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デジタル円(CBDC)に関する勉強会�~基本的制度設計と資金決済サービスへの影響~

2026/5/20 

金川国際法律事務所

カウンセル弁護士

川上 貴寛

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自己紹介

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川上貴寛(かわかみ・たかひろ)

  • 2017年~2021年 TMI総合法律事務所 アソシエイト
  • 2021年~2024年 日本銀行決済機構局

          (CBDCに関する法制度検討に従事)

  • 2024年~2026年 TMI総合法律事務所 アソシエイト
  • 2026年~現在   金川国際法律事務所 カウンセル

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自己紹介

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デジタル円ブログ

1. デジタル円の基本的な利用イメージと「法貨」であることの意義(前)(後)

2. デジタル円の流通を担う「仲介機関」とは?担い得る業態と規制(前)(中)(後)

3. デジタル円におけるプライバシーとAML/CFTのバランス(前)(後)

4. デジタル円の「追加サービス」の内容と提供主体(前)(後)

5. デジタル円の「上限」や「付利」(前)(中)(後)

6. デジタル円の法的性質(債権か、物権か、それ以外か)(前)(中)

7.「デジタル円偽造罪」は必要か?

最新号: https://www.tmi.gr.jp/eyes/blog/2025/17295.html

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本日のアジェンダ

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  • 2024年まで3年間、日本銀行決済機構局デジタル通貨グループに出向し、中央銀行デジタル通貨(CBDC、いわゆる「デジタル円」)の法制度面の検討に従事していた立場から…
  • デジタル円の概要と現在地
  • 仲介機関が担う機能
  • 仲介業務・追加サービスの提供パターン例
  • 会員の皆様とデジタル円とのかかわり
  • あり得る未来、未解決の論点

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  1. デジタル円の概要と現在地
  2. 仲介機関が担う機能
  3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例
  4. 会員の皆様のビジネスに対してあり得る影響
  5. あり得る未来、未解決の論点

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1. デジタル円の概要と現在地

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(1) そもそもデジタル円とは?①

  • イメージとしては「電子化された現金」
  • 「誰でも、どこでも、安心して使える」現金に代わる、デジタル化社会に相応しい決済手段
  • たしかにキャッシュレス決済は普及したが、これらは「法定通貨」ではなく、利用できる先も「加盟店」に限られる。
  • 想定される基本的な利用イメージとしては、国民がスマートフォンに「デジタル円アプリ」をダウンロードして、店舗支払いや割り勘等に利用。

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1. デジタル円の概要と現在地

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(1) そもそもデジタル円とは?②

  • デジタル円は、❶国民が「仲介機関」で口座開設をしてアカウントを取得した後(=「デジタル円アプリ」での利用登録)、❷預金や現金からチャージして、❸支払いや送金、❹追加サービス(後述)に利用していくことが想定される。

出典:第10回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議 幹事会事務局説明資料4p(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260227_siryo.pdf)

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1. デジタル円の概要と現在地

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(1) そもそもデジタル円とは?③

  • ❶日銀当座預金と引換えに発行されたCBDCは、❷仲介機関を通じて、預金等と引換えにユーザーに払出される。❸払出されたCBDCは、ユーザー間を移転する。❹仲介機関が預金等と引換えに受入れたCBDCは、日銀当座預金と引換えに還収される。

出典:第7回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料2p�( https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20251118_siryo1.pdf)

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1. デジタル円の概要と現在地

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(参考)現金の流通

出典:第7回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料2p�( https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20251118_siryo1.pdf)

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1. デジタル円の概要と現在地

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  1. そもそもデジタル円とは?④
  2. 預金流出や現金との平仄から保有額上限が設定される。�➡お財布に何十万円も入れられないのと同じ感じ。�➡セットで民間マネーへの自動振替機能(オートスイング)も導入。�➡おそらく数万円程度。ただし法人は「ゼロ円」の可能性も。
  3. ただし仲介機関の実務負担も考慮し「緩やかな」制限(↓)が想定。

出典:第7回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料5p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20251118_siryo2.pdf)

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1. デジタル円の概要と現在地

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(参考)決済手段間の比較

決済完了性

信用供与

信用リスク

強制通用力

デジタル

デジタル円

×

資金移動

×

×

クレカ

×

前払式

×

×

銀行預金

×

×

現金

×

×

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1. デジタル円の概要と現在地

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(2) 日銀・政府のスタンス①

  • 現時点でCBDCを発行する計画はないが、今後の様々な環境変化に的確に対応できるよう、しっかり準備しておくことが重要。
  • 現金に対する需要がある限り、日本銀行は、今後も責任をもって供給を続けていく。

出典:日本銀行「中央銀行デジタル通貨に関する日本銀行の取り組み方針」(https://www.boj.or.jp/paym/digital/rel201009e.htm)

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1. デジタル円の概要と現在地

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パイロット実験

(2) 日銀・政府のスタンス②

  • 日銀は、CBDCに関する技術的な実現可能性を検証するための実証実験を段階的、計画的に実施している。

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システム的な実験環境を構築しCBDCの基本機能(発行、流通、還収)に関する検証を行う。

→ 2021年4月� ~2022年3月

フェーズ1で構築した実験環境にCBDCの周辺機能を付加して、その実現可能性などを検証する。

→ 2022年4月

 ~2023年3月

次スライド参照。

����→ 2023年4月

 ~現在

概念実証フェーズ2

概念実証フェーズ1

必要な場合、実験の内容や参加者の範囲を段階的に拡大する。

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1. デジタル円の概要と現在地

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(2) 日銀・政府のスタンス③

  • 日銀によるパイロット実験:

 ①日銀がエンドツーエンド実験用システムを構築・性能試験。

 ②CBDCフォーラムにて民間事業者との議論・検討を行う。

出典:日本銀行「中央銀行デジタル通貨に関する実証実験「パイロット実験」の進捗状況(2025 年 5 月)」(https://www.boj.or.jp/paym/digital/dig250523b.pdf)2p図

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1. デジタル円の概要と現在地

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(参考)実験用システムの構成概要図

出典:日本銀行「中央銀行デジタル通貨に関する実証実験「パイロット実験」の進捗状況(2025 年 5 月)」(https://www.boj.or.jp/paym/digital/dig250523b.pdf)4p図

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1. デジタル円の概要と現在地

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(参考)実験用システム上での送金処理フロー図

出典:日本銀行「中央銀行デジタル通貨に関する実証実験「パイロット実験」の進捗状況(2025 年 5 月)」(https://www.boj.or.jp/paym/digital/dig250523b.pdf)5p図

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1. デジタル円の概要と現在地

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(参考)CBDCフォーラムでの議論・検討テーマ

出典:日本銀行「中央銀行デジタル通貨に関する実証実験「パイロット実験」の進捗状況(2025 年 5 月)」(https://www.boj.or.jp/paym/digital/dig250523b.pdf)16p図

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1. デジタル円の概要と現在地

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(2) 日銀・政府のスタンス④

  • CBDC関係府省庁・⽇本銀⾏連絡会議において法制度検討が進捗。

[第1次中間整理(R6.4)]      [第2次中間整理(R7.5)]

①⽇銀と仲介機関の役割分担     ①私法上の整理

②CBDCと他の決済⼿段の役割分担  ②データ利活用とAML/CFT

③セキュリティと利⽤者情報     ③民間決済手段との役割分担

④法令⾯の対応

出典:「中間整理」(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20240417chuukanseiri.pdf)

出典:「第2次中間整理」(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20250522_2nd_InterimReport.pdf)

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1. デジタル円の概要と現在地

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(3) 実際に発行される可能性、時期①

  • EUではデジタルユーロ2029年に発行される相応の可能性。
  • 一方米国は(大統領が)超消極

 ➡デジタルドルの発行を禁じる�  大統領令を発効。

出典:日経新聞ウェブサイト�(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR27AVP0X21C25A0000000/� https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN240880U5A120C2000000/ )

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1. デジタル円の概要と現在地

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(3) 実際に発行される可能性、時期②

  • 日本では、発行に向けた技術的・制度的・法的準備は着実に進展
  • 米国の状況も見つつ、最速ではEU発行後の2030年前後?

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  1. デジタル円の概要と現在地
  2. 仲介機関が担う機能
  3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例
  4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり
  5. あり得る未来、未解決の論点

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2. 仲介機関が担う機能

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(1) 仲介機関が担う機能の全体像(仲介業務+追加サービス)

出典:第7回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議 幹事会 配布資料 4p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20251118_siryo1.pdf)

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2. 仲介機関が担う機能

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(2) 「仲介業務」とは①

  • 「仲介業務」とは日銀と国民の間でデジタル円の流通を担う業務。
  • 下図(再掲)の❶~➎の全てが「仲介業務」

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2. 仲介機関が担う機能

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(2) 「仲介業務」とは②

出典:第8回CBDC(中央銀行デジタル通貨)に関する関係府省庁・日本銀行連絡会議 幹事会 配布資料 7p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20251211_siryo.pdf)

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2. 仲介機関が担う機能

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(2) 「仲介業務」とは③

  • 下図(再掲)のシステム構成概要図のうち、赤枠が仲介機関部分

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2. 仲介機関が担う機能

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(2) 「仲介業務」とは④

  • まとめると、仲介業務は、以下の2つに大別される。

 ❶UI (デジタル円アプリ/カード)の提供�  ➡日銀の台帳への指図伝達、顧客管理、個人情報管理、KYC、CS

 ❷他マネーとの交換�  ➡現金、自己マネー(、第三者マネー)との交換

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2. 仲介機関が担う機能

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(3) 「追加サービス」とは

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議 幹事会 配布資料 9p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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  1. デジタル円の概要と現在地
  2. 仲介機関が担う機能
  3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例
  4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり
  5. あり得る未来、未解決の論点

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3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例

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(1) 「フルスペック型」(例:金融機関、資金移動業者)

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 13p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例

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(2) 「チャージ特化型」(例:資金移動業者、前払式支払手段)

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 14p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例

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(3) 「現金代替型」(例:金融機関)

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 15p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例

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(4) 「法人向けCBDC受入サービス型」(例:金融機関)

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 16p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例

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(5) 「UI特化型」(例:ECプラットフォーマー)

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 17p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例

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(6) 「追加サービス特化型❶」(例:電子決済等代行業者、一般事業法人)

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 18p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例

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(7) 「追加サービス特化型❷」(例:宅配事業者等)

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 19p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例

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(8) 仲介機関の関係イメージ図

出典:私がChatGPTを用いて作成

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  1. デジタル円の概要と現在地
  2. 仲介機関が担う機能
  3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例
  4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり
  5. あり得る未来、未解決の論点

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(1) 仲介機関としての資金移動業者や前払式支払手段発行者

  • 資金移動業者や前払式支払手段発行者は基本的に「フルスペック型」

➡デジタル円アプリの提供、デジタル円と自己マネーや現金との交換。

➡ただし前払式支払手段発行者は受入のみの対応(払出は原則不可)。

➡チャージ元やディスチャージ先の決済手段が1つ増える。

NEW!

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charge

dis-charge

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(2) 資金移動業者等が提供する「デジタル円アプリ」の形①

  • 既存の電子マネー発行者が提供するデジタル円のUIは、ネイティブの「デジタル円アプリ」ではなく既存のアプリ内で提供される

出典:第6回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 12p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20250317_siryo2.pdf)

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(2) 資金移動業者等が提供する「デジタル円アプリ」の形②

  • 自社のアプリ内でPay/マネー残高とデジタル円残高が共存する。

出典:私がChatGPTを用いて作成

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(3) デジタル円による相互運用性向上

  • デジタル円が既存Payやマネーを橋渡し

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(4) 既存の決済・精算モデルへの影響①

  • 決済の「表側」だけではなく「裏側」での精算にも広い影響。

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 16p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo2.pdf)

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(4) 既存の決済・精算モデルへの影響②

  • 資金移動マネーの精算モデル(代理受領構成を想定)。

出典:私がChatGPTを用いて作成

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(4) 既存の決済・精算モデルへの影響③

  • 資金移動業者が仲介機関となる場合のデジタル円の精算モデル。

出典:私がChatGPTを用いて作成

←これは何に対する手数料?�「デジタル円利用手数料」?�「決済端末利用手数料」?�「精算業務手数料」?

そもそも、代理受領は必要か?

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(4) 既存の決済・精算モデルへの影響④

  • 資金移動マネーの精算モデル(PSP仲介型、代理受領構成)。

出典:私がChatGPTを用いて作成

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4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり

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(4) 既存の決済・精算モデルへの影響⑤

  • 資金移動業者が仲介機関となる場合のデジタル円の精算モデル。

出典:私がChatGPTを用いて作成

←これは何に対する手数料?�「デジタル円利用手数料」?�「決済端末利用手数料」?�「精算業務手数料」?

そもそも、代理受領は必要か?

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  1. デジタル円の概要と現在地
  2. 仲介機関が担う機能
  3. 仲介業務・追加サービスの提供パターン例
  4. 会員の皆様とデジタル円とのかかわり
  5. あり得る未来、未解決の論点

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5. あり得る未来、未解決の論点

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(1) 「土管化」の可能性

  • Pay/マネーアプリの「土管化」。

出典:私がChatGPTを用いて作成

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5. あり得る未来、未解決の論点

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(2) 加盟店モデルへの影響①  

  • 「土管化」した結果として「加盟店モデル」への影響

            �                            

          

出典:第6回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 4-5p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20250317_siryo1_1.pdf)

「いつでもどこでも利⽤できるCBDCの性質を仲介機関が利⽤することで、⺠間マネーの「加盟店モデル」に基づく競争に影響を与える可能性」(財務省)

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5. あり得る未来、未解決の論点

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(2) 加盟店モデルへの影響②

  • デジタル円で決済が行われた場合 (かつ先程のように収納代行等が行われず加盟店に直接支払われる場合)、UIを提供した仲介機関は「加盟店手数料」なるものを徴収できるのか?�➡「デジタル円受入手数料」なるものは法定通貨の等価性(parity)の観点から受け入れられない可能性(現金100円が97円になることはない)。

     �                            

          

出典:私がChatGPTを用いて作成

➡仮にデジタル円の手数料がゼロor安い場合、加盟店も資金移動、前払、クレカよりデジタル円を選好する可能性。

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5. あり得る未来、未解決の論点

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(3) コスト負担の考え方

  • 収益は別として、コスト負担はどうなのか。
  • そもそも仲介業務の対価の有無・金額は?

 ➡日銀・政府は仲介機関のコスト負担についてどう想定しているか。

 ➡仲介業務の種類によって異なるものの、口座改廃、AML/CFT、�  UI提供、CS、強制執行対応、仲介機関ネットワークの構築・接続�  など、コストを要する業務は多岐にわたる。

 ➡台帳管理業務については、(本来は日銀が管理責任を負うものである�  ため) 日銀から業務委託料をもらう整理が可能。

 ➡ではそれらの仲介業務 (UI提供、仲介機関ネットワーク関係)のコスト�  は誰が負担?

          

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5. あり得る未来、未解決の論点

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(参考)仲介業務を担う事業者における負担とメリット(概観)          

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 3p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo1.pdf)

追加サービスとコスト減だけ?

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5. あり得る未来、未解決の論点

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(参考)仲介業務を担う事業者の負担への配慮          

出典:第9回CBDC関係府省庁・日本銀行連絡会議幹事会配布資料 4p�(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdcre/20260122_siryo1.pdf)

コスト減と顧客獲得だけ?

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Thank you!

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                           ご質問やご意見は takahirokawakami@k-ilo.com まで