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令和7年度 生成AIパイロット校(校務利用)・DXハイスクール事業

山形県立酒田光陵高等学校 成果中間報告会

酒田光陵高等学校における

DXの取り組み

山形県立酒田光陵高等学校

情報科 教諭 湯澤 一

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山形県立酒田光陵高等学校

  • 4大学科7小学科を有する
    • 普通科(2クラス)
    • 工業科(3クラス)
      • 機械制御科
      • 電気電子科
      • 環境技術科
    • 商業科(2クラス)
      • ビジネス流通科
      • ビジネス会計科
    • 情報科(1クラス)
      • 情報科
  • 総合選択制を実施
    • 共通教科だけでなく、専門教科を専門の先生より学ぶことができる

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山形県立酒田光陵高等学校

  • 4大学科7小学科を有する
    • 普通科(2クラス)
    • 工業科(3クラス)
      • 機械制御科
      • 電気電子科
      • 環境技術科
    • 商業科(2クラス)
      • ビジネス流通科
      • ビジネス会計科
    • 情報科(1クラス)
      • 情報科
  • 総合選択制を実施
    • 共通教科だけでなく、専門教科を専門の先生より学ぶことができる

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DXハイスクール

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本校でのDXハイスクール実施範囲

  • 全校で実施する
    • 学科を限定せず、学校全体として情報教育を推進する
    • これまでの情報科の実践や研究成果を活かす

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DX

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探究を軸とした、AI・データサイエンス教育の充実

教員向け研修・生徒向け講習の充実

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数理・AI・データサイエンス(情報Ⅱ等)への対応

  • すべての学科で情報Ⅱ等を必修

学科

対応授業

開講年度

授業者

普通科

「情報Ⅱ」の必修化

令和8年度

情報科

教員

工業科

「実習」において、AI・データサイエンスの内容を

充実

令和9年度

工業科

教員

商業科

「ソフトウェア活用(流通科)」「課題研究(会計科)」において、AI・データサイエンスの内容を充実

令和8年度(流通科)

令和9年度(会計科)

商業科

教員

情報科

「AIとデータサイエンス」(学校設定科目)

令和6年度

情報科

教員

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普通科「情報Ⅱ」必履化へ

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必修化の目的

  • 問題解決や探究の経験をつみあげる事による「探究学習」の推進
    • 「総合的な探究の時間」で十分な成果を上げられていない
  • 「普通科」の特色化・魅力化
    • 専門学科のような明確な「特色」がない
  • DXハイスクールの加点項目に対応するため
    • 学校設定科目を作るより「情報Ⅱ」をやった方が楽

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情報Ⅱの導入

  • 校内での共通理解
    • 共通テストを入試で必要とする生徒がほとんどいないため、必修科目として取り入れやすかった
    • 「普通科」の特色・魅力化につながることを強調
    • 管理職の理解

  • 総合選択「情報Ⅱ」を必修教科へ
    • 2・3年次の選択科目として、2クラス分開講済

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情報Ⅱの導入

【普通科】

情報Ⅰ(必修)

情報Ⅱ

情報の表現と管理

情報Ⅱ

情報セキュリティ

情報Ⅰ(必修)

情報Ⅱ(必修)

学校設定科目

AIとデータサイエンス

令和7年度

入学生から

令和6年度

入学生まで

1年次

2年次

3年次

情報の表現と管理

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情報Ⅱの導入

【普通科】

  • 情報Ⅰで学んだことをふまえて、情報Ⅱで実践的な学習を実施。さらに  「AIとデータサイエンス」で問題解決や探究の経験をつみあげる

情報Ⅰ(必修)

情報Ⅱ(必修)

学校設定科目

AIとデータサイエンス

令和7年度

入学生から

1年次

2年次

3年次

問題発見能力・課題解決能力のさらなる向上

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「情報Ⅱ」の授業設計

課題と対応

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授業設計

  1. 情報社会の進展と情報技術
  2. コミュニケーションとコンテンツ
  3. 情報とデータサイエンス
  4. 情報システムとプログラミング
  5. 情報と情報システムを活用した問題発見・解決の探究

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授業設計

  • 情報と情報システムを活用した問題発見・解決の探究

→1クラス約40人に対応できるように模索中

外部連携・企業連携などを据えながら

  教員が探究活動の環境を整える

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授業設計

  • 情報と情報システムを活用した問題発見・解決の探究

→1クラス約40人に対応できるように模索中

外部連携・企業連携などを据えながら

  教員が探究活動の環境を整える

走りながら考える

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AI・データサイエンスの内容を充実

(工業科・商業科)

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AI・データサイエンスの内容を充実

  • AI授業実施に向けた教員研修
    • 10月,11月に実施
  • 各学科の特徴を活かしたカリキュラムの開発
    • 情報科教員がサポート
    • SPRIXと協力した独自教材開発

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AI・データサイエンスの内容を充実

(情報科)

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AIとデータサイエンス(学校設定科目)

  • AIやデータを活用し、実際の課題を解決するための技術と態度を身につける
  • 課題解決型の実習を中心に行う
  • 「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」リテラシーレベルを超えて、応用基礎分野程度を目指す(ただし、高度な数学の内容は体験的のみ)

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数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度で考えると

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数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度で考えると

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AI・データサイエンス教育の充実

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生徒向け研修の実施

  • 生成AIハッカソン(2026年3月)
    • AIエンジニアによる生成AIを活用したアプリ製作
  • 普通科 AI・IoT・DX活用企業の見学
    • バスによる企業見学
  • 各種生徒の大会・発表会参加の旅費支援

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日常的な探究活動を推進する

「デジタルものづくり」の拠点整備

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デジタルファブリケーションルーム整備

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デジタルファブリケーションルーム整備

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デジタルファブリケーションルーム整備

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デジタルファブリケーションルーム整備

  • 3Dプリンター 3台 
  • レーザーカッター
  • 3Dスキャナ
  • VRゴーグル 10台
  • LiDARスキャナ
  • NVIDIA DGX Spark

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デジタルファブリケーションルーム整備

  • 3Dプリンター 3台 
  • レーザーカッター
  • 3Dスキャナ
  • VRゴーグル 10台
  • LiDARスキャナ
  • NVIDIA DGX Spark

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デジタルファブリケーションルーム整備

  • 3Dプリンター 3台 
  • レーザーカッター
  • 3Dスキャナ
  • VRゴーグル 10台
  • LiDARスキャナ
  • NVIDIA DGX Spark

生徒が使いたいと思ったときに

使えるように

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デジタルファブリケーションルーム整備

  • 各機器の使い方は、生徒がマニュアルを作成!� 教員 ⇒ 生徒� 生徒 ⇒ 教員 の流れ
    • 生徒が興味のある物からマニュアルが作られていく...

  • ITサイエンス部員、情報科生徒を中心に活用
    • レーザーカッターは教員が必ずつくこととしている

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「デジタルものづくり」教室の開催

小中学生対象のデジタルものづくり教室の開催

  • 情報みらい工房 の実施
    • 光陵高校主催の「デジタルものづくり教室」
      • 10月18日 PCの中身を見てみよう 
      • 11月22日 宇宙エレベータを作ろう
      • 12月 6日 ゲームを作ろう

  • プログラミングラボ の実施
    • 酒田市教育委員会・さかてらぷれいす共催のプログラミング教室(全7回)

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デジタルファブリケーションルームの課題

  • 使える生徒を増やす
    • 授業に取り入れ、生徒自身の発想の幅を広げる
      • VRゴーグル
      • 3Dプリンター など
    • 設置場所の変更
      • 現在、情報科の実習室に設置しており、共通の情報実習室への移動
  • 小中学生への機器の解放
  • 機器の充実
    • 3Dプリンター、UVプリンター、ハイスペックPC

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VR (普通科VR体験)

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生成AIパイロット校(校務利用)

進路活動における生成AIの活用と校務利用の拡大

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2024 リーディングDX(生成AIパイロット校)

  • 目的
    • 学校全体で生成AIを適切に利用できる環境をつくり、教員・生徒ともに生成AIを活用することで、情報活用能力の向上を目指す。
    • 生成AIを活用し「主体的に学習に取り組む態度」の向上を目指す。
  • 教員への普及方針
    • 生成AIを活用したい教員が、問題なく活用できる環境を構築する。生成AIを利用できる人から、活用の輪を広げていく。
    • 生成AIの活用を必須にするのではなく、実際に生成AIを活用するかは各教員に委ねる。

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2025 生成AIパイロット校(校務利用)

  • 目的
    • 学校全体で生成AIを適切に利用できる環境をつくり、教員・生徒ともに生成AIを活用することで、情報活用能力の向上を目指す。
  • 教員への普及方針
    • 生成AIを活用したい教員が、問題なく活用できる環境を構築する。生成AIを利用できる人から、活用の輪を広げていく。
    • 生成AIの活用を必須にするのではなく、実際に生成AIを活用するかは各教員に委ねる。
    • GPTsやGemsなどのカスタムAIアシスタントを配布せず、プロンプトのみを配布する。

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生成AIの利用環境

利用環境

  • 使用生成AI
    • 学校として指定せず担当者で判断�(Geminiが多く使われる)
  • 利用端末
    • 生徒:Chromebook(NEC Chromebook Y3)
    • 情報科生徒:BYODによるWindowsPC
  • ネットワーク
    • 各HR Wi-Fi完備

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進路活動における生成AIの利用

進学や就職などの進路活動に係わる教員の業務は、調査書や推薦書の作成・生徒との面談・志望理由書の添削・面接指導などと多岐にわたる。これらの業務は、生徒それぞれの進路希望があり、画一的ではなく個に応じた指導の個別化を図る必要があり、教員にとって負担の大きい業務である。

  • 校務時間の削減に大きな効果が期待できる
  • 生成AIの効果を実感し、他校務への生成AIの活用を促す

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教員向け研修

  • 情報科教員による日常的な支援
    • 情報科教員が複数名配置されており、実際に生成AIを活用しようとしている先生に対して、プロンプトの書き方や使い方など日常的にサポートした。先生方の「使ってみよう」を促進した。
  • 光陵DXプロジェクトミーティングの定期開催

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光陵DXプロジェクトの定期的な開催

  • 各教科・各学科より一名以上、ICT利活用を積極的に推進するメンバーを選出し、月1回のミーティング(研修会・勉強会など)の実施
    • DXハイスクール事業とかねての実施

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事例1 調査書・推薦書作成の生成AI利用補助

  • 目的
    • 調査書・推薦文作成における負担感の軽減
    • 調査書・推薦文作成の時間削減
  • 利用者・利用場面
    • 3年次担任(8名)
  • 実践
    • 生成AI利用に関する教員研修を実施したうえで、調査書や推薦書作成に生成AIを活用した。参考となるプロンプト例を提示し、生成AIを利用しないことも含め自由に活用していただいた。 

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プロンプト例 <推薦書のたたき台作成>

# ゴール

大学の入学者選抜の推薦書を作成してください。

# 役割

あなたは高校の、当該大学受験者の担任教師です。

# 条件

- 出願する大学は{山形大学}です。

- 出願する学部学科は{農学部食糧生命環境学科}です。

- {アドミッションポリシー等}を参考にして合格に向けてPRできるように記述してください

- {受験者の特徴}を参考にして記述してください

- 常体(だ・である)で書いてください

- 項目間の内容の重複、表現の重複な無いことを確認する

- 高校教員および教育者としての立場にふさわしい語彙、表現、言葉遣いで書く

- 生徒の個性や具体性が表現されてあるか確かめる

- {人物},{学力的資質},{生活態度・課外活動・その他}の3項目に分けてそれぞれ作成してください。

- {人物}については、人物、性格について本人の特性をよく表現するような事実を具体的に記入してください。300字程度で記述してください。

- {学業}については、授業中の活動状況、勉学の自発性、計画性、持続性あるいは理解力、創造的思考能力等について、なるべく具体的事実を挙げて記入してください。また、本人が高等専門教育を受けるに足るとして推薦される学業上の根拠について述べてください。250字程度で記述してください。

- {生活状況}については、本人の趣味・特技・生活態度について記入してください。250字程度で記述してください。

- 学校における評価をとおして、大学における高等専門教育を受けるに足るかどうかに重点をおいて記述してください。

- 落ち着いて作文してください

# アドミッションポリシー等

◆求める学生像(3つのC)

- Challenge:知的好奇心が旺盛で、自ら課題を発見し、その解決に向かって行動できる人

- Cooperation:自然と人間を愛し、人との出会いを通じて学びあいたい人

- Contribution:人類社会の直面する食料問題や資源問題、環境問題等に関心を持ち、地域社会及び世界に貢献したい人

- 自然に学び、自然について深く考えることのできる人

- 人類社会の直面する食料問題や資源問題、環境問題等の解決、生命現象の解明に正面から取り組む意欲を持ち、行動できる人

- 論理的に思考し、表現できる人

- 基礎的な学力を幅広く身に付けている人

- 数学、理科等の自然科学に関しては、基礎的な知識を修得するだけでなく、それを応用できる人

# 受験者の特徴

- 真面目で、すべきことはきっちりとやる。課題の提出期限はしっかり守り、不備の無いよう確認を怠らない。

- 好奇心旺盛で、どんなことにも疑問を持ち、その疑問が解決するまで探究しようとする

<この先受験者の記述が続く>

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事例1 調査書・推薦書作成の生成AI利用補助 定量評価

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事例1 調査書・推薦書作成の生成AI利用補助 定性評価

【教員の感想】

  • 文章の質の向上と時間の短縮、業務の効率を考えると、今後も活用していきたい。
  • 初めて生成AIを使用しました。圧倒的な時間短縮ができ、驚いています。なにより精神的な負担が大きく軽減しました。
  • 私にとって大きいのは、精神的ハードルが下がったことで、いつもだとやらなきゃ!でもやりたくねえな…で3日くらい過ぎるのですが、それがまあ1日くらいで済んだ、と言うのが大きかったです。
  • 自分が使う上では、推薦書に含まれる生徒の頑張りなど、自身が考えることをうまく反映させるのが難しく、生成AIを使用せずに作成した方がやりやすかったと感じます。

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事例2 志望理由書作成・添削業務における利用補助

  • 目的
    • 進路指導における業務(特に添削業務)の効率化
    • 志望理由書の質の向上
  • 利用者・利用場面
    • 進路指導担当者
    • 3年次生
  • 実践
    • 3年次生を対象に「進路活動における生成AI活用講座」を実施する。適切な生成AIの利用方法を確認するとともに、参考プロンプトを配布する。生徒が生成AIを使うことを前提として、進路指導に生成AIを活用する。志望理由深掘りプロンプトと添削プロンプトを参考として提示する。

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プロンプト例 <志望理由深堀プロンプト>

#依頼文

あなたは私専属の「志望理由書コーチ」です。以下のルールで私の考えを深掘りし、最終的に志望理由書の骨子を完成させてください。

##進め方のルール

1. 一度に1〜2問ずつ質問してください。

2. 私の回答に合わせて、さらに掘り下げが必要な点を追加質問してください。

3. 途中で10分経ったら現状まとめを示し、抜けや曖昧さがあれば指摘してください。

4. 私が「完成」と送ったら、これまでの内容を整理し、志望理由書の骨子を提示してください。

##質問してほしいテーマ

A. 【大学名】でしか得られない学び

- 特徴的なカリキュラム・研究室・教授の専門は?

- オープンキャンパスや資料で心を動かされたポイントは?

B. 自分の興味・原体験

- 学問分野への興味が芽生えた出来事は?

- 高校生活や課外活動で得た強み・価値観は?

C. マッチングポイント

- A と B を結ぶ具体的な接点は?

- 自分の強みが【大学名】でどう活きるか?

D. キャリアビジョン

- 卒業後10年間で成し遂げたいことは?

- その目標に【大学名】がどう貢献するか?

##アウトプット目標(最終的にコーチが整理する)

1. 志望動機3〜5点(根拠付き)

2. 自分の強みと学びの背景

3. 大学で実現したい学習・研究計画

4. 卒業後のキャリアビジョン

##補足指示

- 回答に詰まったときは例や言い換えでヒントをください。

- 志望理由書に不要な話題に逸れたら軌道修正してください。

- 私が「もっと深掘りしたい」と書いたテーマは、追加で3段階掘り下げてください。

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プロンプト例 <志望理由添削プロンプト>

#指示

- ユーザーが入力する#志望理由書において、ユーザーにより文法や語彙の正確さ、論理の流れ、説得力の強化に重点をおいて修正案を提示して。

- 修正案を提示するとともになぜそのように修正したか、解説もして。

#志望理由書

- {志望理由書を入力}

#改善例

- 助詞(は、が、を、に、で、の、など)が正しく使われているか確認します。

例: 「私は本を読んだ。」→「私が本を読んだ。」

- 日本語の語順が正しいか、特に修飾語と被修飾語の位置が適切か確認します。

例: 「私は美しい青い空を見た。」→「私は青い美しい空を見た。」

- 一文が長すぎないか、適切な場所で句読点を打って区切られているか確認します。

例: : 「私は今日学校に行き、そこで友達と会って、話をしました。」→「私は今日学校に行きました。そこで友達と会って、話をしました。」

- 日本語特有の主語の省略が、文脈から明確であるか、または省略が適切でない場合に補われているか確認します。

例: 「彼は学校に行ったが、帰りませんでした。」→「彼は学校に行きましたが、帰りませんでした。」

- 文脈に合った正しい語彙が選ばれているか確認します。

例: 「この問題は難しい。」→「この問題は複雑だ。」

- 誤字脱字がないか細かくチェックします。

例: 「私わ学生です。」→「私は学生です。」

- 繰り返しや冗長な表現がないか確認します。

例: →「今は現在、忙しいです。」→「現在、忙しいです。」

- 各段落が明確な主題を持ち、その主題に基づいて展開されているか確認します。

例: 「そのため、私は努力する。」→「その結果、私は努力することを決めました。」

- 同じ表現や内容が無駄に繰り返されていないか確認します。

例: 「私は、私は彼に会いに行きました。」→「私は彼に会いに行きました。」

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事例2 志望理由書作成・添削業務における利用補助

  • 進路活動における生成AI活用講座
    • 3年次生全員に実施
  • 内容
    • 生成AIを使った志望理由書の特徴
    • 進路活動に生成AIを使う上で、「やっていいこと」「やってはいけないこと」「やらなければならないこと」

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事例2 志望理由書作成・添削業務における利用補助 定性評価

【教員の感想】

  • 生徒に指導する際に、うまく言語化できない内容や、細かなニュアンスを変えたい時などとても重宝した。
  • 内容がふんわりとしているが、やりたいことが全く書けないという人はいなくなったように感じる。解読を要する日本語は減ったように思うので、精神的負担は軽減された。
  • 面接練習の質問案を作成させ、自分だけでは思いつかない質問や視点を取り入れ良い面接練習の機会を提供できたと感じている。
  • 業務削減になっていると感じたが、提出する文面と面接での受け答えのギャップを感じることが多かった。
  • 志望理由書をゼロから生成AIを使って作成してくる生徒がいて対応に苦慮した。最初から生成AIに作らせるのは問題であることを、事前指導の段階から教育していくべきだと思う。

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生成AI 成果と課題

  • 生成AIを校務で利用している先生が、全教員の50%を超えた。

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生成AI 成果と課題

  • 生成AIの精度向上もあり、負担軽減になった等の満足度は高い。
  • 使い方やプロンプトに不安を感じる教員もいる。

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生成AI 成果と課題

  • 教員向け生成AI研修会(使い方・プロンプト)の継続と充実
    • うまく使えずにあきらめている方だけでなく、生成AIを活用しているからこそより効果的な活用方法を身につけたい先生方も増えてきている。光陵DXプロジェクトミーティングをはじめとした研修会を継続する。
  • 校務利用プロンプト例の公開方法の工夫
    • 校内のプロンプトだけでなく、幅広く共有されているプロンプトが簡単に閲覧できる仕組み作りが必要である。

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地域への広がり

  • 生成AI教員研修会の実施

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終わりに

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ありがとうございました