第 1 張,共 11 張

進化計算コンペ2021

単目的/多目的 成果発表

山口 宙来

第 2 張,共 11 張

今回の問題に対する分析

単目的問題において、

一定の条件を満たした時に急に評価値が良くなる傾向

優良な解を改良していけば評価値が良くなる傾向

局所解に陥らせないような汎用なソルバの作成

1

2

地域: 函館

経済指標: F2

地域: 那覇

経済指標: F1

第 3 張,共 11 張

利用したアルゴリズム

人工蜂コロニーアルゴリズム

  • 探索方法で問題を解決可能
  • GA(主に交叉)ではないため、局所解に多少陥りづらい
  • 自分が慣れていた

第 4 張,共 11 張

工夫点

解集団

1 : 1

慎重に解を変化させる集団

(慎重派)

積極的に解を変化させる集団

(積極派)

  • 突然変異なし
  • 解の変化は1進化1-8要素
  • 金額の変化は1進化0.8-1.2倍
  • 突然変異あり
  • 解の変化は1進化7-12要素
  • 金額の変化は1進化0.5-1.5倍

毎進化ごとに、慎重派と積極派を比較し、積極派の方が良ければ交換

第 5 張,共 11 張

結果

第 6 張,共 11 張

設定について

【その他の制約条件】

  • 金額は0 - 30万の中に収まるように調整 (それ以上は現実的とは考えられないため)

解の個体数

20体(慎重派10体 : 積極派10体)

突然変異の確率

20%

第 7 張,共 11 張

SOP-1

第 8 張,共 11 張

SOP-2

第 9 張,共 11 張

MOP-1

第 10 張,共 11 張

MOP-2

第 11 張,共 11 張

結論

人工蜂コロニーアルゴリズムの考え方を用いて、汎用性を重視したソルバを作成

速度は遅いが、局所解に陥りにくい探索範囲を広くすることに成功

  • 速度改善
    • 実行不可能解に対する制約付け

  • 探索方法の改善
    • 積極派と慎重派の解交換ルール

改善点