ヨナタンとダビデ
1 SAMUEL 18:1-4; 20:1-17, 41-42
Jonathan and David Sermon 1 Samuel 18:1-4; 20:1-17, 41-42
• Good afternoon. My name is Jonathan, and
こんにちは。私の名前はジョナサンと言います、今日、皆さんと一緒に御言葉を開くことができ、大変光栄に思っています。まず、自己紹介をさせていただきます。私はオークランド出身ですが、タウポで育ちました。その後オークランド大学で勉強するためにここに戻ってきました。現在、地球物理学の博士課程の最終学年を修了しています。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私はAuckland Bible Churchに約8年前から通っています。今回、このようにメッセージをする機会をいただき、皆さんに感謝します。日本語で説教をしたいのですが、残念ながら日本語がわかりません。翻訳がパワーポイントで出ますのでそちらをご覧いただきながら聞いていただければ幸いです。
想像してください。あなたを殺そうとする嫉妬深い狂った人に追いかけられているとします。この人はすでに何度もあなたに槍を投げつけていて、次に会ったときには必ずあなたを殺してしまうでしょう。その人はあなたの国の支配者で、警察さえも意のままに動かしているため、助けを求めて警察に駆け込むこともできません。あなたはどこに行き、誰に助けを求めるでしょうか?
・Imagine that you were being chased by a jealous
• We are continuing with our series looking at the life of
ダビデの生涯を見るシリーズを続けていますが、今日はサウル王がダビデを殺そうとした時にダビデが駆け込んだ人物について読みます。その前に、これまでのストーリーを思い出してみましょう。神様はサウルをイスラエルの最初の王に選ばれました。しかし、サムエル記上15章には、神様がサウルにアマレク人という敵国を倒すように言われたとき、サウルが神様の指示に背いたことが書かれています。神様はそれを見てサウルからイスラエルの王位を取り去られます。
And in place of Saul, God chose—or anointed—David
But as you saw last week, David’s success
聖書をお持ちの方は、サムエル記上20章の1節から読んでいきますので開いていただければと思います。
1 Sam 20:1-2: Then David fled from
1 ダビデはラマのナヨテから逃げて、ヨナタンのもとに来て言った。「私がどんなことをし、私にどんな咎があり、私があなたの父上に対してどんな罪を犯したというので、父上は私のいのちを求めておられるのでしょうか。」
2 ヨナタンは彼に言った。「絶対にそんなことはありません。あなたが殺されるはずはありません。そうです。私の父は、事の大小を問わず、私の耳に入れないでするようなことはありません。どうして父が、このことを私に隠さなければならないでしょう。そんなことはありません。」
1サムエル記20:1-2
We read that David runs away from
Now, I don’t know about you
さて、もし誰かがおかしくなって私を殺そうと行く先々で追いかけてきたら、ふつう最初に助けを求めて走るのはその人の息子ではないでしょう。では、なぜダビデはサウル王の息子であるジョナサンのところに行ったのでしょうか。
それを理解するためには、18章に戻る必要があります。ダビデはゴリアテを倒したばかりで、サウル王と話をしていました(これはサウルがダビデを殺そうとする前の話です)。18章の1節にはこうあります。
1 Sam 18:1-4: After David
1ダビデがサウルと語り終えたとき、ヨナタンの心はダビデの心に結びついた。ヨナタンは、自分と同じほどにダビデを愛した。�2 サウルはその日、ダビデを召しかかえ、父の家に帰らせなかった。�3 ヨナタンは、自分と同じほどにダビデを愛したので、ダビデと契約を結んだ。�4 ヨナタンは、着ていた上着を脱いで、それをダビデに与え、自分のよろいかぶと、さらに剣、弓、帯までも彼に与えた。
1サムエル記18:1-4
It would be an understatement to
The Bible doesn’t give all the reasons
So both Jonathan and David
私にも非常に近しい友人がいます。私の経験では、これらの深い友情は、友人も私も共に神に仕えることに集中していたがゆえに育まれていったものだと思います。神様への愛と神様に仕えたいという願いが、私たちをこれほどまでに密接に友情で結びつけてくれました。
I have had the privilege of being in
In the verses we just read, we also saw
先ほど読んだ箇所では、ヨナタンがダビデと契約を交わしたことも書かれています。
But this is very significant.
Now we know that God had already
So if we go back to chapter 20
それを踏まえて20章に戻ると、なぜダビデがヨナタンに助けを求めたことが理解できる。ダビデはヨナタンを信頼できると知っていました。なぜなら、二人は互いにとても信頼し合っていたからです。
But as we read further, David manages
Let’s continue reading the story from verse 5 of chapter 20
20 章5節から続けて読んでみましょう。
ダビデはヨナタンに言った。「あすはちょうど新月祭で、私は王といっしょに食事の席に着かなければなりません。私を行かせて、あさっての夕方まで、野に隠れさせてください。 もし、父上が私のことをとがめられたら、おっしゃってください。『ダビデは自分の町ベツレヘムへ急いで行きたいと、しきりに頼みました。あそこで彼の氏族全体のために、年ごとのいけにえをささげるとこになっているからです』と。もし、父上が『よし』とおっしゃれば、このしもべは安全です。もし、激しくお怒りになれば、私に害を加える決心をしておられると思ってください。どうか、このしもべに真実を尽くしてください。あなたは主に誓って、このしもべと契約を結んでおられるからです。もし、私に咎があれば、あなたが私を殺してください。どうして私を父上のところにまで連れ出す必要がありましょう。」 ヨナタンは言った。「絶対にそんなことはありません。父があなたに害を加える決心をしていることが確かにわかったら、あなたに知らせないでおくはずはありません。」
1サムエル20:5-9
David comes up with a plan to see
David’s life depended on Jonathan’s help,
• As we read further in chapter 20
20章をさらに読むと、ヨナタンは神の前でダビデが言ったとおりにすると約束していることがわかります。ダビデが宴会に来なかった時、サウルの反応が悪ければ、ダビデに知らせ逃げられるように手はずを整えるという事です。
May the LORD be with you as
もし父が、あなたに害を加えようと思っているのに、それをあなたの耳に入れず、あなたを無事に逃がしてあげなかったなら、主がこのヨナタンを幾重にも罰せられるように。主が私の父とともにおられたように、あなたとともにおられますように。 もし、私が生きながらえておれば、主の恵みを私に施してください。たとい、私が死ぬようなことがあっても、あなたの恵みをとこしえに私の家から断たないでください。主がダビデの敵を地の面からひとり残らず断ち滅ぼすときも。」こうしてヨナタンはダビデの家と契約を結んだ。「主がダビデの敵に血の責めを問われるように。」ヨナタンは、もう一度ダビデに誓った。ヨナタンは自分を愛するほどに、ダビデを愛していたからである。
1サムエル20:13-17
Jonathan realizes that this may be one
この後、ダビデがサウル王との新月の宴会に来なかった時のことが書かれています。宴会の二日目の夜、サウルはダビデ4がそこにいなかったことに腹を立て、自分の息子であるヨナタンを殺そうとします。サウルはダビデが殺されなければ、自分の一族がイスラエルを支配できなくなることを知っていたので、ダビデを助けたヨナタンを罵倒しました。
◦So Jonathan realises for certain
ヨナタンはサウルは機会があればダビデを殺すだろうと確信しました。その夜彼は町の外の野原にいるダビデのところに行き、逃げるように言って別れを告げます。41節と42節に二人の別れが書かれています。
ダビデは南側のほうから出て来て、地にひれ伏し、三度礼をした。ふたりは口づけをして、抱き合って泣き、ダビデはいっそう激しく泣いた。 ヨナタンはダビデに言った。「では、安心して行きなさい。私たちふたりは、『主が、私とあなた、また、私の子孫とあなたの子孫との間の永遠の証人です』と言って、主の御名によって誓ったのです。」こうしてダビデは立ち去った。ヨナタンは町へ帰って行った。
1サムエル20:41-42
• If this story was made into a movie,
もしこの物語が映画化されたら、感動的なシーンになるのではないかと思います。ヨナタンとダビデは最も親しい友人でした。彼らはお互いをとても深く信頼していました。そして互いにひざまずき、涙を流したとき、これが生きているうちに会える最後の機会になるかもしれないと思ったことでしょう。
So what do we learn from the story
ヨナタンとダビデの物語から、私たちは何を学ぶことができるのでしょう。
I’m so thankful that God has given
しかしそれだけではありません。ヨナタンとダビデの物語は、私たちがどうすれば良い友達になれるかということよりも、もっと大きなことを教えてくれます。ダビデは、イスラエルを敵から救うために神様に選ばれた王、つまり油注がれた王でしたね。神様はダビデに、彼の子孫の一人が神の油注がれた王となり、神の民を究極の敵である死から救うと約束されました。その人こそ、イエス・キリストです。
But that’s not all. The story of Jonathan
私たちは完璧な友人ではないかもしれませんが、イエス様は間違いなく完璧な友人なのです。ヨナタンとダビデの物語で見たように、偉大な友人としての資質をすべて示しています。イエス様は私たちを罪から救い出し、ご自分との関係を築くために、ご自分の命という一番大切なものを捨てられました。彼はいつも忠実で、いつも私たちと共にいて、私たちを励まし、助けてくれます。イエスは完全な友人です。
And while we might not be
And just as Jonathan and David’s
Why? Because Jesus is our perfect friend
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。わたしがあなたがたに命じることをあなたがたが行うなら、あなたがたはわたしの友です。わたしはもはや、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべは主人のすることを知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。
ヨハネ15:12-15�
John 15:12-15: My command is this
天の父なる神様、ヨナタンとダビデの物語を与えてくださったことを感謝します。この物語は私たちに素晴らしい友情とはどのようなものかを教えてくれました。そして、イエス様、あなたが私たちの完全な友であり、私たちがあなたと友になれるように、あなたが自分の命を捧げてくださったことを、何よりも感謝します。私たちがあなたとの友情を深め、ヨナタンとダビデが互いに愛し合ったように他の人を愛することができるように、あなたを愛することを妨げているものをあきらめることができるようにしてください。イエス様の御名によりお祈りします。アーメン。