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六の感覚器官を悟る

仏陀が説く全てとは

生きとし生けるものが幸せでありますように

 Sabbe sattq bhavantu sukhitattq.       生きとし生けるものが幸福でありますように

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知りたい、知りたい、知りたい

  • 人と言えば、何でも知りたがる。
  • 必要であろうと、どうでもいいことであろうと知りたいのです。
  • 知って得するものもある。
  • それは不思議なものではなく、ただ生きるために役に立つものです。
  • 知って損することもあります。
  • 余計なものを知るとFBI,CIAなどの組織からころされることも、マフィアのどの犯罪組織から殺されることもあるが、私たちは大丈夫だと思います。
  • でも、少々お待ち!本当でしょうか?

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知って損する

  • 知らなくても良いことを知って悩んだり、苦しんだりする場合もある。
  • 怒ったり、憎んだりする場合もある。
  • 噂話はいかがでしょうか?
  • 噂というのは、他人の悪口をその本人がいないところで、言いふらすことです。
  • これは結構こころを汚します。
  • 噂の相手が「知ったら」大変なことになる。
  • 相手が怒る、こちらは悩む。
  • その上、時間の無駄使いといえば、大変な損。
  • 精神力の浪費にもなって、疲れます。

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無知にしてやろう!

  • 国や、組織や、個人がよくやること、「情報を隠す」
  • 代わりに嘘を言って間違った知識を作る。
  • 嘘を言う側も楽に、落ち着いていられないし、
  • 言われた側も、嘘が事実だと知って不幸になる。
  • マスコミも利益のために、読者、視聴者に刺激や喜びを与えるために情報を捻る。それに人が騙される。
  • 知りたがるから、世界は嘘の固まりになっている、それを面白いというか、矛盾というか?勝手に判断して下さい。
  • 知りたがるという病気と、嘘を流すこと。それで世界は限りのない損をしている。
  • 平和がなくなって戦争、争いに溢れている。

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死ぬほど知りたい

  • 知ると言うことは私の命です。
  • 私自身です。(これはどういう意味でしょうか?)
  • ウサギちゃんだ、お花ちゃんだと子供頃から知ることに挑戦する。
  • 「一人で出来たんだ」と自慢する。
  • 「おりこうさん」だと褒められる。
  • なんて、楽しいことでしょう!

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死ぬほど知りたい

  • このように、知るプロセスによって自分、自我意識、自分のidentity、自分の存在感、生きている証、社会の中での自分立場、生きる意義・目的が現れてくる。
  • ですから、死ぬほど知りたいのです。
  • 身体に傷つけられても、知を貶すのは絶対許せない。それが傷つく。
  • それが、誹謗中傷。それが人権侵害です。
  • 「知」に命をかけている。

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でも、知る世界は残酷

  • 相手より沢山知らなくては(競争)
  • 相手の知に邪魔をしなくては(捻る)
  • 自分の知識を守らなくては(衰え)
  • 知る能力を伸ばさなくては(苦労)
  • 自分の知識を認めて貰わなくては(安全確保)
  • などの課題があるのです。
  • 「無知」では生きる権利、資格がなくなるから「知」に命をかけなくてはならない。

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知ることの副作用

  • 落ち込んだり、自信がなくなったりする。
  • 引き籠もりになったり、自殺までしたりする。
  • 傲慢になったり、他人を差別・軽蔑したり。
  • 人間関係は上手くいかなかったりする。
  • 性格が他人と変わるから孤独になったりする。
  • 平等がなくなったりする。
  • 社会に溶け込めなかったりする。
  • 生きる目的の「知」は生きることの障害になる。

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ゴールがないマラソン

  • 渇愛と似たような働きになります。
  • いくらでも知りたくなる。
  • しかし、疲れるから、苦しいから途中で知ることを諦めて衰退するのは普通です。
  • 知識が年とともに衰える。
  • しかし、「知りたい」という欲だけは続く。

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一切知者へ挑戦

  • 哀れなほど短かい寿命なのに、一切を知りたがる。
  • 宇宙を知り尽くしたがる。
  • 宇宙の始まり、終わりを知りたがる。
  • 宇宙に人間と同じ生命がいるか否かを知りたいのです。
  • そのために莫大な財産を浪費する。
  • 成功したと何人かが調子に乗るが、世界は経済不調、貧困、餓死で病んでいる。

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妄想や観念の世界に突入

  • 自分は早く死ぬから、一切を知れない。
  • 永遠不滅の人なら一切を知っているでしょう。
  • その永遠不滅の人と組めば二つの得がある。1.自分も永遠になる。2.今まで知らなかったことも知ることができる。
  • (いるか否かを後回しにして)では、その人と一緒になる方法は何でしょうか?
  • 更に、妄想してみましょう。

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予言者の出現

  • 身の回りのことしか知らない一般人より上手をとって、
  • 又、知りたがる大衆を自分で支配する目的で、
  • 「予言者」という手段がある。
  • 予言者が、予言する。我々は異議なく信じる。
  • そして予言にケチをつける理性ある人々を弾圧する。

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予言者の出現

  • 予言者が「あの永遠不滅の存在」声、言葉を聞く。又、会って予言を頂く。
  • 将来のこと、我々が行うべき生き方、人類の最後、死後のことを教えてくれる。
  • 残念なことに、予言は理解しにくい。
  • 勝手に解釈できる。
  • 有限の知識能力の人間に無限な知識能力者の意図は分からないでしょうと見事に納得までする。

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仏陀の時代の状況報告

  • バラモン教の人々は10人の仙人たちの予言に固まったのです。
  • Veda聖典はその言葉だそうです。
  • 釈尊はバラモン知識人に聞く、「あの、Awwhako, Vqmako, Vqmadevo, Vessqmitto, Yamataggi, Axg] raso, Bhqradvqjo, Vqsewwho, Kassapo, Bhaguという仙人たちは、『 Veda聖典は、私たちが直接経験して知っている。間違いありません』と保証をつけて言っているのでしょうか?」(答えはnoでした)

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全知者のお告げ

  • 仏陀の時代で「聖書」のような高次元の、全知全能者の言葉を信仰する宗教習慣はanussavikq(お伝えを信じて伝える人)と言う名で知られていたのです。
  • 仏教では以下のように評価するのです。
  • 「サンダカよ、この世でアヌッサヴィカー(神言を信じる)、神の言葉が真理・事実(anussava sacco)だと認める開祖様たちがいる。…→

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全知者の告げ

  • 彼らは言い伝えにそって、「聖典」にたよって説法をする。しかし、聞いた話(伝え)を真理の証拠として語る場合はね、『正しく聞いたかも、聞き間違いあったかも、真理は聞いた通りになるかも、違った通りになるかも、』しれません。(証拠は不十分、真理という保証はなしという理由)
  • そこで、理性のある人は…満足できない教えだと立ち去る」M.I,513;Sandaka sutta

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直接聞いても駄目みたい

  • 昔からいままで、世界の人口の90%ほどが神の霊言を宗教として信じているが、「証拠不十分、実証できない、五分五分の賭」という問題はついてくる。
  • また、聖書は沢山あるから、どちらが正しいか、「本当に真面目に聞いたのかよ」という疑問もある。
  • 宗教・宗派によって解釈は変わるから、「本当に分かっているのか誤解しているのか」という問題もある。

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不安を呼ぶ知識欲

  • 全てを知りたがって人間がそれは無理だと諦めたところで全知者の観念が出現しました。
  • 預言者も現れた。
  • しかし、全知者の言葉だというものから一切を知ることは不可能でした。
  • それより、自説は真理で他説は邪思だと争うことになっただけです。

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仏陀の時代で、「自分でがんばる」人も

  • 預言者の話の受け売りで「知る」ことにしないで、自分で全知に挑戦するひともいたのです。
  • 長部経典のNo.1の経は自分の力で知ることに挑戦した方々の結論を集約したようなものです。
  • 62の宗教的テーゼ・教説があります。
  • 一部の思想家以外、皆、知識能力を開発し、五感の次元を超えて観察したのです。

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能力超越者達の話では

  • 過去を観察して達した思想:18
  • 将来に関する思想:44
  • 彼らの能力範囲のスケールは巨大でした。
  • 宇宙と生命の過去を劫単位で見たのです。
  • 劫・kappaの意味は私の主観で言えば、宇宙一つ現れて消えてゆく時間ですが、宇宙とは全宇宙か、銀河一つか、solar system(太陽系)一つかはよくわからない。

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能力超越者達の話では

  • 一番長く過去を観察した人は(cattql]sam pi sa/vawwa viwwqni)40膨張・収縮劫まで遡ったのです。
  • 宇宙が収縮して、空になって、それから徐々に世界と生命が現れてくる過程を回数40まで直接見て達した結論であっても、仏陀は不完全な結論だとするのです。
  • 一つの例をみましょう。

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超能力者の推測

  • 比丘達よ、この世は収縮する時があります。その時ほとんどの生命はqbhassara(天界)に生まれます。心のみで合成される生命は喜悦を味わいながら「喜び」を栄養にして長い時間過ごす。
  • また、この世は膨張を始まる。その時誰もいない空きの梵天界一つが現れます。そちらに一人の生命がqbhassaraから降りて生まれます。その生命は気が長くなるほどの時間そちらに過ごす。
  • 退屈になった彼が、他の生命もいた方が良いと思うようになる。徳か寿命が終わった生命が次から次へとこの梵天に生まれる。

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超能力者の推測

  • 先に生まれた梵天は寿命も力も輝きも誰より増している。かれが、このように思う。
  • 「私が、他の生命がいた方が良いと思い続けた。それで、その生命が生まれて来た。私が、他の生命を創造したでしょう。私が主・生命の親分であろう。」
  • 後に生まれた生命も、「この人は我らより先にここにいました。この人は我々を創造したであろう。我々の主、親分であろう」と思う。
  • 又時間が立つと人間界があらわれる。

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超能力者の推測

  • 後に生まれた梵天の寿命が終わったものは人間界に生まれる。ある人は修行に励んで、禅定を作って、過去を見る力を得る。彼が、自分の過去を観察してこのように説く。
  • 梵天にいる大父、創造主が全能で、不死です。かれに創造された我らが死に至るのです。永遠ではありません。
  • このように、超越した知識能力で、過去の事実は経験して知っているが、不完全な結論に立ってしまうのです。

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超越した能力とテーセ

結論は完全ではありません

生きとし生けるものが幸せでありますように

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時間論、空間論、実態論

  • 自分の力で全てを知ることに挑戦した宗教家達が時間、空間、実態という三の立場で、自分たちが発見した事実・データを評価した結論に至ったのです。
  • 基準にする時間の長さ、空間の広さによって、哲学は異なっていくのです。
  • 時間的に過去に遡っても更に過去がある。
  • 空間の場合も、更に広い空間があることになる。納得できる論は成り立たない。

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2006 March 25

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時間論、空間論、実態論

  • 犬は哲学するならば、人間(飼い主)は不死で万能だろうと思うでしょう。
  • Galapagos島にいるゾウガメなら、人間の短い命を悲しむでしょう。人間もゾウガメの寿命は正確に分からない。
  • 時間論にかかると、一部しか分からない。
  • ここにいて周りを見ると地球が平らですが、宇宙から見ると丸い。
  • 空間論にしても一部しか見えない。

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雑談(ダーウィンさんも見たゾウガメ)

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Harriet, a specimen allegedly collected by Charles Darwin and is still alive, Australia Zoo, Queensland, Australia

Galápagos tortoises may live to an age of 120-200 years or more.

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時間論、空間論、実態論

  • 観察する範囲によって実態論も異なる。
  • 魂は有限、無限、突然現れる、死後無になる、ある時間続くなどの沢山説があるのです。
  • 長部経典のNO.1の経は人間に観察できる全ての思考を62に集約してみたのです。
  • 論は不完全な場合は異論、反論が成り立つのです。
  • 全てを知る方法はこれではありません。

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2006 March 25

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知っても知っても

  • 知っても、知ってもきりがない。
  • 時空で考えると一切を知ることは不可能
  • 知ったものは正しいと言えない。他人が別な観察で違う意見を出すから自分の意見が間違いということになる。
  • しかし、他人の意見も別なデータさえあれば、「間違」になる可能性がある。
  • 知る世界では「正しい」、「真理」ということはあり得ない。

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知れば知るほど迷惑

  • 知ることでこころが汚れる。高慢、怒り、嫉妬などが現れる。
  • 私見に愛着を感じる。執着する。頭が固くなって、他の知識を遮断する。
  • 悩みが増える。欲が定着する。
  • 死ぬときでも不満で、苦しみで死ぬ。
  • 宗教の世界が推薦する最終的な安らぎと反対の方向へ進む。
  • 要するに苦しみが増える道なのです。

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どのように知ったのか?

  • 62の宗教家について釈尊がこのように結論をだす。
  • tesa/ bhavata/ samaza brqhmqza/ ajqnata/ apassata/ vedayita/ tazhqgatqna/ paritassita vipphanditam eva. (D.1,39)
  • この沙門バラモンの方々に明確に知れなかった、観えなかったことです。渇愛に引かれて、(こころの)恐れ、揺らぎに(精神不安定)により自分が感じたことです。

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どのように知ったのか?

  • Tadapi phassa paccayq (D.1,41)
  • 「触」によるものです。(感覚器官に(情報・対象)が触れること)
  • Te vata a``atra phassq pawisa/vedissant] ti neta/ whqna/ vijjati (D.1,43)
  • 感覚に触れるという手段以外、(別な手段で)知るとはあり得ません。

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どのように知ったのか?

  • Sabbe te chahi phassqyatanehi phussa phussa pawisa/vedenti. (D.1,44)
  • 全ての思想は六処に触れては知る。触れては知るのです。
  • 六処―眼・耳・鼻・舌・身・意という感覚器官。色・声・香・味・触・法という対象が触れるのです。(注:触は二つある。)
  • tesa/ vedanq paccayq tazhq(その感覚から渇愛が生まれる)

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どのように知ったのか?

  • tazhq paccyq upqdqna/, upqdqna paccayq bhavo, bhava paccayq jqti. (D.1,44)
  • 渇愛により固執が生じる。固執により存在・有が生じる。有により生(再生・生命としての誕生)がある。
  • Jqti paccyq jarq maraza/, soka parideva dukkha domanass upqyqsq sambhavanti. Evam etassa kevalassa dukkha kkhandhassa samudayo hoti.
  • 生により老死、憂愁、苦、悩み、悶が現れる。このように一切の苦しみ体制が現れる。

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知っていても無知です

  • 一般知識人に想像もつかないほど、超越した能力で生命と宇宙のことを「知って」も釈尊は知ることの衝動になったもとの苦しみに戻っていることを示す。
  • 要するに知っても、知っても、無知・無明なのです。
  • 知る道は智慧の道、幸福・安らぎの道ではありません。
  • 苦の循環から脱出できません。

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知る道は可笑しい

  • 人間は食を摂る。食は料理ですね。
  • 料理は沢山知った方がありがたい。
  • では、過去・現在・将来にわたって、現れる一切の料理のことを知り得ますか?
  • 先ず、不可能です。知っても、役に立つのは現在、具体的に作ることが出来る料理だけでしょう。
  • チキンを食べるからと言って、チキンで出来る全ての料理を知るとは成り立たないのです。

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2006 March 25

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知る道は可笑しい

  • 皆、知りたがるのはデータではなく、データを組み立てた現象なのです。
  • それは、無限にあるし、知っても役に立たないのです。
  • 百科事典を暗記しても全てを知ることになりません。情報が増えると百科事典の新しいバーションが出版される。
  • 現象ではなく、現象の絡繰り、因果関係をしると知ったことになる。例:科学

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正しく知る・真理を知る

  • 正しく知りたい人は法則を発見する。
  • 例:ビールスによって病気になるとは法則の一つです。しかし、一切のビールスとそれによって生まれる一切の病気を知ることは不可能です。
  • 仏陀は現象を知る道は間違いだと知って法則を発見することにしたのです。
  • 法則を発見した人こそが一切知者なのです。仏陀はsabbavid[・一切知者です。

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知る世界の法則

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では、一切知者になりましょう

  • 「知る」とう機能の法則を理解できたら一切知者です。
  • 知る場合は眼・耳・鼻・舌・身・意という六の感覚器官で知るのです。
  • 一つだけでも感覚器官がなければ、生命ではありません。ただの物体です。
  • 感覚器官を通して知る過程を、その法則を発見することが、「知る世界の全て」なのです。

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では、一切知者になりましょう

  • 眼がある。眼に色と形が見える。色
  • 眼に色が触れる。それを感じる。感じたものを知る。
  • 外にあるものをそのまま見えるのではなく、見る人は感じたものを知るのです。その「知」に、見えた、視覚と名付ける。
  • 自分が見たから、その「知」は正しいと思う。「知」に対して愛着も生まれる。

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2006 March 25

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では、一切知者になりましょう

  • しかし、情報は同じであっても、「知」はバラバラです。
  • 皆で、さるそばを見ましょう。では、皆様に同じ認識が現れますか?
  • 食べたばかりの人、お腹が空いている人、飢えている人、そば好きな人、嫌いな人、中国人、ベトナム人、アメリカ人などの認識、気持ち、反応は決して同一ではありません。

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2006 March 25

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では、一切知者になりましょう

  • では、誰が正しく見たのですか?
  • だれの認識は間違っていますか?
  • 他人が知るように、認識するように自分にも認識できますか?
  • (そばを嫌いな人の気持ちをそば好きなひとにわかりますか?)
  • しかし、だれも正しくないし、間違ってもいない。自分が感じたものを知るだけ。それは主観です。主観は真理ではない。

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2006 March 25

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では、一切知者になりましょう

  • 同じ法則を耳・声、鼻・香、舌・味、身体・触にも適用して観察してください。
  • 意・法も同じ法則です。(法とはこころの対象のことです。)
  • 限りなく考える、妄想する。そちらにも対象が(法)ある。
  • 自分の思考に一番執着、愛着するから、妄想からの悩み苦しみは強烈です。
  • しかし、誰一人も同じことを妄想しません。

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2006 March 25

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では、一切知者になりましょう

  • このように、ありのままに見ると、六の感覚器官から生まれる認識は主観であることが発見できる。
  • 主観とはある個人だけの知る世界です。
  • 個人には自分の主観しかないから、知っても、知っても、主観なのです。知っても、知っても、真理を発見できず無知でいるのです。
  • 主観から解放しなくてはならないのです。

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では、一切知者になりましょう

  • 眼は無常、常に変化する。だから、何でも感じられる。色は無常、常に変化する。だから、眼で感じることができる。
  • 視覚は無常、常に変化する。だから、次から次へと知ることが出来る。
  • 「知」は瞬間的なものです。しかも、主観です。普遍的な真理でもありません。
  • その知識に、それから現れる感情に執着しては、固執してはならない。

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2006 March 25

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では、一切知者になりましょう

  • 六の感覚器官についてこのような公式で観察して無常たるものついて、因縁によって現れるものついて、執着を捨てて「解放」、「自由」を目指す。
  • 正しくない「知」によって、人は執着を捨てず、無限に輪廻転生しながら苦しむ。
  • 「解放」が出来た人は一切の苦しみからも解放される。
  • 知識を捨てた人に何でも知り得る智慧があるのです。

六の感覚器官を悟る

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2006 March 25

 Sabbe sattq bhavantu sukhitattq.       生きとし生けるものが幸福でありますように

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では、一切知者になりましょう

  • 六の感覚器官を悟ることは一切知者になる方法なのです。
  • 主観に対する執着を捨てると、必要なものならそれを知る能力があるのです。
  • △の面積を計算する公式を知っているなら、どのような△の面積も計算出来る。
  • このように、悟りを開いた人に、なんでも知ることができるが、必要なもの以外無駄に挑戦しないのです。

六の感覚器官を悟る

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2006 March 25

 Sabbe sattq bhavantu sukhitattq.       生きとし生けるものが幸福でありますように

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感覚器官の法則を知る人には悩み苦しみはありません。

主観・固定概念・妄想から生まれる無意味な苦しみから脱出しまそう。

生きとし生けるものが幸せでありますように

 Sabbe sattq bhavantu sukhitattq.       生きとし生けるものが幸福でありますように

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三宝のご加護がありますように

ご静聴を感謝いたします

生きとし生けるものが幸せでありますように

 Sabbe sattq bhavantu sukhitattq.       生きとし生けるものが幸福でありますように