嫌われる勇気
自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見一郎・古賀史健
「いま、ここ」が充実していればいい
kindle版:3364-3446
人生は、「いま」という刹那の連続。われわれは「いま、ここ」にしか生きることができない。
途上としての人生を生きるのではなく、常に「いま、ここ」を生きる。「いま、ここ」が充実していれば、それでいい。
それは、エネルゲイア的(現実活動態的)な人生。そして、ふと周りを見渡したときに「こんなところまで来ていたのか」と気づかされる。(エネルゲイア:過程そのものを、結果とみなすような動き)
© 日本アドラー心理学会
「いま、」に強烈なスポットライトを当てる
kindle版:3452-3489
「いま、ここ」にスポットライトを当てるというのは、いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくこと。
われわれはもっと「いま、ここ」だけを真剣に生きるべきなのです。過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。
© 日本アドラー心理学会
あなただけ、あなたから世界を変えるべき
kindle版:3604-3626
© 日本アドラー心理学会
「ひとりの力は大きい」、いや「わたしの力は計り知れないほどに大きい」。つまり、「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない。
誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。
他者貢献であれば嫌われてもよい
「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、何をしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。
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編集中
© 日本アドラー心理学会
アドラー心理学の目的:幸せになること
目標の達成
良好な人間関係