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Web3を支える�分散型インデックスおよび�クエリプロトコル

The Graphとは「⇧タイトル」です。��こう聞くとなんだそれ？と思うかもしれませんが。

簡単に言うとインデックスっていうのはデータの整理

クエリっていうのは「検索」を意味します

例えばインターネットの情報を整理して検索できるツールと言えばなんでしょうか？

Googleですよね。

そうです。「The GraphはブロックチェーンのGoogle」とも呼ばれています。

役割はほぼ同じです。

さすがのGoogleもブロックチェーンデータは対応していないんですよね。

��Googleで例えば、「去年のクリスマスに一番取引があったNFTはなにか」っていくら検索しても出てきませんよね。��The Graphはそれができます。

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では、The Graphがちょうど3年前、「12月17日」に生まれる前はどうやって

ブロックチェーンデータを引っ張っていたとおもいますか？

それまでの開発者が、ブロックチェーンのデータをつかう場合は、��必要なデータを、自分で一つ一つ取りにいって、解析して、使っていたんですね。�

これだと、データを引き出して、つかうために、サーバー代などの大きなコストがかかります

時間的なコストも、数時間から数日かかっていたわけです�

The Graphは、こうした金銭的・時間的コストをなくして、

オンチェーンデータの取得から利用を簡単に行うソリューションなのです

ちかいインフラ系ソリューションだとChainlinkがよく知られていると思います��Chainlinkはオフチェーンのデータをブロックチェーンに取り込んでいます。

グラフはブロックチェーン上のデータを整理しています。

グラフとChainlinkは実際に提携していて、グラフはチェーンリンクのオラクルデータを整理することで、

両プロジェクトは相乗効果がある関係性になっています。

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はい、まとめると、グラフのサービスを使うことで、

開発者は自分でサーバーを持つ必要も、データ解析する必要もなくなるわけです

�その分、時間もお金も浮くので、圧倒的に開発に集中できます

必要なのは、データの取得に支払う僅かな手数料だけですね。

ユーザーにとっては、チェーンリンクやグラフのようなインフラ系ソリューションは

まったく気づかない、むしろ気づく必要のないものなんですが、

Web3の「便利」だったり「使いやすい」を生むためには必要不可欠なものなんですね

Googleなどの検索ツールが存在しなかったら、どうやって行きたいサイトにたどり着けますか？

グラフのソリューションのない状態って、それと同じなんですね。

圧倒的な効率性と利便性を生むわけです

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では、次にグラフの仕組みを見ていきましょう

ここではいくつかの役割が登場します右の図が、各役割のプロセスを示しています。�

まず、データを引き出したいチェーンやDappがあります��サブグラフというオープンAPIを介してブロックチェーンデータをここから引き出します

グラフのデータ集約の最初のステップは「The Graph Node」を介して行われます。

新しいデータが追加された場合に、そのデータをThe Graph Nodeがサブグラフに追加する仕組みになっています。

�

その多くのサブグラフの中から、有益なサブグラフを見つけてインデクサーに教えるキュレーターがいます

キュレーターはGRTトークンを「より使われるであろう」サブグラフにロックすることでインデクサーに教える役割です。

そして、そのサブグラフを通した、データを整理して、提供するインデクサー

インデクサーはいわゆるノードのような役割を持ちます。

それを消費者（主に開発者）がクエリして使うわけです

まとめると、粗い生データがチェーンから流れてきて、各役割のフィルターを通して

純度の高いデータとして供給されるイメージですね

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さて、GRTを使ってグラフに関与する方法は4つあります

1つ目はインデクサー。インデクサーは、一般的には「ノード運営」のようなものです。

ある程度の技術理解が必要で、初期用件として10万GRT（日本円で二百数十万）のステーキングが必要です�

2つめはキュレーター。キュレーターは、サブグラフにGRTトークンをロックして��インデクサーに、どのサブグラフをインデックス付けするべきかを伝える役割です

そのサブグラフが使われるたびに報酬が得られます。簡単な技術知識とリサーチ力が必要となります�

3つ目はデリゲーター。デリゲーターは誰でもなれる。いわゆるステーキングです

インデクサーごとの手数料とか稼働率を見ながら、好きなインデクサーを選んでステーキングできます

平均APYは10％くらいです。

最後にコンシュマー。コンシューマーはGRTを使ってクエリする利用者なので、必要に応じて誰でもなれます。

多くの場合dappの開発者ですが、実際にはそのdappsを介して皆さん普段から利用していることになります。

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グラフのトークン『GRT』は、一般的なユーティリティであるステーキングやガバナンスだけでなく、

消費者がクエリする時の支払いにも使われます

手数料はインデクサーとキュレーターの報酬に支払われて、一部はバーンされます

現段階では、クエリ手数料に加えて年3%のインフレ分がインデクサー報酬として支払われています

最終的にはこの3％のインフレはなくなって、クエリ報酬だけで持続可能になっていきます�

そのほか、今回のようなコミュニティ活動の経費だったり、助成金もGRTで支払われます。

この助成金（グラント）の活用がエグいレベルで活発で、規模がでかいというのも、グラフの特徴の一つかもしれません

�助成金のカテゴリは4つに分かれています「プロトコルインフラ、ツーリング、ダップ＆サブグラフ、コミュニティ構築」です

過去には日本のテックテックと言うプロジェクトが助成金対象となって、

グラフについてカリキュラムに沿って、学べるコンテンツをリリースしています。

昨日ツイートしたので、後で試してみてください。

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スタックのデフォルト部分を担うThe Graph

サブグラフは開発者のためのWeb3標準規格です

UI

サブグラフ

インデックス化レイヤー

コントラクト

アプリデータ

/ プロトコルデータ

ブロックチェーン

ここまでで、おおまかな仕組みが理解できたんじゃないかと思います。

現在は、より分散性を高めるための取り組みとして「Suraise」というプログラムが開始されています。��「Suraise」はブロックチェーンデータの新たな日の出という意味ですね。�

今後この分野が拡大していくには、より良いUI/ UXが必要となります�

そして、その「使いやすさ」とか「便利」の裏には、グラフの仕組みがあるわけです�

インターネットからはブロックチェーンデータは引っ張れません

つまり、Googleはブロックチェーンデータは引っ張れません

��もし、GoogleやAIツールがオンチェーンデータに対応するために、The Graphを統合したら...

とても面白いことになるかもしれません。��これが夢ではないというユースケースを、このスライドの後で、一つ披露します

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more

40以上のチェーンをサポート

The Graphのホスティングサービスは、現在39のネットワークをサポートしています（2年間で1850％の成長、年間平均成長率342％）現在の全てのチェーンがグラフネットワークに登録後、さらに多くのチェーンが登録される予定です。

XDAI

NEAR

POLYGON

BNB

CELO

AVALANCHE

POA

ARBITRUM

FANTOM

FUSE

OPTIMISM

MOONRIVER

AURORA

MOONBEAM

BOBA

NETWORK

HARMONY

ZKSYNC

COSMOS

HUB

Tegan Kline | Edge & Node | Working on The Graph | Quarterly GRT Participant Update | August 9, 2022

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エコシステム・コア・コントリビューター

The Graph Foundation

助成金の分配、エコシステムガバナンスの調整、コア・コントリビューターの貢献に対する管理

Edge & Node

マルチチェーンプロトコル対応、L2スケーリング、SNARK研究・検証可能な情報、サブグラフのネットワークへの移行

The Guild

スキーマスティッチング、サブグラフ・クロスチェーンコンポーザビリティ、GraphQL開発者向けツーリング

Semiotic Labs

プロトコル経済シミュレーション、最適化、機械学習による意思決定の自動化、SNARK研究

GraphOps

プロトコルの研究開発、インデクサーの経験、エコシステムのサポート

Streaming�Fast

Solana統合、Substreams、Firehoseの実装に取り組む

Figment

マルチブロックチェーンおよびノードのサポート

Messari

エコシステムサブグラフとデータ標準の作成、高品質なサブグラフの開発

Tegan Kline | Edge & Node | Working on The Graph | Quarterly GRT Participant Update | August 9, 2022

その、グラフに競合が存在しないといえる、データをもう一つ見ていきましょう。

�こちらがグラフのコア開発組織です。

エッジアンドノードというのが創設チームです。グラフの創設者ヤニブ・タルさんも現在はここに属しています。

面白いのは他のチームです。それぞれが、そもそも一級品のプロジェクトです。��メッサーリなどは知っている人も多いかもしれません。各開発組織はグラフから助成金を受け取って働いています。

例えば、メッサーリはグラフから12.5Mの助成金を受けて、主にサブグラフの開発を請け負っています。��クリプトの世界を知っている方ならこの数字に驚くと思います。12.5Mというのは相当評価されてるプロジェクトの

資金調達レベルの額だからです。

ただ、それで驚くのはまだ早いです。�

ストリーミングファストは60Mの助成金を受けとってグラフの性能向上のために働いています

Ai関連の開発を進めているSemiotic Labsも60M、FigmentとThe Guildはそれぞれ約50Mの助成金を受けています。

全コア開発組織のグラントだけで約250Mです。円換算で350億くらいですね。

実際にはGRTで支払われていたり、分割で支払われていたり、当時の価値換算なので正確な数字ではないかもしれません。

とはいえ、圧倒的な技術力と組織力によって、The Graphに競合が存在しない、存在し得ないという意味がわかると思います。

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Web3ムーブメントを実現する�コア・インフラストラクチャ

ブロックチェーンが数兆円の価値を確保するまでに成長した場合、アプリケーションも1日に数兆回ブロックチェーンにクエリ（問い合わせ）を行うようになります。��The Graphはこのような未来を支える最高の技術的アーキテクチャであり、現在既に活気あるアプリケーションのコミュニティを支えています。

~480B

Ethereum

~100B

DeFi

~80B

Binance Smart Chain

~14B

Ava