目次
CA(セル・オートマトン)とは?
生物の動きを再現や交通渋滞の研究に用いられるなど応用の幅が広い
処理が単純であり、数理的な解析がしやすい
CAモデルの簡単な例(TASEPモデル)
特に、p=1のものをTASEPモデルと呼ぶ
自然界のアリの行列
フェロモンの蒸発のしやすさ、アリの密度を変えるとアリの行列はどんな変化をするのか?
アリのCAモデルのルール
進むマスにアリがいるか?
進むマスにフェロモンがあるかどうか
確率Qで前進
前進しない
Yes
No
確率qで前進
Yes
No
これらを1秒ごとに全てのアリで行う
アリのCAモデルのルール(続き)
実行結果①
時間が経過するにつれてアリが固まって動くようになる
実行結果②
解析方法
フェロモンが蒸発する確率を決める
密度を変え、平均速度と流量を計算
平均速度と流量の変化をグラフにする
解析結果①
グラフがグニャグニャしている理由
【対策】同じ蒸発率、密度で複数回(今回は100回)平均速度を計算し、その平均を求める
①アリの初期位置はランダムなので、移動し始めてすぐの時は平均速度にばらつきがある
【対策】101~1000秒間の平均速度を求める
②アリが前進するか、フェロモンが蒸発するかは確率で決まるのでばらつきが生じる
結果
上:対策前
下:対策後
解析結果②
密度-平均速度のグラフ
解析結果③
密度-流量のグラフ
今後の展望
他の生物モデルへの応用
参考文献