第3回「傾聴と疎通のリーダーシップ」
2025年12月4日
神日本家庭連合
教育局 阿部美樹講師
講義 伝達力 (説教者)
相談 和動力(牧会者)
実務 主管力 (管理者)
<牧会者が身につけるべき三つの基礎力>
「原理講義・説教」を中心とした 「講義・説教力」
「カウンセリング・コーチング」を中心とした「相談・和動力」
「報連相」「情報収集・統計管理」「企画運営」等の「実務・主管力」
●学び続ける牧会者
(やり方・あり方の向上)
●指導できる牧会者
(できるように導く)
●チームをつくれる牧会者
(できる組織をつくる)
●目標・ビジョンを描く牧会者
(未来から逆算しプランニング)
<参考資料:日本本部主催:牧会相談向上研修会(3泊4日)>
<スケジュール>
①開講式
②「牧会相談(神様コーチング)講座」
⑤7人程度の班をつくり、指導官を中心に「コーチング実践」(3回)
⑥閉講式
コーチング実践
(1)牧会における「ティーチング」と「コーチング」
説教
講義
牧会
和動
「知的教育」 (父性的立場)
神様
ゲスト
食口
「情的教育」 (母性的立場)
心情 創造目的 神霊と真理
原理的ティーチングによる指導
原理的コーチングによる指導
「父母の愛」で 心情的「重生」
神様の子として 孝情生活への転換
(理解して、納得して、行動する:知情意)
いかに「伝えるか?」
原理・み言「理解力」
神霊と真理「言葉力」
伝える「表現力」
いかに「引き出すか?」
理解する「傾聴力」
認める「共感力」
引き出す「質問力」
(インプット教育)
(アウトプット教育)
<トレーニング>
<コーチング>
Train(電車)+ing
Coach(馬車)+ing
駅もルートも決まっている
「ゴール」が決まっている
レールに沿って運ぶ
「カリキュラム」に従う
道さえあれば、どこでも行ける
相手が「ゴール」を決める
相手に適した「方法」を選べる
最短の順路で送り届ける
「教科書」を与える教育
(結論を教えられて、 その結論を信じる)
「問題集」を与える教育
(問題意識を持ち、自ら考え、実行して結果を出す)
理解する 「傾聴力」
認める 「承認力」
引き出す 「質問力」
①
②
③
「主体性・責任感」
(天一国主人へ)
<コーチング>
いかに引き出すか!
相手に「話をさせる」
相手に「表現させる」
相手に「考えさせる」
相手に「責任を持たせる」
教育のゴールは?
インプット+アウトプット教育
本心・良心 安心安全
肯定感・信頼感・可能性
気づき・可能性・創造力
アベル
(父母の代身)
カイン
天の父母様
真の父母
ビジョン(ゴール)
父母の心情 僕の体
一体化
自然屈伏
サーバント・リーダーシップ
「サーバント」という言葉は、普通は「従う者」「召使い」の意味だが、「尽くす人」「奉仕する人」ととらえる。部下(フォロワー)に対して、そういう意味でのサーバントとして接することが、リーダーの基本姿勢と考える。この考えが興味深いのは、「上に立つ人こそ、みんなに尽くしていくタイプの人でなければいけない」とする点にある。上に立つからこそ、下の人に尽くすという思いが必要なのだ。
マネジメント研究センター長を務めたロバート・K・グリーンリーフが1977年に著した本で紹介
(2)牧会者の姿勢 「父母の心情 僕の体」におけるリーダーシップ
<従来のリーダーシップ>
「支配型」リーダーシップ
「支援型」リーダーシップ
・「役職やポジション」による影響力
・主役は「リーダー」
・コミュニケーションは「指示・命令」が中心
・「信頼関係」による影響力
・主役は「メンバー」
・コミュニケーションは「双方向」で傾聴を重視
<SRのリーダーシップ>
メンバーに指示して引っ張る!
メンバーに支援してビジョンに導く!
自分の役割・指示内容に集中する
ビジョンを意識し主体的な工夫と行動!
「心傾けて聴く」 「信頼関係」をつくる
⇒ 積極的、能動的に聴く
傾聴
「Active Listening」
米国・臨床心理学者・カールロジャース1902-1987: 来談者中心療法の創始者)
<ロジャースの3原則>
①共感的理解:相手の立場に立ち、相手の感じていること・考えていることを深く理解しよう
②無条件の肯定的配慮:善悪や好き嫌いの評価を入れず、肯定的な関心を持って聴く
③自己一致:聴き手が自分自身の内面と外面が一致して、ありのままの姿でいる
「人間尊重の態度」に基づく姿勢
(3)コミュニケーションの基本「傾聴・承認・質問」
私は本当に人の話を聞くのが好きです。誰であろうと自分の話をし始めると、時の経つのも忘れて聞くようになります。十時間、二十時間と拒まずに聞きます。話そうとする人の心は緊迫していて、自分を救ってくれる太い綱を探し求めるのです。
そうであるならば、私たちは真心を込めて聞かなければなりません。それが、その人の生命を愛する道であるし、私が負った生命の負債を返す道でもあります。
生命を尊く思って、敬い仰ぐことが一番大切です。
嘘偽りなく心を尽くして人の話を聞いてあげるように、 私自身の真実の心の内も真摯に話してあげました。
そして、涙を流してお祈りしました。
(「平和を愛する世界人として」P150~151)
「この人は、しっかり聞いてくれる。理解しようとしてくれているな」と相手に感じてもらえるように聞くこと
相手の心:「肯定的」な心
相手の意識:「未来」に向く
相手の変化:「自力」で答えを見つけようとする
「傾聴」の姿勢
<聴く技術>
うなずき:相手に安心感を与え、相手の内側にある「やる気」や「言葉」を引き出すことができる。
あいづち:「へえ~」「そうなんだ」「ほー」「なるほど」
オウム返し:「うれしかったんだね」「行き詰っているんですね」
「それは困ったね」と相手の言葉を繰り返す
促し:「それから・・・」「それで・・・」「どうなりましたか・・・」
要約:「話をまとめると・・ということでしょうか?」
安心安全
信頼関係
「苦しみ、悲しみは分かち合えば半分になり、喜び、楽しさは分かち合えば倍になる!」
「同感」:自分が相手と同じ感想や意見を持っている
「わかります!私の場合も・・・・」(自分の価値判断が含まれる)
「同情」:「大変ね」という相手の不幸や苦しみに対する憐み
「共感」:相手の立場になって事情や感情を共有する
(自分の価値判断が含まれない)
相手の立場に立って考え、感じること。相手の事情・状況の中で、相手の感情を理解しようとする。「自分だったらこうする」ではなく、「相手がどう感じているのか」が重要。
共感
コミュニケーション(傾聴・共感)ゲーム
<注意点>
①「父母の心情 僕の体」になって傾聴する。(興味・関心持つ)
②事情・いきさつなどの「形状」だけでなく、「その時、どんな気持ちでした?」など気持ち「性相」も傾聴する。
③同感(自分の価値観で聞く)のではなく、「共感」(相手の立場になって、相手の気持ちに寄り添う)して傾聴する。「そうですね、私も同じで・・・・ですよ」という反応を多用する人は、同感で聞いている可能性が高い。
2人1組になって「牧会者と食口」の役割で下記の質問から対話をしましょう。
「最近、気になっていることはありますか?(願い・悩み・関心など)」 ・・・・・