③)
防災 × SDGs 原体験から始まった3つの実践
~防災行動は、日常の関係性から生まれる~
江戸川大学 社会学部 現代社会学科 3年 小島 啓翔
背景
内容【比較実践分析】
まとめ
🟢 課題③ 行政に依存し、自助・共助が弱い構造
🔵 課題① 知識はあるが行動につながらない防災教育
🟠 課題② 危機意識があっても行動が変わらない問題
実践A:カンボジア(課題🟠 ②・🟢 ③)
実践B:台湾 慈済(課題🔵①・🟢 ③)
実践C:流山防災まちづくりプロジェクト
(課題🔵①・🟠 ②・🟢 ③)
実践A:カンボジア(課題🟠 ②・🟢 ③)
【現場】 カンボジア カンポット県 (農村部)
【災害時の具体行動】スコールによる浸水時、周囲の複数
世帯と協力し、避難や復旧活動を行った経験
【ポイント】 日常的な助け合い
【学び】 防災行動を生むのは、知識より日常的な
関係性である
実践B:台湾 慈済(課題🔵①・🟢 ③)
【現場】 台湾の民間ボランティア団体・慈済
【ポイント】 民間主体による迅速な避難所支援
【学び】 行政依存を補完する民間の仕組みは災害
関連死の抑制に関係する可能性がある
実践C:流山防災まちづくりプロジェクト
NBMP Nagareyama Bousai Machizukuri Project
(課題🔵①・🟠 ②・🟢 ③)
【流山の社会的特徴】
出典:流山市役所「常住人口の推移」(2025年)、2025年10月9日時点
【現場】 人口増加と移住者が多い都市部(流山)
【ポイント】顔の見えない関係性が生まれやすい社会構造
【学び】 関心とつながりが弱い単身者ほど、防災行動が
起きにくい
防災に関心がある
防災に関心がない
地域とつながりがある
地域とつながりがない
カンボジア
日常的な助け合い
台湾
民間主体の仕組み
流山市
※防災・地域ともに関心の弱い層
●カンボジア=「つながりが強い」
■台湾(慈済)=「民間の仕組み」
▲流山=「両方に弱い地域構造」
防災行動は、知識ではなく関係性と仕組みによって生まれる。�都市部の「両方に弱い地域構造」には、自助・共助を軸とした新たな防災の形が必要である。
「キーワード」:�自助/共助/公助、行動変容、災害関連死
SDGsとの接続
・SDGs11 住み続けられるまちづくり
・SDGs3 すべての人に健康と福祉(災害関連死)
図:防災関心と地域関係性による災害発生時の危険性の傾向整理