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メタスライド

  • 授業に関する情報
    • 2回生向け専門科目
    • 電気工学分野
    • 電気工学概論
  • 授業の大まかな流れ:
    • アンペアの法則を説明する.
    • ビオ・サバールの法則を説明する.
    • ビオ・サバールの法則からアンペールの法則を導き出す.
  • 配布資料:アンペアの法則.pdf
  • 提示資料:アンペアの法則.pptx
  • メタ情報:
  • Category 4/5�(別スライドの利用/そのスライド内での注釈)
  • その他:

情報処理概論II 第1回目 岩井憲一

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2021/4/9

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電気工学概論(2章)�磁気と静電気

岩井憲一

電気工学概論(2章)

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磁気と電流

電気工学概論(2章)

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電流のつくる磁界

  • 電線に電流を流すと電線のまわりには電線を中心とした�電流の流れる向きに垂直な同心円状の磁界が発生する.
  • この磁界は,電流の向きを右ねじの進む向きに見立てると,�ネジを回す向きが磁界の向きになる.�これをアンペア(アンペール)の右ねじの法則という.
  • 電流I [A]が流れている電線からr [m]離れたところの�磁界の大きさH [A/m]は,次のとおりである.�� H = I/2πr [A/m]

電気工学概論(2章)

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アンペア(アンペール)の法則

  • 1 [Wb]の磁極が任意の閉曲線に沿って1周するとき,�磁界がその磁極にする仕事は,閉曲線の内部を貫く�電流の大きさに等しい.
  • ということから,I = H・2πr [A]より,�� H = I/2πr [A/m]��となります.

電気工学概論(2章)

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ビオ・サバールの法則から�アンペアの法則を証明する

電気工学概論(2章)

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ビオ・サバールの法則

  • 電線上のI [A]の電流を微小区間⊿L[m]�に分解し,その微小区間の電流がR[m]�だけ離れた点P(電線に垂直でなくてもよい)に�作る磁場の強さ⊿H[A/m]について考え�ます.※電線自体は直線でなくても大丈夫です.

  • ⊿Lでの電流の流れる向き⊿L-O�(電線が真っ直ぐでない場合は接線方向)と�線分⊿L-Pとのなす角をθとします.

電気工学概論(2章)

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⊿L

点O

ーL[m]

θ

点P

⊿H

R[m]

r [m]

I

×

⊿Hは右ねじの法則に従って�円周上の接線方向に向きます.

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ビオ・サバールの法則

  • 点Pから電線(電線が曲線の場合は⊿Lでの接線)�上に下ろした垂線との交点を点Oとし�ます.点Oを原点として扱いますと,�点Oから見た⊿Lは電流の向きを踏ま�えると,ーL[m]の座標にあると言えます.

  • また,線分OPの長さをr[m]としますと,�はr/(-L) = Rtanθ[m]となります.

電気工学概論(2章)

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⊿L

点O

ーL[m]

θ

点P

⊿H

R[m]

r [m]

I

×

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ビオ・サバールの法則

  • ここで, r /(-L) = Rtanθ より,�L =ー r /tanθ となり,Lをθで微分すると,��dL/dθ = ー r(1/sin2θ) となり,�dL = ー r(1/sin2θ)dθ
  • sinθ = r /R より,�r = R sinθ となり,�(ちなみにL = ーR cosθ)��dL = (ーR /sinθ) dθ

電気工学概論(2章)

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⊿L

点O

ーL[m]

θ

点P

⊿H

R[m]

r [m]

I

×

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ビオ・サバールの法則

  • ここで, ビオ・サバールの法則というのは,�(ちなみに,ビオさんとサバールさん)です.��dH = I・dL× r / 4πR3 ��※ここで,「×」は外積です.

電気工学概論(2章)

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⊿L

点O

ーL[m]

θ

点P

⊿H

R[m]

r [m]

I

×

dL

r

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ビオ・サバールの法則

  • 外積とは2つのベクトルと�最初のベクトルから2つ目の�ベクトルに向けて回転する�右ねじの進む向きに従って直交する�ベクトルを求めることです.�ベクトルの大きさは元の2ベクトル�からなる平行四辺形の面積です.
  • この直交ベクトルは,この図では�平面上を時計回りに回転しながら�手前から奥に進みます.

電気工学概論(2章)

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⊿L

点O

ーL[m]

θ

点P

⊿H

R[m]

r [m]

I

×

dL

r

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ビオ・サバールの法則

  • 2つのベクトルからなる平行四辺形の�面積の求め方としては,最初のベクトルの�sin成分(ここでの角度はπ/2)が�平行四辺形(ここでは長方形)の高さとなり,�2つ目のベクトルが底辺となります.�
  • この磁気エネルギーが空間上に広がる�ことになります.

電気工学概論(2章)

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⊿L

点O

ーL[m]

θ

点P

⊿H

R[m]

r [m]

I

×

dL

r

a

b

θ

a sinθ

S = a b sin θ

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ビオ・サバールの法則

  • 以上より,���dH = I・dL× r / 4πR3 � = I dL r sin(π/2) / 4πR3 �  = (I r /4πR3)dL�
  • ここで,r = R sinθより,��dH = (I sinθ/4πR2)dL��となります.

電気工学概論(2章)

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⊿L

点O

ーL[m]

θ

点P

⊿H

R[m]

r [m]

I

×

dL

r

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ビオ・サバールの法則

  • 元の式を導線全体に広げるため (ー∞,∞)でdLで積分します.� H = (1/4π)∫((I sinθ)/R2) dL [A/m]

  • ここで, r = R sinθ より R = r /sinθ�L = ーR cosθ に代入して,L = ー r cosθ/sinθ ���

電気工学概論(2章)

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ビオ・サバールの法則

  • L=ー r cosθ/sinθ をθで微分します.

  • (f(x)/g(x))’ = (f’(x)g(x)-f(x)g’(x))/g(x)2 より,��dL/dθ = ー(ー r sinθ sinθー r cosθ cosθ)/sin2θ�    = r(sin2θ+cos2θ)/sin2θ = r /sin2θ�∴dL = (r /sin2θ)dθ

電気工学概論(2章)

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ビオ・サバールの法則

  • R = r /sinθdL = (r /sin2θ)dθを�H = (1/4π)∫((I sinθ)/R2) dLに代入しすると,�dθなので区間も(ー∞,∞)から(0, π)となり,��H = (I/4π)∫((1 ・sinθ /(r /sinθ)2) ・ (r /sin2θ))dθ (0, π)�  (分子分母のsin2θが約分されます.)� = (I/4π)∫(sinθ/ r)dθ = (I/4πr)∫sinθdθ (0, π)� = (I/4πr)(ーcosπ + cos0) = (I/4πr)(1 + 1) = 1/2πr

  • 以上より,アンペア(アンペール)の法則が成り立ちます.

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