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ノーコードアプリ開発プラットフォーム

「AppSheet」入門編

2024年7月27日(土)

中島 秀斗

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自己紹介

株式会社eftax IoT推進事業部 セールスエンジニア

これまでの担当業務:

  1. 大阪府産業創造館にてAppSheet関連のDXセミナー担当
  2. GUIツールでの機械学習モデル構築、導入支援
  3. マーケティング用ダッシュボード作成

【略歴】

大学卒業後、事業会社にて営業・在庫管理等に従事。

株式会社eftaxへの転職後、主にセミナー業務、データ分析業務を経験。

セミナー業務においては、IoT勉強会やAppSheetセミナーを担当。

データ分析業務においては、GUIツールでの異常検知モデルやマーケティング用ダッシュボードの作成に従事。

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本LTの内容

    • 目的

:Google社が提供するアプリ開発プラットフォーム「AppSheet」について理解を深めて頂く事。

    • 手段

:ライトニングトークでの概要説明

    • 成果

:AppSheetの概要説明や実例を理解いただき、どのようなことができるかのイメージを皆様に持って頂くこと。

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AppSheetについて

AppSheetとは?

  • 開発経験が無い人でも高機能なアプリを作れるGoogle社が提供しているサービスの一つです。
  • AppSheet: コード不要のアプリ開発 | Google Cloud

注目されている背景

  • 近年、日本では業務効率化ツール(例:kintone、salesforce)を導入する企業が増えています。一方で、その高度なツールを使いこなし、機能を作成するためにはそのサービスを使いこなすエンジニアが必要です。
  • AppSheetでは現場作業員などの非エンジニアノーコードでアプリを作成することが可能です。そのため、現場の使用感にフィットしたアプリを自作できるため、注目が集まっています。

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ノーコード・ローコードに関して

一般的に、アプリケーション開発はコンピュータで処理する内容を記述したソースコードを使用して開発を行います。

一方で、今回のようにソースコードを書かない開発を「ノーコード」と言います。また、必要最小限のソースコードに抑えて開発を行う場合は「ローコード」と言います。

ノーコードによる開発のメリット

  • 開発期間の短縮
    • アプリケーションや基幹システムの開発を行う上で、最も時間を割く工程である開発フェーズの時間短縮を図れます。
  • アプリケーションやシステムの品質を担保
    • ソースコードを人間が記述する開発方法では、開発環境の差異やプログラミングのミスによって、品質を低下させることに繋がります。
    • しかし、ノーコード・ローコードであればソースコードの大部分を自動的に生成するため、人為的なミスを低減することが可能であり、これによりアプリケーションやシステムの品質を高められる場合がございます。

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AppSheetの特徴・機能

AppSheetの特徴としては以下の3つが挙げられます。

主な特徴は以下の通りです。

  • ノーコード開発
    • コードを書くことなくスピーディにアプリケーションをデザインできます。
  • データソースとの連携
    • Google SpreadSheet、BigQueryといったGoogleサービスやExcel、SQLデータベースなど、さまざまなデータソースと直接連携してアプリを開発することができます。
  • マルチデバイス対応
    • 作成したアプリは、iOS、Android、ウェブブラウザで動作します。

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Googleサービスとの連携

AppSheetはほかのGoogle サービス(スプレッドシート、BigQuery、LookerStudio)との連携が可能です。

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BigQuery

:データ保管

SpreadSheet

:データ保管

LookerStudio

:データ可視化

Enterprise版

(有償版)のみ

データベースからデータを取り込む

ダッシュボードへの反映可能

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AppSheetの得意なこと

ノーコードでアプリ開発を行えるAppSheetですが、得意分野がございます。

得意なこと/特徴

  • マルチデバイス対応であり、端末を問わずアプリにアクセスすることが出来ます。
  • AppSheet内に標準搭載している機能が豊富なため、スピーディにアプリを作成出来ます。
  • ノーコードである為、プロトタイプ作成〜トライアル導入の工程をスピード感をもって進めることが出来ます。

  • 標準搭載機能の例は以下の通りです。
    • QRコード、バーコード、OCR読み込み
    • 自動メール送信
    • 請求書など帳票類作成

*なお、他にも機能はございます。 

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AppSheetの苦手なこと

ノーコードでアプリ開発を行えるAppSheetですが、苦手分野がございます。

苦手分野

  • 大容量データの取り扱い
    • 大量データ(例:SpreadSheetを10万行以上)を使用すると集計や読み込みに時間がかかり、使いづらくなります。
  • UIの自由度の低さ
    • ボタンの配置やデザインを全て自由に決めることは難しいです。
  • 一般向けアプリの開発が難しい点
    • 見た目などにこだわったおしゃれなアプリは作れません。
    • AppSheetは社内DX化のための業務用アプリを作成するためのサービスのため、業務用として使用することを想定して頂ければと思います。

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有料プラン/無料プランについて

AppSheetには有料プランと無料プランがあり、プランによって機能が異なります。

大きな違いとして、有料プランの場合ですと、他メンバーへの展開(デプロイ)ができるようになります。

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*開発のみである場合や少人数での使用であれば無料版でも問題ないと思います。

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項目

無料版

有料版

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想定利用シーン

個人利用

業務用利用

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ユーザー数

自分一人のみ

複数ユーザー利用

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段階

開発、テスト、�10人まで共有可能

無料版に加えて、デプロイ(展開)

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機能制限

あり

基本なし

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事例紹介

AppSheetを扱った案件事例をご紹介いたします。

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対象部署

課題

打ち手

  • 設置工事事業を担当する部署
  • 工事完了現場を撮影することとなっているが、写真ファイルと完了報告書が別ファイルであり、担当部長の確認作業が煩雑な点。
  • 完了現場を撮影した写真をExcelに添付するため、手間がかかり、写真の確認もしづらい点

AppSheetにて簡易的な工事報告アプリを作成し、以下の達成を目指した。

  • 工事完了現場を撮影した写真と工事報告書を紐づけ、確認時間を短縮する。
  • AppSheet内で写真を保存するため、管理・検索・確認を容易にする。

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事例紹介

顧客からの提案に対してのコメントやAppSheetの使用感は以下の通りです。

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備考

  • 経済産業省主催の地域協業プロジェクト「マナビDX」にて使用。
  • プロジェクト期間が短く、開発期間は実質1カ月程度。

使用感

  • 成果物をすぐに作れたことで、アプリを使った課題解決に向けた話を進められた。
  • プログラムを組まずに作れるため、まずはデモアプリを作り客先と壁打ちをしてアプリ開発を進められ、成果物イメージのズレが少なかった。

結果

顧客から以下のコメントを頂いた。

  • 工事番号とその現場の写真が紐づいて一覧になる為、一目で見やすい。
  • 写真の解像度が高く、タブレットやPCでの確認もしやすい。

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AppSheet作成手順

SpreadSheetからAppSheetのアプリの作成手順をご紹介いたします。

  1. 以下の赤矢印に沿って、AppSheetを立ち上げます。
  2. 元データ:報告書

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AppSheetの登録のデモンストレーション

スプレッドシート「報告書」を基にしたAppSheetアプリは以下の通りです。

https://www.appsheet.com/Template/AppDef?appName=報告アプリ_撤去用-229343233&utm_source=share_app_link

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図:AppSheetの登録画面

・必要なデータを入力することでAppSheet内に登録することができます。

図:登録したデータの確認

・登録したデータのレコードをクリックすることで、登録内容を確認することができます。

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最後に

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今回の実例説明やデモンストレーションによって活用イメージなどを持っていただけましたら幸いです。

是非お試しいただき、皆様の業務効率化に役立てて頂ければと思います。

ご清聴ありがとうございました。