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JLCPCBでPCBAをやってみよう

JA1TYE/Ryota Suzuki(@JA1TYE)

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自己紹介

鈴木 涼太(@JA1TYE)

  • 組み込み系エンジニア
  • 個人のWebサイトでガジェット分解記事や�JLCPCBとのコラボBlogなどを公開しています
  • Web: https://t-techlab.com

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PCBの次はPCBA(Assembly)をしてみよう

  • プリント基板だけでも便利だけど…
  • プリント基板CADはパターンデータと同時に部品配置情報も�出力できる
  • せっかくならPCBAにも挑戦してみよう

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PCBAまで頼むと何がうれしいか

  • はんだ付けの手間が省ける
  • 手元に持つ部品の在庫を減らせる
    • 2~3個しか使わない部品をAliExpressで100個まとめ買いした�経験はみんなあるはず
  • 自分自身のはんだ付けスキルを超えた設計ができる
    • 狭ピッチのICや多ピンのIC・1005(1.0mm x 0.5mm)のCR類も使い放題
    • 部品間の間隔も詰められる
      • あまりやりすぎるとリワーク発生時につらいので注意

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PCBAのために必要なファイル

  • PCBを作るためのガーバーデータに加えて下記が必要
  • BOMファイル:Bill of Materials(部品表)
  • CPLファイル:Component Placement List(部品配置情報)

  • いずれもJLCPCB指定書式があります
    • 今回はKiCADからの出力例を紹介します

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BOMファイルの生成(1)

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BOMファイルの生成(2)

arturo182さん公開の出力スクリプトを使う

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CPLファイルの生成(1)

CPLファイルはPCBエディターで生成

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CPLファイルの生成(2)

少しだけファイルの手直しが必要

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JLCPCBの良さ(1)充実の部品ライブラリ

  • 35万種類以上の部品の在庫をJLCPCBが保有
    • 在庫部品の中から必要な部品を選んで実装してもらう
    • ユーザーからJLCPCBへの部品支給は不可
      • 特殊な部品でなければ十分な品ぞろえ
      • 手持ちがある部品以外を実装してもらい、到着後に手持ち部品は手実装するのもアリ
      • 後で説明する通りDigi-Key等からの調達は可能になりました
  • BOM提出前に部品がそろっているのでリードタイムが短縮できる

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JLCPCBの良さ(2)Webサイトでのやり取りが便利

  • 最初のデータアップロード以外はWebサイトで完結

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  • 部品の在庫状況もオンラインで�即確認できる
  • 別途メール等でのやり取り不要

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最近増えたサービス

  • 部品の事前予約サービス
    • JLCPCB Assembly Parts Libraryの部品を事前におさえておける
    • 基板の設計完了前に部品を確保できる
  • 部品調達サービス
    • 実装用の部品をDigi-Key/Mouser等から調達してくれる
    • 連携先のWebサイトに在庫がないと調達できない模様

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Blog記事の紹介

  • 本日紹介した発注手順は下記Blog記事にもまとめてあります
    • JLCPCBで基板を作ってみよう・前編
      • KiCADからデータを書き出す手順を中心に紹介
    • JLCPCBで基板を作ってみよう・後編
      • JLCPCBのWebサイトで発注する手順を中心に紹介
    • その他にも https://t-techlab.com/ でJLCPCBを使った�作品の製作記事を掲載しています

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