外国語話者にも日本のメディア芸術を知ってもらいたい!
外国語版wikipediaページが作成されているアイテム一覧
岩崎 絵里加
外国語話者にも日本のメディア芸術を知ってもらいたい!
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<データセット概要>
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1. 概要説明
メディア芸術データベースを眺めると、UIは日・英・韓・中の4カ国語対応になっているけれど、収められているデータは日本語のみであることに気付きました。ゆくゆくは正しいデータが多言語対応されることが望ましいと思いますが、すぐに外国語情報にもアクセスできるようにするために、wikipediaページのURLと紐づけることを提案いたします。
2. データの想定活用シーン
外国語話者が、メディア芸術データベースを入り口にさらに詳しい情報を知りたいと思ったときの手助けになることが期待されます。また、メディア芸術データベースから「外国語版wikipediaあり」のデータを抽出して眺めたときに、すでに海外で人気があるアイテムが何かを知ることができ、日本のメディア芸術制作者が海外展開をするときの助けになることが期待されます。
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利用データのレファレンスURL(第三者データを利用した場合)
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http://
3. 利用データの内容説明及び作成方法(メディア芸術DBと組みあわせたデータの説明)
Wikidata Query Service(WDQS) を用いて、メディア芸術データベースが登録されていて、かつ英語版Wikipediaページが存在するWikidataアイテムを抽出しました。さらに、ここで抽出されたアイテムの中には日本語ラベルがついていないものがあることと、メディア芸術データベースと照らし合わせて使うことを踏まえ、Wikidataに登録されているメディア芸術データベースIDをパラメータとして、webAPIを用いてメディア芸術データベースからタイトルを取得しました。
https://w.wiki/zj6
http://
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<アピールポイント>
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4. オリジナリティ、着想の斬新さ
この方法であれば、比較的容易に多言語展開ができる点です。今回は英語版のみの提出ですが、WDQSのパラメータを少し変えるだけで他の言語のページ情報も取得できます。
5. 社会へのメリットなどのインパクト
メディア芸術データベースの取り組みが、より国際的に開かれたものになることが期待されます。また、日本国内のメディア芸術産業に携わる人が、海外で日本のメディア芸術がどれほど受容されているか、動向を知る助けになることが期待されます。Wikidataに紐づけられたメディア芸術データベースIDの活用事例を創出することで、Linked Data的取り組みが促進されることが期待されます。
7. 実現可能性
英語以外の言語についても同様のデータセットが作られれば、Wikipediaページが作られている国をマッピングして眺めて、意外な親日国を発見する、といった楽しみ方ができるかもしれません。
課題は、Wikidataに間違ったメディア芸術データベースIDが紐づけられていることもある点です。
6. メディア芸術データベースの活用
分野の垣根なくIDがつけられているというメリットを生かしました。このメリットによって、メディア芸術にかかわる全ての事柄を外部DB(Wikidata)で1つのクエリで調べ上げることができます。
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<オプション>
5
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さらにアピールしたいこと
期間中にはアプリケーションを作ることができませんでしたが、ゆくゆくはアプリを作成したいです!
http://
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