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スタックチャンの今までとこれから

スタックチャンコミュニティ代表

石川 真也(ししかわ)

2022年7月23日

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目次

  • スタックチャンとは?
  • スタックチャンの今まで
    • 色々なスタックチャンが生まれた
    • 世界に広がった
    • なぜ、ここまで広まったのか?
  • スタックチャンのこれから
    • スタックチャンが目指すところ
    • スタックチャンのロードマップ
    • アールティと「製品化研修」
    • Maker Faire Tokyo 2022 に出展
    • ヒーローズリーグ 2022 に協賛

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スタックチャンとは?

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スタックチャンとは

  • 手乗りサイズのカワイイロボット
  • 「コミュニケーションロボットを、あなたの手に。」

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スタックチャンを作ったきっかけ

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従来のコミュニケーションロボットは大半が「クローズド」

(裏側の仕組み、ハードウェアの詳細、APIが公開されない)

もっとオープンにできないか?

→スタックチャン

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スタックチャンの特徴「すべてがオープン」

  • オープンな仕様
  • オープンなプロセス
  • オープンなコミュニティ

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オープンな仕様

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外装

基板

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仕様がオープン

→メカ、回路、ソフトウェアを自由に拡張できる

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オープンなプロセス

  • 製作のようすを細かく発信
  • 悩みや失敗もオープンにする

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オープンなコミュニティ

  • Twitterの #スタックチャン タグを通じた「ゆるい連帯」
  • 全員が開発者でありユーザ

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スタックチャンの今まで

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2021/07/02

スタックチャン誕生

  • 初めて手の上で動いた
  • #スタックチャン タグがついた�最初のツイート

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データと組み立て方を公開

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2021年7月

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作る人が現れる

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2021年7月

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イベントを開いたり、展示する人が現れる

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2021年9月

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コンテストに入賞!世界に広まる

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M5Stack Creativity Contest

 第3位

https://protopedia.net/event/22

HackadayPrize

 第2位

https://hackaday.com/2021/11/20/

ヒーローズリーグ

 オンラインヒーロー賞

 ユカイ工学賞

https://hackaday.com/2021/11/20/

2021年10~12月

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改造版のキットを販売する人が現れる

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2021年12月

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M5Stack公式もなにか作り始めた!

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2021年11月〜

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数字で振り返ると

  • 📈スタックチャン紹介ページ(ProtoPedia)閲覧数…10000PVまで後少し
  • 🙆スタックチャンを作ってくれた人の数100名以上
  • GitHubのスター数…221
  • 🎖コンテスト入賞…3回

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なぜここまで広まったのか?

  • M5Stackコミュニティの支え
    • 「素早く作って公開する」という理念の人たちがスタックチャンに賛同してくれた
  • 手軽さ
    • M5Stackによって工作の手間が削減された
    • キット化の貢献でさらに敷居が下がった
  • かわいさ
    • スタックチャンのかわいさは伝染する
    • 他の開発ボードや3Dプリンタ以外の素材で「スタックチャン的なもの」を作るムーブメントに成長した

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THANK YOU!!!

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スタックチャンのこれから

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スタックチャンが目指すところ

  • 「机の上にロボット」が身近な光景になる
  • 開発者がコミュニケーションロボット開発を続けられる。�好きで居続けられる。
    • 自己満足:自分の理想をロボットに投影して、好きなだけ作り込める。開発を通じて色々な技術も身につく。
    • 他者からの承認:SNSで作品自慢できる。刺激を与え合い、切磋琢磨する。友達ができる。

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スタックチャンのロードマップ

  • ソフトウェア開発体験の向上�(特にコミュニケーション機能)
    • 音声認識、音声合成
    • 表情と身振り手振り
    • 複数スタックチャンの掛け合い
    • シナリオエディタ
  • ハードウェア開発体験の向上
    • キット化をする
    • 本体と基板の拡張性を高める

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始めるためのハードルをいかに下げるか?

(ソフトウェア、ハードウェア両面)

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アールティと「製品化研修」

  • 株式会社アールティ
    • 秋葉原にあるロボットベンチャー企業
    • ロボットエンジニア向けの研修制度
  • 製品化研修
    • 製品の企画・製造・販売までのプロセスを一貫で経験する
    • その過程をブログで公開することでテクニカルライティングの素養も身につける

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「スタックチャン製品化研修」始動します

  • ししかわは研修(業務)としてスタックチャンの開発を続けます
  • 段階的に製品化を進めます
  • 進捗をブログで公開します
  • スタックチャンは変わらずオープンソースです(重要)
  • 様々なイベントに出展します
    • Maker Faire Tokyo
    • ヒーローズリーグ

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「Maker Faire Tokyo 2022」で展示します

  • コミュニティの作例展示
    • 後日、募集フォームを公開
    • 他のブースに展示するスタックチャンも紹介したい!
  • アルファ版キットの販売
  • 素敵なデモ!

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展示ブースイメージ

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「ヒーローズリーグ2022」に協賛します

  • 新たに「スタックチャン賞」ができます!
    • 「生まれたスタックチャンは皆一様に尊いので優劣を付けない」
    • →そのかわり開発プロセスを重視します
    • 開発の進捗や、試行錯誤の様子をTwitter/ブログ等でしっかり公開できた人に授与したいと思います!

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スタックチャンが開発素材として

選べます!

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早く行きたければ、一人で行け。

遠くへ行きたければ、みんなで行け。

アフリカのことわざ

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