Next Frontier 2025
ビジョン・中長期計画
中間評価および計画の軌道修正
2022年9月1日
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本報告は、アフターコロナに到来したニューノーマル時代においても建学の精神であるフロンティア・スピリット（開拓者魂）を基軸に、持続可能な魅力ある国際教育を実践し、学園全体の飛躍的発展の礎を築くことを目的としたビジョン・中長期計画の評価（Check）と改善（Action）に位置付けられるものです。
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I 中間評価
・これまでの経緯
・評価基準
・評価結果
II 計画の軌道修正
・COVID-19感染拡大による計画への影響
・中長期計画の軌道修正
・中長期計画の修正方針
・数値目標（修正版）
・アクションプラン（修正版）
用語説明
参考文献・資料
I 中間評価
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これまでの経緯
学校法人栗本学園が名古屋国際高等学校に国際教養科を設置し、中等教育における国際教育の実践を開始してから記念すべき20年目を迎えた2015年にビジョン・中長期計画（Next Frontier 2025）を策定。
2019年にフェーズ1を終了し、現在フェーズ2（2020年-2023年）の期間においてアクションプランを実行中。
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評価基準
中長期計画のフェーズ2において、2015年度の計画策定時に定めた数値目標に対する2021年度時点の達成率を5段階で評価する。
S 90%以上
A 80%以上90%未満 B 70%以上80%未満
C 60%以上70%未満 F 60%未満
評価結果
数値目標の中間評価の結果（PDF）はこちら
II 計画の軌道修正
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COVID-19感染拡大による
計画への影響
ビジョン・中長期計画を策定した2015年時点では予測できなかった新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的な感染拡大による社会変容を踏まえて、アフターコロナを見据えた実行可能な計画への軌道修正が必要（令和4年3月時点）。
中長期計画の軌道修正
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的な感染拡大による2020年以降の教育活動への影響および社会的価値観の変化を踏まえ、実行可能な中長期計画への軌道修正を経営企画会議で決定（令和4年4月8日）。
「ニューノーマル時代における持続可能な魅力ある国際教育」をコンセプトとした計画へ修正開始。
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中長期計画の軌道修正
2022年までの数値目標に対する中間評価及び新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的な感染拡大による2020年以降の教育活動への影響および社会的価値観の変化を踏まえ、ビジョン・中長期計画（2015年策定）で掲げた20の数値目標を修正。
加えて、12の数値目標を新たに掲げ、その実現に向けた12のアップデートしたアクションプランを再掲。
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中長期計画の修正方針
数値目標は、挑戦的かつ現実的な目標とするために、中間評価において高評価の項目は上方修正、また低評価の項目は過去3年間の学校評価の結果を鑑みて策定当初の数値の維持もしくは下方修正を検討する。
アクションプランは、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的な感染拡大がもたらした社会的価値観の変化（デジタルシフト推進・環境問題への意識の高まり）に適応させる。
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アクションプラン
（修正版）
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アップデート数値目標を実現する12のアクションプラン
1 海外名門大学をターゲットにしたキャリア支援の確立
海外名門大学のアドミッションオフィサーを招致して海外大学進学説明会「東海地区グローバルアドミッションガイダンス（オンライン開催）」 を、WWL事業連携校などのグローバル人材育成に重点をおいた中学校および高等学校の生徒を対象に開催します。また、国際バカロレア・ディプロマプログラム（英語版）に対応した進路指導ができるようネイティブインストラクターを担任に登用し、進路指導部と連携して海外名門大学を目指した進路指導にあたります。
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※青文字下線がアップデート箇所
2 グローバル化に対応した教育に資する戦略的な開拓
知識と実践を融合させた先進の国際教育の領域を常に開拓するために、国・地方自治体による中等教育におけるグローバル化を推進する事業へ積極的に挑戦するとともに、国際教育の標準としてのモデルスクールにとどまらず、リーディングスクールとしての使命を果たすため、各種の視察や調査に協力します。また、教育力向上のためにファカルティ・ディベロップメント（FD）の一環として教員メンター制を導入します。
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※青文字下線がアップデート箇所
3 グローバル化を推進する組織とのアライアンス強化
現代のグローバル社会で起きている社会課題に対しフロントランナーとして直接関わっているキーパーソンの知識や経験、精神に直接触れる機会を創り出すために、グローバル化を推進する国内外の国際機関、大学、民間企業およびNPO等との連携を強めます。また、この連携強化によってイノベーティブなグローバル人材育成に関連する分野の教科指導の専門性を高めます。
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※青文字下線がアップデート箇所
4 世界を闊歩できる国際人プログラムの導入
国際理解研修の参加者を対象としたスタートアッププログラムを導入し、海外名門大学の大学院生の指導のもとアクティブラーニングを通じて、海外志向である国際生の潜在的な力の発揮を図ります。また、ネイティブインストラクター（TESOL資格者）による高水準英語コミュニケーションカリキュラムを課外に追加し、能力別に少人数の指導を行います。さらに、世界五大陸で見聞を広める新たな国際理解研修コースを連携する大学や国際機関等と共同企画し、地球規模で世界を俯瞰する眼を養います。
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※青文字下線がアップデート箇所
5 伝統と先進が融合する学園一貫教育の推進（新規）
世界基準を満たす高等教育機関である名古屋商科大学を系列校に持つことを強みに、イノベーティブなグローバル人材育成に適した学園一貫教育を推進します。そのために高大一貫クラスを設置し、高校在学中に大学の講義を受講できる体制を築き、大学進学後に取り組む研究テーマについて自らを高める探究的な学習を実現します。また、中学校・高等学校・大学の連携による学園行事を開催し、国際生の帰属意識を育み、学園が設置するすべての学校との結束力を高めます。
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※青文字下線がアップデート箇所
6 持続可能な社会の実現に向けた研究開発の推進
SGHアソシエイト・地域協働推進校（グローカル型）の研究開発で得られた知見をもとに、国際教育カリキュラムの深化・充実を図るため、WWLコンソーシアム構築支援事業の取り組みを実施します。特に高大連携プログラムの一部である学校設定教科「サステイナビリティ」では課題解決型学習（PBL）を取り入れます。また、持続可能な社会の実現のため国内外の大学、企業、国際機関等と協働して共通の社会課題の解決を目指すフューチャーセンターとしての機能を果たします。
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※青文字下線がアップデート箇所
7 国際教育を推進できるキャンパスクオリティの保証
教育施設の点検と評価の方法を「見える化」することで、迅速かつ一元的に改善点を把握し、メンテナンスポリシーに基づいたOODAループを実施します。施設営繕および備品購入に際しては、優れた技術力を保有し、環境に配慮した省エネルギー基準が認証された製品を扱う企業を選定します。また、ICT環境の整備は、授業評価アンケートや学習到達度の定点観測結果を参考にし、授業方法の改善に繋がる情報機器を段階的に導入します。
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※青文字下線がアップデート箇所
8 国際基準に適合するキャンパスマスタープランの作成
より高度な国際教育に貢献できるキャンパスにするためのマスタープランを作成します。特にアトリウムと電子図書館には授業を補完する場としての機能を持たせるとともに、メタバース上にアーカイブ機能を設置します。また、カーボンニュートラルによるCO2排出量の削減、省エネルギー化・自動化の推進や防火管理者制によるセキュリティ、生徒の健康管理と防災に配慮したキャンパスポリシーを設定します。
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※青文字下線がアップデート箇所
9 次世代の中等教育に適した入試制度への移行
グローバル化に対応したアドミッションポリシーを軸に、現行の入試の受験資格者に加えて、国際基準の初等教育プログラムの履修者を対象とした次世代の中等教育に適した入試制度に移行します。また、海外に拠点を置く愛知県内の企業のニーズを受けて、帰国生の定員枠の拡大を図るとともに、帰国子女にとってアクセシビリティの高い入試とするために、海外在留期間でもアドミッションオフィサーが現地で対応できる体制、および、世界中の海外在留地から受験可能な入試制度を整えます。
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※青文字下線がアップデート箇所
10 国際的に通用する第三者評価の導入
保護者、生徒および教職員の全員を対象として毎年実施している学校評価アンケート（学校関係者評価を元にした自己点検）に加えて、国際的に認知されている認証機関による第三者評価を追加導入し、専門性と客観性を高めた新しい学校評価システムに移行します。なお、その評価を元に単年度の学校基本計画を校長が中心となって策定しウェブサイト等を通じて公表します。
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11 世界で活躍する卒業生との交流促進事業の開始
名古屋国際高等学校の同窓会組織との共同企画によって、世界各国に留学もしくは駐在している卒業生のネットワークを築くために専用のSNSを開設します。世界で活躍するOB・OGを対象としたグローバル同窓会（オンライン開催）を支援し、国際生との交流の機会を作ります。
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※青文字下線がアップデート箇所
12 未来を見据えた小学生英語イマージョン教育の実践
次世代の教育に必須のキーワードとして挙げられる「サステイナビリティ」と「プログラミング」の２つのアクティビティを追加した新しい英語イマージョン教育プログラム（対面とオンライン開催）を愛知県内の小学生を対象に無料で提供します。ネイティブインストラクターが中心となって行うこのクラスの授業時間の８割は英語で行われ、あらゆる物事を生活の中で自然に学習するのに最適な初等教育時期に国際教養と国際感覚を身につけることができます。
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※青文字下線がアップデート箇所
用語説明
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【 スーパーグローバル大学 】
海外大学との連携などを通じて、徹底した国際化を進めて、世界レベルの教育研究を行う大学を重点的に支援するために2014年に文部科学省が創設した事業の名称。世界ランキングトップ100を目指す力のある大学をトップ型とし、日本の社会のグローバル化を牽引する大学をグローバル化牽引型としている。
【 ヨーロッパ言語共通参照枠（CEFR）】
外国語の熟達度を測る共通のものさしとして欧州で広く使われている。Common European Framework of Reference for Languagesの略で、絶対的な評価の基準ではなく、ある言語について、「言葉を使ってなにができるか」を6段階に分けて具体的に細かく記述している。
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【 フューチャーセンター 】
中長期的な課題解決を目指し、幅広く関係者が集まって対話する創造的な協業の場。議題は、製品開発や事業戦略策定などの民間分野から、革新的な政策立案など行政分野まで多岐にわたる。
【 英語イマージョン教育 】
理科、社会、体育、音楽、図工などといった授業を英語で教えることにより、生徒に自然に英語を習得させる教育プログラム。英語を学習することを目的とするのではなく、教科を学ぶ手段として英語を使うことを通して英語を自然に習得させる教育のこと。
【 MYP 】
Middle Years Programmeの略で、国際バカロレア機構が提供する11歳〜16歳までを対象に学習と社会のつながりを学ばせる国際的な教育プログラム。
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【 課題解決型学習（PBL）】
実社会で役に立つプロジェクト課題を達成するためのアイデアの創出、計画立案、実現等を遂行することにより、学習意欲、知識の 活用能力、計画立案・遂行能力、ディベート能力、プレゼンテーション能力、組織運営能力等の向上を図るための学習・教育の方法。
【 WWLコンソーシアム構築支援事業 】
文部科学省が主導するSociety 5.0に向けたリーディング・プロジェクトの一つ。世界で活躍できるイノベーティブなクグローバル人材を育成するため、高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協働し、テーマを通じた高校生国際会議の開催等、高校生へ高度な学びを提供する仕組み（ALネットワー ク）の形成を目指す取り組み。
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【 GBBA 】
Global Bachelor of Business Administrationの略で、名古屋商科大学がMBA教育で培った実践的なマネジメント教育を学部教育で展開する独自のプログラム 。実際の ビジネス現場の体験とケースメソッドで次世代のリーダー人材に求められる姿勢を、留学生とともにすべて英語で習得します。国際教育を実践する本校と親和性の高いプログラム。
【 OODAループ 】
観察（Observe）- 情勢への適応（Orient）- 意思決定（Decide）- 行動（Act）- ループ（Feedback Loop）によって、健全な意思決定を実現する思考法のフレームワーク。
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参考文献・資料
新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術戦略研究センター「コロナ禍後の社会変化と 期待されるイノベーション像」
https://www.nedo.go.jp/content/100919493.pdf（2022年6月28日アクセス）
名古屋国際中学校・高等学校 国際教育推進委員会（2021）「地域との協働による高等学校教育改革推進事業（グローカル型）研究開発実施報告書」
文部科学省初等中等教育局 参事官（高等学校担当）付「ＷＷＬ（ワールド・ワイド・ラーニング） コンソーシアム構築支援事業 に関する事務局説明（令和３年６月30日）」
https://b-wwl.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/20210630m0.pdf（2022年7月8日アクセス）
名古屋国際中学校・高等学校 国際教育推進委員会（2022）「WWLコンソーシアム構築支援事業構想調書」
NRI未来年表2022〜2100
Council of International School（CIS）,Global Recognition of CIS International Accreditation,
https://www.cois.org/for-schools/international-accreditation/global-recognition（2022年5月25日アクセス）
Robert E. Enck（2012）, “The OODA Loop”, Home Health Care Management & Practice 24（3） 123–124.
Next Frontier 2025
Vision and Medium- to Long-Term Plan
Interim evaluation and plan course correction
September 1, 2022
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This report is positioned as an evaluation (Check) and improvement (Action) of the vision and medium- to long-term plan, which aims to build a foundation for the school's rapid development by practicing sustainable and attractive international education based on the frontier spirit, the founding spirit of the school, in the new normal era that has arrived at After COVID-19 pandemic.
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I Interim Evaluation
・Background to date
・Evaluation Criteria
・Evaluation Results
II Revision of the plan
・Impact of COVID-19 infection spread on the plan
・Revision of the medium- to long-term plan
・Policy for revision of the medium- to long-term plan
・Numerical targets (revised version)
・Action Plan (revised version)
Explanation of Terms
References
I Interim Evaluation
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Background to date
Kurimoto Educational Institute established the International Studies Department at Nagoya International High School and formulated a vision and mid- to long-term plan (Next Frontier 2025) in 2015, which marked the 20th anniversary of the start of the practice of international education in secondary education.
Phase 1 will be completed in 2019, and the action plan is currently being implemented during Phase 2 (2020-2023).
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Evaluation Criteria
In Phase 2 of the medium- to long-term plan, the achievement rate as of FY 2021 against the numerical targets set at the time of the plan's formulation in FY 2015 is evaluated at five levels.
S 90% or more
A 80% or more but less than 90% B 70% or more but less than 80%
C 60% or more but less than 70% F Less than 60%
Evaluation Result
Click here for the results of the interim evaluation of numerical targets (PDF)
II Revision of the plan
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Due to the spread of COVID-19 infection
Impact on the Plan
Based on the social transformation caused by the global spread of new coronavirus infection (COVID-19), which could not be predicted in 2015 when the vision and mid- to long-term plan were formulated, it is necessary to revise the plan to a viable plan with an eye on the after coronas (as of March 2022).
Trajectory Revision of Medium- and Long-term Plan
Based on the impact of the global spread of the new coronavirus infection (COVID-19) on educational activities after 2020 and changes in social values, the Management Planning Council decided to revise the mid- to long-term plan to make it more feasible (April 8, 2022).
The plan was revised based on the concept of "sustainable and attractive international education in the new normal era".
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Revision of Mid- and Long-term Plan Trajectory
Revised the 20 numerical targets set forth in the Vision and Medium- and Long-term Plan (formulated in 2015) based on an interim evaluation of the numerical targets through 2022 and the impact of the global spread of novel coronavirus infection (COVID-19) on educational activities and changes in societal values after 2020.
In addition, 12 new numerical targets were set and 12 updated action plans were reiterated to achieve them.
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Medium- and Long-term Plan Revision Policy
In order to make the numerical targets challenging and realistic, items rated high in the mid-term evaluation will be revised upward, while items rated low will be maintained at their original values or revised downward in light of the results of school evaluations over the past three years.
The Action Plan will be adapted to the changes in social values (promotion of digital shift and increased awareness of environmental issues) brought about by the global spread of the new coronavirus infection (COVID-19).
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Numerical Targets
(revised version)
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Action Plan
(revised version)
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12 action plans to achieve updated numerical targets
PLAN-1
Establishment of career support targeting prestigious overseas universities
Invite admission officers from prestigious overseas universities to hold "Tokai Region Global Admission Guidance (held online)," a briefing session on entering overseas universities, for students of junior high and high schools that focus on developing global human resources, such as WWL project partner schools. In addition, native instructors will be appointed as homeroom teachers to provide career guidance for the International Baccalaureate Diploma Program (English version), and will work with the Career Guidance Department to provide guidance for students aiming to enter prestigious universities overseas.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-2
Strategic pioneering that contributes to globalization-oriented education
In order to constantly pioneer the field of advanced international education that integrates knowledge and practice, we will actively challenge projects by the national and local governments to promote globalization in secondary education, and to fulfill our mission as a leading school, not only as a model school as a standard for international education, we will conduct various In order to fulfill our mission as a leading school, we will cooperate with various inspections and surveys. In addition, we will introduce a faculty mentoring system as part of faculty development (FD) to improve our educational capabilities.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-3
Strengthening Alliances with Organizations Promoting Globalization
In order to create opportunities to come into direct contact with the knowledge, experience, and spirit of key people who are directly involved as frontrunners in addressing social issues occurring in today's global society, we will strengthen alliances with international organizations, universities, private companies, NPOs, and other organizations promoting globalization, both domestic and international. This strengthened collaboration will also enhance the expertise of subject matter instruction in areas related to the development of innovative global human resources.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-4
Introduction of a program for international students who can walk around the world
We will introduce a start-up program for participants of the International Understanding Training Program, which will help international students with an international orientation to realize their potential through active learning under the guidance of graduate students from prestigious overseas universities. In addition, a high-level English communication curriculum with native instructors (TESOL certified) will be added to the extracurricular program to provide small-group instruction according to ability. In addition, a new international understanding training course will be jointly planned with partner universities and international organizations to broaden students' perspectives on the world's five continents and cultivate a global perspective.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-5
Promotion of integrated education that fuses tradition and innovation (new)
Taking advantage of having Nagoya University of Commerce, a world-class higher education institution, as an affiliate, we will promote integrated education suitable for fostering innovative global human resources. To this end, we have established integrated high school-university classes that allow students to take university lectures while still in high school, and to realize exploratory learning that enhances their own research themes that they will pursue after entering university. In addition, we will hold school events in collaboration with the junior high school, high school, and university to foster a sense of belonging among international students and strengthen ties with all schools established by the school.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-6
Promotion of research and development for the realization of a sustainable society
Based on the knowledge gained from the research and development of SGH Associate and Regional Collaboration Promotion Schools (glocal type), we will implement the initiatives of the WWL Consortium Establishment Support Project in order to deepen and enhance the international education curriculum. In particular, problem-based learning (PBL) will be incorporated in the school-set subject "Sustainability," which is part of the high school-university cooperative program. In addition, WWL will function as a future center that aims to solve common social issues in collaboration with domestic and international universities, corporations, and international organizations in order to realize a sustainable society.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-7
Guarantee of campus quality that can promote international education
By "visualizing" the methods of inspection and evaluation of educational facilities, we will quickly and centrally identify areas for improvement and implement an OODA loop based on the maintenance policy. For facility repairs and equipment purchases, we will select companies that possess superior technical capabilities and products that are certified under environmentally friendly energy conservation standards. In addition, for the maintenance of the ICT environment, we will refer to the results of class evaluation questionnaires and fixed-point observations of learning achievement, and introduce information equipment in stages that will lead to improvements in teaching methods.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-8
Create a campus master plan that meets international standards
A master plan will be created to make the campus more conducive to advanced international education. In particular, the atrium and e-library will be given the functionality of a place to complement classes, and an archiving function will be installed on the metaverse. In addition, we will establish campus policies to reduce CO2 emissions through carbon neutrality, promote energy conservation and automation, and provide security through a fire prevention manager system, as well as student health care and disaster prevention.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-9
Transition to an entrance exam system suitable for the next generation of secondary education
Based on an admission policy that responds to globalization, we’ll shift to an entrance exam system suitable for the next generation of secondary education, targeting students who have completed an international standard elementary education program, in addition to those who are eligible to take the current entrance exam. In addition, in response to the needs of companies in Aichi Prefecture with overseas bases, we’ll expand the quota for returnee students, and in order to make the entrance exam more accessible for returnees, we’ll establish a system that allows Admissions Officers to respond locally, and an entrance exam system that allows students to take the exam from overseas. We’ll also establish an system that allows students to take entrance exam from overseas.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-10
Introduction of internationally recognized third-party evaluation
In addition to the annual school evaluation questionnaire (self-inspection based on school-related evaluations) for all parents, students, and faculty members, a third-party evaluation by an internationally recognized accreditation organization will be added to the school evaluation system to enhance its professionalism and objectivity. Based on the evaluation, the school principal will take the lead in formulating the school's basic plan for a single fiscal year, which will be made public through the school's website and other means.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-11
Launch of a project to promote exchanges with alumni who are active in the world
In collaboration with the NUCB International High School Alumni Association organization, a dedicated SNS will be launched to build a network of alumni studying or stationed in countries around the world. We will support global alumni meetings (held online) for alumni who are active in the world and create opportunities for exchange with international students.
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The blue text underlined is the updated part.
PLAN-12
Practicing English Immersion Education for Elementary School Students with an Eye on the Future
A new English immersion education program (held in-person and online) will be offered free of charge to elementary school students in Aichi Prefecture, with the addition of two activities that have been identified as essential keywords for next-generation education: "sustainability" and "programming. The classes, led by native instructors, will be conducted in English for 80% of the class time, allowing students to acquire international education and a global perspective during their primary education years, the best time to learn all things naturally in their daily lives.
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The blue text underlined is the updated part.
Explanation of Terms
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【 Super Global University 】
The name of a program established by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) in 2014 to provide focused support for universities that promote thorough internationalization and conduct world-class education and research through collaboration with overseas universities. Universities that have the ability to achieve a world ranking in the top 100 are designated as "Top Type" and universities that lead the globalization of Japanese society are designated as "Globalization Driven Type.
【 Common European Framework of Reference for Languages (CEFR) 】
The Common European Framework of Reference for Languages (CEFR) is widely used in Europe as a common measure of proficiency in a foreign language, and is not an absolute standard for evaluation. It is not an absolute standard, but a detailed description of what a person can do with a language in six levels.
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【 Future Center 】
A place for creative collaboration where a wide range of stakeholders gather to engage in dialogue with the aim of solving medium- to long-term issues. The agenda ranges from the private sector, such as product development and business strategy formulation, to the public sector, such as innovative policy making.
【 English Immersion Education 】
An educational program in which English is taught in classes such as science, social studies, physical education, music, and arts and crafts, allowing students to learn English naturally. The goal is not to learn English, but rather to allow students to learn English naturally through the use of English as a means of learning a subject.
【 MYP 】
Abbreviation for Middle Years Programme, an international educational program offered by the International Baccalaureate Organization that teaches the connection between learning and society to students between the ages of 11 and 16.
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【 Project -Based Learning (PBL) 】
A method of learning and education that aims to improve students' motivation to learn, ability to use knowledge, planning and execution, debate skills, presentation skills, organizational management skills, etc., through the creation, planning, and implementation of ideas to accomplish project tasks that are useful in the real world.
【 Support Project for Establishment of World Wide Learning (WWL) Consortium 】
One of the leading projects toward Society 5.0 led by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology. This is an initiative that aims to form an AL network, a system to provide advanced learning to high school students by holding international conferences for high school students through themes, etc., in collaboration with high schools, universities, companies, and international organizations in Japan and abroad, in order to develop innovative global human resources who can play an active role in the world.
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【 GBBA 】
GBBA stands for Global Bachelor of Business Administration, a unique undergraduate program that provides practical management education developed through MBA education at Nagoya University of Commerce and Business Administration. Students learn the attitude required of the next generation of leaders through actual business experience and the case method, all in English, together with international students. This program is highly compatible with our school's practice of international education.
【 OODA Loop 】
A framework of thinking that achieves sound decision-making through the Observe - Orient - Decide - Act - Feedback Loop.
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References
Council of International Schools (CIS),Global Recognition of CIS International Accreditation,
https://www.cois.org/for-schools/international-accreditation/global-recognition (accessed May 25, 2022)
New Energy and Industrial Technology Development Organization, Research Center for Technology Strategy, "Social Changes after the Corona Disaster and Expected Innovation Image."
https://www.nedo.go.jp/content/100919493.pdf (accessed June 28, 2022)
Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology, Elementary and Secondary Education Bureau, Counselor in Charge of Senior High Schools, "Explanation by the Secretariat on the WWL (World Wide Learning) Consortium Construction Support Project (June 30, 2021). June 30, 2021.
https://b-wwl.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/20210630m0.pdf (accessed July 8, 2022)
NRI Future Chronology 2022-2100
https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/knowledge/publication/nenpyo/nenpyo_2022.pdf?la=ja-JP&hash=374F10E49C5C9A96C4F 354B0683C7B2EFB5B3F5E (accessed May 31, 2022)
NUCB International Junior and Senior High School International Education Promotion Committee (2021) "Report on the Implementation of the Research and Development of the Project for Promoting High School Education Reform in Collaboration with the Local Community (Glocal Type)".
NUCB International Junior & Senior High School International Education Promotion Committee (2022) "Conceptual Framework for WWL Consortium Construction Support Project.
Robert E. Enck (2012), "The OODA Loop", Home Health Care Management & Practice 24(3) 123-124.