「社会課題」を考えよう
『政策起業』を用いたアントレプレナーシップ教育 第 2 回
全 4 コマの学習目標
🥅 社会課題を解決する公共政策を�公共のために考えて発表する授業です!
政治と社会と政策の関係を知る
社会課題を考える(課題を特定する)
公共政策を考える(解決策を作る)
1 時間目
2 時間目
3 時間目
4 時間目
公共政策を発表してふりかえる
2 時間目
政治と社会と政策の関係を知る
社会課題を考える(課題を特定する)
公共政策を考える(解決策を作る)
1 時間目
2 時間目
3 時間目
4 時間目
公共政策を発表してふりかえる
✅ 配布物の確認
手元にあるか確認してください。
✅ 配布物の確認
手元にあるか確認してください。
社会課題カタログ
(前回配布済み)
社会課題分析用
ワークシート
政策発表用ワークシート
もしくは発表用スライド
(スライド発表の場合はリンク)
インタビュー用
ワークシート (宿題)
🔙 前回の授業のふりかえり
🎯 今日の学習目標
�次回の授業で考える「政策」のために�解くべき「課題」を選びましょう!
📒 今日作るもの
社会課題分析用シートを埋め終えます。
発表用ワークシート�も平行して記入して�いきましょう。
課題解決とは
課題と解決策の両方を提案するのが課題解決
課題
社会課題や生活課題
解決策
ビジネスや政策
課題と解決策をセットにして提案すると政策による課題解決ができます!
まずは課題を特定しましょう
課題
社会課題や生活課題
解決策
ビジネスや政策
社会課題を選ぼう
社会課題カタログから
社会課題を見てみましょう!
個人作業: 社会課題カタログから課題を選ぶ
社会課題カタログを見て、興味のある社会課題をいくつでも選んでみましょう。�(2 分待ちます)
✅ 条件
⌛ 2 分
📒 ワーク
3 ~ 4 人で
チームを作りましょう
社会課題カタログから
チームで 1 つの課題を
選んでみましょう!
ワーク 1: チームの社会課題を 1 つを選ぶ
みんなの興味のある社会課題から、チームで取り組む 1 つの社会課題を選びましょう。
(4 分で選びます!)
✅ 条件
⌛ 4 分
📒 ワーク 1
ワーク 1: チームの社会課題を記入しましょう
決まった課題を
ここに記入
社会課題を具体的に理解する
その社会課題、�困っている人や場面を�具体的に言えますか?
個人で作業: 具体的な場面を想定する
みんなで決めた社会課題の、具体的な場面を考えてみましょう。
まずは 1 人で考えてみて、チームで共有します。
インターネットや生成 AI で検索しても構いません。
誰が?
どんな場面で?
何に困っている?
⌛ 4 分
📒 ワーク
具体的に考えると
課題の理解が深まります
ワーク 2: みんなで具体化してみましょう
具体的な場面を
考えて書きましょう
⌛ 6 分
📒 ワーク 2
※要望と課題は違います
(要望の裏にある課題を見つけましょう!)
社会課題の大きさを把握する
その社会課題、
どの程度重要な課題?
?
地域によって課題の種類や程度が違う
地域によって異なる社会課題に悩んでいます。また同じ種類の社会課題でも深刻度が違う場合もあります。
交通(バス不在)
良質な雇用
少子高齢化
雪害
少子高齢化
獣害
交通(渋滞)
多文化共生
耕作放棄地
気候変動
どれくらい重要な課題かを考えよう
その社会においてどれくらい多くの人が困っているか
その人たちはどれくらいの頻度で困っているか�(1 週間に 1 回程度、など)
どれくらいの困りごとなのか
困っている人の多さ
困りごとの頻度
困りごとの深刻度
日本全国なのか、都道府県か、地域なのか
社会の規模
困っている当事者以外の人への影響も考える
社会全体への影響も考えましょう
その社会においてどれくらい多くの人が困っているか
その人たちはどれくらいの頻度で困っているか�(1 週間に 1 回程度、など)
どれくらいの困りごとなのか
困っている人の多さ
困りごとの頻度
困りごとの深刻度
日本全国なのか、都道府県か、地域なのか
社会の規模
困っている当事者の人たち以外への影響はあるか�(自然環境への影響、周りの人たちへの影響など)
社会全体にとっての影響
社会課題は……
社会課題
解決策
社会課題は大きく 2 つの課題に分かれる
社会課題
当事者の課題
みんなの課題
解決策
例えば「アルコール依存症の増加」の場合
当事者の課題
みんなの課題
解決策
その社会全体にとって�大きな課題であれば�重要な課題にもなります�(例えば環境問題、経済問題、社会の不安定化など)
社会全体への影響も考えましょう
その社会においてどれくらい多くの人が困っているか
その人たちはどれくらいの頻度で困っているか�(1 週間に 1 回程度、など)
どれくらいの困りごとなのか
困っている人の多さ
困りごとの頻度
困りごとの深刻度
日本全国なのか、都道府県か、地域なのか
社会の規模
困っている当事者の人たち以外への影響はあるか�(自然環境への影響、周りの人たちへの影響など)
社会全体にとっての影響
どれくらい重要な課題かを考えよう
その社会においてどれくらい多くの人が困っているか
その人たちはどれくらいの頻度で困っているか�(1 週間に 1 回程度、など)
どれくらいの困りごとなのか
困っている人の多さ
困りごとの頻度
困りごとの深刻度
日本全国なのか、都道府県か、地域なのか
社会の規模
困っている当事者の人たち以外への影響はあるか�(自然環境への影響、周りの人たちへの影響など)
社会全体にとっての影響
ワーク 3: 課題の重要度をみんなで推測する
それぞれの欄に
書いていきましょう
⌛ 6 分
📒 ワーク 3
重要な課題に取り組まなければ、大きな課題解決はできません
追加: 社会課題を選ぶときに気をつけること
みんなが薄く広く困っている課題もいいけれど、困っている人の数は少なくても深い課題も大事です!
解決策にも目配せしながら課題を選ぶと、�解決の度合いが高まりやすくなります。
社会課題の「症状」と「原因」を
分けて「原因」を解決する
その課題は「症状」、それとも「原因」?
社会課題は、表面に現れている「症状」と「原因」が異なる場合があります。
「症状」と「原因」の違いを整理して�社会課題を適切に理解しましょう!
人間の例)症状は『発熱』でも…
症状
熱が出ている
発熱という症状の原因は複数ありえます
症状
原因
ウイルス
盲腸
(中耳炎)
食あたり
熱が出ている
病気の原因が違えば、解決策も違います
原因
解決策
ウイルス
盲腸
(中耳炎)
食あたり
熱が出ている
手術
薬
水分補給
症状
病気ではなく、
社会課題の場合は?
?
『少子高齢化』が社会課題の症状だとしたら
症状
少子高齢化
その原因は何かを突き止めて…
原因
少子高齢化
❓
❓
❓
症状
原因を解決できる政策を考える必要があります
解決策
少子高齢化
❓
❓
❓
?
?
?
原因
症状
社会課題を考える�(課題を特定する)�ときは症状を深掘りして
原因 を考えましょう!
社会課題を「根本原因」まで
深掘りする
根本原因を見つけると
より効果的な解決策を
作ることができます
症状の原因は複数ありえますが…
症状
原因
ウイルス
盲腸
(中耳炎)
食あたり
熱が出ている
それぞれに「根本原因」があることも
症状
熱が出ている
根本原因
不健康な�生活習慣で免疫低下?
不衛生な
飲食店?
食物繊維・水分不足?
原因
ウイルス
盲腸
(中耳炎)
食あたり
そして根本原因が分かると…
ウイルス
盲腸
(中耳炎)
食あたり
不健康な�生活習慣で免疫低下?
不衛生な
飲食店?
食物繊維・水分不足?
原因
根本原因
より効果的な解決策を作りやすくなります
ウイルス
盲腸
(中耳炎)
食あたり
解決策
健康的な食生活
定期的な
水分補給
不健康な�生活習慣で免疫低下?
不衛生な
飲食店?
食物繊維・水分不足?
監査強化・格付け・�補助金など
原因
根本原因
根本原因を
見つけるためにも�深掘りをしましょう
社会課題を�深掘りしよう(分析しよう)
ワーク 4: 社会課題を書く
まず社会課題を�書きます
⌛ 8 分
📒 ワーク 4
ワーク 4: 原因を 1 段階深掘りする
1 段階�深掘りしましょう
⌛ 8 分
📒 ワーク 4
ワーク 4: さらにもう 1 段深掘りする
もう 1 段階�深掘りしましょう
⌛ 8 分
📒 ワーク 4
ワークシートを�埋めて根本原因を�分析しましょう!
ワーク 4: 社会課題を深掘りして分析する
みんなで
埋めてみてください
⌛ 8 分
📒 ワーク 4
社会課題の根本原因を�特定しよう(選ぼう)
たくさんの根本原因の候補が出てきました
根本原因候補の中の
どれに取り組むべき�でしょうか?
?
取り組む根本原因を選ぶときの評価軸
影響度
社会課題の症状への�影響の度合い
解決可能性
実際に解決できる�可能性の度合い
まずはこの 2 つの軸で根本原因を評価して取り組むべきかどうかを決めましょう
ワーク 5: 根本原因を評価する
影響度と解決可能性の 1 ~ 5 位をつけてみる
ワーク 5: どの根本原因に取り組むか決める
どれか 1 つを選ぶ
ワーク 5: 取り組む根本原因をチームで選ぶ
順位をつけた上で
1 つに決めます
⌛ 5 分
📒 ワーク 5
政策提言シートの上の段に記入しましょう
上の段が「課題」です
チームで選んだ�社会課題と根本原因を�クラス全体に共有します
(宿題)
課題を検証するために
インタビューをしよう
どれくらい重要な課題か確認してみませんか?
?
検証できたら検証結果の欄にも記入できる
検証できると�説得力が増します
インタビューの質問集
周りに社会課題の
インタビューを�してみましょう!
今日のまとめと宿題
🔙 今日の授業のまとめ
宿題と次回の内容
🏠 宿題�家族や友達に「自分たちの選んだ社会課題」が�あるかどうかインタビューしてみましょう
⏩ 次回の内容
(次回も今日のワークシートを使うので持ってきてください)
(発展編)
生成 AI で社会課題を調べてみよう
生成 AI を使ってみる
ChatGPT もしくは Gemini
で検索してみましょう🔍
(※ 学校のセキュリティや年齢制限には注意ください)
生成 AI で調べてみる (1)
○○市の社会課題は?
と生成 AI に質問してみましょう🔍
生成 AI で調べてみる (2)
その社会課題の原因は?
と生成 AI に質問してみましょう🔍
生成 AI で調べてみる (3)
さらにその原因は?
と生成 AI に質問してみましょう🔍
生成 AI で調べてみる (4)
さらに深掘りすると?
と生成 AI に質問してみましょう🔍
生成 AI で調べてみる (5)
解決するための政策は?
と生成 AI に質問してみましょう🔍
生成 AI で調べてみる (6)
他の地域の政策事例は?
と生成 AI に質問してみましょう🔍
生成 AI の回答は�正解とは限りません
(参考情報として使いましょう!)
(発展編)
社会課題が本当にあるか確かめよう
その社会課題、私たちの�「この社会」に本当に�存在する課題ですか?
?
本当に「その社会課題はあるの?」
自信を持って答えられますか?
課題がなかったり、小さい課題だったりすると
政策があっても社会の誰も喜びません…
社会課題があるかを「検証」してみよう
本当に課題が存在するかどうかや、社会課題の大きさは、検証してみることで確認できます。
自分の考えが正解かどうか確認することを「検証」と言います。
検証できていると
自信を持って言えるし
説得力も増します!
社会課題の主な検証方法
社会の構成員(友達や住民など)に「○○という課題がありますか?」と聞いてみる
課題の起きている現場を見に行き、実際に何が起きているかを見てみる
自分が課題を持つ当事者になってみて、課題を体験する(参与観察とも言われます)
インタビュー
観察
実体験
インターネットや本などで調べてみる
机上の調査
社会に出て人と話して検証しよう!
社会の構成員(友達や住民など)に「○○という課題がありますか?」と聞いてみる
課題の起きている現場を見に行き、実際に何が起きているかを見てみる
自分が課題を持つ当事者になってみて、課題を体験する(参与観察とも言われます)
インタビュー
観察
実体験
インターネットや本などで調べてみる
机上の調査
社会に直接ふれあうことで
確実な検証ができますよ!
検証できたら検証結果の欄にも記入
説得力が増します
社会課題も政策も
「何かを考えたら」
検証してみましょう!