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入浴施設におけるレジオネラ問題への取り組み方

リスク軽減のための体制づくり

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入浴施設のレジオネラ問題は

レジオネラ属菌との戦い

浴場の衛生管理は戦いの最前線です。

最前線の戦いだけで勝つのは難しい。

従業員一同、一丸となって取り組むことが重要です。

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1.全員で一丸となって取り組むことを決めましょう。

2.浴場の設備がどのようになっているかを確認しましょう。

3.レジオネラ属菌が増える場所や感染する可能性がある場所を確認しましょう。

4.どこでレジオネラ属菌をやっつけるかを確認し、

  十分にやっつけていることを確認する方法を決めましょう。

6.取り組みがうまくいっていたかを定期的に話し合うことを決めましょう。

5.うまくやっつけていないことが分かった時の対処の仕方を決めましょう。

レジオネラ問題への取り組み方

8.1~7で決めた内容で取り組みを始めましょう。

7.取り組みの年間の計画を決めましょう。

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講習会などの機会を活用し、レジオネラ属菌について学びましょう。

○ 取り組みの目的を従業員全員で共有しましょう。

レジオネラ属菌についてわからないことがあれば、

保健所や専門業者などに尋ねてください。

○ 取り組みの責任者を決めましょう。

○ 取り組みに従業員全員で参加することを決めましょう。

1.全員で一丸となって取り組むことを決めましょう。

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因みに、レジオネラ属菌の特徴は・・・

安全で安心できる良質の入浴を提供するためには、

レジオネラ属菌が増えないようにしなければなりません。

・様々な水や土の中にいます。

・25~45℃で盛んに増えます。

・浴槽壁や配管の内側などのぬめり(生物膜)で増えます。

・菌を含んだ水やしぶきを吸い込むと感染します。

・重い肺炎を引き起こすことがあります。

・日本では毎年2,000人を超える患者が発生しています。

・入浴施設で感染する可能性があることで注目されています。

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役 割

取 り 組 み の 内 容

経営者

現場からの意見等で方針を決定・修正します。

経理担当

衛生管理に必要な経費を検討し、器材などを購入します。

衛生管理担当

浴場等の衛生管理(浴槽や配管の洗浄・消毒など)を進めます。

定期的にレジオネラ属菌検査を検査機関に依頼します。

衛生管理の状況やレジオネラ属菌検査の結果などを従業員で共有します。

良質の入浴を提供していることやその安全性なども従業員に伝えます。

接客担当

入浴客の数を把握して衛生管理担当や他の従業員と共有します。

入浴客からの感想やクレームなどを従業員で共有します。

衛生管理の状況を必要に応じて入浴客に伝えることができます。

営業担当

良質の入浴を提供できる根拠を共有して営業活動を行います。

 �顧客からの要望などの情報を収集して従業員で共有します。

○ 取り組みでの役割を決めましょう。

1.全員で一丸となって取り組むことを決めましょう。

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○ 自施設の設備や装置などの設置状況を、配管図などを参照しながら、

  全従業員が一緒に現場で確認しましょう。

   貯湯槽、浴槽、配管、ろ過器、その他の設備や装置など

 

レジオネラ属菌が増える可能性が高い設備

   貯湯槽、浴槽、配管、ろ過器、集毛器など

○ 感染が起きやすい設備しぶきが出る設備

   湯口、浴槽、打たせ湯、シャワー、カランなど

2.浴場の設備がどのようになっているかを確認しましょう。

3.レジオネラ属菌が増える場所や感染する可能性がある場所を

  確認しましょう。

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○ 貯湯槽の水温(60℃以上)や浴槽水などの塩素系消毒剤の濃度(0.4~1.0 mg/L)を

  測定する方法を確認しておきましょう。

○ 温度や消毒剤で管理できる設備を確認しておきましょう。

○ 洗浄や消毒などの作業書や塩素濃度の測定記録簿があるか、適切に使われて

  いるかを同時に確認しましょう。

4.どこでレジオネラ属菌をやっつけるかを確認し、

  十分にやっつけていることを確認する方法を決めましょう。

レジオネラ属菌は塩素などの消毒剤や高温(60℃~)でやっつけることができます。

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○ うまくやっつけていないとは、

      • 貯湯槽の温度が60℃に達していない
      • 浴槽水の塩素系消毒剤の濃度が0.4 mg/Lに達していない
      • 浴槽壁にぬめりが出た
      • レジオネラ属菌検査でレジオネラ属菌が検出された  などです。

  対処法は例えば、

      • 熱交換器や消毒装置の点検
      • 高濃度塩素消毒の実施
      • レジオネラ属菌検査による確認
      • 保健所への連絡        などです。

5.うまくやっつけていないことが分かった時の対処法を決めて

  おきましょう。

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 ○ 4番目の取り組みを行い、

      • 決められた温度や濃度を維持しているか
      • ぬめりの発生を防ぐことができたか
      • レジオネラ属菌が検出されることはなかったか

   について話し合いの場を持ち、

   検査結果とともに温度管理や塩素濃度管理の記録、その他の記録を見直し、

   衛生管理の内容や取り組みの進め方に改善すべきところがあれば

   改善するというようなことを、予め決めておきましょう。

6.取り組みがうまくいっていたかどうかを定期的に話し合う

  ことを決めておきましょう。

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○ 1において決めた責任者の下で、それぞれの役割で取り組み

  を始めましょう。

○ 2~7で決めた内容を、決められたとおりに進めていきましょう。

この取り組みの詳細は、入浴施設の衛生管理の手引きに記載されていますので、

必要に応じて、参照してください。

8.1~7で決めた内容で取り組みを始めましょう。

○ 取り組みを進めたにもかかわらず、ぬめりの発生やレジオネラ

  属菌の検出などがあれば、2~7をやり直して、取り組み方を

  修正してください。

○ レジオネラ属菌検査の検査結果が出たときに話し合いを開き、作業書のとおりに

  行ったか、塩素濃度や温度は適切に管理できたかなどを確認します。

7.取り組みの年間の計画を決めましょう。

○ レジオネラ属菌検査を1年に何回、いつ、どこに依頼するかなどを決めます。