Power AutomateとOpenBDを使った事務用図書希望フォーム
Code4Lib JAPAN 2022カンファレンス ライトニングトーク
東京大学情報システム部・前田朗
ノーコードに手を出してみる
→ ノーコードでお手軽なツールつくりにチャレンジしました
ノーコードで図書館系Web APIを活用
フォーム(Office 365)
1.購入希望者の氏名を記載てください
2.購入したい書籍のISBNを入力ください
3.購入したい書籍の希望理由を記載ください
送信
結果(Excelオンラインに出力)
列名 | 説明 |
タイトル | OpenDBからISBNをキーにデータを取得 |
著者 | |
出版社 | |
価格 | |
ノート | |
ISBN | フォームの入力より 希望日は処理日から自動取得 |
希望日 | |
希望理由 | |
希望者 | |
購入状況 | 管理者が発注・受け入れ状況を記載 |
つくりかた
Power Automateの使い方は、メニューから使いたいアクション(処理)を選択し、パラメータを設定し、順につなげるだけです。
以降の説明は多少「はしょって」います。
フロー(前処理)
新しい応答が送信されるとき
応答の詳細を取得する
現在の時刻
タイムゾーンの変換
変数を初期化する
条件
指定のOfficeフォームで入力があった場合、処理を開始し入力を取得する
処理日を日本時間で取得する
ISBNの先頭が’978’以外の場合に処理を中断する(チーム内利用なのでチェックは緩い)
ISBNチェックで「はい」の場合
URLからのファイルのアップロード
パスによるファイルコンテンツの取得
変数の設定
JSONの解析
Web APIの結果を一時ファイルに保存する(ユーザ数が少ないのでまずバッティングしない)。
その上で変数に取り込む。
( premium版だと直に変数に取り込めるらしい)
OpenDBのJSONを解析する。失敗した場合は処理を終了する
解析結果をExcelオンラインに追記
Apply to each
表に行を追加 |
タイトル |
著者 |
出版社 |
価格 |
ノート |
ISBN |
希望日 |
希望理由 |
希望者 |
購入状況 |
つくってみて
個人的な感想
ご清聴ありがとうございました