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チェック魔の憂鬱

~ヒューマン・エラーと気付き~

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発展とは失敗を直すこと

  • 人間の歴史は失敗の歴史でもあります。
  • 失敗・間違いをその都度直すことで「今の発展」があるのです。
  • 社会の発展、科学の発展に失敗は欠かせない条件のようです。
  • では、失敗は大いに賛成するべきありがたいことでしょうか?

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失敗の失敗

  • しかし、失敗するとは損することです。
  • 政治家が失敗すると、全国民が苦労します。
  • 虐殺、戦争、人権侵害などの残酷なことに国民が遭遇しなくてはならない。
  • 政治の失敗によって、偽かけの民主主義まで、社会が発展しているが、人類が払った代償は大過ぎではないでしょうか。
  • 今も政治の失敗で人類が苦しんでいる。

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失敗の失敗

  • 科学の場合は失敗だけではなく、成功も人類に迷惑かけてきたのです。
  • 自然の破壊、新たな病、戦争の拡大などにも科学が大いに貢献しているのです。
  • 人類の半分以上貧困に陥っているのに科学のために制限なく人類の財産を費やしているのです。
  • 全ての生命を幸福にしてあげる目的は科学者にはありません。

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危険な失敗

  • 医学と、医者の失敗はありがたくはない。
  • 原子力発電所の失敗、飛行機操縦士の失敗、電車運転手の失敗なども危険です。
  • 親の失敗も、教師の失敗も人に末永く不幸を与える可能性があるのです。
  • 要するに失敗は損です。
  • 発展のために失敗を認めると「赤字」です。

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認めるか認めるべからずか?

エラーのジレンマを乗り越えないのです

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人は失敗をなくそうとする

  • 失敗のジレンマを知らないが、損だけは嫌なのです。
  • 失敗をなくそうとする。失敗を減らそうとする人もたまにいるのです。
  • これが、新たな問題を引き起こすのです。
  • 新たなジレンマを作るのです。

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失敗をなくすという失敗

  • 失敗を完全なくす努力は、成長・発展を停止することです。
  • この場合は、国であろう、会社であろう、動きが停止して、衰退して消えるのです。
  • 失敗をなくす注意で、経済的、時間的、精神的、能力という面で余計な負担がかかります。
  • 結局は失敗をなくすことも、様々な失敗を引き起こすのです。

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失敗をなくすという失敗

  • 失敗する人を批判・非難したりする。
  • 他人の失敗を徹底的に非難しながら、自分の失敗を徹底的に隠す。
  • 社会は互いに非難を投げ掛け合いをする。
  • 他人の失敗を認めないことで、争いが起こる。
  • 失敗を怯える個人は精神的に落ち込む。
  • 失敗をなくす努力も、様々な失敗を引き起こす渦巻きになる結果なのです。

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我が輩は完璧である

エラーや失敗をなくす衝動は「完璧主義」という邪見です。

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何故不完全は嫌なの?

  • 「損する、危険」という立場では失敗は認めることはできません。
  • しかし、何故、失敗したら、精神的に落ち込むのでしょうか?
  • 自分のこころは失敗を認めないからです。
  • 何故人は他人のことを厳しく批判するのでしょうか?
  • 自分は失敗しない完璧ものだからです。

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「人は不完全」。言ったのはだれ?

  • 完全である筈の人間は自分の過ちで不完全になったのだという矛盾を一神教は語る。
  • 世にあるのはこの教えなのです。
  • ですから、人は生きる上での完全を目指すことに挑戦している。
  • 建前で、人は間違いを起こすと言いながら、本音では認めたくはないのです。
  • 「人は不完全だ」とは仏教の言葉ではありません。

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全ては不完全です。無常です。

  • 全ては不完全だ、無常だと仏教は説く。
  • それなら、生きる上では、「完全」はあり得ないのです。
  • その目的の努力は矛盾的な行為になるので、尚更問題を引き起こすのです。
  • 完全はありえないと知る人は、「ベター」に挑戦するのです。
  • ベストはないのです。

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失敗の原因

  • 行為とは自分と他人の関わりなのです。
  • 他人も二種類です。生きものと、ものです。
  • 自然の流れはいくらか分っているが、先を読めないことはあるのです。
  • 生きもの場合は殆ど先を読めないのです。
  • という条件の中での行為なのです。上手くいったり、期待外れたりです。

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失敗の原因

  • 又、行為をする側も生きものなので、自分であっても、自分のことを殆ど読めないのです。
  • 環境が良くても、自分が失敗する。自分が良くても、環境のことで失敗するのです。
  • ですから、成功するケースよりは、失敗するケースの方が確率は高いのです。
  • 無知な人はこの現実を認めないので、更に苦労するのです。

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憂鬱は避けられる

  • 失敗を認めない人はいくらチェックして頑張っても、失敗の方が確率が高いなので、落ち込むしか、悩むしかありません。
  • 仏教では高い確率の失敗が起きても、それは当たり前のことで、低い確率の成功が起きたら、とても明るい気分になります。
  • トラブル、問題、障碍などを乗り越えることが人生だと知っているので、精神的に安定して、着々と生きることができるのです。

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矛盾がない仏教の道

ヒューマン・エラーを減らす中正の立場

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政治・仕事・社会

  • 「損・得」でものを判断することに間違いがある。
  • 「損得基準」の行為は「損」という結果になるのです。
  • 命をお粗末にするのです。
  • 「幸福に生きる」という目的を基準にするならば、社会での失敗の問題は解決する。
  • 今と全く違った生き方が現われる。

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失敗をなくすとは「倫理」です

  • 間違い、失敗、エラーなどは人間に・生命に起こるものです。
  • 自然の変化(例えば、山火事、地震、噴火、乾期、洪水)間違いでも、失敗でも、エラーでもないのです。
  • 人間は(生命は)幸福に生きたいと希望する、苦を避けたいと苦労するのです。
  • 「生きる意義」は「苦を避ける」ことにあります。

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失敗をなくすとは「倫理」です

  • 幸福を目指さないならば、何もしなくても、苦労して早死になるのです。生きる意味もないし、努力する必要もないのです。
  • と言うことで、間違い、失敗、エラーの管理は人間の幸福な生き方を目的にするべきであることは、必然的に成り立つのです。
  • 幸福を目指す生き方が「道徳的、倫理的」な生き方なので、失敗をなくすことは倫理でなくてはならないのです。

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失敗をなくすとは「倫理」です

  • 会社が儲けだけ、利益だけ目的にして、エラーの管理するならば、それは非道徳的なのです。
  • 従って、危機管理が危機を呼び寄せる結果になっているのは当然な結果なのです。
  • エラーをなくすように、努力する個人が怯えているのです。非難・罰に怯えているのです。
  • 能力の減退、予測外の失敗、苦しみが益す生き方が結果なのです。

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失敗をなくすとは「倫理」です

  • 世俗的な利益だけ目的にしているからこのような結果になるのです。
  • もし、エラーをなくすことは、「道徳」であるならば、結果は幸福に変るのです。
  • 自分の、他人の幸福のために、人類・生命のために自分が厳密にエラーチェックをしているから、やり甲斐が現われる。
  • 意義が生じる。
  • ストレスがなくなる。明るくなる。能力が向上する。

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失敗をしないとは慈しみ

不完全な人間は間違いを少なくすることは「心を清らかにする」善行為です。

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欲と怒りで目が眩む

  • 原発の部品提供する会社が微妙に規格を下げる。
  • 建築家が鉄骨の数を減らす。
  • 食品会社が賞味期限が過ぎたものでも使用する。
  • 工業会社が部品に欠陥があってもそれを認めない。
  • 天下り、談合ができるようにする。

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欲と怒りで目が眩む

  • しかし、心配は無用です。
  • 「お詫び」さえすれば、万事解決なのです。
  • しかし、徹底的に迫ない限りは、言い訳ばかりをして逃げ回る。
  • 国(政府)が失敗してもそれは国民のせいにする。
  • 社長の失敗に社員が背負うが社長に失敗しないように、アドバイスすることは禁止。
  • 他人に指を向ける世界は極まりなく危険。

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社会か個人か

  • 当然、社会、国、会社、学校などの団体の責任になる場合があります。
  • しかし、団体の失敗はだれが直すのかとは問題です。
  • 団体とは観念的な概念で実は個人の集まりなのです。
  • 結局は個人が自分を戒めることしか、他の選択はないのです。

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個人論

  • 仏陀は集団にたいして、規則を語るが、道徳を語らない。
  • 道徳は個人が守るものなのです。
  • 仏陀は「あなた個人に」、「私個人に」語るのです。
  • 個人が道徳を守るなら、社会が損する危険な失敗・エラーが消えるのです。

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わがままは通らない

  • 果物中に一個だけでも腐ったものがあると、全体的に腐って行くのです。
  • 食べ物中に一つだけでも汚染されたものがある時、食べ物の全てが汚染してしまうのです。
  • 社会では一人の我が儘が社会全体に悪影響を与えるのです。
  • 仕事をさぼる、勉強をさぼるものは全人類に対して悪行為をしているのです。

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わがままは通らない

  • 従って、「私は嫌だから止める」は通らないのです。
  • 自分の、他人の幸福のために生きるしか、他の選択はないのです。
  • 悪行為自体が法則違反なのです。
  • 一人で怠けることさえも、法則違反です。
  • 一人、一人が自分の責任を果たし、幸福を目指して生きることが唯一の道なのです。

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わがままは通らない

  • 一人、一人が自分の行為の失敗を極力減らさなくてはならないのです。
  • これが、「法則」であることは、仏陀が無知な人に語り続けるのです。
  • 「神」の定めではありません。
  • エラーチェックをして生きることは自然な生き方なのです。
  • とても、穏やかで、明るく、活発に生きる方法なのです。

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わがままは通る場合もある

  • もし、「自分を向上させたい、惨めな思いをしたくない、無知は嫌だ、汚れたこころは嫌だ、未熟な人格は嫌だ、苦しみは嫌だ」と思うなら、それは、相当なわがままです。
  • 負けず嫌いで、失敗はしたくないなら、わがままです。
  • しかし、このわがままは素晴らしいのです。
  • この人に自分が好きなように生きることができるのです。

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ヒューマン・エラー

感情と思考を持つ生命は必ず失敗する

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エラーの原因

  • 人の理解能力が、決して足りません。
  • 日々の勉強で、経験で深めるものなので、いつ立っても不完全です。
  • 感情があるから、ものごとを感情の色眼鏡で見てしまう。
  • それで、主観的になって、理性と客観性を失う。
  • 生の人間なので、力に波があるのです。(機械ではありません)

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気付きでエラー・チェック

  • エラー・チェックは慈しみの行為であること、善行為であることを理解する。
  • 全てが不完全なので、エラー・チェックをしないかぎり、「見事に上手くいった・大成功だ」という結果にはなりません。(これも知っておく)
  • いかなることでも、秒単位で行うものです。
  • 「今の一秒」で行うことは失敗しないようにする。(それで、長い話しは終わり。)

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気付きでエラー・チェック

  • 「一秒」に気を付ける人に、集中力が現われる。
  • 伴って、充実感、幸福感が生じる。
  • 理解能力が向上する。
  • こころの汚れも、感情も減る。
  • 人格は完成を目指して上昇する。
  • 成功をし続ける生き方になる。
  • 成功者が解脱に達する。

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矛盾が成り立たない

仏教的なエラー・チェックでは損はないのです。

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向上へ高速道路

  • エラー・チェックは自分のこころのチェックです。
  • 他人との戦いではありません。
  • 仕事の邪魔になる行為になりません。
  • 俗世間がやっているエラー・チェックのような悪循環ではありません。
  • 知識があっても、なくてもだれにでも実行できる生き方なのです。

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チェックポイント

  • 慈しみがこころにあるか否か?
  • 妄想でこころが混乱しているか否か?
  • 欲、怒り、無知、見栄などの感情がこころに今の瞬間にあるか否か?
  • わがままになっているか否か?
  • 怠けが入って、手抜く、なげやり気分になっているか否か?
  • 今の瞬間の仕事が楽しく感じているか否か?

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チェックポイント

  • 身体の調子は(波)善いか悪いか?
  • こころの(波)働きはスムーズか否か?
  • 以上です。
  • 注:波が悪いとき仕事を休むか、別なことをして元気を取り戻すかしなくてはならないのです。

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