LECTURE 01-1
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オンボーディング・レクチャー
コモハウス合同会社 | 意匠事業
第 1 回 - 1
全体像とマインドセット
「どう動かすか」の前に「なぜそうするのか」。
理念・姿勢・役割を理解することから始めます。
2026年 | コモハウス合同会社
このシリーズの考え方
Why We Start From the Big Picture
ツールの操作を覚えることが目的ではありません。
なぜこの案件をこう進めるのか/今どのフェーズか/次に何を動かすか —— これを理解した上で案件を動かせる状態を目指します。だからこそ「全体像 → 案件進行 → 実践(OJT)」の順で学びます。
第1回
全体像と
マインドセット
▶
第2回
ポータル活用と案件進行
(フロー・チェックリスト)
▶
第3回〜
実案件 OJT
★ 第1回は、1-1 と 1-2 を合わせて約 1 時間で行います。
第1回-1:全体像とマインドセット(理念・姿勢・役割・仕組み) / 第1回-2:成長の仕組み・評価・キャリア
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
第1回-1 の目的とゴール
Purpose & Goal
目的
個別の作業ではなく、「案件全体を、案件責任者としてどう動かすのか」を理解する。
ここが、すべての実務レクチャーの土台になります。
第1回-1 を終えたとき、あなたはこの状態になっています
ゴール 01
自分の役割を
説明できる
「進行役」ではなく、進行・品質・納期・クライアントに責任を持つ案件責任者だと言える。
ゴール 02
案件全体の流れを
説明できる
受注から納品まで、各工程で誰に何を依頼し、どこで品質を担保するかを説明できる。
ゴール 03
PD の動き方を
イメージできる
品質チェック・スケジュール管理・メンバー統制という3つの主戦場が分かる。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
コモハウスが据えていること
Our Philosophy
VISION
誠実に寄り添い、豊かさと自由が巡り、家族にも社会にも広がる未来をつくる。
MISSION
住宅・共同住宅事業者の法的・技術的課題に対し、誠実な専門性と実務推進力で伴走し、仕組化と効率化を通じて持続的な価値を提供する。
7 つのバリュー
◆
誠実であること
◆
ビジネス=ソリューション
◆
専門性を磨き続ける
◆
実務推進力
◆
仕組化と効率化
◆
長期視点で価値をつくる
◆
自由と挑戦を尊重する
目的は「暗記」ではなく、自分の業務とこの理念をどう繋げるかを言語化していくこと。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
一番大事なのは「姿勢」
Our Work Attitude
コモハウスの仕事観は、誠実な伴走と実務推進力の両輪。
01
課題を見つけ、提案する
クライアントの言葉の裏にある本質的な課題を能動的に発見し、複数の解決策を提案する。
02
本質を理解する
依頼業務の背景にある「なぜ」を問い続け、表層的でない根本的な解決に貢献する。
03
丁寧に向き合う
コミュニケーション・資料作成・進捗報告など、業務のすべての接点で丁寧さを心がける。
04
相手の立場から価値を考える
専門知識や技術が相手にとってどんな価値になるかを想像し、相手起点で行動する。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
マインドセット ① 案件を止めない
Mindset 1: Keep It Moving
何があっても、案件を止めない。
これが、PD として最も大切な原則です。
実践のための 3 点
◆
分からないことは抱え込まず、すぐに相談する
◆
リスクは早めに開示する。隠さない、後回しにしない
◆
自分が動けない時は、代替案を用意してから止める
「次の一手」を持ち続ける。詰まったら即相談 —— これがチーム全体の損失を最小にします。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
マインドセット ② AI は負担軽減ツール
Mindset 2: AI Lightens the Load
AI は、あなたを置き換える道具ではなく、
負担を軽くする道具です。
3 つの位置付け
◆
単純作業・情報検索・初稿作成は AI に任せる
◆
判断・提案・最終確認は PD の役割
◆
AI の出力は必ずレビューする。最終責任は PD が持つ
AI を使えば使うほど、PD は「判断と提案」に集中できます。これがコモハウスの理想形です。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
マインドセット ③ 改善文化への了承
Mindset 3: Embrace Continuous Change
私たちは、改善し続けます。
コモハウスは、より楽で、より成果が出る体制を目指して、日々小さな改善を積み重ねています。
その結果、体制やルール、ツールが比較的頻繁にアップデートされることがあります。時に「変更が多いな」と感じられるかもしれません。
変えているのは「やり方」であって、「目指す方向」ではありません。
最終的にチーム全員が楽に、しかも成果が出る体制へ。
そのプロセスに、どうぞお付き合いください。
違和感を感じた時は、遠慮なく声を上げてください。それも改善の燃料になります。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
PD の基本スタンス(4 つの認識)
Your Stance as PD
PD は、単なる進行役・連絡係ではありません。
01
案件の最終責任は、自分が持つ
進行・品質・納期、すべての判断と最終責任は PD にある。迷っても止めず、次の一手を持つ。
02
PD は「情報と段取り」を設計する
誰に・何を・いつ依頼し、どう繋ぐか。PD の段取りが案件の速度と品質を決める。
03
赤入れ・指摘は「品質の設計」
PD は指摘を出す・整理する側。理由を添えて伝え、手戻りを最小にするのが役割。
04
属人ではなく、仕組みで動かす
「その人だから回る」ではなく、チェックリストと手順で誰が入っても同じ品質・速度に。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
コモハウスの仕組み(3 つの役割)
Why This Structure
なぜこの体制なのか —— それぞれが役割を分担し、品質を仕組みで担保するため。
プロジェクト
ディレクター(PD)
案件全体の責任者。進行・品質・クライアント対応・各ポジションへの依頼を統括。
= あなたの役割。
CAD
オペレーター
申請品質を担う実務パートナー。図面整合とチェックリスト運用の番人。
PD が作図を依頼する相手。
品質技術
相談役(TD)
申請図面の技術チェック・赤入れ。
法的・技術的な品質の最終ゲート。
3 つの役割が連携し、AI・ポータルサイトで効率化する —— これがコモハウスの品質体制です。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
PD の 5 つの責任領域
Five Responsibilities
責任 01
進行管理
案件全体のスケジュール統括、マイルストーン管理、リスク察知。
責任 02
クライアント対応
状況共有、要件すり合わせ、信頼関係の構築。
責任 03
品質確認
最終アウトプットの品質チェック、申請図書の整合性確認。
責任 04
メンバー管理
実働メンバーへの指示出し、品質サポート、相談対応。
責任 05
AI 活用
業務の中で AI を適切に使い、チームの負担を下げる動きを主導。
すべての判断と最終責任は、PD が持ちます。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
品質をキープする:チェックの考え方
Keeping Quality
PD は自分で描かない。だからこそ「描かれた図面をどう品質に仕上げるか」が役割。
CAD オペレーター
作図する
▶
PD
整合・進行・依頼意図の反映をチェック
▶
品質技術相談役(TD)
技術・法的の最終チェック
PD が見る 4 つの観点
◆
図面間の整合(平面・立面・断面・配置)
◆
チェックリストの抜け漏れ
◆
依頼意図(OGSM)が反映されているか
◆
期限内に直せる状態か
PD は「最初に気づく人」。早く気づくほど、手戻りは小さくなります。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
メンバーのコントロール
Directing the Team
誰に・何を・いつ依頼し、どう動かすか。PD の段取りが、案件を回します。
01
依頼の出し方
OGSM と納期を添えて、依頼 FMT で明確に伝える。曖昧な依頼は手戻りの元。
02
チェックバックの回し方
赤入れは理由を添えて整理して戻す。感情でなく事実で。一度で直せる粒度に。
03
エスカレーション
自分で抱えない。判断に迷ったら止めずに上位へ上げる。「案件を止めない」が最優先。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
ポータルサイト:あなたの仕事の入口
The Portal — Your Home Base
案件・スケジュール・メンバー・報酬まで、この「コモハウス事業ポータル」に集約されています。
ホーム画面でわかること
◆
お知らせ
全体への連絡・周知
◆
新規受注予定案件
株式会社MAI などの案件がここに
◆
マニュアル&ツール全集
意匠チームの手順書はここから
◆
ツール・リンク集
よく使うツールへの入口
上部ナビ
ホーム / 案件 / メンバー / 単発タスク / マイページ / フィードバック
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
ポータル:案件とポジション
Key Screen
01
案件とポジション
この画面は
受注した案件の一覧。事業・クライアント・案件名ごとに、PD/CADオペ/品質技術相談役などのポジションを並べて管理します。
ポイント
PD は各ポジションのアサイン状況を管理。「承認待ち」は確定前の状態です。
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ポータル:承認待ちの発注
Key Screen
02
承認待ちの発注
この画面は
メンバーへの発注内容を確認する画面。担当工程(事前検討/基本図/確認申請図/施工図)と発注単価が表示されます。
ポイント
PD は発注を設計し、承認状況を管理。承認でポジション確定=請求対象になります。
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ポータル:マイページ/クエスト
Key Screen
03
マイページ/クエスト
この画面は
自分(PD)のレイヤーとクエスト一覧。成果・行動クエストごとに報酬が設定されています。
ポイント
チェックを付けると報酬が加算。日々の案件運営が、そのまま評価と報酬に。
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ポータル:スケジュール/チェックリスト
Key Screen
04
スケジュール/チェックリスト
この画面は
フェーズ別スケジュール(ガント)とチェックリスト。PD が AI で工程立案→反映し、予定・実績・課金マイルストーンを管理します。
ポイント
PD が各工程の依頼とチェックを設計。チェックリストで全体の漏れゼロと納期を守ります。
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業務フロー(クライアント 株式会社MAI の場合)
Project Workflow — Spot Case
スポット案件。PD は受注から交付までの全工程を統括し、各工程の依頼とチェックを設計します(横軸=受注→交付)。
受注
事前受付
提出
確認済証
交付
初期検討(プラン段階・ArchiTrend)
構造依頼用図面 作図
構造チェックバック・赤入れ修正(MAI)
確認申請図面 作図
予算図(施工図)作図
■ オレンジ=CADオペが作図 ■ ブルー=検討・申請手続き ◇=一旦納品 ◆=最終(再)納品(交付と同時)
予算図(施工図)は提出後〜交付の中間で一旦納品 → MAI赤入れ・確認申請変更・構造計算変更を網羅し、交付と同時に再納品。
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スケジュールの考え方とPDの管理
How PD Manages the Schedule
正しい情報源は、クライアント共有 Excel ただ一つ。
01
クライアント共有 Excel が正しい情報源
口頭やチャットの記憶ではなく、共有Excelに書かれた情報が常に正。
02
Excel 記載の日付が正式マイルストーン
「いつまでに何を」は、すべてExcelの日付が基準。思い込みで動かない。
03
そこから逆算してスケジュールを設計・管理する
提出日から逆算し、各工程の依頼・チェック・修正の時間を配分するのがPDの役割。
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コモハウス合同会社 | PD オンボーディング 第1回-1|全体像とマインドセット
第 1 回 - 1 は、ここまで
ここまでの要点
◆
理念と姿勢、3 つのマインドセット(止めない/AI/改善文化)
◆
PD の役割 = 品質キープ・スケジュール管理・メンバー統制
◆
ポータル・業務フロー・スケジュールの考え方
NEXT — 第 1 回 - 2
成長の仕組み・評価・キャリア
RPG型レイヤー/クエスト/評価2軸/レイヤーアップの基準/キャリアパス