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徳のある人・ない人

こころを豊かにする財産運用

徳のある人・ない人

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Flower arrangement

  • Yathāpi puppharāsimhā, kayirā mālāguṇe bahū;

Evaṃ jātena maccena, kattabbaṃ kusalaṃ bahuṃ.

  • (Dhammapada 53)
  • 花の山から、人は花を選んで美しい花輪を作る。そのように生まれて来た人間は沢山善行為をするべきです。
  • 花を生ける人のように人は自分の人生をアレンジするべきですという意味です。

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Producer of life

  • 人生は自分が思う通りには進みません。
  • 業というプロデューサー(制作者)がいます。
  • Director(監督)が盲目の感情です。
  • 思考と妄想が監督の助手です。
  • 仏教はこの仕組みは苦の循環として観ています。
  • 監督として理性と知恵を使うように推薦します。
  • これは、幸福の道です。

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人は多様です�Variety of human life

平等であるはずの人間は現実的にそうではありません。それについて経典から学びましょう

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人間の優劣はなぜ?

  • Majjhima nikāya, Upari paṇṇāsaka, Vibhaṅga vagga, sutta No.5, Cūḷakammavibhaṅgasuttaṃ
  • 質問者:Subha Todeyyaputta
  • 問:Ko nu kho, bho gotama, hetu ko paccayo yena manussānaṃyeva sataṃ manussabhūtānaṃ dissanti hīnappaṇītatā?
  • 人間であるにもかかわらず、なぜ、人間の間で優劣があるのでしょうか?

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人間の優劣はなぜ?

  • Dissanti hi, bho gotama, manussā appāyukā, dissanti dīghāyukā; dissanti bavhābādhā , dissanti appābādhā; dissanti dubbaṇṇā, dissanti vaṇṇavanto; dissanti appesakkhā, dissanti mahesakkhā; dissanti appabhogā, dissanti mahābhogā; dissanti nīcakulīnā, dissanti uccākulīnā; dissanti duppaññā, dissanti paññavanto .
  • 人間の間で①短命の人、②長寿、③病弱、④健康な人、⑤見苦しい人⑥美しい人、⑦惨めな人、⑧威力がある人、⑨貧困、⑩富豪、⑪卑しいカーストの人⑫優れたカーストの人⑬無知な人⑭知者がいるのです。

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お釈迦様の答え

業は生命のプロデューサーです。

生命の優劣は業によるものです。

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業は生命の区別を行います

  •  Kammaṃ satte vibhajati yadidaṃ; hīnappaṇītatāyāti.
  • 業が生命の優劣という区別を行うのです。
  • ①短命-殺生の業
  • 命に対して哀れみがなく、残酷で、血にまみれた手を持ち、人は殺生します。その業によって、死後、地獄に、不幸に陥ります。もしも、人間で生まれらならば、短命になります。
  • ②長寿-不殺生の業: 一切の生命に対して慈しみを抱き、殺生をしない人は、死後、天国に生まれる。人間として生まれた場合は、長寿になります。

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病弱・健康

  • ③病弱 - 生命を虐める、害を与える業
  • 人は、手、石、棒、刃物などで、生命に害を与えることをします。この性格の人は、死後、地獄に、不幸に陥ります。もしも、人間として生まれることがあっても、病弱になります。
  • ④健康 - 生命に優しい人、害を与えない人
  • このような性格であるならば、死後、天国に生まれる。人間にもどる場合は長寿になります。

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美しく生まれる秘訣

  • ⑤見苦しい人 - 怒りっぽい、恨みを持つ
  • 僅かなことであっても、激怒する。自分の怒りを他人にぶつける。このような性格の人は、人間として生まれる場合は、見苦しい身体を持つのです。
  • 美しい人 - 怒らない、恨みを持たないという業
  • 派手に、沢山のことを言われても、怒らない、恨みを持たない、嫌な気持ちにならない性格が美しい身体で生まれる業です。

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嫉妬すると惨めになる

  • ⑦惨めな人 - 嫉妬の業
  • 他人の幸福、財産、名誉、などに対して嫌な気持ちになって、嫉妬を抱く性格の人は死後、地獄に陥る。人間に生まれることがあっても、惨めな生き方になる。(appesakkha)
  • ⑧威力がある人 - 他人の幸福に嫉妬しない業
  • 他人の富、名誉などに嫉妬の気持ちが起こらない性格の人は人間に生まれる時は威力のある人になります。(mahesakkha)

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貧困と富豪

  • ⑨貧困 - 物惜しみの業
  • 沙門、バラモン達に、(出家修行者)に食べるもの、飲み物、衣、住む場所、薬などのその他を施しをしない性格の人は貧困に生まれる業をしているのです。
  • ⑩富豪 - 施しの業
  • 施しを好む人は死後天国に生まれます。人間として生まれる時は、富豪になります。

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社会的地位

  • ⑪卑しいカーストの人 - 頑固・傲慢尊敬をするべき人を尊敬しない。礼をするべき人に礼をしない。敬意をするべき人に敬意をしない。このような性格である人は、人間として生まれる時、社会的な低い立場の人間になるのです。
  • ⑫優れたカーストの人 - 柔和で、高慢ではない性格
  • 柔軟な性格で、高慢ではない人は、人間として生まれる場合は、高貴な生まれになります。

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無知と知者の区別

  • ⑬無知な人 - 真理・道徳を学ばない修行者、心を清らかにしている人々を訪ねて、善はなに?悪は何?何をしてはならない?なにをするべきですか?死後幸福になるためにどうすれば良い?などを訪わない、学ばない人は、人間として生まれる場合は愚者になります。
  • ⑭知者 - 真理・道徳を学ぶという業
  • 俗世間的な知識はこの世に限ります。どこに生まれても智慧のある人になりたければ、あえて正しい生き方を学ぶべきです。

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経典の結論

  •  Kammassakā, māṇava, sattā kammadāyādā kammayonī kammabandhū kammappaṭisaraṇā. Kammaṃ satte vibhajati yadidaṃ – hīnappaṇītatāyā’’ti.
  • 生命の生き方によって、性格によって、差が生じるのです。
  • 生命の差を業が決める。生命は業を相続する。業に依って生まれる。業を遺伝する。業に頼っているのです。
  • 生命の優劣は業が決めるのです。

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自分の人生を自分でプログラミングする

理性に監督を頼む

業であるプロデューサーは変えられません

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私たちはどうなる?

  • この経典に取りあげているのは極端な例です。
  • 極端な性格を持っている人々はそれほど一般の社会でみられません。
  • 私たちの性格は善と悪が混じったものです。
  • 善の力が多いひとも、悪の力が多い人もいます。
  • 我々の人生は総合結果で構成されているようです。
  • 極端に不幸なひとも、極端に幸福な人もいません。

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性格は決まったものではない

  • 過去は変えません。
  • 今の人生の状態を素直に受け止めた方がよいのです。
  • 神に、仏に、親に、社会に、仲間に不平不満を投げても更に悪業をすることになります。
  • しかし、一切の現象は無常です。性格も無常です。
  • 業も変えられるもので、運命・定め・決定ではありません。

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これからの人生は変えられます。

  • 悪業を善業に変換することは、不可能です。
  • 善行為を沢山行うことで、悪業の力は弱くなります。薄める作業です。
  • 断言的に人は善行為をするべきです。
  • 感情で悪を犯していい訳するのではありません。
  • 繰り返し、善を行うことで、それが自分の性格になります。

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人生を変えるプログラム

  • 十善と十悪があります。
  • 苦労してでも、十善を行います。
  • 布施・戒・瞑想という三つのステップもあります。
  • 五戒を護るならば過去の悪業の一部は実るチャンスを失います。
  • 慈しみを実践すると、更に過去の悪業がチャンスを失います。
  • Vipassanā実践で、悪業の力が弱くなり、悟りに達することで消えます。

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最後に

  • 解脱に達しても肉体は過去の業がつくったので、それなりの結果を受けなくてはならないのです。
  • 寿命、幸不幸、死などは業の管轄で変えることはできません。
  • 解脱者は将来の善・悪業の力を無にします。
  • 業を変えることができても、リミットも理解しましょう。
  • 黒人は白人になりません。身体障害を持って生まれたら、それは変えられませんが、様々な工夫で楽に生きることも、幸福になることもできます。

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三宝のご加護がありますように

ご静聴を感謝いたします

生きとし生けるものが幸せでありますように

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