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結果を出すチーム力

元気な組織、ダメな組織

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調和と和合は厳しい

  • 簡単に実現できないからこそ皆、この二言葉を大事にしています。
  • 生命には「自我」という錯覚があります。
  • ものごとを自分中心しか見えないのです。
  • 価値観も自我中心です。
  • 自分に利益がある時だけ他人に仲良くしようとするのです。
  • 従って、調和とか和合とか決して簡単なものではありません。

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チーム

  • 目的は同じか似ているならば、それは一人で達成できないならば、チームを組む。
  • 各個人の目的は同等になりません。個人差が必ずあります。ですから、エゴがぶつかります。チームの中に問題が起きます。
  • 自我の利害関係でしかチームは組まない。
  • 組織のマネージメントは運命的な問題です。
  • 人にはself managementさえもできないのです。

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チームの力

  • 目的は良かれ悪しかれ、一人で実現できるものは少ない。
  • 二人、三人のように人の数が増えれば実行できる力が現れます。
  • 期待する結果になる可能性は高くなります。
  • 大きい目的を実現するために大きい組織がひつようです。国同士で組んだり、世界的なスケールで組んだりする必要もあります。
  • それでも、「期待が必ず叶う」という保証はありません。

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自我(エゴ)の問題

調和を拒絶するエゴイストのチームは沼に建てるお城のようです。

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人間は不潔

  • Bhajanti sevanti ca kāraṇatthā, nikkāraṇā dullabhā ajja mittā;

  Attaṭṭhapaññā asucī manussā, eko care khaggavisāṇakappo.

(Sutta Nipāta 75)

  • 何かの訳があって(自我の利益)人付き合いをするのです。自利を目指さない付き合いは珍しいのです。自我の利益のみを目指す人間は不潔です。(聖者は)サイの角のように独りで歩む。
  • 今の人々は自分の利益のために、交わりを結び、また他人に奉仕する。今日、利益をめざさない友は、得がたい。自分の利益のみを知る人間は、きたならしい。犀の角のようにただ独り歩め。�

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自己管理

  • 和合・調和を考える前に、自己管理が必要です。
  • Chandā dosā bhayā mohā, yo dhammaṃ ativattati;

  Nihīyati yaso, kāḷapakkheva candimā.

  • ①chanda(好み)、②dosa(怒り)③bhaya(恐怖)④moha(無知)によって真理(事実)捻じ曲げる人の幸福は欠けてゆく月のよう減るのです。

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相反する和合と自我

  • 和合と調和を保ちたいならば、自我の錯覚を制御しなくてはいけません。
  • 凶暴で、残酷で、独裁的な人は他をまとめて、動かして自分の目的に達しようとする。
  • そちらには恐怖感があります。調和と和合はありません。
  • 常識人間がチームを組みたければ、自分のエゴがチームの中では通じないと理解しなくてはならない。

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国、大きな組織

大組織の場合は皆、守るべき共通ルールがあります。

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Vajji共和国の繁栄を目指して

  • 釈尊が決めた七つの項目があります。
  • . abhiṇhaṃ sannipātā bhavissanti sannipātabahulā
  • 頻繁に会合する、会議を行う。
  • ②. samaggā sannipatissanti, samaggā vuṭṭhahissanti, samaggā vajjikaraṇīyāni karissanti
  • 仲良く(和合)集合する、仲良く解散する、仲良く(議論するなどの)仕事をする。

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Vajji共和国の繁栄を目指して

  • ③.apaññattaṃ na paññāpessanti, paññattaṃ na samucchindissanti, yathā paññatte porāṇe vajjidhamme samādāya vattissanti
  • 未だかつてない法律を作らない、今の法律を破らない、前人が決めた大事な決まりを重んじて守る。
  • ④. te vajjīnaṃ vajjimahallakā te sakkarissanti garuṃ karissanti mānessanti pūjessanti, tesañca sotabbaṃ maññissanti
  • 先輩、年上の方々を尊敬する、彼らのアドバイスを必ず聞く。

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Vajji共和国の繁栄を目指して

  • ⑤.yā tā kulitthiyo kulakumāriyo tā na okassa pasayha vāsessanti
  • ヴァッジ族の娘たちを無理に、強引に連れて同棲することはしません。
  • これは、道徳を守ること、弱い立場の人々の権利を守ること、権力者は権力を不正に使わないことです。

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Vajji共和国の繁栄を目指して

  • . yāni tāni vajjīnaṃ vajjicetiyāni abbhantarāni ceva bāhirāni ca tāni sakkarissanti garuṃ karissanti mānessanti pūjessanti, tesañca dinnapubbaṃ katapubbaṃ dhammikaṃ baliṃ no parihāpessanti
  • Vajji国の中、また国の外、Vajji族の霊地・聖地があるならば、それらのところに礼をしたり、供養したりする。布施・援助などする習慣があったならば、それをそのまま続ける。

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Vajji共和国の繁栄を目指して

  • ⑦. arahantesu dhammikā rakkhāvaraṇagutti susaṃvihitā bhavissati – ‘kinti anāgatā ca arahanto vijitaṃ āgaccheyyuṃ, āgatā ca arahanto vijite phāsuṃ vihareyyu’nti
  • 阿羅漢・聖者たちを守る。「この国に訪れたことがない聖者たち来てほしい、来られた聖者たちが楽に生活してほしい」と思い、その手拝をする。

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議論の仕方

  • 発言権は皆に平等です。
  • 人数があまりにも大きい場合は各小さなグループで代表者を選ぶ。
  • 人の意見はあくまでも主観です。
  • 皆、決して一斉に賛成する筈はありません。
  • 賛成者見解と反対者の見解を平等に参照する。
  • グループの共通目的により効果的に、より早く達する方法を考えて結論を作る。

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議論の仕方

  • 達した結論は誰かの意見が通したということではありません。
  • 例えそうであっても、それは皆の意見にしなくてはならない。
  • 達した意見はグループの意見なのです
  • それから、自分のエゴや主観を取り出して批判したり、反対したりしてはいけません。
  • 議論とは正しい意見を探し出す努力であって、自分の主観に賛成してもらう喧嘩ではありません。

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実行と結果

  • 目的を達成するために議論して、適切な結論に立つのです。
  • 実行することは皆の責任でも義務でもあります。
  • 仕事を分担して各個人の能力で簡単にこなせるパートを与える。
  • 自分の分担を組織の皆の繁栄を願って、自我を抑えて実行するのです。
  • 組織全体が各人の仕事を評価して認めなくてはいけません。
  • 少ない努力で高い結果を得ることが出来ます。

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和合はどこまで

  • 共通する目的があってグループを組みます。
  • その目的に達したら、グループの仕事は終わります。解散してもかまわないのです。
  • 一回仲良く活動して、良い結果もだしたならば、仲間が互いに知っているのです。
  • それから、別な目的で人間系を築いてもかまわない。

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永らく続くべき調和と和合

  • 人類の幸福と繁栄を目指す組織は永らく続くべきなのです。
  • 道徳を守る目的、心を成長させる目的などは、個人だけではなく人類のためでもあります。
  • このような組織には時間制限があってはならないのです。
  • (しかし、一切は無常なので、永遠に続く組織はありません。)

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衰退しないサンガの和合

  • 正覚者である釈尊がサンガの基礎規則を作ったのです。改良・改革する権利は弟子であるサンガにありません。
  • サンガは時代と要求に応じて何かを決めることがあっても、それは全世界の全ての比丘サンガが認めて守るものにならなくてはならない。
  • 現実的に言えば、改革は不可能です。お釈迦様の指示に従って、皆、解脱を目的にして精進しなくてはならない組織です。
  • 解脱を目指す限り、サンガ組織は衰退しないのです。

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真似できないサンガの和合

  • サンガは貪瞋痴を捨てる目的のグループです。
  • 俗世間は貪瞋痴の衝動で、貪瞋痴を達成するための組織です。
  • 貪瞋痴は和合・調和ではなく、争い、愛着、わがまま、戦争を引き起こす感情です。
  • サンガは議論するとき、「自分の意見ではなく、仏教の立場は何なのかと議論するのです。(客観的な議論)
  • 必ず、和合で終了します。

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真似できないサンガの和合

  • サンガ組織は完全たる、絶対的なものです。
  • メンバーである比丘は個人です。
  • 個人の生き方、失敗、誤りに対して個人が責任を負うのです。
  • 個人の過ちはサンガの過ちではありません。
  • 俗世間ではあまり個人・公人区別はない。
  • 自我で、個人の過ちを組織の誤りにしたり、組織の過ちを個人の過ちにしたりするのです。

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正しいチーム

幸福と繁栄を目指して

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衰退してはならないチーム

  • 皆、慈しみを実践するために、実行するためにグループを組む。
  • 生命は生きている限り、慈しみは必要です。
  • こころを成長すること、汚れを落とすことを目指してグループを組む。
  • 目的に達した人は、先輩・指導者になるだけで、グループを解散する必要はありません。
  • 完全なこころで生まれる生命はいないので、組織に永らく会員はいるのです。

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三宝のご加護がありますように

ご清聴を感謝いたします

生きとし生けるものが幸せでありますように

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