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社会問題を俯瞰視し、

共通認識を広めて

克服する方法について

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小林 宏行

・藤沢市在住

・家族は妻と小学生の息子2人

・会社員、Webディレクター/コーダー

・趣味は家庭菜園、発電、

 トレイルランニング、登山

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どんなことを

考えているのか?

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戦争

貧困

差別

格差社会

食の安全

ダム建設

基地建設

雇用

パワハラ

財源不足

社会問題

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問題を個別的に捉えると

複雑に感じるが、

全体的に捉えると

社会構造の問題が

浮き彫りになる。

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システム思考は、複雑な状況下で変化にもっとも影響を与える構造を見極め、さまざまな要因のつながりと相互作用を理解することで、真の変化を創り出すためのアプローチです。問題の見えている部分を近視眼的・表層的にとらえるのではなく、全体像をさまざまな要素のつながりとして理解し、本質的な原因を見通して、他の分野や将来に悪影響を及ぼさない、最も効果的な解決のための働きかけを考えます。

システムに働きかけるとき、システムには独自の目的やルールがあって、それらを勘案せずに施策を行ってもシステムはたいていその施策に対して「抵抗」します。システム思考は、この抵抗を予期することで適切に対処し、広がりのある働きかけを意識して解決策をデザインすることを目指します。

また、問題が起きたとき「外部環境がわるい」「あのひとのせいでああなった」など外部や他者に原因があると考えがちです。実際には、同じ環境下でもよりよく行動する組織や人も多く、また、特定の人間関係もその相互作用が生み出すものであることから、自分自身がどのようにそのシステムの一部となっているかを認識することが大切です。自分たちとのつながりを探り、自分たちが与えている影響や、働き掛けを考え、自ら望ましい変化を創り出していくことができるようになります。

https://www.change-agent.jp より

全体性で構造を捉える

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金融エリートが頂点、

その次に大企業、その下に政府、

さらにその下に人間と生態系…

図の出典:THRIVE

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ピラミッドは多重構造

一般市民もその中で競争している

この中で争っていると全体像が見えにくい

例:自分や自分の家族のことで精いっぱい

図の出典:THRIVE

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立ち止まって考える

少しだけ考えてみてください。

敢えて失敗を許容しない社会が作られている側面はありませんか?

画一的に6才から小学生、学歴社会、新卒一括採用、

大学が無償化されていない(親の失敗が子へ)、老後資金

→もしかして、「失う恐怖」が世界を支配しているのでは?

→負の感情を抑圧して頑張り過ぎた(偉い)人が周囲にも頑張りを強いる構造?

→システムを統治するピラミッドの頂点周辺だけは利権で不動の地位?

→こぼれ落ちたマイノリティーに対する社会の態度にシステムの本性を見る

なぜそんなに

滑り台社会なの?

図の出典:THRIVE

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一般社会からはじき出されたマイノリティーや

好奇心が強い人がこの構造に気付くが大きな力を持ちにくい

図:Katsuki Kondoさん

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価値観が変わる時期なのでは?

「憧れろ~▲」

…こっちの方向を

目指しますか?

図の出典:THRIVE

出典:i2.wp.com

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お金があれば何でもできる

=お金がないと何もできない

気付いた時には生活の知恵が失われ、人間関係も希薄化し、システムに依存していた

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一体どうしたら?

ヒントは?

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修一さん:「自分ひとりでやれることを見つけて

コツコツやれば、時間はかかるけれども

何か見えてくるから、とにかく自分でやること」

解釈:他人に言われたからではなく、

自分にできることをやりつづければ、

本当に自分が望むものが見えてくる

津端さんご夫妻

お金より時間を貯めて

生きてきた。

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この世の中は自分から学びに行かないと、一生与えられるまま。欲望に走らされるまま。本当に自分がやりたかったことが何だったのか、 自分が生きてる意味が何だったのか、が分かりにくくなっている。仕組みを理解して選ぶことで自分の人生が見えてくる。

https://youtu.be/fEb4QI2P33c

オフグリッドは意志の表明

テンダーさん�電気・水道・ガスを契約せずに、年間一万円の家賃で生活

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自分のため、家族や友人のために、何かをつくること

グローバル経済は、私たちを消費者に仕立て上げました。そして、誰もが想像し、披露できたアートは、一部のエリートや大きなギャラリー、コンサートホールによって取り上げられてしまいました。

しかし、私たちは「手」を使う時、同時に私たちの「想像力と創造性」も使うことができます。想像力と創造性を発揮することによって、私たちはアーティストになるのです。アーティストというのは特別な人ではありません。全ての人が、すでにアーティストなのです。想像力や創造性を求めて、スーパーやデパートに行く必要なんてありません。一人一人に等しく、想像力や創造性は与えられているのです。        https://greenz.jp/2018/02/26/satish_kumar_forum/

サティシュ・クマール�イギリスの思想家。

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上を目指さない生き方

(システム洗脳が解けると心地よい)

お金のかわりに手間をかけよう

常識をうたがい、足るを知る。

『減速して自由に生きる』高坂勝さん

https://greenz.jp/2014/09/17/smile-moonset/ より

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小屋作りもイイネ!

ほしい未来は、つくる

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東京アーバンパーマカルチャー

https://tokyourbanpermaculture.blogspot.com/2019/02/part3.html

より

世界的な動きらしい!

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ギフトエコロジー

海さん ギフトエコロジーは、そもそも与え合いの生態系の中に生きているという意識を取り戻す、意識の変革だと思うんだよね。��経済的には貧しくても、つくっているものがたくさんあれば、それを与え合っているうちに仲間もどんどん増えて、いろいろな人たちに支えられて生きている状態になる。これをソーシャルキャピタル(社会関係資本)と捉えると、ソーシャルキャピタルがどんどん豊かになっていくんです。

~略~グローバル資本主義経済のシステムに疑問を持つ人は、たくさんいると思います。今やっと、他にどんな手段があるのか見えつつある。私たちはそんな時代を生きているのだと思います。

greenz.jp

https://greenz.jp/2015/07/16/giftecology/

より

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大事だなぁと思うこと

・生態系(循環)に根ざした生活の営みを意識する

・頭だけではなく体も使う

 …知識ではなく練習しないと自転車には乗れない

・自分と他人を比較しすぎない

・丁寧な生活を目先のコスパ意識でぶった切りにしない

 →人と自然、人と人の繋がりを取り戻す

 →グローバルからローカルへ

・結果とは何?長い目でみたら結果も経験の一部では?

 →失敗も経験と捉えて楽しくやる!

逆説的になりますが、そのような活動を通して

Human doing(する存在)ではなく、

人間本来の姿である、Human being(ある存在)として

自他を再認識できるようになるのかもしれない。

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どんなことを

しているのか?

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90cm四方の庭で野菜を多品種少量生産

庭に多様性のあるスクエア菜園を作る | 消費から循環へ

https://edible-garden.jp/category/ediblegarden/354/

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玄関先の小さいな庭だから、ゆっくりと高頻度で野菜・虫・土を観察できます。

生ごみはコンポストに入れ、住居周辺で物質を循環させる大切さを感じられます。

(大規模農業は補助金のお陰で作物を安く売ることができる。本当のコストは?)

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その他の畑

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自家採種

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Share Seeds シェアする“たね”プロジェクト

https://www.share-seeds.com/

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Share Seeds をやってみた

ブース出展

タネBOXの手作り

・タネ採り=野菜の一生を見届ける=命と季節の循環に加わる感覚

・新しい交流の始まり、都度思い出す関係、じわじわと続く幸福感、

・一粒万倍!自然からの恵みを生かしたシェアは負担が少ない!

 →贈与経済のはじめの一歩に最適�・在来種の保存、食の安全への意識の向上�・単純に楽しい!

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パーマブリッツ/シティ・リペア

個人宅に集まって菜園作り�@鎌倉アーバン

パーマカルチャー

食べられる街を作る�@鎌倉パタゴニア

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海水から塩を取る

・生活に関わる作業を一緒に行うこと=人と人、人と自然の繋がりの原点

・新しくてなつかしい本来的なコミュニティーの姿なのでは?

「さんわーくかぐや」の皆さんと

みんなで力を合わせて潮汲み

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力を合わせて梅の木を切る

@さんわーくかぐや

みんなで黙々と木を切る。時々会話。片手間の結論のないおしゃべりも楽しい。

一人でやると辛い作業もみんなでやれば楽しい時間に。一緒に生きる感覚。

・生活に関わる作業を一緒に行うこと=人と人、人と自然の繋がりの原点

・新しくてなつかしいコミュニティーの姿

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身の丈の電力DIY

・大事なのは自分が生きるために必要なエネルギーを知ること

・遠隔地で発電して送る方法は送電ロスが大きくて、もったいない

・電気に限らず、生産の場と消費の場が遠く切り離され、

 問題の所在が見えにくくなっている          (テンダーさんの言葉)

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不登校への取り組み

ホームスクーリングで輝くみらいタウンプロジェクト

私たちの考えるホームスクーリングは

家庭も含めた地域のみんなが「HOME」!

 

不登校親子の現状

学校には行けないけれど、本当は友達が欲しい、興味のある事はやりたい、と思っている�子ども逹が多くいます。

せっかく昼間たっぷり時間があるのに、昼間にうろうろしていると怒られるのではないかと不安で外出ができません。

また親も人と会う事を避けるようになり、親子共に孤立しています。

ホームスクーリング仲間

子どもも、大人も

学校

公立校・フリースクール・

塾・サイバースクール

大学・大学生

地域の大人

企業・

個人商店

地域の公共施設

社会構造から生まれるマイノリティー問題のひとつと認識

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不登校への取り組み

ホームページ作成担当

ブース出展=プロジェクトの活動/大人もこどもも楽しく/社会との繋がり

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不登校への取り組み

・ホームページ作成 https://homeschooling-town.com/ 

・ホームスクール畑

投書(妻)

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ムーブメントのおこし方

真似できなそうなすごい人を目指さず、

真似の仕方を示せば良いのかも!