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Webtoon企画書

作品:二度目の処刑はお断りですが……。

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企画のログライン( ログラインとは? )

企画のターゲット層

選択したベンチマーク作品名

20~40代の女性。特に逆行転生モノを好んで読む読者

逆行転生した主人公が二度目の処刑を避けるために、望まない王妃争いに身を投じる中で、未来の知識と優秀さを発揮して腐敗した国を変えていこうと奮闘する物語。

復讐の皇后 婚約破棄された悪役令嬢は荒野に生きる

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企画のあらすじどういう展開の話か300-500文字程度で)

エラは「お姉さまだけズルいですわ!」が口癖の異母妹イザベラと妹だけを溺愛する家族によって、王子ジルの婚約者の座を奪われ、僻地に追放され、挙句の果てには濡れ衣を着せられて拿捕されてしまった。唯一の味方だと思っていたジルも冤罪だと分かっていながら、何も言わず……エラは結果的に処刑されてしまうことに。全てに裏切られたエラは失意の中で処刑される……はずが十年前に逆行転生することになった。

逆行転生したエラは誰のことも信じないと決意し、自ら僻地の領主となりたいと両親に志願する。両親はこれ幸いと、エラのことを僻地へと派遣した。僻地の領主となったエラは未来の知識と生来の優秀さを発揮して次々と新たな政策を打ち出し、僻地にあった領地を繁栄させていく。

皮肉なことに今世では、優秀であることを理由に王子ジルとの筆頭婚約者候補として名前を挙げられ、更にはそれがキッカケでイザベラから敵視されてしまい……。

婚約者候補に選ばれてしまった以上助かる方法はただ一つ……イザベラを跳ね除けて王妃になることだけ。こうしてエラは望まない王妃争いに身を投じることになってしまった。

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主人公紹介

名前/役割 エラ・ウォーカー/主人公

①特徴・早くに母親を亡くす。継母を中心に家族から疎まれている。

➡そのため屋根裏部屋に追いやられていた。

➡蔑称として「灰かぶりの(シンダー)エラ→シンデレラ」と呼ばれる。

・心優しく政治面でも優秀(前世の知識を抜きにしても)

・家族や元婚約者のジルから裏切られたことに深く絶望し、僻地で彼らと関わらずに生きていたいと願っている。

・何かが起こっても大丈夫なように、独立の準備を着々と進めている。

②目的/行動原理

・二度目の処刑は避けたい。

・王妃になりたいとは思っていない➡前世でジルにも裏切られたから。

③その他(キャラの魅力を伝えるための情報)

・お忍びで街に出かけるのが趣味

(目的は自分の政策で活気のなかった街に気力が溢れていっているのを感じられるから)

・守りたいのはあくまで領民→だから領地を栄えさせ、国と縁を切って独立することを最初は視野に入れていた。(王妃争いに再び参加して、腐敗した国全体を目にするうちに、国民全体を助けたいと心境が変化していく)

キャラクターイメージ画像

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主要キャラクター紹介(1)

名前/役割 イザベラ・ウォーカー/悪役令嬢(ヒール)

①特徴

・甘やかされて育ってきた。口癖は「お姉さまだけズルいですわ!

・野心が強い

・政治能力は低い(エラとの差別化)

・相手を落とすことで、自分を上げようとする。

エラの異母妹②主人公との関係性・義姉よりも自分の方が上だと考えているため、エラの持っているものを全て自分も持っていないと気が済まない。

・【前世】ジルとエラの関係が良好なことを気に入らず、家族に頼み込んでジルの婚約者の座を略奪して、エラを僻地に追いやるも、ジルがエラに未練を残していることが気に入らず、エラを処刑した。

・【今世】簡単にジルの婚約者になったものの、ジルは心を開いてくれないし、エラは僻地を上手く経営して、更には婚約者候補として舞い戻ってきたことに腹を立てる

➡エラを敵視

③その他(キャラの魅力を伝えるための情報)

・名家出身で容姿にも恵まれた自分が王妃になるのは当然のことだと考えている。

・浪費家、自分を着飾るためならばお金を惜しまない(国費でも)

・侍女に対しても態度が悪く、侍女にも優しいエラとの評価は雲泥の差。

キャラクターイメージ画像

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主要キャラクター紹介(2)

名前/役割 ジル/ヒーロー

①性格の特徴

・「王子」でありながら、表面上は誰にでもフランクであることから、国民から高い人気を誇る➡これはジルの両親が望む姿

・「王子」としての自分にしか価値がないという諦念を抱いている。

・婚約についても「王家」に生まれたから、自分に選択肢はない、と考えて諦めている。

・【前世】そのせいでイザベラとその実家に実権を握られてしまう。

・ストレスを溜め込みがち➡お忍びで街に出かけることで解消。

・【今世】エラと親しくなる前にワガママなイザベラが婚約者としてやってきたことによって、無力感が募り、諦念が強まる。

②主人公との関係性

・【前世】最初は完全な無関心だったが、エラの優秀さや、自分を王子ではなく、一人の人間として見てくれていることに気が付き、次第に惹かれていく。

・しかし、国政の実権を握るウォーカー家と両親の意向に逆らえず、イザベラを婚約者として迎えることになってしまった。

処刑に関してもジルの本意ではなかった。

③その他(キャラの魅力を伝えるための情報)�・誰にでも心を開いているようで、実は人間不信。

子供や小動物を好む➡人間と違って純粋だから。

※主要キャラクターがもっといる場合は自己判断でページを追加

キャラクターイメージ画像

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作品の3つの魅力+α(どうして作品がヒットするのか)

Webtoonで高い人気を誇る逆行転生ストーリー+α

・枯れた技術の水平思考──既にノウハウの固まった逆行転生ストーリーの型をなぞりながら、Web小説で高い人気を誇る領地経営ストーリーのアクセントを加えることによって、読者に飽きさせないストーリー展開を提供できる。➡続きを早く読みたい心理に繋がる。

エラとイザベラの対立構造

ざまぁ」「スカッと」といったカタルシスを継続的に提供できるストーリー構成の採用。

・エラは一環して善人、イザベラは一環して悪役という対立構造を取ることによって、読者はエラに心置きなく感情移入ができる。

ターゲット層に高い共感性を与えられる「自立した強い女性」が主人公であること。

・ベンチマーク作品の中でも共通している「自立した強い女性」を主人公としたことで、ターゲットである女性読者層に高い共感性を与えることができる。

+α:Web小説で人気の『妹ざまぁ』の型を取り入れることで差別化を図る。

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一話のあらすじ

エラは「お姉さまだけズルいですわ!」が口癖の異母妹イザベラと妹だけを溺愛する家族によって、王子ジルの婚約者の座を奪われ、僻地に追放され、挙句の果てには濡れ衣を着せられて拿捕されてしまった。婚約は解消されたものの唯一の味方になってくれるはずだ、と思っていたジルも冤罪だと分かっているはずなのに、何も言わず……エラは結果的に処刑されてしまうことに。全てに裏切られたエラは失意の中で処刑される……はずが十年前に逆行転生することになった。

逆行転生したことを自覚したエラは「王や他の貴族なんて信じない」「王妃争いになんて関わらない」と決意すると共に、女性領主として前世でも飛ばされた僻地を前世の知識を頼りに立て直すことを決意する。前世で王にまで裏切られたこともあり、領地を栄えさせることで国を裏切って独立することも視野に入れ、運命を変えるために両親に「ジルの婚約者の座をイザベラに譲り、自分は僻地に赴こうと思う」という考えを伝えるのであった……。