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印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

印画には全て本人直筆サイン入り

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印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

表面は本人直筆サイン入り

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10

【TITLE】

僕の作った雪だるま

【CAPTION】

『セツブンソウを描こう!』

というテーマで描いた絵になります。

僕は絵に実際の植物を入れるのが好きなのですが、このセツブンソウがとても好きでいつか絵に描きたいと思っていました。この植物の花期は2~4月、2月は雪も多いので雪景色の中にこの植物を入れるイメージがふわっと浮かびました。

絵はコケダマちゃんが雪降る日に雪だるまを作る風景です。雪だるまもコケダマちゃんサイズなので、帽子がドングリの帽子だったり目が小さい木の実だったりとサイズ感も工夫しています。周囲には同じく好きなモチーフのスズメを入れ寒い中でも楽しそうな風景を目指しました。

【DRAW】

2021.12.26 GENGA No.0962

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

1

一覧へ戻る)TAKAOINGA No.

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11

2

【TITLE】

かけっこ競争

【CAPTION】

『年賀状を描こう!』

というテーマで描いた絵になります。

この絵は毎年作る年賀状のために今回も当時の来年の干支『虎』を描くことにしました。通常僕は紙を縦長の向きで描く事が多いのですが、このように動物で走る姿の場合は縦長だと画面に収めるために自然と小さいシルエットになってしまうので、大胆な描写を重視し横長の向きで描いています

絵はコケダマちゃん達と虎が追いかけっこするシーンです。キャラ設定としてはタネ(耳が長い白いモフモフ)がすばしっこいので先頭に、ポルチ(青い蝶)は普通の蝶なので一番遅く後方にいます。駆け抜ける印象をクローバーの舞う見た目で表現し全体的にも躍動感のある印象を目指しました。

【DRAW】

2021.12.26 GENGA No.0962

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

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12

【TITLE】

君にプレゼント

【CAPTION】

『ニホントカゲを描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

皆さんも一度は見た事があるのではないでしょうか?尾がとても綺麗な青のトカゲを。自宅の庭で時々みかけるこのトカゲ、普通はすぐこちらに気づいて逃げてしまいますが、時々気づかれずじっくり観察できる事があります。見るとお腹から尻尾先端にかけてグラデーションがかかって凄く綺麗なんですよね。この見た目は是非絵に描きたい!と思いこの絵は生まれました。尾の色もそうですが体表面の鱗もかなり気合を入れて描いています。

絵はこのトカゲが四つ葉のクローバーを探してタネちゃんにプレゼントする、という内容です。トカゲの頭の上にコケダマちゃんがいるのできっと一緒に探しにいったんですよね^^

【DRAW】

2021.12.2 GENGA No.0959

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

3

TAKAOINGA No.

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13

【TITLE】

浮島

【CAPTION】

『たくさんの木々を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

僕は木や森を描くのが好きです。これは昔アニメーション業界で『アニメーションの背景を描く仕事』に就いていた事が大きな理由になっています。森や木々は描く事自体は難しいのですが一方で描いていて楽しいモチーフでもあるのです。

今回の絵は空中に浮かぶ自然に還りつつある廃墟を描きました。このような背景は世界観の中でどのような立ち位置の存在か、そしてどんな人がその場所を使っていたかを想像してデザインすると絵としても説得力のある見た目が描ける気がしています。

建物の煙突に巣を作るドラゴンの様な生き物も、その想像の中で浮かんできたモチーフなのですが、このドラゴンを入れた事でより絵の説得力やその世界観がいっきに広がったのが印象的な絵となりました。

【DRAW】

2021.6.28 GENGA No.092323

FRONT BACK/KOBANASHI

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

4

TAKAOINGA No.

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14

【TITLE】

ジーっと見ている

【CAPTION】

『たくさんの野鳥を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

皆さんは『混群』という言葉を知っていますか?

これは複数違う種類の野鳥が一緒に行動を共にする意味の言葉ですが、これは一般的な自然の風景の中でもよく目にできるシチュエーションだったりします。

今回描いた野鳥は上から順にシジュウカラ、コゲラ、エナガ、メジロです。鳥の各サイズは実際の大きさを参考に揃えて描いたデザインとなっています。この4種は比較的どの場所でも目にする事ができますが、実際にじっくり見てみると色んな色や造形になっていて描いていて非常に楽しかったです。

今回の絵では枝にちょこんと座るコケダマちゃん達、そして通りすがりの混群の野鳥達がその枝にとまったその一瞬をイメージして描きました。実際にこんな風景を目撃したら趣味が野鳥撮影の僕ならカメラで1000枚くらいはシャッターを切りそうですw

【DRAW】

2021.10.28 GENGA No.0952

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

5

TAKAOINGA No.

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15

【TITLE】

スズメで暖をとる

【CAPTION】

『スズメのふわふわの羽毛を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

スズメは冬のように寒い季節になると、自身の羽と羽の隙間に空気を入れて体温が下がらない様に調整します。ですので冬は基本的にスズメはふっくらしています。これが本当に可愛いのです!

今回の絵はそんなふっくたしたスズメの羽毛に包まれるコケダマちゃんがイメージに浮かんだので早速この絵を描いてみました。横でタネちゃんが少し嫌そうな?目線を奥っていますが...きっとコケダマちゃんは暖かさを確保できてご満悦のはずです。

植物には実際に存在する植物『アカツメクサ』を入れています。一般的に良く見る『シロツメクサ』との色違い?というところでしょうか。絵を描きながら実際の植物の名前も覚える事ができとても有意義な気持ちになっています。

【DRAW】

2021.11.27 GENGA No.0957

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

6

TAKAOINGA No.

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【TITLE】

雨粒の向こう側

【CAPTION】

『カエルを描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

とてもシンプルなテーマです。ですが今まで線画主体の絵しか描いていなかったので、カラーのカエルを描くのはほぼ初めて?だったかもしれません。

絵はコケダマちゃんがカエルの頭の上に立ちじっくり雨粒を覗くシーンを描いています。通常であればこんなシーンはカメラの連射でも撮れなそうですがそれを表現できるのが絵の良いところですね。

実際にカエルの見た目を画像資料で探してみると思った以上に体表面にディティールがあり、驚きと発見を噛みしめながらこの絵を描きました。日頃見た事ある存在も、より意識を寄せてその存在を見る事って実はとても重要なのかもしれません。

【DRAW】

2021.12.8 GENGA No.0960

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

7

TAKAOINGA No.

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17

【TITLE】

あの声が聴こえる

【CAPTION】

『海の様々な生き物を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

当初クジラをメインに描こう思い資料を探していました。その資料探しの途中に海亀の画像に出会い、その造形の魅力的な印象からすぐに海亀をメインとした絵に切り替えています。

今回一番なやんだのは『構図』です。一般的に僕は紙を縦にして絵を描くのですが、クジラの様な横に長いモチーフの場合は通常そのまま入れてしまうと小さなクジラになってしまいモチーフとしての迫力が出ません。ですので今回は配置にアイデアが必要でした。

結果、海亀を手前で大胆に配置、奥に切られたフレームにはクジラをめいいっぱい入れる事で画面前後のメリハリを付ける内容としました。特に奥の画面の切れ方に逆らうように海亀を配置する案は個人的にとても気に入った見た目となりました。

【DRAW】

2021.10.23 GENGA No.0950

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

8

TAKAOINGA No.

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【TITLE】

喜ばれる存在

【CAPTION】

『縁起の良い絵を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

ごらんの通り『一富士二鷹三茄子』の絵になります。この絵はまさに正月に描いた絵になるのですが、今年も気合を入れて色々な絵を描くぞ!という意気込みと共に取り組んだ絵となります。

絵は富士を背景に空中にモチーフが浮く構図のため、レイアウトの段階からやや試行錯誤した内容となりました。特にこのような構図の場合手前の絵のシルエットが明確に表現できないと『画面としての前後感が曖昧』な印象となりパッと見の印象が散漫になるのです。

個人的な考えですが、絵の魅力はほぼ構図にあると思っていまして、実はこの絵は何度も構図をやり直した絵だったりもします。絵って本当に奥が深いですね><

【DRAW】

2022.1.1 GENGA No.0963

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

9

TAKAOINGA No.

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【TITLE】

タネについていく

【CAPTION】

『コケダマちゃん的けもの道』

というテーマで描いた絵になります。

自然界の動物が定期的に移動に使う道、それが『けもの道』ですが、コケダマちゃんのような世界にも『小さい生物のけもの道』があったら楽しいな。と思って描いた絵になります。

厳密に考えると小さい生物は体重が少ないので、地形が変化するほどの道は出来ないかもしれませんが...そういう事を考えて、そして結果形にもできる『絵』って素敵ですよね。

今回の絵は一面クローバーの茂る草原の『けもの道』を通るコケダマちゃん達を描いています。時々思うのですが、こういう小さい生物目線の森の移動風景があったら是非見てみたいですね。本当に蟻とか小さい生物の目線で一日の行動をLIVE配信するような映像があったら凄く面白そうだなぁ~。

【DRAW】

2021.11.14 GENGA No.0955

FRONT

BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

10

TAKAOINGA No.

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【TITLE】

タネは考える

【CAPTION】

『実際の植物をしっかり描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

今回描いた植物は『ワレモコウ』という多年草の植物です。

コケダマちゃんの世界では度々実際の植物を絵に入れます。やはり実際の植物を入れると絵にリアリティも出ますし、なによりコケダマちゃんのサイズ感をリアルに感じる事ができるのが良いですね。そして改めてじっくり植物の造形を観察すると学びも多く非常に楽しい絵の時間となっています。

絵ではタネちゃんがミツバチをジッと見つめています。キャラ設定でタネちゃんは何でも観察するのが好きな子なので、いつも気になる物を見つけるとじっくり見つめ続けるのです。

見つめる相手はミツバチなんですが...たしかに足に花粉の団子も付けてるし、人間だって気になる存在ですよね。それにしても器用に丸めるなぁ~とかタネちゃんも思ってるかもしれませんね^^

【DRAW】

2022.2.5 GENGA No.0972

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

鳥の移動ペース

【CAPTION】

『ドラゴンと鳥を並べた絵』

というテーマで描いた絵になります。

手前には渡り鳥の『カナダガン』を描いています。

この絵は事前にオーダを頂いて描いた絵なのですが、その際のお題は『ドラゴンと鳥が仲良く飛んでいる風景』でした。

なかなかの難題だな...と瞬間思いましたが絵描きは難題にはワクワクするものです。並んで飛ぶ鳥を資料として探していた時にこの鳥を見つけました。渡り鳥である事でドラゴンと並べた時の説得力や、そこから生まれる世界観の広がりを表現できそうだと確信しこのカナダガンを絵に入れる事を決めたのです。

絵ではドラゴンが並走するように鳥と並んで飛んでいますが、おそらくドラゴンの方がかなり飛ぶスピードが早いはずなので鳥のペースに合わせながら少しぎこちなく?ゆっくり飛ぶ姿を想像して描きました。

【DRAW】

2021.12.26 GENGA No.0962

FRONT

BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

12

TAKAOINGA No.

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13

【TITLE】

水面のタナゴ

【CAPTION】

『難しいカワセミをしっかり描きたい!』

という思いからデザインした絵になります。

自分の絵のスタイルとして絵の製作工程は

①0.5㎜ボールペンで絵の線画を一発描き

②不透明水彩でアナログの着色

となり、各工程で基本やり直しができません。しかもカワセミのように羽の形状が複雑だったり、またその色が複雑だったりするとその内容を正確に描写するためには『正確な線画』が必要になります。今回はまさにその『正確な線画』を達成すべく難しいカワセミをしっかり描こう!というのがテーマとなりました。

絵はカワセミの狩りにコケダマちゃん達も同行しあわよくば自分達も狩りができないかチャレンジしている風景です。コケダマちゃん達にしてみれば小魚も大魚。カワセミのように狩りをするにはハードルが高い?様ですね><

【DRAW】

2022.1.21 GENGA No.0970

一覧へ戻る)TAKAOINGA No.

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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14

【TITLE】

百合の転生

【CAPTION】

『百合とドラゴンを掛け合わせた絵を描きたい!』

という思いからデザインした絵になります。

元々植物である『百合』の斑点の模様がどこか生物的だな...と思っていた事が一つのキッカケでもあるのですが、せっかく絵に描くなら好きなモチーフである『ドラゴン』と掛け合わせたらどんな絵になるだろう?と考えこの絵を描きました。

よく『擬人化』という言葉を耳にしますが、百合の擬人化的なイメージで百合の特徴を生物であるドラゴンに置き換えながらデザインしています。

絵柄的に一発描きのためこのようなシルエットが特徴的な絵は非常に頭を使うので、冒頭線画制作ではかなり頭をかかえて描いています。

【DRAW】

2021.9.26 GENGA No.0944

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

春に向かう

【CAPTION】

『春に向かう雰囲気の絵が描きたい!』

という思いからデザインした絵になります。

地面はまだこげ茶の枯れ葉や枝が多いのですが、よく見ると春に見る事のできる『フキノトウ』が生えおり、春がしっかり近づいている雰囲気を演出しています。

カラスは一見全体が黒いのですがよく見ると美しい羽のシルエット、その羽の中に色々な色が存在しその雰囲気を是非表現したい!という気持ちからこの絵を描くことになりました。

よく見るとカラスとコケダマちゃんの足がシンクロしているのですが、これは春に向かって思わずテンションが高くなり行進の足が高めに上がっている、という設定だったりします。

【DRAW】

2022.2.1 GENGA No.0971

FRONT

BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

15

TAKAOINGA No.

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16

【TITLE】

タネちゃんの視線

【CAPTION】

『日頃見かけるこの植物を描いてみたい!』

という思いからデザインした絵になります。

最近よく実際の植物を描くのですが、その度にその造形に惚れ惚れしながら描いています。今回は日頃道端でもよく見るこの植物を描こうと思ったのですが、その時は名前を知らず後にネットで調べて驚きました。なんというネーミングなのでしょう。詳しくは描きませんがたしかにタネは見た目が似ているかもしれませんが...なかなかのネーミングセンスに脱帽ですw

絵はこの植物の葉にちょこんと座るコケダマちゃん、そしてこっそりその葉の裏側からコケダマちゃんを観察する『タネ』を描いています。タネちゃんは観察する事が大好きでいつも何かしら見つめてはじっくり観察をするキャラクターなんです。

【DRAW】

2022.2.5 GENGA No.0972

FRONT BACK/MAKING

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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17

【TITLE】

見かけた珍しい気泡

【CAPTION】

『新しい絵具で海を描く』

というテーマで描いた絵です。

実は少し前から新しい絵具に変えて描いています。この絵具は前に使っていた絵具よりも発色が良く、また『濃い黒』が出る優秀な絵具です。実は前まで時々描いていた海をモチーフにした絵では、今回の絵具の特徴である『発色』と『濃い黒』がやや不足していたため、かなり工夫をして画面の明るさを考えながら描き上げる必要がありました。ですので、新しい絵具になったら是非早めに海を描いてその雰囲気を見てみたい!と思っていたのです。

今回の絵はピカ爺の力を借り、気泡の中に包まれるようにして海遊散歩を楽しむコケダマちゃん達を描いています。奥で黄色く光っているのがピカ爺です。そして、その不思議な気泡に気づくクジラを描いています。このクジラ、しっかりコケダマちゃんの気泡に目が向いている様に描いているんですよ~。

【DRAW】

2022.2.15 GENGA No.0973

TAKAOINGA No.

ピカ爺▶

FRONT

BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

▲表面は本人直筆サイン入り

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18

【TITLE】

黄色の森と春の風

【CAPTION】

『春を描く』

というテーマで描いた絵です。

ある日土手沿いを散歩していると菜の花が咲いていました。

まだ量こそ少ないものの、発色美しく黄色の花が咲いています。『これだ!』って思いました。次の絵のモチーフは菜の花にしようとその土手で決めました。

最近は頭の片隅に常に絵のモチーフを探している気がしています。ふと見かけた風景がどれも美しく感じ、どれも絵にしてみたいと思う様になりました。これは昔よりも一日に描く絵の時間が増えているのが理由な気がしています。とても幸せな事ですね。ちょうどこの絵を描き始めた頃にロシアとウクライナの戦争が始まってしまいました...。この絵を描きながら偶然ウクライナの国旗のカラーにも似ている事から何だか色々な事を感じながらその思いも込めて絵を製作していきました。

【DRAW】

2022.3.5 GENGA No.0975

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

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19

【TITLE】

カタツムリの話を聞く

【CAPTION】

『青いカエルを描きたい!』

というテーマで描いた絵です。

前々からモチーフとして『カエル』が好きなので線画絵ではよく描いていました。

ちなみに線画絵はちろんカラーではないため、カエルの色は一般的な緑色をイメージして描いています。今回はカラー絵となるので改めてカエルの資料を探していると体が青色のカエルに目が止まりました。見た瞬間の感動と嬉しさからこの絵を描く事を決めました。

今回の絵は通常よりやや塗りが厚めです。僕は元々薄く色を置きつつ何度も重ね塗りをするのですが、今回はより重ね塗りをし全体としても複雑な色に調整しています。

結果、全体としても造形/色共に密度も高く重厚感が出て満足いく仕上がりとなりました。絵は古い老木の上でコケダマちゃん達とカエルがカタツムリの話を聞く風景を描いています。カタツムリはいったいどんなお話をしているんでしょうかね~^^

【DRAW】

2022.2.18 GENGA No.0974

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

迫る危機

【CAPTION】

『久しぶりにドラゴンを描く!』

というテーマで描いた絵です。

しばらくドラゴンを描いておりませんでした。

コケダマちゃんの世界観をしばらくメインに描いていたので久しぶりにドラゴンが描きたい!と思いこの絵を描いています。

絵は遠くで異変を感じて視線を向ける鹿、そしてドラゴンを描いています。異変に気づき飛び立つ鳥は「カチガラス」という実際の鳥を入れ、手前の黄色の花畑も「コメツブツメクサ」という実際の直物で描いています。最近は特に実際のモチーフをしっかり見て描くことを非常に有意義に感じ今回もファンタジーという世界観を描きつつ、実際のモチーフも入れ絵的な説得力感も狙いました。

ところで、やっぱり絵の中にコケダマちゃん達を描いてしまったのですが気づきましたか?やっぱり僕の中でファンタジーの世界もコケダマちゃんの世界も地続きで繋がっているのですよね^^

【DRAW】

2022.3.18 GENGA No.0976

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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21

【TITLE】

大好きな友達

【CAPTION】

『久しぶりに猫を描く!』

というテーマで描いた絵です。

今まで線画絵では猫も多く描いていましたが、アナログのカラーではほぼ描いた事が無く、ややいつも以上に緊張して描いた絵になります。絵は猫目線でコケダマちゃん達を見守る風景をイメージし、タイトルを「大好きな友達」としました。猫が日向ぼっこに通う草原で時々見るコケダマちゃん達を勝手に「友達」と呼び少し離れた所から優しく見守る姿をイメージした絵です。

草原には野草として前から描きたかった「ヒメオドリコソウ」を入れています。絵を描いていると日々道端に生える野草により目が行き、造形が美しい野草があると次回は絵に描いてみようかな?と思うことが度々あります。そしてネットで名前を調べつつ日頃見る野草に少しだけ詳しくなる...。絵を通して、またコケダマちゃんを通して現実の野草に注目できる事は本当に素敵なことだと思い毎日絵を描いています。

【DRAW】

2022.3.28 GENGA No.0977

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

今日も横切る

【CAPTION】

『本の栞用の絵を描きたい』

というテーマで描いた絵です。

今回は「本の栞用の絵」というテーマで製作がスタートしました。元々ファンタジータグというグッズを製作しているのですが、自分はタグのような少し小さく縦長の空間が好きで、同じく本の栞には同じ匂いを感じ前々から作りたい!と思っていたのです。

栞は本に挟む形状なので使用時は常に上部が本からはみ出ています。ですので、最終的に栞のレイアウトに落とし込む際に蝶のポルチを一番紙の隅に配置できるよう今回は少し離れた場所にデザインしています。

そして今回はいつもよりもやや厚塗りで絵を製作しました。通常はハイライトや明るい部分は薄く塗りで塗り残し表現するのですが、今回は最終段階の描き込みで絵具に「白」も混ぜて塗っていきました。

【DRAW】

2022.4.12 GENGA No.0979

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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23

【TITLE】

イッカクを追って

【CAPTION】

『水中に沈む城』

をテーマで描いた絵です。

vol.3の印画No.36で「滅びる地上と滅びた海」という絵を描きました。これは着色をデジタルで仕上げた絵なのですが、今回アナログで少し似た絵を描きたいな、と思い制作しています。

実際に水中に建物が沈んだ場合、もちろんこんな綺麗なシルエットは保てませんし、形状も上部は視認できそうですがこうやって下部まで鮮明に見えることはまずないでしょう。でもその景色を再現できるのが絵の良いところですね。今回は中世時代の教会のディティールをモチーフに、自分なりに想像を最大限に膨らませて描いています。そして今回は「イッカク」という実際に存在する生き物も入れて何か物語が始まるような印象を狙って画面を構成しています。そしておきまりのクジラも入れていますが、今回は「後ろ姿」とかなり難しいアングルとなりましたが、この部分も苦労はしましたが満足いく仕上がりとなりました。今回は色々なチャレンジがたくさん詰まった絵になっています。

【DRAW】

2022.4.23 GENGA No.0980

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

世界を学ぶ

【CAPTION】

『スズメの雛』

をテーマで描いた絵です。

5月になると子育てされた雛達が巣立ちする季節になります。元々スズメが好きで何度か絵に描いてきましたが、今回はその雛をテーマに描こうと思いました。同じくこの時期に咲くナガミヒナゲシを野草に添えて画面を構成しています。

この野草は繁殖力が強く、駆除対象になるほどらしいのですが、見た目は非常に華やかでまた蕾や花の咲いた後のタネの形状も面白い造形です。

今回の世界観では巣立ちしたばかりのスズメの雛が外の世界で生きる生物を見て勉強をしているイメージの絵となります。コケダマちゃん達の雑談に耳を傾け、雛も色々勉強しているに違いありません。外の世界は厳しいぞぉ~。

【DRAW】

2022.4.28 GENGA No.0981

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/MAKING

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

一生添い遂げるという事は

【CAPTION】

『呪いの魔法にかかる旦那が妻を守り続ける姿』

をテーマにした絵になります。

当時はアニメーション業界からゲーム業界に転職した時期で様々なゲームジャンルを勉強中に描いた絵になります。自分の中ではやはり『ファンタジー』というジャンルが特に好きで、ネットで中世ヨーロッパ関連の画像をひたすら集め参考に絵を描いていました。今回のような絵を描く時も、ある程度描きたい内容が決まるとその内容と親和性の高い参考資料をネットベースで探し、造形の参考にして描いていた記憶があります。そして描く前に必ず関連の資料を見ながらスケッチをし、イメージをより頭の中で明確にするのです。

最終的に実際の絵では参考の造形と形は大きく変えて描いてしまうのですが、事前のスケッチを踏む事で製作するデザインに自身が持てる気がするのです。

【DRAW】

2012.7.4

FRONT BACK/KOBANASHI

一覧へ戻る)TAKAOINGA No.

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

狩りを学ぶ

【CAPTION】

『カワセミの狩りを学ぶコケダマちゃん達』

をテーマにした絵になります。

この絵は線画をアナログで描き、その線画をパソコンで取り込みデジタル着色をしています。この頃はあまりアナログではカラーを描く事はなく、カラー制作の場合はほぼデジタル絵となっていました。ちなみにカワセミはクチバシの裏側が赤いとメスなのでこの絵はメスのカワセミとなります。

カワセミは羽の構造や色の雰囲気が難しく、その内容を考慮して線画を描くのが非常に難しかったと記憶しています。この絵は最終的にスウェット用のデザインとなり世の中に登場となりました。

【DRAW】

2020.12.30 GENGA No.0754

FRONT BACK/SENGA

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

表面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

生贄の少年

【CAPTION】

『壁の外への生贄として少年が向かう風景』

をテーマにした絵になります。

この絵も線画はアナログで描き着色はデジタルとなります。昔の絵では多くの線画をデジタル取り込みで着色して完成、としていましたが今思うとその線画はほとんど破棄をしていました。特に線画の紙に思い入れも無かった事や、そもそもしまっておいても仕方がない!と思っていたのです。今考えれば本当に勿体ないことをしてしまいました><

絵は内側の壁に外の『世界から守るための呪文』が込められている設定で、よく見ると壁のはがれた部分に『鎖』を連想する模様が見えています。この模様で呪文(結界)的な意味を込めたデザイン設計になっています。

【DRAW】

2010.5.21

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

37 of 158

37

28

【TITLE】

吹き抜ける熱風

【CAPTION】

『一見牧歌的、でも良く見ると怖い絵』

をテーマにした絵になります。

一見ただの風が吹く風景に見えますが、よく見ると地上に落ちる影がドラゴンを連想する形になっておりこの背景が一転して不穏な風景に見えるのが特徴の絵となっています。

絵ではまだ老婆はその存在に気づいていない設定ですが、よく見ると奥の家畜の何頭かはその不穏な状況に上空を見つめている描写がこの絵のポイントとなっています。

この絵も線画はアナログのシャーペンで、着色はデジタルでの製作となりました。

【DRAW】

2009.3.6

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/KOBANASHI

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

38 of 158

38

29

【TITLE】

パンドラの箱

【CAPTION】

『地下で暮らす兄弟が地上を目指す物語』

をテーマにした絵になります。

世界観としては世界が大きく地上と地下に二分されている設定で、地下で生まれ生きてきた兄弟が地上に這い出ていこうとする物語をイメージしたコンセプトアートとなります。

ちなみに地下で暮らす人々は地上に出るとドラゴンに容姿が変わる設定で、地上の人達は地下の生き物を怖がる設定を考えていました。

この絵を描いた時はめずらしく物語の設定だけを個人的に考えていて、その設定が気に入ったので1枚の絵にしてみよう!という動機からこの絵が生まれています。僕は世界観設定を想像したり考えたりするのが好きで、絵にこそなりませんが日々色々な設定を頭の中で考えています。

【DRAW】

2010.12.4

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

39 of 158

39

30

【TITLE】

その手紙から始まる物語

【CAPTION】

『一つのきっかけから大きな冒険が始まる』

をテーマにした絵になります。

世界観は王族の家系の少年が、ある理由から旅をする事になったという内容で、その旅をするキッカケになったのは少年が右手に持つ手紙だったという設定です。

この手紙は両親からある日突然託された手紙なのですが...この手紙がこの後の少年の未来を大きく変える事となります。

王族の家系のため、旅にお供する付き人も多く、その中には甲冑をまとった兵士や巨大なドラゴンまでいます。地平線の奥にドラゴンの尾が数体見えている事から何頭もドラゴンを連れたかなり物々しい旅の一行の様ですね。

【DRAW】

2016.6.1

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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40

31

【TITLE】

森に呑みこまれた街

【CAPTION】

『森と廃墟』

をテーマにした絵になります。

元はきっと栄えて賑やかだった巨大な街並みが森に大きく呑みこまれ廃墟となった風景をデザインしています。

この絵は線画から塗りまで全てデジタルで製作しています。デジタルはどこまでも画面で大きく拡大して描く事ができるので描きこみの辞め時が分からなくやや敬遠しがちです。

絵は世界を旅する青年が森の奥で突然開けた場所に出た時の風景をイメージして描きました。実際にこんな巨大な廃墟が森の中に眠っていたら興奮してしまいますね。

【DRAW】

2019.10.2

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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41

32

【TITLE】

我が子を見守る

【CAPTION】

『コケダマちゃん達の両親』

をテーマにした絵になります。

通常コケダマちゃんの絵を描く際はコケダマちゃんの目線に近い風景を描きますが、この絵はより俯瞰で、よりファンタジー感を混ぜた世界観でデザインしています。

奥の倒れた巨木の上でニッコリこちらを見ているのがコケダマちゃん達の両親です。左がお父さん、右がお母さんですがそれぞれ違う種族のような容姿をしています。コケダマちゃんも年月を経てあんな形になるんでしょうかね?

絵は線画、着色共にデジタルで製作をしています。

【DRAW】

2019.2.19

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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42

33

【TITLE】

昨日は君の夢を見た

【CAPTION】

『ファンタジー世界のちょっと大人な街』

をテーマにした絵になります。

ゲーム中でよく表現されるやや煌びやかな街ではなく、どこか現実的な街の中をファンタジー風に落とし込む意識で製作した線画はアナログ、着色はデジタルの絵になります。

僕は主にファンタジー系の造形は中世ヨーロッパ時代の参考写真からインスピレーションを受けデザインする事が多いのですが、今回の絵では特に『扉の金具』の資料をたくさん集め製作を進めました。特に昔の装飾デザインというのは色々な造形がセンスよく散りばめられている事が多く、画像収集だけで一日が過ぎてしまう事も多々ありました。

【DRAW】

2012.5.18

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/KOBANASHI

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

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34

【TITLE】

末裔の帰還

【CAPTION】

『廃墟と空中都市』

をテーマにした絵になります。

この絵は線画をアナログで、着色はデジタルで製作しています。特にこの絵に関しては線画をかなり細かく描き、一方でデジタルの塗りはアニメ調に描き込まない手法で製作しました。

絵はかなり高所に存在する昔栄えていた都市に、突然青年があらわれ大地を闊歩する様子を描いています。設定としては昔この土地を収めていた王族の血筋の青年が突如この土地に現れ、この土地を再建する...といった設定です。周囲で暮らし続けていた生物がこの青年の匂いを嗅ぎ付け自然に一緒に行動を共にする風景をイメージしてます。

【DRAW】

2019.5.7

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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35

【TITLE】

鱗の持ち主

【CAPTION】

『横長で多層構造な絵』

をテーマにした絵になります。

手前で話す人達の話題は『この鱗はいったい何の生物の物か』なのですが、画面右奥にその持ち主となる生物が迫ってくるシーンを描いています。物騒な雰囲気に先行してハトが画面右から左奥の空間に向かって飛んでいく動きを意識したレイアウトとしました。

僕は背景においてもパースがしっかり整備されないやや不安定な背景が好きです。なのでいつも背景を描く際は基本となるパースを決めず、透視図法もほとんど無視した内容で構図を作る事が大半です。絶対にその方が気持ち良い自然な背景になるんじゃないかって思っています。

【DRAW】

2018.11.7

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/KOBANASHI

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

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36

【TITLE】

滅びる地上と滅びた海

【CAPTION】

『広大な滅びの風景』

をテーマにした絵になります。

透明度が恐ろしく高い海の中にはどこまでも続く荒廃した都市がまるごと海の中に沈んでいます。

上では地上から無数の巨大軍用ドローンが壊れながら海に沈む様子が描かれています。

設定としてはこの海の上では戦争が起きていて、戦争で破壊された残骸が日々海に積もる世界観をイメージしています。手前の人型の海の生物と何故か自由に泳げそうな人間がきっとこの世界を救う?話を考えていた気がしますが...少し昔の事でほとんど設定は忘れてしまいました><

【DRAW】

2013.3.6

FRONT BACK/KOBANASHI

TAKAOINGA No.

印刷用紙 / マットポスト220kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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37

【TITLE】

その星に薔薇を

【CAPTION】

『シルエットが美しい絵』

をテーマで描いた絵です。

ある星のドラゴンが他の星へ自分の土地に伝わる美しい薔薇を授けにいく世界観です。

この絵は孝夫印画vol.4の1枚目となる絵になりますが、vol.1など初期の絵から比べるとだいぶ細かい絵が多くなってきました。自分は細かい絵が好きな事と同じくらい、「絵のシルエットが美しい見た目」が好きなのですが、今回は絵のシルエットに気を遣った絵にしようと考えました。

通常の絵はキャラの後ろに背景が描かれ、白で抜かれる部分が少ないと思いますが、この「シルエットが美しい絵」となると自然と白抜き部分が多い絵になります。ですので非常にごまかしの効かない難しい絵になるのです。つまりvol.4への意気込み!という意味も込めて気合を入れて描いた絵になります。

【DRAW】

2022.5.13 GENGA No.0982

一覧へ戻る)TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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38

【TITLE】

青い光

【CAPTION】

『紫陽花の光り』

というテーマで描いた絵です。

描いているのはまさに梅雨の季節です。

庭には数種の紫陽花が咲いていて、晴れたある日にちょうどその花に強めの光りが当たりその付近が花の色に光っている様に見えました。まさにそんな印象を絵にしたいと思い描いた絵になります。

水彩画といえば色むらやグラデーションをイメージする方も多いと思いますが、自分はそのグラデ―ションを少し簡略化した色の違いに別けて描くのが好きです。まさに今回の絵の花びらの部分がそうですね。綺麗にグラデーションするのも素敵なのですが、自分の中でのデフォルメした世界観があり、その世界の中ではこの階調をある程度簡略化した描き方の方がしっくりくるのです。ちょっと変わってますかね?

【DRAW】

2022.5.29 GENGA No.0983

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

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39

【TITLE】

敵が現れた!

【CAPTION】

『ザ・ファンタジー』

というテーマで描いた絵です。

旅をする青年がある目的を持って巨木へと向かう途中に起きた光景を描いた絵になります。

突如青年の頭上を巨大な赤い生き物が飛び、その生き物から散らばった「羽」が地上の青年に向かって攻撃をしてくる瞬間です。青年はとっさに腰に挿した剣を抜き攻撃態勢をとります。

奥の巨木、さらに遠景には浮いた島、さらに奥には巨大な三日月と巨大な街が見えています。自分の中での「ザ・ファンタジー」をテーマに自分なりの王道のファンタジーを意識して楽しく描けた絵です。

【DRAW】

2022.6.15 GENGA No.0984

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

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40

【TITLE】

背中に乗って

【CAPTION】

『空を飛ぶツバメのシルエット』

をテーマで描いた絵です。

世界観はコケダマちゃん達が一面に咲くヒマワリを見て、そのヒマワリを上から見たらどう見えるか...という事でツバメの力を借りようとするお話を絵にしています。

ヒマワリは上を向いて咲くことから、上から見たら皆こっちを向いて咲いているのかな?という蝶のポルチの疑問にツバメが協力してくれた設定です。

この時期、ヒマワリが咲き始め空にはたくさんのツバメが飛んでいます。そんな季節の風景を切り出す様に絵にしてみました。

手前にはツユクサが咲き、コケダマちゃん達のサイズ感も現実的で面白いですね。

【DRAW】

2022.7.4 GENGA No.0985

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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41

【TITLE】

お月見でピョン

【CAPTION】

『跳ねるキツネ』

をテーマで描いた絵です。

実はそのテーマのみで絵を考え出したのですがこれが非常に苦労する絵となりました。

まずキツネが跳ねていて自然に見える構図を考えるのにかなりの時間を使いました。キツネを浮かべ、ススキを浮かべ、お月見を浮かべ...という様にモチーフを関連付けながら縦画面の構図へと内容を決めていきます。当初は月にシルエット的にウサギを入れようと考えましたが、よく考えるとタネちゃんがウサギ的なシルエットである事に気づき、月部分にはタネちゃんをウサギ的立ち位置で配置する事としました。

また改めて「お月見」という内容になってきたのでお供えとして人間が丸い餅を供える様に、コケダマちゃん達は「木の実」を供える内容としています。色々な内容を関連付けながら少しづつ絵にしていく過程が今回も非常に楽しい時間となりました。

【DRAW】

2022.7.21 GENGA No.0986

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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42

【TITLE】

神様が見える

【CAPTION】

『フサフサの狸を描く』

というテーマで描いた絵です。

今回イメージしたシチュエーションは狸がお供えものを頂く際に偶然不思議な物を見かける、といった内容です。奥に見える地蔵に「苔」と彫ってある事で「もしかすると仏の化身?」と思わせる絵の雰囲気を狙いました。

植物には昔から知ってはいたけど名前を知らなった「イヌタデ(赤い植物)」、他にはクマササやいつも入れるシロツメクサも入れ楽しい雰囲気の草地を描いたつもりです。もちろんシロツメクサには四葉も入れていますので皆さん探してみてくださいね。

【DRAW】

2022.8.11 GENGA No.0987

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

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52

【TITLE】

クローバーの森を抜けて

【CAPTION】

『雀の群れ』

というテーマで描いた絵です。

描いている時期は秋。近所の田んぼには稲穂が実りたくさんの雀達がその実を食べています。そして、自分が風景を写真に撮ろうと近づくともちろん逃げるのですが...その逃げる際の「群れ」がとても雰囲気があるのです。

その雰囲気をテーマにして描いたのがこの絵となります。いつもと同じ紙サイズですが、たくさんの雀を描く事ができました。当初線画が完成した時には「こ、これを塗るのか...」と軽く絶望したのは完成した後では楽しい思い出ですw

【DRAW】

2022.9.17 GENGA No.0988

43

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

◀裏面は本人直筆サイン入り

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53

44

【TITLE】

光への上昇

【CAPTION】

『クジラの群れ』

をテーマで描いた絵です。

ここ最近は少し新作の絵を描くペースが落ちていました...。

日々新しい次の絵を描くごとに、絵の密度やレイアウトの複雑さも増え、少し制作に腰が重かったのかもしれません。そんな時2023年の正月に『孝夫のヒトリゴト』をtwitterのスペースで放送を開始し、他にも漫画、ファンタジータグなど通常の絵とは少し離れた場所から次の印画新作へのモチベーションを充電していきました。

そして改めて再開とし、まずは自分の大好きなモチーフを描こうという事で「海」、そして「クジラ」を選びました。海の絵は濃い青など着色する際も非常にバランスに苦労するのですが、今回はいつも以上に制作過程も楽しんで完成まで進める事ができました。

【DRAW】

2023.12.11 GENGA No.0990

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

裏面は本人直筆サイン入り

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【TITLE】

森の元気

【CAPTION】

『作品集 孝夫印画の表紙絵』

という記念すべき絵となります。

2023年7月27日に僕の初の作品集「孝夫印画」が発売されました。この絵はその本の表紙を飾る絵として制作されています。手前には植物のポリゴナムやシロツメクサを印象的に配置、周囲には日頃から好んで描くスズメやニホントカゲを入れています。

制作期間はなんと4か月!と壮大で、本の制作スケジュールぎりぎりまで作業をしていた思入れのある絵となりました。

シチュエーションとしては獣道を元気に歩くコケダマちゃん達、そしてその気配を少し遠くで見つけた猫のメボシがゆっくり後を付けていくという内容です。

【DRAW】

2023.3.20 GENGA No.0991

45

FRONT

TAKAOINGA No.

BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

▲表面は本人直筆サイン入り

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46

【TITLE】

トラちゃんと行く

【CAPTION】

『ニホントカゲ』

をテーマで描いた絵です。

前々から時々モチーフとして描いていたニホントカゲ。尻尾の先端が青く、よく自宅の庭先で見かけると、まるで宝石を見つけたように嬉しくなる存在です。

今回は今後コケダマちゃんの世界観の中で定期的に登場できるように「キャラ化」を考えデザインをしています。通常トカゲを絵に入れる際は適度に造形はデフォルメするのですが、今回はキャラとして描くため、体のウロコや目の大きさ、手足や尾の長さまでより簡略化して絵に落とし込みました。

最終的に見た目がややトラ柄にも見えたので、このキャラの名前は直感的に「トラちゃん」としています。

【DRAW】

2023.5.30 GENGA No.0992

TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

表面は本人直筆サイン入り

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TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

表面は本人直筆サイン入り

【TITLE】

アオサギの日常

【CAPTION】

『ジブリの新作映画』

を観て描きたくなった絵です。

2023年7月14日、「君たちはどう生きるか」というタイトルのジブリの新作映画が公開されました。

早速映画館で観たところ、本編の中で魅力的に描かれたアオサギの姿に感銘を受け、「僕もアオサギを描きたい!」と思い描いたのがこの絵になります。

日頃このアオサギを近所の田んぼで見かけ、写真にも何度も撮っていましたが、あらためて絵を描くことを意識して造形を観察すると、とにかく非常に魅力的だと感じました。

今回は沼地を歩くアオサギをイメージし、周囲には植物の「アサザ」を配置、カエルはウシガエルをベースに少しキャラ風に、葉の上には「ミヤマキンバエ」を描き、後方には魚の「オイカワ」を入れました。とにかく楽しい感覚を描き終えるまで持続させれた幸せな絵になりました。

【DRAW】

2023.8.25 GENGA No.0999

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TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

表面は本人直筆サイン入り

【TITLE】

体内の癒し

【CAPTION】

『癒し』

をテーマに制作しました。

お客様からオーダーを頂いて制作した絵になります。お客様が「ピラティス」のお店を経営されていること、そしてそのお店が「カワセミ」の名前を採用していることから絵の内容が決まりました。

ピラティスから「体内の癒し」をイメージし、人骨を大胆に配置、そしてその人骨の胸骨内に黒い蝶を羽ばたかせています。この黒い蝶は「体内の悪い物」を表現し、一方で外に向かって羽ばたく青系の蝶を「癒し」として表現しました。

A4サイズ制作のため、いつも以上に繊細なタッチとなっています。是非お手元に届いた際は虫眼鏡越しにもじっくり観ていただくと、より楽しんでいただけるはずです。

【DRAW】

2023.12.12 GENGA No.1001

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一覧へ戻る)TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

表面は本人直筆サイン入り

【TITLE】

お花見目指して

【CAPTION】

『桜』

をテーマに制作しました。

ソメイヨシノとメジロをコケダマちゃんの世界観で絵にしました。満開になったソメイヨシノの枝を頂点目指して元気に歩くコケダマちゃんの姿が印象的です。枝の頂上では蝶のポルチが少し心配そうに、うさ耳のタネちゃんは早く頂上に行きたいのですが、コケダマちゃんのことも気になっている...という印象を狙いました。

ソメイヨシノは本来もっと白い花ですが、今回は絵としてほんのりピンクとし、桜の満開の風景を強調して制作しています。

【DRAW】

2024.2.20 GENGA No.1018

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TAKAOINGA No.

FRONT BACK/SENGA

印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

表面は本人直筆サイン入り

【TITLE】

遠くを観てみよう!

【CAPTION】

『偶然の出会い』

をキッカケにこの絵を制作しました。

ある日近所を散歩していると、少し大きめの水路の横でせわしなく動く小動物を目撃しました。それが「イタチ」でした。想像よりもだいぶ小さく、一瞬何の動物か判断できませんでした。しかし、時々立ち止まり体を少し上しながら遠くを警戒する姿でイタチだと分かったのです。

その時の様子を嬉しく感じながら、イタチをテーマにした絵を描こうと思いました。横にいるコケダマちゃんもいつもより体を伸ばし、イタチと一緒に遠くを観ている印象で描きました。

【DRAW】

2024.4.29 GENGA No.1024

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印刷用紙 / ヴァンヌーボーVGスノーホワイト195kg(厚み0.28㎜/厚手)

表面は本人直筆サイン入り

【TITLE】

お家へご招待

【CAPTION】

カヤネズミは親指の先ぐらいのサイズです。

この絵を描く前に偶然テレビで何度もカヤネズミの特集をしていました。親指の先ほどの大きさで、植物のカヤを器用に茉莉状に丸め中を巣に使っていました。今回はこの茉莉状のカヤの造形をしっかり描きたいと思い、下描きを3度ほどしてからの線画清書となりました。通常では線画は一発描きなのですが、下描きがあったからこその繊細な造形が描けました。久しぶりのカラー絵となりましたが、やはり色の付いた絵は良いですね。

【DRAW】

2024.10.30 GENGA No.1049

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【TITLE】

僕の作った雪だるま

【CAPTION】

『セツブンソウを描こう!』

というテーマで描いた絵になります。

僕は絵に実際の植物を入れるのが好きなのですが、このセツブンソウがとても好きでいつか絵に描きたいと思っていました。この植物の花期は2~4月、2月は雪も多いので雪景色の中にこの植物を入れるイメージがふわっと浮かびました。

絵はコケダマちゃんが雪降る日に雪だるまを作る風景です。雪だるまもコケダマちゃんサイズなので、帽子がドングリの帽子だったり目が小さい木の実だったりとサイズ感も工夫しています。周囲には同じく好きなモチーフのスズメを入れ寒い中でも楽しそうな風景を目指しました。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

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No.

【TITLE】

かけっこ競争

【CAPTION】

『年賀状を描こう!』

というテーマで描いた絵になります。

この絵は毎年作る年賀状のために今回も当時の来年の干支『虎』を描くことにしました。通常僕は紙を縦長の向きで描く事が多いのですが、このように動物で走る姿の場合は縦長だと画面に収めるために自然と小さいシルエットになってしまうので、大胆な描写を重視し横長の向きで描いています。

絵はコケダマちゃん達と虎が追いかけっこするシーンです。キャラ設定としてはタネ(耳が長い白いモフモフ)がすばしっこいので先頭に、ポルチ(青い蝶)は普通の蝶なので一番遅く後方にいます。駆け抜ける印象をクローバーの舞う見た目で表現し全体的にも躍動感のある印象を目指しました。

【PAPER QUALITY】

ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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No.

【TITLE】

君にプレゼント

【CAPTION】

『ニホントカゲを描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

皆さんも一度は見た事があるのではないでしょうか?尾がとても綺麗な青のトカゲを。自宅の庭で時々みかけるこのトカゲ、普通はすぐこちらに気づいて逃げてしまいますが、時々気づかれずじっくり観察できる事があります。見るとお腹から尻尾先端にかけてグラデーションがかかって凄く綺麗なんですよね。この見た目は是非絵に描きたい!と思いこの絵は生まれました。尾の色もそうですが体表面の鱗もかなり気合を入れて描いています。

絵はこのトカゲが四つ葉のクローバーを探してタネちゃんにプレゼントする、という内容です。トカゲの頭の上にコケダマちゃんがいるのできっと一緒に探しにいったんですよね^^

【PAPER QUALITY】

ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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選べるポストカード

04

No.

【TITLE】

浮島

【CAPTION】

『たくさんの木々を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

僕は木や森を描くのが好きです。これは昔アニメーション業界で『アニメーションの背景を描く仕事』に就いていた事が大きな理由になっています。森や木々は描く事自体は難しいのですが一方で描いていて楽しいモチーフでもあるのです。

今回の絵は空中に浮かぶ自然に還りつつある廃墟を描きました。このような背景は世界観の中でどのような立ち位置の存在か、そしてどんな人がその場所を使っていたかを想像してデザインすると絵としても説得力のある見た目が描ける気がしています。

建物の煙突に巣を作るドラゴンの様な生き物も、その想像の中で浮かんできたモチーフなのですが、このドラゴンを入れた事でより絵の説得力やその世界観がいっきに広がったのが印象的な絵となりました。

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05

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【TITLE】

ジーっと見ている

【CAPTION】

『たくさんの野鳥を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

皆さんは『混群』という言葉を知っていますか?

これは複数違う種類の野鳥が一緒に行動を共にする意味の言葉ですが、これは一般的な自然の風景の中でもよく目にできるシチュエーションだったりします。

今回描いた野鳥は上から順にシジュウカラ、コゲラ、エナガ、メジロです。鳥の各サイズは実際の大きさを参考に揃えて描いたデザインとなっています。この4種は比較的どの場所でも目にする事ができますが、実際にじっくり見てみると色んな色や造形になっていて描いていて非常に楽しかったです。

今回の絵では枝にちょこんと座るコケダマちゃん達、そして通りすがりの混群の野鳥達がその枝にとまったその一瞬をイメージして描きました。実際にこんな風景を目撃したら趣味が野鳥撮影の僕ならカメラで1000枚くらいはシャッターを切りそうですw

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06

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【TITLE】

スズメで暖をとる

【CAPTION】

『スズメのふわふわの羽毛を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

スズメは冬のように寒い季節になると、自身の羽と羽の隙間に空気を入れて体温が下がらない様に調整します。ですので冬は基本的にスズメはふっくらしています。これが本当に可愛いのです!

今回の絵はそんなふっくたしたスズメの羽毛に包まれるコケダマちゃんがイメージに浮かんだので早速この絵を描いてみました。横でタネちゃんが少し嫌そうな?目線を奥っていますが...きっとコケダマちゃんは暖かさを確保できてご満悦のはずです。

植物には実際に存在する植物『アカツメクサ』を入れています。一般的に良く見る『シロツメクサ』との色違い?というところでしょうか。絵を描きながら実際の植物の名前も覚える事ができとても有意義な気持ちになっています。

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07

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【TITLE】

雨粒の向こう側

【CAPTION】

『カエルを描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

とてもシンプルなテーマです。ですが今まで線画主体の絵しか描いていなかったので、カラーのカエルを描くのはほぼ初めて?だったかもしれません。

絵はコケダマちゃんがカエルの頭の上に立ちじっくり雨粒を覗くシーンを描いています。通常であればこんなシーンはカメラの連射でも撮れなそうですがそれを表現できるのが絵の良いところですね。

実際にカエルの見た目を画像資料で探してみると思った以上に体表面にディティールがあり、驚きと発見を噛みしめながらこの絵を描きました。日頃見た事ある存在も、より意識を寄せてその存在を見る事って実はとても重要なのかもしれません。

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08

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【TITLE】

あの声が聴こえる

【CAPTION】

『海の様々な生き物を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

当初クジラをメインに描こう思い資料を探していました。その資料探しの途中に海亀の画像に出会い、その造形の魅力的な印象からすぐに海亀をメインとした絵に切り替えています。

今回一番なやんだのは『構図』です。一般的に僕は紙を縦にして絵を描くのですが、クジラの様な横に長いモチーフの場合は通常そのまま入れてしまうと小さなクジラになってしまいモチーフとしての迫力が出ません。ですので今回は配置にアイデアが必要でした。

結果、海亀を手前で大胆に配置、奥に切られたフレームにはクジラをめいいっぱい入れる事で画面前後のメリハリを付ける内容としました。特に奥の画面の切れ方に逆らうように海亀を配置する案は個人的にとても気に入った見た目となりました。

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09

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【TITLE】

喜ばれる存在

【CAPTION】

『縁起の良い絵を描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

ごらんの通り『一富士二鷹三茄子』の絵になります。この絵はまさに正月に描いた絵になるのですが、今年も気合を入れて色々な絵を描くぞ!という意気込みと共に取り組んだ絵となります。

絵は富士を背景に空中にモチーフが浮く構図のため、レイアウトの段階からやや試行錯誤した内容となりました。特にこのような構図の場合手前の絵のシルエットが明確に表現できないと『画面としての前後感が曖昧』な印象となりパッと見の印象が散漫になるのです。

個人的な考えですが、絵の魅力はほぼ構図にあると思っていまして、実はこの絵は何度も構図をやり直した絵だったりもします。絵って本当に奥が深いですね><

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10

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【TITLE】

タネについていく

【CAPTION】

『コケダマちゃん的けもの道』

というテーマで描いた絵になります。

自然界の動物が定期的に移動に使う道、それが『けもの道』ですが、コケダマちゃんのような世界にも『小さい生物のけもの道』があったら楽しいな。と思って描いた絵になります。

厳密に考えると小さい生物は体重が少ないので、地形が変化するほどの道は出来ないかもしれませんが...そういう事を考えて、そして結果形にもできる『絵』って素敵ですよね。

今回の絵は一面クローバーの茂る草原の『けもの道』を通るコケダマちゃん達を描いています。時々思うのですが、こういう小さい生物目線の森の移動風景があったら是非見てみたいですね。本当に蟻とか小さい生物の目線で一日の行動をLIVE配信するような映像があったら凄く面白そうだなぁ~。

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11

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【TITLE】

タネは考える

【CAPTION】

『実際の植物をしっかり描きたい!』

というテーマで描いた絵になります。

今回描いた植物は『ワレモコウ』という多年草の植物です。

コケダマちゃんの世界では度々実際の植物を絵に入れます。やはり実際の植物を入れると絵にリアリティも出ますし、なによりコケダマちゃんのサイズ感をリアルに感じる事ができるのが良いですね。そして改めてじっくり植物の造形を観察すると学びも多く非常に楽しい絵の時間となっています。

絵ではタネちゃんがミツバチをジッと見つめています。キャラ設定でタネちゃんは何でも観察するのが好きな子なので、いつも気になる物を見つけるとじっくり見つめ続けるのです。

見つめる相手はミツバチなんですが...たしかに足に花粉の団子も付けてるし、人間だって気になる存在ですよね。それにしても器用に丸めるなぁ~とかタネちゃんも思ってるかもしれませんね^^

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12

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【TITLE】

鳥の移動ペース

【CAPTION】

『ドラゴンと鳥を並べた絵』

というテーマで描いた絵になります。

手前には渡り鳥の『カナダガン』を描いています。

この絵は事前にオーダを頂いて描いた絵なのですが、その際のお題は『ドラゴンと鳥が仲良く飛んでいる風景』でした。

なかなかの難題だな...と瞬間思いましたが絵描きは難題にはワクワクするものです。並んで飛ぶ鳥を資料として探していた時にこの鳥を見つけました。渡り鳥である事でドラゴンと並べた時の説得力や、そこから生まれる世界観の広がりを表現できそうだと確信しこのカナダガンを絵に入れる事を決めたのです。

絵ではドラゴンが並走するように鳥と並んで飛んでいますが、おそらくドラゴンの方がかなり飛ぶスピードが早いはずなので鳥のペースに合わせながら少しぎこちなく?ゆっくり飛ぶ姿を想像して描きました。

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13

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【TITLE】

水面のタナゴ

【CAPTION】

『難しいカワセミをしっかり描きたい!』

という思いからデザインした絵になります。

自分の絵のスタイルとして絵の製作工程は

①0.5㎜ボールペンで絵の線画を一発描き

②不透明水彩でアナログの着色

となり、各工程で基本やり直しができません。しかもカワセミのように羽の形状が複雑だったり、またその色が複雑だったりするとその内容を正確に描写するためには『正確な線画』が必要になります。今回はまさにその『正確な線画』を達成すべく難しいカワセミをしっかり描こう!というのがテーマとなりました。

絵はカワセミの狩りにコケダマちゃん達も同行しあわよくば自分達も狩りができないかチャレンジしている風景です。コケダマちゃん達にしてみれば小魚も大魚。カワセミのように狩りをするにはハードルが高い?様ですね><

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【TITLE】

百合の転生

【CAPTION】

『百合とドラゴンを掛け合わせた絵を描きたい!』

という思いからデザインした絵になります。

元々植物である『百合』の斑点の模様がどこか生物的だな...と思っていた事が一つのキッカケでもあるのですが、せっかく絵に描くなら好きなモチーフである『ドラゴン』と掛け合わせたらどんな絵になるだろう?と考えこの絵を描きました。

よく『擬人化』という言葉を耳にしますが、百合の擬人化的なイメージで百合の特徴を生物であるドラゴンに置き換えながらデザインしています。

絵柄的に一発描きのためこのようなシルエットが特徴的な絵は非常に頭を使うので、冒頭線画制作ではかなり頭をかかえて描いています。

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15

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【TITLE】

春に向かう

【CAPTION】

『春に向かう雰囲気の絵が描きたい!』

という思いからデザインした絵になります。

地面はまだこげ茶の枯れ葉や枝が多いのですが、よく見ると春に見る事のできる『フキノトウ』が生えおり、春がしっかり近づいている雰囲気を演出しています。

カラスは一見全体が黒いのですがよく見ると美しい羽のシルエット、その羽の中に色々な色が存在しその雰囲気を是非表現したい!という気持ちからこの絵を描くことになりました。

よく見るとカラスとコケダマちゃんの足がシンクロしているのですが、これは春に向かって思わずテンションが高くなり行進の足が高めに上がっている、という設定だったりします。

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16

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【TITLE】

タネちゃんの視線

【CAPTION】

『日頃見かけるこの植物を描いてみたい!』

という思いからデザインした絵になります。

最近よく実際の植物を描くのですが、その度にその造形に惚れ惚れしながら描いています。今回は日頃道端でもよく見るこの植物を描こうと思ったのですが、その時は名前を知らず後にネットで調べて驚きました。なんというネーミングなのでしょう。詳しくは描きませんがたしかにタネは見た目が似ているかもしれませんが...なかなかのネーミングセンスに脱帽ですw

絵はこの植物の葉にちょこんと座るコケダマちゃん、そしてこっそりその葉の裏側からコケダマちゃんを観察する『タネ』を描いています。タネちゃんは観察する事が大好きでいつも何かしら見つめてはじっくり観察をするキャラクターなんです。

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17

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【TITLE】

見かけた珍しい気泡

【CAPTION】

『新しい絵具で海を描く』

というテーマで描いた絵です。

実は少し前から新しい絵具に変えて描いています。この絵具は前に使っていた絵具よりも発色が良く、また『濃い黒』が出る優秀な絵具です。実は前まで時々描いていた海をモチーフにした絵では、今回の絵具の特徴である『発色』と『濃い黒』がやや不足していたため、かなり工夫をして画面の明るさを考えながら描き上げる必要がありました。ですので、新しい絵具になったら是非早めに海を描いてその雰囲気を見てみたい!と思っていたのです。

今回の絵はピカ爺の力を借り、気泡の中に包まれるようにして海遊散歩を楽しむコケダマちゃん達を描いています。奥で黄色く光っているのがピカ爺です。そして、その不思議な気泡に気づくクジラを描いています。このクジラ、しっかりコケダマちゃんの気泡に目が向いている様に描いているんですよ~。

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18

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【TITLE】

黄色の森と春の風

【CAPTION】

『春を描く』

というテーマで描いた絵です。

ある日土手沿いを散歩していると菜の花が咲いていました。

まだ量こそ少ないものの、発色美しく黄色の花が咲いています。『これだ!』って思いました。次の絵のモチーフは菜の花にしようとその土手で決めました。

最近は頭の片隅に常に絵のモチーフを探している気がしています。ふと見かけた風景がどれも美しく感じ、どれも絵にしてみたいと思う様になりました。これは昔よりも一日に描く絵の時間が増えているのが理由な気がしています。とても幸せな事ですね。ちょうどこの絵を描き始めた頃にロシアとウクライナの戦争が始まってしまいました...。この絵を描きながら偶然ウクライナの国旗のカラーにも似ている事から何だか色々な事を感じながらその思いも込めて絵を製作していきました。

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19

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【TITLE】

カタツムリの話を聞く

【CAPTION】

『青いカエルを描きたい!』

というテーマで描いた絵です。

前々からモチーフとして『カエル』が好きなので線画絵ではよく描いていました。

ちなみに線画絵はちろんカラーではないため、カエルの色は一般的な緑色をイメージして描いています。今回はカラー絵となるので改めてカエルの資料を探していると体が青色のカエルに目が止まりました。見た瞬間の感動と嬉しさからこの絵を描く事を決めました。

今回の絵は通常よりやや塗りが厚めです。僕は元々薄く色を置きつつ何度も重ね塗りをするのですが、今回はより重ね塗りをし全体としても複雑な色に調整しています。

結果、全体としても造形/色共に密度も高く重厚感が出て満足いく仕上がりとなりました。絵は古い老木の上でコケダマちゃん達とカエルがカタツムリの話を聞く風景を描いています。カタツムリはいったいどんなお話をしているんでしょうかね~^^

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20

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【TITLE】

迫る危機

【CAPTION】

『久しぶりにドラゴンを描く!』

というテーマで描いた絵です。

しばらくドラゴンを描いておりませんでした。

コケダマちゃんの世界観をしばらくメインに描いていたので久しぶりにドラゴンが描きたい!と思いこの絵を描いています。

絵は遠くで異変を感じて視線を向ける鹿、そしてドラゴンを描いています。異変に気づき飛び立つ鳥は「カチガラス」という実際の鳥を入れ、手前の黄色の花畑も「コメツブツメクサ」という実際の直物で描いています。最近は特に実際のモチーフをしっかり見て描くことを非常に有意義に感じ今回もファンタジーという世界観を描きつつ、実際のモチーフも入れ絵的な説得力感も狙いました。

ところで、やっぱり絵の中にコケダマちゃん達を描いてしまったのですが気づきましたか?やっぱり僕の中でファンタジーの世界もコケダマちゃんの世界も地続きで繋がっているのですよね^^

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21

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【TITLE】

大好きな友達

【CAPTION】

『久しぶりに猫を描く!』

というテーマで描いた絵です。

今まで線画絵では猫も多く描いていましたが、アナログのカラーではほぼ描いた事が無く、ややいつも以上に緊張して描いた絵になります。絵は猫目線でコケダマちゃん達を見守る風景をイメージし、タイトルを「大好きな友達」としました。猫が日向ぼっこに通う草原で時々見るコケダマちゃん達を勝手に「友達」と呼び少し離れた所から優しく見守る姿をイメージした絵です。

草原には野草として前から描きたかった「ヒメオドリコソウ」を入れています。絵を描いていると日々道端に生える野草により目が行き、造形が美しい野草があると次回は絵に描いてみようかな?と思うことが度々あります。そしてネットで名前を調べつつ日頃見る野草に少しだけ詳しくなる...。絵を通して、またコケダマちゃんを通して現実の野草に注目できる事は本当に素敵なことだと思い毎日絵を描いています。

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22

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【TITLE】

今日も横切る

【CAPTION】

『本の栞用の絵を描きたい』

というテーマで描いた絵です。

今回は「本の栞用の絵」というテーマで製作がスタートしました。元々ファンタジータグというグッズを製作しているのですが、自分はタグのような少し小さく縦長の空間が好きで、同じく本の栞には同じ匂いを感じ前々から作りたい!と思っていたのです。

栞は本に挟む形状なので使用時は常に上部が本からはみ出ています。ですので、最終的に栞のレイアウトに落とし込む際に蝶のポルチを一番紙の隅に配置できるよう今回は少し離れた場所にデザインしています。

そして今回はいつもよりもやや厚塗りで絵を製作しました。通常はハイライトや明るい部分は薄く塗りで塗り残し表現するのですが、今回は最終段階の描き込みで絵具に「白」も混ぜて塗っていきました。

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23

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【TITLE】

イッカクを追って

【CAPTION】

『水中に沈む城』

をテーマで描いた絵です。

vol.3の印画No.36で「滅びる地上と滅びた海」という絵を描きました。これは着色をデジタルで仕上げた絵なのですが、今回アナログで少し似た絵を描きたいな、と思い制作しています。

実際に水中に建物が沈んだ場合、もちろんこんな綺麗なシルエットは保てませんし、形状も上部は視認できそうですがこうやって下部まで鮮明に見えることはまずないでしょう。でもその景色を再現できるのが絵の良いところですね。今回は中世時代の教会のディティールをモチーフに、自分なりに想像を最大限に膨らませて描いています。そして今回は「イッカク」という実際に存在する生き物も入れて何か物語が始まるような印象を狙って画面を構成しています。そしておきまりのクジラも入れていますが、今回は「後ろ姿」とかなり難しいアングルとなりましたが、この部分も苦労はしましたが満足いく仕上がりとなりました。今回は色々なチャレンジがたくさん詰まった絵になっています。

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24

No.

【TITLE】

世界を学ぶ

【CAPTION】

『スズメの雛』

をテーマで描いた絵です。

5月になると子育てされた雛達が巣立ちする季節になります。元々スズメが好きで何度か絵に描いてきましたが、今回はその雛をテーマに描こうと思いました。同じくこの時期に咲くナガミヒナゲシを野草に添えて画面を構成しています。

この野草は繁殖力が強く、駆除対象になるほどらしいのですが、見た目は非常に華やかでまた蕾や花の咲いた後のタネの形状も面白い造形です。

今回の世界観では巣立ちしたばかりのスズメの雛が外の世界で生きる生物を見て勉強をしているイメージの絵となります。コケダマちゃん達の雑談に耳を傾け、雛も色々勉強しているに違いありません。外の世界は厳しいぞぉ~。

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25

No.

【TITLE】

一生添い遂げるという事は

【CAPTION】

『呪いの魔法にかかる旦那が妻を守り続ける姿』

をテーマにした絵になります。

当時はアニメーション業界からゲーム業界に転職した時期で様々なゲームジャンルを勉強中に描いた絵になります。自分の中ではやはり『ファンタジー』というジャンルが特に好きで、ネットで中世ヨーロッパ関連の画像をひたすら集め参考に絵を描いていました。今回のような絵を描く時も、ある程度描きたい内容が決まるとその内容と親和性の高い参考資料をネットベースで探し、造形の参考にして描いていた記憶があります。そして描く前に必ず関連の資料を見ながらスケッチをし、イメージをより頭の中で明確にするのです。

最終的に実際の絵では参考の造形と形は大きく変えて描いてしまうのですが、事前のスケッチを踏む事で製作するデザインに自身が持てる気がするのです。

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26

No.

【TITLE】

狩りを学ぶ

【CAPTION】

『カワセミの狩りを学ぶコケダマちゃん達』

をテーマにした絵になります。

この絵は線画をアナログで描き、その線画をパソコンで取り込みデジタル着色をしています。この頃はあまりアナログではカラーを描く事はなく、カラー制作の場合はほぼデジタル絵となっていました。ちなみにカワセミはクチバシの裏側が赤いとメスなのでこの絵はメスのカワセミとなります。

カワセミは羽の構造や色の雰囲気が難しく、その内容を考慮して線画を描くのが非常に難しかったと記憶しています。この絵は最終的にスウェット用のデザインとなり世の中に登場となりました。

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27

No.

【TITLE】

生贄の少年

【CAPTION】

『壁の外への生贄として少年が向かう風景』

をテーマにした絵になります。

この絵も線画はアナログで描き着色はデジタルとなります。昔の絵では多くの線画をデジタル取り込みで着色して完成、としていましたが今思うとその線画はほとんど破棄をしていました。特に線画の紙に思い入れも無かった事や、そもそもしまっておいても仕方がない!と思っていたのです。今考えれば本当に勿体ないことをしてしまいました><

絵は内側の壁に外の『世界から守るための呪文』が込められている設定で、よく見ると壁のはがれた部分に『鎖』を連想する模様が見えています。この模様で呪文(結界)的な意味を込めたデザイン設計になっています。

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28

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【TITLE】

吹き抜ける熱風

【CAPTION】

『一見牧歌的、でも良く見ると怖い絵』

をテーマにした絵になります。

一見ただの風が吹く風景に見えますが、よく見ると地上に落ちる影がドラゴンを連想する形になっておりこの背景が一転して不穏な風景に見えるのが特徴の絵となっています。

絵ではまだ老婆はその存在に気づいていない設定ですが、よく見ると奥の家畜の何頭かはその不穏な状況に上空を見つめている描写がこの絵のポイントとなっています。

この絵も線画はアナログのシャーペンで、着色はデジタルでの製作となりました。

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29

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【TITLE】

パンドラの箱

【CAPTION】

『地下で暮らす兄弟が地上を目指す物語』

をテーマにした絵になります。

世界観としては世界が大きく地上と地下に二分されている設定で、地下で生まれ生きてきた兄弟が地上に這い出ていこうとする物語をイメージしたコンセプトアートとなります。

ちなみに地下で暮らす人々は地上に出るとドラゴンに容姿が変わる設定で、地上の人達は地下の生き物を怖がる設定を考えていました。

この絵を描いた時はめずらしく物語の設定だけを個人的に考えていて、その設定が気に入ったので1枚の絵にしてみよう!という動機からこの絵が生まれています。僕は世界観設定を想像したり考えたりするのが好きで、絵にこそなりませんが日々色々な設定を頭の中で考えています。

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30

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【TITLE】

その手紙から始まる物語

【CAPTION】

『一つのきっかけから大きな冒険が始まる』

をテーマにした絵になります。

世界観は王族の家系の少年が、ある理由から旅をする事になったという内容で、その旅をするキッカケになったのは少年が右手に持つ手紙だったという設定です。

この手紙は両親からある日突然託された手紙なのですが...この手紙がこの後の少年の未来を大きく変える事となります。

王族の家系のため、旅にお供する付き人も多く、その中には甲冑をまとった兵士や巨大なドラゴンまでいます。地平線の奥にドラゴンの尾が数体見えている事から何頭もドラゴンを連れたかなり物々しい旅の一行の様ですね。

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No.

【TITLE】

森に呑みこまれた街

【CAPTION】

『森と廃墟』

をテーマにした絵になります。

元はきっと栄えて賑やかだった巨大な街並みが森に大きく呑みこまれ廃墟となった風景をデザインしています。

この絵は線画から塗りまで全てデジタルで製作しています。デジタルはどこまでも画面で大きく拡大して描く事ができるので描きこみの辞め時が分からなくやや敬遠しがちです。

絵は世界を旅する青年が森の奥で突然開けた場所に出た時の風景をイメージして描きました。実際にこんな巨大な廃墟が森の中に眠っていたら興奮してしまいますね。

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32

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【TITLE】

我が子を見守る

【CAPTION】

『コケダマちゃん達の両親』

をテーマにした絵になります。

通常コケダマちゃんの絵を描く際はコケダマちゃんの目線に近い風景を描きますが、この絵はより俯瞰で、よりファンタジー感を混ぜた世界観でデザインしています。

奥の倒れた巨木の上でニッコリこちらを見ているのがコケダマちゃん達の両親です。左がお父さん、右がお母さんですがそれぞれ違う種族のような容姿をしています。コケダマちゃんも年月を経てあんな形になるんでしょうかね?

絵は線画、着色共にデジタルで製作をしています。

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【TITLE】

昨日は君の夢を見た

【CAPTION】

『ファンタジー世界のちょっと大人な街』

をテーマにした絵になります。

ゲーム中でよく表現されるやや煌びやかな街ではなく、どこか現実的な街の中をファンタジー風に落とし込む意識で製作した線画はアナログ、着色はデジタルの絵になります。

僕は主にファンタジー系の造形は中世ヨーロッパ時代の参考写真からインスピレーションを受けデザインする事が多いのですが、今回の絵では特に『扉の金具』の資料をたくさん集め製作を進めました。特に昔の装飾デザインというのは色々な造形がセンスよく散りばめられている事が多く、画像収集だけで一日が過ぎてしまう事も多々ありました。

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No.

【TITLE】

末裔の帰還

【CAPTION】

『廃墟と空中都市』

をテーマにした絵になります。

この絵は線画をアナログで、着色はデジタルで製作しています。特にこの絵に関しては線画をかなり細かく描き、一方でデジタルの塗りはアニメ調に描き込まない手法で製作しました。

絵はかなり高所に存在する昔栄えていた都市に、突然青年があらわれ大地を闊歩する様子を描いています。設定としては昔この土地を収めていた王族の血筋の青年が突如この土地に現れ、この土地を再建する...といった設定です。周囲で暮らし続けていた生物がこの青年の匂いを嗅ぎ付け自然に一緒に行動を共にする風景をイメージしてます。

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35

No.

【TITLE】

鱗の持ち主

【CAPTION】

『横長で多層構造な絵』

をテーマにした絵になります。

手前で話す人達の話題は『この鱗はいったい何の生物の物か』なのですが、画面右奥にその持ち主となる生物が迫ってくるシーンを描いています。物騒な雰囲気に先行してハトが画面右から左奥の空間に向かって飛んでいく動きを意識したレイアウトとしました。

僕は背景においてもパースがしっかり整備されないやや不安定な背景が好きです。なのでいつも背景を描く際は基本となるパースを決めず、透視図法もほとんど無視した内容で構図を作る事が大半です。絶対にその方が気持ち良い自然な背景になるんじゃないかって思っています。

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36

No.

【TITLE】

滅びる地上と滅びた海

【CAPTION】

『広大な滅びの風景』

をテーマにした絵になります。

透明度が恐ろしく高い海の中にはどこまでも続く荒廃した都市がまるごと海の中に沈んでいます。

上では地上から無数の巨大軍用ドローンが壊れながら海に沈む様子が描かれています。

設定としてはこの海の上では戦争が起きていて、戦争で破壊された残骸が日々海に積もる世界観をイメージしています。手前の人型の海の生物と何故か自由に泳げそうな人間がきっとこの世界を救う?話を考えていた気がしますが...少し昔の事でほとんど設定は忘れてしまいました><

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37

No.

【TITLE】

その星に薔薇を

【CAPTION】

『シルエットが美しい絵』

をテーマで描いた絵です。

ある星のドラゴンが他の星へ自分の土地に伝わる美しい薔薇を授けにいく世界観です。

この絵は孝夫印画vol.4の1枚目となる絵になりますが、vol.1など初期の絵から比べるとだいぶ細かい絵が多くなってきました。自分は細かい絵が好きな事と同じくらい、「絵のシルエットが美しい見た目」が好きなのですが、今回は絵のシルエットに気を遣った絵にしようと考えました。

通常の絵はキャラの後ろに背景が描かれ、白で抜かれる部分が少ないと思いますが、この「シルエットが美しい絵」となると自然と白抜き部分が多い絵になります。ですので非常にごまかしの効かない難しい絵になるのです。つまりvol.4への意気込み!という意味も込めて気合を入れて描いた絵になります。

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38

No.

【TITLE】

青い光

【CAPTION】

『紫陽花の光り』

というテーマで描いた絵です。

描いているのはまさに梅雨の季節です。

庭には数種の紫陽花が咲いていて、晴れたある日にちょうどその花に強めの光りが当たりその付近が花の色に光っている様に見えました。まさにそんな印象を絵にしたいと思い描いた絵になります。

水彩画といえば色むらやグラデーションをイメージする方も多いと思いますが、自分はそのグラデ―ションを少し簡略化した色の違いに別けて描くのが好きです。まさに今回の絵の花びらの部分がそうですね。綺麗にグラデーションするのも素敵なのですが、自分の中でのデフォルメした世界観があり、その世界の中ではこの階調をある程度簡略化した描き方の方がしっくりくるのです。ちょっと変わってますかね?

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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39

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【TITLE】

敵が現れた!

【CAPTION】

『ザ・ファンタジー』

というテーマで描いた絵です。

旅をする青年がある目的を持って巨木へと向かう途中に起きた光景を描いた絵になります。

突如青年の頭上を巨大な赤い生き物が飛び、その生き物から散らばった「羽」が地上の青年に向かって攻撃をしてくる瞬間です。青年はとっさに腰に挿した剣を抜き攻撃態勢をとります。

奥の巨木、さらに遠景には浮いた島、さらに奥には巨大な三日月と巨大な街が見えています。自分の中での「ザ・ファンタジー」をテーマに自分なりの王道のファンタジーを意識して楽しく描けた絵です。

【PAPER QUALITY】

ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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40

No.

【TITLE】

背中に乗って

【CAPTION】

『空を飛ぶツバメのシルエット』

をテーマで描いた絵です。

世界観はコケダマちゃん達が一面に咲くヒマワリを見て、そのヒマワリを上から見たらどう見えるか...という事でツバメの力を借りようとするお話を絵にしています。

ヒマワリは上を向いて咲くことから、上から見たら皆こっちを向いて咲いているのかな?という蝶のポルチの疑問にツバメが協力してくれた設定です。

この時期、ヒマワリが咲き始め空にはたくさんのツバメが飛んでいます。そんな季節の風景を切り出す様に絵にしてみました。

手前にはツユクサが咲き、コケダマちゃん達のサイズ感も現実的で面白いですね。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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41

No.

【TITLE】

お月見でピョン

【CAPTION】

『跳ねるキツネ』

をテーマで描いた絵です。

実はそのテーマのみで絵を考え出したのですがこれが非常に苦労する絵となりました。

まずキツネが跳ねていて自然に見える構図を考えるのにかなりの時間を使いました。キツネを浮かべ、ススキを浮かべ、お月見を浮かべ...という様にモチーフを関連付けながら縦画面の構図へと内容を決めていきます。当初は月にシルエット的にウサギを入れようと考えましたが、よく考えるとタネちゃんがウサギ的なシルエットである事に気づき、月部分にはタネちゃんをウサギ的立ち位置で配置する事としました。

また改めて「お月見」という内容になってきたのでお供えとして人間が丸い餅を供える様に、コケダマちゃん達は「木の実」を供える内容としています。色々な内容を関連付けながら少しづつ絵にしていく過程が今回も非常に楽しい時間となりました。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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42

No.

【TITLE】

神様が見える

【CAPTION】

『フサフサの狸を描く』

というテーマで描いた絵です。

今回イメージしたシチュエーションは狸がお供えものを頂く際に偶然不思議な物を見かける、といった内容です。奥に見える地蔵に「苔」と彫ってある事で「もしかすると仏の化身?」と思わせる絵の雰囲気を狙いました。

植物には昔から知ってはいたけど名前を知らなった「イヌタデ(赤い植物)」、他にはクマササやいつも入れるシロツメクサも入れ楽しい雰囲気の草地を描いたつもりです。もちろんシロツメクサには四葉も入れていますので皆さん探してみてくださいね。

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43

No.

【TITLE】

クローバーの森を抜けて

【CAPTION】

『雀の群れ』

というテーマで描いた絵です。

描いている時期は秋。近所の田んぼには稲穂が実りたくさんの雀達がその実を食べています。そして、自分が風景を写真に撮ろうと近づくともちろん逃げるのですが...その逃げる際の「群れ」がとても雰囲気があるのです。

その雰囲気をテーマにして描いたのがこの絵となります。いつもと同じ紙サイズですが、たくさんの雀を描く事ができました。当初線画が完成した時には「こ、これを塗るのか...」と軽く絶望したのは完成した後では楽しい思い出ですw

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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44

No.

【TITLE】

光への上昇

【CAPTION】

『クジラの群れ』

をテーマで描いた絵です。

ここ最近は少し新作の絵を描くペースが落ちていました...。

日々新しい次の絵を描くごとに、絵の密度やレイアウトの複雑さも増え、少し制作に腰が重かったのかもしれません。そんな時2023年の正月に『孝夫のヒトリゴト』をtwitterのスペースで放送を開始し、他にも漫画、ファンタジータグなど通常の絵とは少し離れた場所から次の印画新作へのモチベーションを充電していきました。

そして改めて再開とし、まずは自分の大好きなモチーフを描こうという事で「海」、そして「クジラ」を選びました。海の絵は濃い青など着色する際も非常にバランスに苦労するのですが、今回はいつも以上に制作過程も楽しんで完成まで進める事ができました。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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45

No.

【TITLE】

森の元気

【CAPTION】

『作品集 孝夫印画の表紙絵』

という記念すべき絵となります。

2023年7月27日に僕の初の作品集「孝夫印画」が発売されました。この絵はその本の表紙を飾る絵として制作されています。手前には植物のポリゴナムやシロツメクサを印象的に配置、周囲には日頃から好んで描くスズメやニホントカゲを入れています。

制作期間はなんと4か月!と壮大で、本の制作スケジュールぎりぎりまで作業をしていた思入れのある絵となりました。

シチュエーションとしては獣道を元気に歩くコケダマちゃん達、そしてその気配を少し遠くで見つけた猫のメボシがゆっくり後を付けていくという内容です。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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46

No.

【TITLE】

トラちゃんと行く

【CAPTION】

『ニホントカゲ』

をテーマで描いた絵です。

前々から時々モチーフとして描いていたニホントカゲ。尻尾の先端が青く、よく自宅の庭先で見かけると、まるで宝石を見つけたように嬉しくなる存在です。

今回は今後コケダマちゃんの世界観の中で定期的に登場できるように「キャラ化」を考えデザインをしています。通常トカゲを絵に入れる際は適度に造形はデフォルメするのですが、今回はキャラとして描くため、体のウロコや目の大きさ、手足や尾の長さまでより簡略化して絵に落とし込みました。

最終的に見た目がややトラ柄にも見えたので、このキャラの名前は直感的に「トラちゃん」としています。

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マットポスト220㎏

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47

No.

【TITLE】

アオサギの日常

【CAPTION】

『ジブリの新作映画』

を観て描きたくなった絵です。

2023年7月14日、「君たちはどう生きるか」というタイトルのジブリの新作映画が公開されました。

早速映画館で観たところ、本編の中で魅力的に描かれたアオサギの姿に感銘を受け、「僕もアオサギを描きたい!」と思い描いたのがこの絵になります。

日頃このアオサギを近所の田んぼで見かけ、写真にも何度も撮っていましたが、あらためて絵を描くことを意識して造形を観察すると、とにかく非常に魅力的だと感じました。

今回は沼地を歩くアオサギをイメージし、周囲には植物の「アサザ」を配置、カエルはウシガエルをベースに少しキャラ風に、葉の上には「ミヤマキンバエ」を描き、後方には魚の「オイカワ」を入れました。とにかく楽しい感覚を描き終えるまで持続させれた幸せな絵になりました。

【PAPER QUALITY】

ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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48

No.

【TITLE】

体内の癒し

【CAPTION】

『癒し』

をテーマに制作しました。

お客様からオーダーを頂いて制作した絵になります。お客様が「ピラティス」のお店を経営されていること、そしてそのお店が「カワセミ」の名前を採用していることから絵の内容が決まりました。

ピラティスから「体内の癒し」をイメージし、人骨を大胆に配置、そしてその人骨の胸骨内に黒い蝶を羽ばたかせています。この黒い蝶は「体内の悪い物」を表現し、一方で外に向かって羽ばたく青系の蝶を「癒し」として表現しました。

A4サイズ制作のため、いつも以上に繊細なタッチとなっています。是非お手元に届いた際は虫眼鏡越しにもじっくり観ていただくと、より楽しんでいただけるはずです。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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49

No.

【TITLE】

お花見目指して

【CAPTION】

『桜』

をテーマに制作しました。

ソメイヨシノとメジロをコケダマちゃんの世界観で絵にしました。満開になったソメイヨシノの枝を頂点目指して元気に歩くコケダマちゃんの姿が印象的です。枝の頂上では蝶のポルチが少し心配そうに、うさ耳のタネちゃんは早く頂上に行きたいのですが、コケダマちゃんのことも気になっている...という印象を狙いました。

ソメイヨシノは本来もっと白い花ですが、今回は絵としてほんのりピンクとし、桜の満開の風景を強調して制作しています。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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50

No.

【TITLE】

遠くを観てみよう!

【CAPTION】

『偶然の出会い』

をキッカケにこの絵を制作しました。

ある日近所を散歩していると、少し大きめの水路の横でせわしなく動く小動物を目撃しました。それが「イタチ」でした。想像よりもだいぶ小さく、一瞬何の動物か判断できませんでした。しかし、時々立ち止まり体を少し上しながら遠くを警戒する姿でイタチだと分かったのです。

その時の様子を嬉しく感じながら、イタチをテーマにした絵を描こうと思いました。横にいるコケダマちゃんもいつもより気持ち体を伸ばし、イタチと一緒に遠くを観ている印象で描きました。

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マットポスト220㎏

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51

No.

【TITLE】

お家へご招待

【CAPTION】

カヤネズミは親指の先ぐらいのサイズです。

この絵を描く前に偶然テレビで何度もカヤネズミの特集をしていました。親指の先ほどの大きさで、植物のカヤを器用に茉莉状に丸め中を巣に使っていました。

今回はこの茉莉状のカヤの造形をしっかり描きたいと思い、下描きを3度ほどしてからの線画清書となりました。通常では線画は一発描きなのですが、下描きがあったからこその繊細な造形が描けました。久しぶりのカラー絵となりましたが、やはり色の付いた絵は良いですね。

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マットポスト220㎏

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B01

No.

【TITLE】

秋に腰掛けて

【CAPTION】

『秋とコケダマちゃん』

をテーマに描いた絵になります。

当時はあまり「季節」を意識してコケダマちゃんの絵を描くことはありませんでした。特に深い意味はないのですが...ふと「秋の風景を描きたいな!」という想いからこの絵を描き始めました。

絵を描く前には必ず関連の資料を集め、造形を勉強してから描き始めます。今回初めて「カエデ」「モミジ」の違いを知ったり(今回の絵ではモミジです)、やはりあらためて注目してモチーフを描くことはとても勉強になり刺激的でした。

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B02

No.

【TITLE】

現代の防御策

【CAPTION】

『世の中にマスクが売ってない!』

そんな時期に描いた絵です。

この絵を描いたのは2020年5月31日、この頃の世の中はお店でマスクを販売していても直ぐに売り切れる状況になっており、結果人々が「手作りマスク」をするような異様な世の中になっていました。

自分を守れるのはマスクのみ!という世界観になったことにおもわず皮肉を込め、「本来身を守る甲冑を着る兵士でも思わずマスクを付ける絵」を描きました。肩に「SD」と文字がありますが、これは「social distance(ソーシャルディスタンス)」の頭文字を意味しています。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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B03

No.

【TITLE】

メボシと遊ぶ

【CAPTION】

『右目に星マーク』

ここがチャームポイントの猫「メボシ」を描いた絵です。

設定ではメボシとコケダマちゃん達は互いに言葉は通じず、でもなんとなくお互いに気の通じ合う仲なのです。メボシには首輪が付いていますが、これは昔の飼い主の付けた首輪です。今はその主のもとを離れ、ひっそりコケダマちゃん達の住む森に住んでいます。どうして主のもとを離れたのかは...いつか絵を通して関連の設定を膨らませてみたいと思っています。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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B04

No.

【TITLE】

人間から守る

【CAPTION】

『遠くで人の気配を感じる』

そんなシチュエーションをイメージして描いた絵です。

親狼が前足で隠すように子供をかばっていますが、一方の子供は真っすぐその物音の方向を見つめ、興味深々の様子です。この絵は描いた当初からネットでも人気があり、グッズでもよく売れている絵の一つです。やっぱり獣はカッコイイですもんね。またいつか、もっとカッコいい狼を描いてみたいと思っています。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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B05

No.

【TITLE】

買い物ファンタジー

【CAPTION】

『買い物だってファンタジーになる!』

そんな気持ちでコンシューマーゲーム業界に在籍時に、趣味で描いた絵になります。

当時は中世ヨーロッパの装飾品に非常に興味があり、たくさんのネットベースで収集した画像を集めていました。その画像の一部を参考に、色々想像を膨らませて描いた絵です。布の模様から縫製、装飾のディティールなど、収集した資料を参考にしつつ自分なりの解釈を加え少しずつ絵に変換していきました。

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B06

No.

【TITLE】

地上に降りる日

【CAPTION】

『巨大な木を描きたい!』

そんな想いで描いた絵になります。

昔から「巨大な木」というモチーフに憧れを感じています。これはおそらくスタジオジブリ作品の中で多く登場するモチーフであり、それらを小さい頃からよく真似て描いたりしていたからだと思います。

今回の絵では、巨大な木を中央に描き、木の上に不思議な生き物を描きました。設定としては、「この星の外から来た生物が偶然降り立った木を目撃したこの星の人が、その木を御神木化し崇め続ける」という内容です。このような突拍子もない設定は絵を描き進めながら考えていきました。

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ヴァンヌーボーVG スノーホワイト195㎏

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B07

No.

【TITLE】

いっぱいコケダマちゃん

【CAPTION】

『色々な仕草をたくさん描きたい!』

そんな気持ちで描いた絵です。...と、それは建前で実はLINEスタンプ用に描いた絵だったりします。

僕が描く絵の中でのコケダマちゃんは基本無表情です。しかし、LINEスタンプでは色々な差分になる絵が必要なため、本来ではしないような仕草を含め、良い機会なので様々な表情を絵にしてみました。

実際に描いてみると、「意外にこんな表情もするかもな~」とまんざらでもない印象です。いつかこんな表情豊かなコケダマちゃんの風景絵も登場するかもしれません。

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B08

No.

【TITLE】

コケダマちゃん漫画1

【CAPTION】

『いつかは四コマ漫画を描きたい!』

そんな気持ちをついに実現させたのがこの絵になります。

元々は画集『孝夫印画』の発売を記念し、この本での初出しを想定して制作した漫画です。カブラペンで線画を描き、透明水彩で色を塗るあくまで僕が好きな手法であるアナログの絵で漫画を制作しました。

実は昔から「ぼのぼの」の漫画が好きで、いつかこんな空気感の漫画を描きたいなぁ~と思っていたため、本の発売を機会に描けたのは本当に幸運ですしとても嬉しかったです。

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B09

No.

【TITLE】

コケダマちゃん漫画2

【CAPTION】

『やはり難しい漫画手法』

そんな気持ちで今回の四コマ漫画を描いています。

まず難しいと強く感じたのは「カブラペン」です。鉄のペン先でインクを付けて描く...あきらかに通常僕が描くスタイルとは違い、まずはこのペンの使い方を学ぶところから制作はスタートしていきました。

実際に白い紙に何度もペンのストロークを重ね、ペンの抑揚や、線の強弱を学びました。とにかく筆先のコントロールが凄く難しい!...でもアナログの画材を使いこなす感覚はやはりいつだって楽しいものです。

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B10

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【TITLE】

コケダマちゃん漫画3

【CAPTION】

『塗りもなかなかの試行錯誤!』

そんな気持ちになる漫画制作でした。

今回この漫画の色は「透明水彩」で塗っています。通常僕は「不透明水彩」で塗っており、これは単純に値段も安く使い勝手も良いから!という理由なのですが...今回この漫画の色として使ってみたところ「カブラペンで描いた線が薄くなっていく!」という状況になりました。

当たり前ですが「不透明水彩」は塗り重ねていくと下の色が不透明になるのが特徴です。この特徴だとせっかく描いた漫画の線の視認性が下がってしまいます。そこで塗りは塗り重ねでもあまり下の色に影響のない「透明水彩」の絵の具にしたのです。しかし!この絵の具、結構高いんですよね~><

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マットポスト220㎏

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B11

No.

【TITLE】

コケダマちゃん漫画4

【CAPTION】

『塗り方にもひと工夫!』

そんな塗りに色々工夫をした漫画制作でした。

今回の漫画では「白い部分は塗り残し」として色を塗っていきました。うさ耳のタネちゃんの本体はもちろんですが、その他「キャラごとの輪郭部分の白」も塗り残しとして表現していきます。特に細かい塗り残しは周囲の色々な色で繋げながら表現することとなり、この部分が今回特に難しい塗りの一つとなりました。

もちろんこのような塗り方は初めてですので、ほぼ一発本番な状況に困惑しつつ、もの凄い緊張感の連続で、一コマを塗り終わった後の疲労困憊ぶりは相当なものでした。僕は色塗りが特に苦手なのでなおさらです。

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B12

No.

【TITLE】

コケダマちゃん漫画5

【CAPTION】

『完成した漫画の手応えは?』

そんなことを出版社の方に聞かれました。この漫画は画集で初お披露目として制作したからです。

率直に言えば「意外に良い感じのものになった」という感じでしょうか。おおよその手順も学ぶことができたので、今後は長いスパンで見て少しずつ、続きを描いていければと思っています。そしてそれなりに量が貯まったら一冊の本にしてみたいです。やっぱり漫画は単行本!ですよね~😊

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B13

No.

【TITLE】

タンポポで雑談

【CAPTION】

『珍しく一度描き直した』

そんな珍しい絵です。なぜ一度描き直したかというと、綿毛の表現に途中迷いがあり、結果その迷った状態のまま完成させてしまったからです。

通常一度完成までいくと次の絵に移ります。しかし、いつも以上にモヤモヤが残り...再度同じ絵を描き直すこととなりました。これは僕にとってはとても珍しいことなのです。今回特にモヤモヤが残ったのは「綿毛の前後の描き別け」です。フワッとした線をいかに適度に重ねながら描くか、この「線の程度」がなかなか納得いく内容にならなかったのです。

そして色々な試行錯誤を一度描き終わった後に頭の中で反芻し、再度描き直して今回の絵となりました。きっと僕にしか分からない、でも僕にとっては満足いく今回の絵となりました。

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マットポスト220㎏

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B14

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【TITLE】

今日の四つ葉探し

【CAPTION】

『筆ペンを極端に使った絵』

そんな印象の絵となりました。とにかくペン先のみでかなり細かい線で描いた絵だからです。

僕はぺんてるの筆を使ってこの絵を描いています。しかし、使い方は少し変わっていて「内蔵のインクは使わない」としています。その代わり他に「墨壺」を用意し、その隅壺へこの筆ペンを付けペンのような感じで使うのです。

この使い方にはしっかり理由があります。僕はこの絵のように細い線を描くために「筆先2,3㎜のみを使う」とします。これを内蔵のインクでやってしまうと、直ぐにペン先が乾いてしまいこの描き方ができません。そのため「常にペン先を潤す付けペンスタイル」をすることでこの描き方を実現させているのです。

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マットポスト220㎏

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【TITLE】

ムクドリと走る

【CAPTION】

『筆ペン画は濃淡が命』

そんな気持ちで描いた絵です。

前ページの絵『今日の四つ葉探し』では造形そのものに実は濃淡があまりありません。ここで指す濃淡とは「暗い色と明るい色」ですが、この濃淡が無い場合は筆ペンのような線画で絵を表現するのは...かなり難しいのです。

本来、モチーフそのものに濃淡がある方が筆ペンのような絵は描きやすいと感じます。ですので、線画絵のようなスタイルを描く際は事前に「描くモチーフに濃淡があるか」を確認してから描き出すのがおすすめです。

今回描いた野鳥「ムクドリ」はまさに素敵な濃淡があり、筆ペン画でもとても快適に楽しく描けました。

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マットポスト220㎏

B15

No.

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B16

No.

【TITLE】

ぺんぺん草で逢いましょう

【CAPTION】

『描きたい造形をしていた』

まさにそんな気持ちで描いた絵です。

皆さんも子供の頃にぺんぺん草で遊んだ経験があるのではないでしょうか。上部の茎を少し剥がし、でんでん太鼓の様にして遊んだ方もいるのでは...。(年代が限られますが><)

今あらためてこの野草を見ると、非常に面白い造形をしています。そう思うと最近は絵にしてみたくなるのです。実際に描くとなるとより実際のモチーフを観察します。ネットでもたくさんの画像を集め、パソコンの画面にたくさん画像を並べながら絵を描きます。そんなこともあり、そのモチーフの絵を描いた後は少しだけそのモチーフに詳しくなります。それがまた楽しいのですよね😊

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マットポスト220㎏

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B17

No.

【TITLE】

突進

【CAPTION】

『躍動的なトラを描く』

そんなテーマで描いた絵です。

筆ペンで絵を描く時は基本「一発描き」となります。これは下描きなどを用意しても、筆ペンのような抑揚のコントロールが難しい画材では下描きに沿って描くのが難しいからです。

そんな制作環境もあり、描き出す前には少しでも絵全体の完成形をイメージしておく必要があります。特に動物は頭の上から足先まで、うまく紙に収める必要があり、より正確に絵全体を想像することが重要です。

今回のトラも「こちらに向かって躍動的に走ってくる姿」というイメージで描きたかったため、事前にこの絵の完成形をかなり正確にイメージし、そのイメージを遡るようにして目から描きました。この描き方、なかなか難しいのですがしっかり描けた時の達成感は凄くあるんですよね。

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B18

No.

【TITLE】

お父様がお呼びです

【CAPTION】

『珍しく人物デザインを』

そんな気持ちで描いた絵です。

元々コケダマちゃんを多く描く前は、「ファンタジー」をテーマに色々な絵を描いていました。その中で人物キャラクターもそれなりに多く描いていた記憶も...。

しかし、コケダマちゃんの登場で一気に現実世界の植物や動物を描くようになり、今回の様な人物デザインを描くことが少なくなっていました。そんな状況もあり、久しぶりに描いたら何か変化もあるかな?と思い描いた絵です。

絵は事前に「バック」「靴」のみ色々な画像資料を集め、その内容を少し参考にリアルを意識して描きました。少し「キャラっぽさ」を意識して描いてみましたが...今後固定キャラになるかも?と思いながら丁寧に描いています。

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B19

No.

【TITLE】

ヨシゴイと観る

【CAPTION】

『見た目が変わる不思議な鳥』

そんな野鳥が「ヨシゴイ」です。

東アジアを拠点とするヨシゴイは6月あたりから関東付近にも渡ってくる鳥で、10月頃にまた拠点へと戻っていきます。本来首が長いのですが、体に収めていることも多く、突如首を伸ばす仕草、さらに尾が短いという特徴もあり、シチュエーションによって様々に見た目が変わって見える鳥なのです。

僕は野鳥撮影が趣味ですが、この鳥の存在を知り、実際にも見て撮影もしてきました。結果、より興味が湧いて絵にも描いてみようと思ったのです。

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B20

No.

【TITLE】

一緒に狩りましょう

【CAPTION】

『蓮の茎にとまるヨシゴイ』

このシチュエーションを描きたくて制作した絵です。

ヨシゴイを撮影する時に、野鳥撮影界隈では「蓮とヨシゴイを一緒に撮る」というのが好まれているようです。実際に蓮の群生する場所を探し、そこにヨシゴイがいそうな環境を重ね撮影場所を探します。

この組み合わせが生まれる自然環境はそれほど多くなく、まずはこの場所を探すのが実はとても難しいのです。

そんな難しい環境の中、やっと見つけたシチュエーションでこの絵のような写真を撮り、感動もあってあらためて絵にもしてみました。やっぱり鳥を絵にするのは楽しいですね。

【PAPER QUALITY】

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B21

No.

【TITLE】

左へ曲がります

【CAPTION】

『美しいチョウトンボを描きたい!』

そんな気持ちで描いた絵です。

調べると実は絶滅危惧種らしいのですが...幸いなことに近所でも見ることが可能です。名前の通り、通常のトンボよりも羽根が蝶の様に幅広く、飛び方もややフワリとして優雅です。

この絵は珍しく「線画はボールペン、塗りはデジタル」という制作環境です。これはこの制作直近で原宿の個展準備もあり、絵をたくさん描く時間は捻出できません。ですがカラー絵も描きたい!...ということでデジタル着色となりました。

デジタル着色はかなり簡単な塗り方をしていますが、線画がかなり濃密な内容なので、結果かなり雰囲気の良いカラー絵となりました。やはり線画って凄いな~と思いますね😊

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B22

No.

【TITLE】

今から僕が生きる世界

【CAPTION】

『線画絵そのままのポストカードが欲しい!』

2024年の原宿個展で来場者様から頂いた意見からこのポストカードを作りました。

当初、ポストカードを作る際の絵柄選定は「カラー限定」としていました。やはりグッズとしお手に取っていただくのですがから「お得感が重要」と思っていたからです。

しかし、今回の来場者様からの意見で考えもガラリと変わりました。「線画絵が好きなので線画絵のままの状態を手軽に手元に置きたい」と嬉しいお言葉を頂きました。そのお言葉を踏まえ、メモ帳に描いた絵を加工せずポストカード化しています。是非リアルな原画の雰囲気を少しでも感じていただければ嬉しいです。

【PAPER QUALITY】

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B23

No.

【TITLE】

さよなら僕たちの青い鳥

【CAPTION】

『2023年7月23日』

この日にTwitterの象徴である青い鳥が消えました。

この青い鳥は長年形を変えつつもTwitterの顔であり続けた青い鳥です。今回の突然の変更に悲しみの想いを込めて描いた線画絵となりました。

作品集「孝夫印画」の発売記念の原画展が終わったこともあり、より線画絵を描きたい欲求もありカラーではなく線画絵としてこの絵は制作をしています。

【PAPER QUALITY】

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B24

No.

【TITLE】

星の配達人

【CAPTION】

『その世界は地球と比べて重力の軽い場所』

そんな世界観設定で描いた絵です。

体をしっかりとモービルに固定し、今日も各地へ荷物を配達している人がいます。今回は「メカ(機械)」を描こうと決めたものの...そもそも僕はメカが得意ではありません。なので、あくまで「雰囲気で描く」をテーマに自分なりのメカを描いてみました。

ちなみに今回の「重力が軽い場所」という設定も造形を考えている途中で浮かんだ設定で、その設定により「浮かぶ岩」「必要以上に広い前方の透明シールド」「体を固定できるモービル」を考えていきました。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

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B25

No.

【TITLE】

新しい兄弟

【CAPTION】

『人間が小さなドラゴンを抱えている?』

よく見るとその人間も、そして小さなドラゴンも、お互いに少し共通の容姿を持っているようです。

抱かれたドラゴンは成長すると人間の様になるのか、それともドラゴンを抱いている人間が成長するとドラゴンの様になるのか...。

今回は下絵を描き、デザインの複雑さを意識して描いた絵になります。特に人間の手の描写は、やはり1発描きではこんな雰囲気で描ける画力は僕にはありません>< 下絵で入念にレイアウトを考え、清書したからこそ今回の様な絵が描けています。

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B26

No.

【TITLE】

次の場所へ

【CAPTION】

『やはりドラゴンは描いてて楽しい!』

描き終わってそうあらためて思った絵になりました。

久しぶりの線画絵としてのドラゴン。通常は頭に大きなツノを付けて「カッコ良さ」を担保するのですが、今回はあえてその手法は取らず難しい路線で「カッコ良さ」を目指しました。

手前に翼の被る構図は気に入っているので今回もその構図を採用し、翼に隠れて見えない部分もうっすら想像できそうな造形を狙ったつもりです。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

149 of 158

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B27

No.

【TITLE】

大きなイチョウの木の下で

【CAPTION】

『黄色の絵』

をテーマに、素早く頭に浮かんだのがイチョウを描く秋の風景でした。

原画はポストカードサイズのため、実際の原寸サイズに近い印象でポストカード化されています。地面には野鳥のシロハラがいて、地面に落ちたイチョウの葉から虫を採取しています。

奥には大木のイチョウの木が鎮座し、無数に降り注ぐイチョウの葉が画面全体を綺麗な黄色に染めています。やはり季節を感じる絵は描いててより幸せな気持ちになりますね。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

150 of 158

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B28

No.

【TITLE】

秋に腰掛けて

【CAPTION】

『秋らしさをテーマに描く』

という、まさに秋らしい絵の一つです。

コケダマちゃんが「くぬぎの帽子」の上に座り、なかなかの貫禄も出ています。よく見ると、ウサ耳のタネちゃんはクヌギの実を被り、現代での「ハロウィン仮装」的な見た目です。

タネちゃんの被る木の実がくり抜かれているため、その「くり抜きに説得力を持たせる」ということで、右のドングリから青虫が顔を覗かせている描写を加えました。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

151 of 158

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B29

No.

【TITLE】

だるまさんが転んだ

【CAPTION】

『雀と遊ぶ秋の風景』

をテーマに描いた絵です。

元々「シルエットを面白くしたい」という考えがあり、特徴的なイチョウの葉をシルエットにしてレイアウトを考えました。

完成してから思ったのですが、「黄色と青のコントラストが綺麗」と思いました。意外にこの組み合わせの絵は少ないので、今後もこういう配色の組み合わせで絵を描いてみたいと思いました。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

152 of 158

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B30

No.

【TITLE】

急上昇の秋

【CAPTION】

『赤とんぼに乗ってみる』

そんなイメージで描いた絵です。

実はこの絵を描く前に「トンボは飛ぶ時に前脚を首元に収納する」ということを知り、その状況を絵にしたくなり描いた絵になります。

実際に絵にするとトンボの造形が非常に複雑なこと、そしてリアルに描きすぎると少し気持ち悪い可能性もあり、少しデフォルメしつつ、顔も少しキャラっぽくしてみました。

そして、何気なく描いた後ろの田園風景がとても気にいっています。黄金色の稲穂の田園、紅葉が綺麗な多色の森...。秋は本当に魅力的な自然風景が広がりますね。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

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B31

No.

【TITLE】

スズメと遊ぶ

【CAPTION】

『雀と遊ぶ秋の風景』

第二段的なイメージで描いた秋の風景絵です。

落ち葉の上の木の実の上に乗り遊ぶコケダマちゃん達、その葉をいたずら的にひっくり返す雀の姿を絵にしています。

雀の突然のいたずらで、タネちゃんはバランスを崩しますが、コケダマちゃんは流石で上手くバランスを取っています。ちょっとした絵でも、そのキャラの性格や特徴が表現できるのが絵の魅力ですね。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

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B32

No.

【TITLE】

オタマの上から雨を観て

【CAPTION】

『オタマジャクシの上に乗る』

田んぼで無数に泳ぐオタマジャクシの頭部分が水面から出ている姿を見て、コケダマちゃんの乗る絵を描きたくなりました。

当初描いた時には気軽に描いた絵で、栞の絵柄のみとして仕様していたこの絵ですが...見続けていると愛着がわいてきてポストカードにしてみました。

絵と余白のバランスが今見るととても良く、またこんな絵も描きたいと思っています。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

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B33

No.

【TITLE】

今年は君の年

【CAPTION】

『2025年の干支は蛇』

元々は年賀状にと思って描き出しましたが、気づくと完成は年を越していました。

今回は「年の初め」ということもあり、描く蛇は子供とし生まれたての割れた卵の殻と一緒に描きました。事前に集めていた蛇の卵の資料を見ると、殻が柔らかくパキパキ割れる印象ではなく、その柔らかい印象で殻を描くのに気を遣いました。

横にはタンポポを添えていますが、ここ最近の気候の暖かさから、春に咲くはずのタンポポが最近よく咲いていたのでモチーフにも加えています。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

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B34

No.

【TITLE】

ツユクサを観る

【CAPTION】

『ツユクサと雀の雛』

どちらも大好きなモチーフで絵を描きました。

絵の世界観は巣立ったばかりの雀に外の世界を教えているコケダマちゃん達を描いています。その教えを真剣に聞く雀の雛。今から生きる世界はとても過酷です。生き抜くための知恵もコケダマちゃん達に教えてもらいます。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

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B35

No.

【TITLE】

誕生コケダマちゃん

【CAPTION】

『2019年1月19日は誕生日』

この絵がコケダマちゃんのデザインが生まれた瞬間です。

当時は気軽に描いたラクガキでしたが、後に色々な偶然が重なりコケダマちゃんへとなりました。現在はやや経年劣化により原画は色が褪せてきていますが、思い出の絵なので今回ポストカード化となりました。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏

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B36

No.

【TITLE】

柴犬に聞く

【CAPTION】

『配置の大きさにこだわる』

今回は柴犬とコケダマちゃん達の配置を試行錯誤しています。

毎回そうなのですが、コケダマちゃん達のサイズの関係から実在する動物と一緒に描くのがとても難しいのです。例えば柴犬の頭の上にコケダマちゃん達を乗せると、サイズの関係で柴犬は頭周囲しか描けません。しかし出来れば柴犬も全身も見せたい!さらにコケダマちゃん達も大きく描きたい!...ということでこの様な構図となりました。

【PAPER QUALITY】

マットポスト220㎏