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みんなで目指そう!

オンライン運動会

オンライン運動会種目 作り方&伝え方 β版

山口情報芸術センター(通称YCAM)は山口県山口市にあるアートセンター。

メディア・テクノロジーを用いた新しい表現の探求を軸に活動しています。

ycam.jp

一般社団法人 運動会協会 は、運動会に関わる人たちの集まりです。自分たちで自分たちのスポーツをつくる「未来の運動会プロジェクト」も推進しています。

undokai.or.jp

ver 2020.05.14

CC bY-SA 4.0*

*CCライセンスの利用範囲は

末尾ページをご確認下さい

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もくじ

はじめに..........................................................................................................3

オンラインでできる!運動会種目の紹介........................................................4

オンライン種目づくりについて.....................................................................10

コミュニティナースさんと考えてみた 安全に種目をつくるために..............15

運動会協会からのコメント............................................................................18

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雨が降ろうが、風が吹こうが、私たちは何かを作り続けます。

新型コロナウイルス感染症拡大の状況下であっても、私たちは創作活動や、文化的活動を止めることはないでしょう。

今は一つの場所に集まって、みんなで試行錯誤することはできない状況ですが、新型コロナウイルスの感染メカニズムを理解すれば、与えられた条件の中で創造性を発揮することは可能です。

例えば、リモートワークで使うビデオ会議システムも、仕事や学校のためだけではなく、みんなで体を動かして楽しむための遠隔ツールとして、使うことができるでしょう。

この資料は2020年5月3から5日に、山口情報芸術センター[YCAM]で開催予定だった「YCAMスポーツハッカソン」と「第5回未来の山口の運動会」が、会場をオンラインへと変更し、イベントの開催形態を模索する中で作られました。

この資料に目を通したみなさんも、ぜひご自身にあった道具や環境で、自分自身や友人、家族や仲間たちのために、オンラインでできる運動会種目を作って、共有してみてください。

でも、スポーツはつくれる

はじめに

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オンラインでできる!

運動会種目の紹介

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参考種目の紹介

オンライン借り物競争

勝ち負け:あり

必要な道具:特別なものは無し

必要な人数:3人以上

ルール:

お題出題者から出題される「色」や「もの」を、

お家の中から探し出し、相手より先にカメラに映そう!

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道具説明

動かしマウス

YCAMでは、『動かしマウス』というWEBアプリを開発しました。�このアプリでは、PCマウスを動かした回数 /スマートフォンを振った回数をカウントできます。�

  アクセスはこちらから�    https://editor.p5js.org/YCAM/present/zK4RFPAYg

  ソースコードはこちらからご確認ください�    https://editor.p5js.org/YCAM/sketches/zK4RFPAYg

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参考種目の紹介(動かしマウス応用編)

ハレの日サンバ

勝ち負け:あり

必要な道具:「動かしマウス」を使えるスマホ

必要な人数:5人以上(うち1人はPCで審判)

ルールと手順:

  1. お尻ポケットに「動かしマウス」を起動したスマホを入れる
  2. 画面の端から端までお尻を振って移動する
  3. リレー形式で、端までたどり着いたら次の人に交代する

勝敗

    制限時間2分で「動かしマウス」のカウント数がいちばん多いチームが優勝

※サンバ点(サンバらしさ、ノリノリさ)がもっとも高いチームには+30点

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オンライン種目づくりについて

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①どんな種目を作ってみたいか、絵や言葉で書いてみよう

②何を使う?どう動く?実際に体を動かしながら考えよう

③どんなルールが考えられるかな?公平さにも気をつけて

④完成していなくても、とにかくやってみよう

⑤やってみて気がついたことをメモしよう

⑥実際にやってみて危険なことはなかったか考えてみよう

という方はぜひ、

スポーツ共創ワークブック

(スポーツ庁)も

参考にしてみよう

初めて種目を作るよ

どんなアイデアがいいの?

オンライン種目づくりについて

オンライン会議システムを使って友達とプレイしながらつくってみよう

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オンライン種目づくりについて

種目が出来てきたら、

以下の内容をノートやメモにまとめてみよう

  • その種目の名前
  • その種目の勝ち負けの有無
  • その種目をするのに必要な道具
  • その種目をするのに必要な人数
  • 簡単なルール説明

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実際にその種目で遊んでいる様子を撮影してみましょう

  • カメラを使って遊んでいる人物を撮影
  • オンライン会議システムの画面を画面収録(再撮影)

  などの方法があります

オンライン種目づくりについて

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より多くの人と一緒に楽しむために、個人情報の取り扱いに留意して、

Twitter や Instagramでテキストと動画を使って、作った種目を紹介してみよう!

#スポハカ2020

#未来の運動会

他の人が作った種目も、ハッシュタグで探してみよう

※投稿の際の個人情報取り扱いに関する注意点はこちらをご参照ください�https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/attention/02.html

オンライン種目づくりについて

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コミュニティナースさんと考えた

安全に種目をつくるために

コミュニティナースって何?と思った方はこちら

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コミュニティナースさんと考えた 安全に種目をつくるために

新型コロナウイルスは、主にお話、咳やくしゃみをする時に

出るつばのしぶき(飛沫)によって感染します

しぶきが物に着くと、長い時間ウイルスが生きてることがあります

しぶきが目や鼻や口に入ると感染します

お家の中で安全にオンライン運動会をすることで、

他者からの感染を予防し、運動やストレス解消で

免疫力(ウイルスをげき退する力)を高めます

みんなで力を合わせてコロナウイルスをげき退しよう!

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気をしながら運動をするか、1時間に1回(5~10分程度)換気をしよう

② スペースを十分に確保し、身の回りの安全を確かめよう

③ 画面に目を近づけすぎないようにして、明るい場所で行おう

④ 出来上がったルールやプレイヤーの動きを確認して、

危険がないかをチェックし、対策を考えよう

  (例えば…軍手やヘルメットで体をケアする、硬い道具は柔らかいものでくるむなど)

⑤ 目安として1時間に5~10分程度画面から離れ、休憩を取ろう

⑥ 疲れや体調の異常を感じたらすぐに休憩しよう

⑦ 水分補給、栄養補給を忘れずに�

[ 資料制作の際の、参考資料 ]

WHO新型コロナウイルス感染症一般者向け特設サイト

https://extranet.who.int/kobe_centre/ja/news/COVID19_specialpage_public

任天堂 健康と安全のために

https://www.nintendo.co.jp/anzen/

コミュニティナースさんと考えた 安全に種目をつくるために

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この資料は「YCAMスポーツハッカソン2020」と

第5回未来の山口の運動会」に関連して制作されました

本資料のテキスト・動画は、CC BY-SA 4.0でご利用いただけます。

ご利用の際は、「山口情報芸術センター[YCAM]、一般社団法人 運動会協会」あるいは「Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM], UNDOKAI Association」のクレジットを記載ください。

資料制作:山岡大地*、西翼(運動会協会)、今野恵菜*、原泉*、山田ちほ*、福地ひかり*

資料監修:犬飼博士(運動会協会)

コミュニティナース:古津三紗子((株)Community Care)

参考種目作成:

「第5回オンライン運動会の為のオンライン会議」デベロップレイヤー:�西翼(運動会協会)、犬飼博士(運動会協会)、山岡大地*、今野恵菜*、原泉*、廣田祐也、上之園典宏、Naomi Okamura、谷竜一、中上淳二*、大脇理智*、安藤充人*、時里充*、三浦大輝、西垣峻宏、上林功、�檜澤大海、イトウユウヤ、出口晃多、内山遥斗、蛭間友里恵*、宮前光、鬼丸美穂、Natsuki Sato、金子美和、安東星郎*、高原文江*、三浦陽平*、クラレンス・ン*

オリジナルツール開発:安藤充人*、中上淳二*

イラスト:中小企業(中山信一、小山秀一郎)P3、P11右、P13、P18

     いらすとや P11左、P14、P16、P17

* 山口情報芸術センター[YCAM]スタッフ