1 of 16

ガレージ・バイオベンチャー

Singularity University GSP

各モジュール要約シリーズ

「バイオ」①

2018.01.06 1.10版

2 of 16

「ガレージ・バイオベンチャー」とは?

「大学でも大企業でもない、個人から始まるバイオベンチャー」

オープンソースのバイオリアクター

個人宅に実験設備を整える

実験機材を共同購入、共同利用

コミュニティー

Garage-Biotech Startups

3 of 16

DIYバイオ、ガレージ・バイオベンチャー事例

SOS Venturesが主導するガレージバイオベンチャー用アクセラレータ

卒業生の純肉ベンチャーは2017.08に$14Mを調達

色々なガレージ・バイオベンチャーが「卒業」

4 of 16

「ムーアの法則」

指数関数的な性能向上

指数関数的な価格低下

5 of 16

コンピューターの低価格化による「ビッグバン」

ムーアの法則(コンピューターの低価格化)

⇒Steve JobsやBill Gatesのような起業家が登場

Apple, Microsoftに始まり、Oracle, CiscoからFacebook, Googleに至るまで、巨大な「ソフトウェア産業」が発生

6 of 16

バイオでも起きている「ムーアの法則」的なもの

DNA配列決定コスト

DNA合成コスト

7 of 16

DNA配列決定コスト低下で起きた「ビッグバン」

何百何千社ものバイオベンチャーが創業、数多くのサービスが生まれている

8 of 16

個人でもバイオで色々なことができるように

オープンソースのDIYバイオ機材一式:

個人でも安価に購入・製作・運用が可能

個人も利用可能なバイオ実験室(FabCafe東京(渋谷)、MTRL)

9 of 16

バイオでの次の「ビッグバン」

DNA配列決定コスト

DNA合成コスト

10 of 16

DNAを自由に書けるようになったら?

薬用ウイルスのDIY合成

恐竜の復活

家のかたちに育つ木をDNAで設計

「生き物の設計」

11 of 16

細胞培養も安くなる

DIYバイオ・

バイオハック

12 of 16

カメレオンや蛍の細胞でできたテレビ

「なまものづくり」

自作サイボーグ部品

細胞を自己増殖する素材として利用

絶滅動物の肉

13 of 16

大勢で色々試してイノベーション

バイオ領域で「できること」がビッグバン的に増加

⇒数では少ない大企業や大学が取り組むだけでは

圧倒的に試行数が足りず、まったく追いつけない。

⇒何万人何十万人で新技術や新製品を色々と試す。

(有象無象のガレージ・バイオベンチャー)

※「とにかく世に出して試す」はRapid Prototypingとも言える

「大衆創業、万衆創新」

という中国の参考事例

14 of 16

HACK⇒MAKE⇒BIO: 実は使い古された方法論

大企業化

資本主義の暴走

やべぇ、分散化できない?

15 of 16

純肉プロジェクト:詳細はこちら

http://shojinmeat.com | info@shojinmeat.com

本件に関する講演料等は研究開発に充てられます。

※火星の純肉培養工場のイメージ

16 of 16

更新履歴

2017.9.24 1.00 初版

2017.10.06 1.01 細胞培養追加

2018.01.06 1.10 内容の整理