1 of 21

1

対面コミュニケーションの確率モデル

中央大学物理学科 学部4年

   香取研究室 村越 航大

2 of 21

2

対面コミュニケーションの確率モデル

物体の運動を解析…

電流、磁場の変化を解析・・・

量子を物質性と波動性から解析・・・

勉強してもわからない!!!

興味のある分野が見つからない!!!

身近に感じやすい、楽しいこと

物理で見てみたい!

3 of 21

3

目次

0.導入

1.対面コミュニケーションの構造

2.対面コミュニケーションの時間特性

3.対面コミュニケーションのシミュレーション

4 of 21

4

導入

物理学(的視点)とは

5 of 21

5

目次

0.導入

1.対面コミュニケーションの構造

2.対面コミュニケーションの時間特性

3.対面コミュニケーションのシミュレーション

6 of 21

6

対面コミュニケーションの構造

現代のコミュニケーション手段といえば・・・

電話、メール、SNS

→非対面型コミュケーション

履歴がデジタル情報として記録される

データ解析が可能

7 of 21

7

対面コミュニケーションの構造

対面コミュケーションは?

→ほとんど記録されない

→もちろん記録したものはある

ウェアラブルセンサーの利用(日立製作所など)

・SocioPatternsプロジェクト(フランス、イタリア)

・接触確認アプリCOCOA

8 of 21

8

対面コミュニケーションの時間特性

ウェアラブルセンサーとは

→人材系企業による、ある会社Aの調査

→名札にセンサーを付与

→iさんがjさんの距離が近い!コミュニケーションしてる!

→誰と誰が、いつ、何分間対面したかを記録する

9 of 21

9

目次

0.導入

1.対面コミュニケーションの構造

2.対面コミュニケーションの時間特性

3.対面コミュニケーションのシミュレーション

10 of 21

10

対面コミュニケーションの時間特性

病院、オフィス、学会などで実施

11 of 21

11

対面コミュニケーションの時間特性

オフィスのデータからランダムに選んだ1人

12 of 21

12

時間特性

→接触が密集している区間がある

→まったく接触してない区間もある

→24時間ごとの周期性が読みとれる

対面コミュニケーションの時間特性

12時間

48時間

13 of 21

13

対面コミュニケーションの時間特性

→接触時間の幅が広い

→分布は裾の重い分布

14 of 21

14

目次

0.導入

1.対面コミュニケーションの構造

2.対面コミュニケーションの時間特性

3.対面コミュニケーションのシミュレーション

15 of 21

15

対面コミュニケーションのシミュレーション

確率モデル・シミュレーションの流れ

①N個の個体が1辺Lの正方形内を(非格子)ランダムウォーク

②個体間の距離d以下になると、接触したとする

③誘引度α(0<=α<1、一様乱数)

→距離d以下にいる個体のうち最大のαに対し、1- αでランダムウォーク

④確率ζ(一様乱数)

→接触がないとき(距離d以下に個体なし)はζで停止(不活性状態)

→不活性状態のとき、1- ζで活性状態に戻る

16 of 21

16

対面コミュニケーションのシミュレーション

結果

ξ=0.2

ξ=0.5

ξ=0.8

17 of 21

17

実際のデータ

病院、オフィス、学会などで実施

時間特性を見るのに十分な時間が必要

18 of 21

18

対面コミュニケーションのシミュレーション

接触時間が短い…

19 of 21

19

対面コミュニケーションのシミュレーション

20 of 21

20

まとめ

・長時間の接触がわずかに見られる結果は得られた

・範囲を絞っていくと、観測データのべき分布がシミュレーションでも再現

・ξではなく、αや観測時間を変えることで対面コミュニケーションをより再現できる予想を得られた

21 of 21

21

参考文献

・社会物理学 教科書

・日立製作所

https://www.japio.or.jp/00yearbook/files/2015book/15_a_06.pdf