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魅力あるデザインのための観察�Observation for Content Creation

稲田和巳 @ 筑波大学大学院 情報学学位プログラム 博士後期課程

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モノの魅力を見抜くための観察

  • モノがあって、その魅力を伝えるための「デザイン」
    • デザイン = 価値ある目的を、達成する仕組みを計画すること
    • 目的、伝えたいメッセージが存在するはず
    • そのために、対象に対する深い理解が必要
  • モノをどうやって観察し、�どうやって形にすればいいんだろう?

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感覚を言語に起こす

  • 言葉は使い勝手がいい
    • いろんなメディアを、意味を明快に保ったまま行き来できる
  • しかしいちばん大変なことでもある
    • ❌️「あらすじ」= 対象から直接、表面的に読み取れること
    • ⭕「帯の文」= 表に出ていないコンセプト、テーマや�鑑賞者の中に浮かび上がる感情
  • その作品の一番いいところを、どうやって言葉にしよう?

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となりのトトロ(1988)

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となりのトトロ(1988)

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大寧寺薬師堂 十二神将立像(奈良国立博物館蔵)(稲田撮影)�https://www.narahaku.go.jp/collection/858-0.html

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大寧寺薬師堂 十二神将立像(奈良国立博物館蔵)�12像中の「兎神」および解説文(稲田撮影)https://www.narahaku.go.jp/collection/858-0.html

戦前まで神奈川県横浜市の太寧寺に伝来した一具。表情や身振りに少しずつ変化をつけながら軽妙にまとめる構成は巧みで、頭上に戴いた十二支獣の性格を面相に投影させる手法も効果をあげている。

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『マーク・マンダース マーク・マンダースの不在』東京都現代美術館(2021)

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『マーク・マンダース マーク・マンダースの不在』東京都現代美術館(2021)(稲田撮影)

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「建物としての自画像は時間がすべて凍結しています。�私の作品、私にとってすべての作品は同じ瞬間に存在します。」

『マーク・マンダース マーク・マンダースの不在』東京都現代美術館(2021)(稲田撮影)

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人形劇団ひぽぽたあむ『チップとチョコ』https://hipopotaamu.com/puppet_show

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ひぽぽたあむの人形劇は、人形の胴体に手を入れて使う片手遣い人形で演じられます。……人間の手が直に入っているのですから、確実でしなやかな動きが生まれます。古くからある形式ですが、その世界は深く豊かで、心に直接届く力をもっています。

人形劇団ひぽぽたあむ DMハガキ(2025年)

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言葉で語れるようになるために?

  • 細部に敏感になる
  • 個性を探す
  • そのうえで言語化してみる

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細部に敏感になる

  • 感想は、細かく具体的であるほどオリジナルになる
  • やってみる 🤔
    • 時間をかけて観る
    • スケッチをしてみる
    • 時間をおいてもう一度

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『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン』�アーティゾン美術館(2023)

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個性を探す

  • 「個性」= 他と違う特徴
    • 同じような作品の中で、なにがオリジナルなのか?
  • 同じような作品をたくさん観ることが肝要
    • あるいは、遠い分野との結び付きが個性であることも

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言語化する

  • 言語化周辺のステップ *
    • 具体的に挙げる
    • (言語化する)
    • メモを取る
  • (原則として)自分の意見が当然に入る。恐れなくて良い
    • その人が書いた感想・解説、というのが価値を持つ

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* 三宅香帆『「好き」を言語化する技術』ディスカヴァー・トゥエンティワン

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魅力あるデザインのための観察

  • モノの魅力を伝えるために、どうやって観察し、�どうやって形にすればいいんだろう?
  • 感想や魅力を「言葉に起こす」ために
    • 細部に敏感になる
    • 個性を探す
    • そのうえで言語化してみる

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クリエイティブ活動のための授業企画

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学生目線での授業企画

  • 「情報デザインI」
    • 情報メディア創成学類 2年次�(専門導入科目)
  • 創成学類におけるアートリテラシーの下支え
    • 美学や美術史の基礎知識
    • テクノロジーに絡めながら
    • 作品制作に近い課題が出る

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創成学類生のクリエイティブ活動

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ライトニングトーク

展示企画

グループ制作

左上から 創成学類作品展mAstival(2019/2024)、最高プレゼンライブ(2017)、モノシリトリ(2017)、TParty《シブキ》(2021)

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左:稲田和巳 CAF賞2021 最優秀賞受賞時の展示風景/右:稲田和巳 クマ財団クリエイター奨学金(7期)採択中の制作展示

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自身の経験を元にTFとしての授業企画を作成

  • クリエイティブ活動のキックオフにほしかった情報
    • どうやって他者の作品から学んでいくのか
    • どのように実績や活動機会につなげていくのか
  • 創成学類のコミュニティでは得づらかったこと
    • 実空間で展示を作り上げる知識やスキル

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