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2月2日

今日は何の日?

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節分

節分は昔、季節の変わり目に起こりやすい病気や災害を鬼に見立てて追い払う行事で「季節を分ける」という意味があり、1年に4回行われていました。

時代が進むにつれ、最も重要だとされた新年の春の始まり(立春の前日)だけに行われるようになりました。

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節分にまつわるお話

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節分の起源

節分は奈良時代から始まりました。

当時、疫病が大流行し、多数の死者が出ていたため「鬼やらい」という儀式で、災いを祓おうとしました。

それが起源となって、平安時代の頃から豆をまいて鬼を払う、という豆まきの習慣へと変化していったのです。

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豆まきの豆は炒った豆

豆まきは必ず炒った豆で行います。

これは生の豆をまくと、拾いそびれた豆から芽が出て、疫病の芽が広まるようなイメージを連想させ、縁起が悪いとされているからです。

また「炒る」が弓矢で「射る」という意味にも通じ、病魔に効くとされているためだそうです。

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「鬼は内、福は外」

京都の福知山市にある大原神社で行われる豆まきの掛け声は「鬼は内、福は外」です。

この理由には諸説あり「鬼を神社へ招き、改心させ、福に変えてから外へ出す」という意味合いからきている説。

また、当時の領主が「九鬼氏(くきし)」という名前で鬼がついていることから、鬼を追い払うことを遠慮した、という説があるそうです。

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渡辺さんは豆まきしなくてよい

「渡辺さん」は豆まきをしなくてもよいという説があります。

それは、平安時代に「渡辺綱(わたなべのつな)」という武士が鬼を退治した言い伝えがあることから、鬼より強い渡辺さんには鬼が寄ってこないため、豆をまく必要がない、と言われているのだそうです。

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ちなみに

豆をまく必要がないと言われている「渡辺さん」ですが、同じ理由で「坂田さん」も鬼より強いそうで、坂田さんは豆をまかなくてもいい、とされている地域があるそうです。

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渡辺さん、坂田さん

強いですね

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以上、節分に

まつわるお話でした