1 of 31

2025年11月

«平和を実現する人々は、

幸いである、その人たちは

神の子と呼ばれる。»

(マタイによる福音書 5・9)

いのちの言葉

2 of 31

最近、

イタリアの

3 つの大学が

合同で行った

調査によると、

この 1 年間で

100 万件以上の

悪質メールが

ネット上に投稿され、

3 of 31

外国人やユダヤ人に対する中傷、

また特に女性に対する

投稿がますます暴力的に

なっていることが

報告されています。

4 of 31

むろん、同様の現象が至る所で起きているとは言えませんが、多くの人が家庭、職場、スポ ーツジムなどで、何等かの形で争いや対立、侮辱的な態度に出会う経験をしており、こうした 現実は日常生活における社会的共存を危うくするものだと報告されています。

5 of 31

さらに、よりグローバルなレベルでは、現在、地球上 56ヶ所で武力紛争があり、その数は第二次世界大戦以来

最多となり、非常に多くの

民間人が犠牲になって

いるとの報告も

あります。

こうした

状況の中で、

イエスの次の言葉は私たちにとってこれまで以上に

衝撃的であり、

強 く心に

響きます。

6 of 31

«平和を実現する人々は、幸いである、

その人たちは神の子と呼ばれる»

7 of 31

「どの国の人も、

 平和、調和、一致

 を強く望んでいます。

しかしながら、そのための多くの努力や善意にもかかわらず、人類は2千年の歴史を重ねた

今も、安定した継続的な

平和を築くことが

できずにいます。…

8 of 31

…イエスは地上に来られ、私たちに平和をもたらして

くださいました。しかしイエスご自身、 はっきりと、

それは『世が与える平和』*ではないと

言われました。単に、戦争や争い、

分裂や 傷跡のない状態を指す

ものではないからです。…

*ヨハネ14・27参照

9 of 31

 …『イエスの平和 』

 はそれをはるかに

 超えるもので す。

 溢れるいのちと喜び、

 自由、人間の尊厳が

 あらゆる面で尊重される

 こと、あらゆる国の人 が皆、

 愛の内に兄弟姉妹として

 生きることを

 意味する

 からです。』*

キアラ・ルービック

いのちの言葉2004年1月より

10 of 31

今月のみ言葉は、山上の説教の冒頭に記された「真福八端」

の七番目にくるものです。(マタイ 5 - 7 章)

11 of 31

「真福八端」、

 生涯を通して

 自らそれを体現された

 イエスが弟子たちに

 教えを説かれました。

 ところで、

 ここでは

「真福八端」

 がすべて

 複数形で

 語られて

 いることに

 気づきます。

12 of 31

このことから「真福八端」

は個人の態度や美徳というよりも、むしろ、共同体の

中で実現されるべき共同体的倫理であると言えるでしょう。

13 of 31

«平和を実現する人々は、幸いである、

その人たちは神の子と呼ばれる»

14 of 31

  ここでわたしたちは自問したいと思います。

 「『平和を実現する人々』とは、いったい誰のことですかと。…

15 of 31

 …『真福八端』の七番目の教えは、最も行動的です。

 明らかに活動的です。その表現は、聖書の創世記の

 第1節と同様、創意と熱心な働きを示しています。…

16 of 31

… 愛は本来創造的なものです。……

そして、いかなる犠牲を払っても、和解を探し求めます。…

17 of 31

… 平和の築き方を学び、それを実行するようにと神の子らは召されています。

彼らは、自分の人生を捧げずして和解はないと、そして平和をいつ、

いかなる場合でも追求しなければならないと知っている人たちです。…

18 of 31

…これは自分の能力の結果として

得られる業ではありません。

それは、わたしたちを神の子ら

としてくださった方、

わたしたちの平和である

キリストから受け取った恵み

の現れなのです。」*

*教皇フランシスコ、山上の説教について

2020年4月15日一般謁見より

19 of 31

«平和を実現する人々は、幸いである、

その人たちは神の子と呼ばれる»

20 of 31

では、このみ言葉をどのように生きたらよいでしょうか。

         まず何よりも、本物の愛をあらゆる場所に

浸透させていくことでしょう。

21 of 31

そして、もし私たちの周りで

平和が脅かされるようなことが

あれば、思慮

深く介入する

ことができる

でしょう。

22 of 31

時には、反対意見を持つ人々の話を 最後まで愛をもって聞くだけで、

少しずつ解決の糸口が見えてくることもあります。

23 of 31

しばしば、ほんの小さな

ことから関係が壊れたり

するものです。

しかしそれを放置しない

で関係が修復されるまで

諦めないことです。

24 of 31

さらに平和への意識を高めるために、例えば、

   所属する団体、教会、教区の中で工夫して

何かができるかもしれません。

25 of 31

世界の各地では、大小さまざまな方法で、平和を築いて

いくための取り組みが行われています。平和行進や平和コンサ ート、

平和会議、また、さらにボランティア活動も平和を

築いていくための具体的な流れを生み出しています。

26 of 31

その他「リビング・ピース」のような平和教育のプログラムもあり、

27 of 31

現在、 世界中で 2600 以上の学校や団体がこのプロジェクト

に参加し、5大陸で 200 万人以上の子ど もたち、若者、

大人がその活動に参加しています。

28 of 31

最後になりますが毎日、

正午には「タイムアウト」

         と呼ばれる平和のための

黙祷が世界中で捧げられています。

その中の一つにキアラ・ルービックが

提唱した「愛の芸術」にヒントを得た

「平和のサイコロ」があります。

サイコロを振ると、その各面に平和を築くための

キャッチフレーズが書かれており、そこから

イニシアティブも生まれて います。

29 of 31

«平和を実現する人々は、幸いである、

その人たちは神の子と呼ばれる»

30 of 31

「リビング・ピース」の HP ➡ http://livingpeaceinternational.org 

「平和のサイコロ」

  ダウンロード ➡

「愛の芸術」の説明

31 of 31

連絡先:フォコラーレ  

E-mail: tokyofocfem@gmail.com   

東京:03-3330-5619/03-5370-6424

長崎:095-849-3812

www.focolare.org/japan

解説:いのちの言葉編集チーム

グラフィックス:アンナ・ローロ

プラチド・ドミナ

パスクアーレ・ベルナルディ

いのちの言葉

いのちの言葉は聖書の言葉を黙想し、

生活の中で実践するための助けとして

書かれたものです。