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Edge Computing と V2X

​

〜新たなユースケースを求めて〜

発表者:澤井裕介

所属:沖縄オープンラボラトリ(OOL)

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はじめに...

沖縄「Cloud」ネイティブ勉強会

車の「Crowd」についてのお話し

≠

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Edge PJとは

​

    • ソフトウェアルーター(GEM)の内製開発
    • MECなどを含むEdgeコンピューティング環境を上手に使いたい
    • 沖縄におけるITインフラの課題の解決

​

​

3

Edgeコンピューティングの

ユースケースが欲しい!!

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車1台1台をEdgeと考えれば…

昨今の車は計算リソースを積んでいて

モバイルネットワークにも接続している�V2X通信の可能性がある

※あくまでイメージです

GEMを使えば

・データをどこに送れば効率がいいのか?

・自分はデータをどこから受け取れば?

・V2Vで通信すれば効率いいのでは?

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車1台1台をEdgeと考えれば…

※あくまでイメージです

と思っていたのか?

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に参加させていただくと

V2Xというものが�どれくらい役に立つのかもはっきりしていない

通信規格の選定

SDV普及状況

メーカごとの違い

どんなデータを送るのか?

NWは何を使うのか?

どんなデータを送るのか?

データはどこで処理する?

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  • V2X通信のポテンシャル評価
    • V2X通信のチャンスがどれくらいあるか?を定量化

​

​

どれくらいV2Xで

通信させるのがいい?

V2Xの通信を活用する

ための制約や仕様は?

どんなアルゴリズムが

効率よい?

通信できる車は

どれくらい普及する?

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[A] Kolnオープンデータ

  • 概要
    • 車両走行軌跡の研究用オープンデータ
    • SUMOという交通流シミュレータで生成されたもの
    • 舞台はドイツのケルンという街(人口100万人強)
    • 20km四方、24時間分のデータ

​

​

  • 長所
    • オープンデータで、使いやすいフォーマット(後述)

​

  • 短所
    • 実際のデータではない(あくまでシミュレーション)
    • ドイツと日本では交通事情が異なる(かもしれない)
    • 日本国内の各種データセットと組み合わせられない

V2Vのポテンシャルを探る

第一歩としては必要十分か

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[B]遭遇頻度・[C]継続時間

  • 50m以内の接近
    • 8134万回/日(街全体)
    • 平均115.2回/日(車両1台あたり)
    • のべ1473秒/日(車両1台あたり)

遭遇の大部分は10秒以内

接続に要する時間を加味すると

通信の機会は限られてくる

  • 100m以内の接近
    • 1.18億回/日(街全体)
    • 平均166.4回/日(車両1台あたり)
    • のべ2895秒/日(車両1台あたり)

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結果速報(シミュレーション)

  • 転送完了した車両割合の推移

​

  • 考察
    • 交通量の多い時間帯に大きく伸びている�(6〜8時頃、16〜18時頃)
    • V2V普及率が低いと転送ペースが落ちる�(V2V通信は連鎖反応ゆえ、わずかな普及率の低下が� 劇的な性能低下を引き起こす想定だったが…。)
    • かなり易しい条件下※とはいえ、出来過ぎ?� ※ データ量、データ数、Wi-Fi速度、通信可能距離など

​

  • 今後のタスク
    • 配信データ量・数など、リアルな条件で評価
      • 過渡期シナリオ:V2V普及率=低、配信File数=多
      • 普及後シナリオ:V2V普及率=高、配信File数=少
    • Wi-Fi検証の結果をパラメータに反映
    • 転送アルゴリズムの改良案を�何種類か考案・実装して、�転送性能の違いを調べる

データサイズ:1000MB、チャンクサイズ:1MB

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今後の活動

  • 国内の走行軌跡データを用いたシミュレーション
  • Wi-Fi接続時間など物理層のデータを使った詳細化
  • アルゴリズムやホップ数の制御効果の検証

是非一緒に取り組みませんか?

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最後に

実はこの活動もOODでできた繋がりから始まっています。

ご興味のある方はお声かけください!

公演会場

入口

ここらへん

展示ブース

コーヒー

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ご清聴ありがとうございました!

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以下参考

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取り組み概要

  • V2V通信のポテンシャル評価
    • 車両プローブ情報(走行軌跡データ)を基に�車両同士の遭遇頻度や、遭遇の継続時間を集計
    • V2V通信のチャンスがどれくらいあるか?を定量化

​

    • 狙い①:コネクティッドカーにおいてV2V通信に期待すべきウェイトを明らかに
    • 狙い②:Wi-Fiの最大飛距離や、エンジンOFF時の通信モジュール電源断など、�    ハードウェア面の制約や仕様の緩和に取り組むべきか?を見極める

​

  • V2V通信のシミュレーション
    • 車両プローブ情報から車両同士の遭遇タイムラインを抽出
    • Wi-Fiの接続確立に要する時間や、車々間距離と実効スループットの関係を考慮
    • シミュレータを用いて、車両間でのデータ受け渡しを模擬(通信は実施せず)

​

    • 狙い①:どのようなアルゴリズムでマルチホップ転送すれば、効率よく送達できるか?
    • 狙い②:V2V対応車両の普及率による性能影響は?(普及期の壁を越えられるか?)

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参考:V2X通信の構想図

エッジ拠点

(ガソスタ等)

P

モバイルネットワーク

MEC

データセンター

車載無線ノード

(全車両に搭載)

来店頻度の低い車両

交通事故

落下物など

固定回線

V2I (Wi-Fi)

(Wi-Fi Direct)

V2V

モバイル回線

Store

Carry

Forward

Data

Data

Data

Data

Data

Ctrl

Ctrl

Ctrl

Ctrl

大容量 かつ 遅延耐性のあるデータは

V2I+V2Vでマルチホップ転送・託送

(ファームウェア、地図、AIモデル配信)

配信リストと

ハッシュ値など

(改竄・偽造防止)

・緊急性が高い

・遅延耐性がない

・容量が小さい データ

未配信車両の位置

(キャッシュ戦略

 のヒント情報)

送達完了リスト

(再送制御用)

車両間リンクは間欠的

(Opportunistic NW)

基本的な使い分け� ・Dプレーン:V2I+V2V� ・Cプレーン:モバイル網

データ種別による使い分け� ・大容量 and 遅延耐性あり:V2I+V2V� ・小容量 or 遅延耐性なし:モバイル網�ポイント� ・モバイル網をCプレーンとして活用し�  広い視野でV2V通信の効率化を図る

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参考:V2X通信の想定シーケンス

A

B

C

ガソスタ滞在

すれ違い 1

すれ違い 2

配信中データ・Hash値の一覧

配信中データ・Hash値の一覧

配信データの事前キャッシュ

データ転送要求

データ転送

Hash照合

送達完了通知

送達完了通知

手持ちデータの一覧

データ転送

Hash照合

Hash照合

送達完了通知

送達完了通知

手持ちデータの一覧

データ転送

Hash照合

Hash照合

送達完了通知

送達完了通知

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V2V通信のポテンシャル評価

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全体像(ポテンシャル評価)

Wi-Fi 検証

車両プローブ情報(Kolnオープンデータ) A

車両同士の遭遇頻度 / 日

​

B

遭遇時の継続時間 / 回

​

C

車々間距離 vs 通信速度

​

D

接続確立の所要時間

​

E

遭遇時の通信可能量 / 回

​

F

V2V通信可能量 / 日

​

G

集計

集計

検証

検証

F = (C-E)×D

G = F×B

V2V通信に勝機はあるか?

大枠の構成や制約条件を�見直す必要はないか?

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[A] Kolnオープンデータ

  • 概要
    • 車両走行軌跡の研究用オープンデータ
    • SUMOという交通流シミュレータで生成されたもの
    • 舞台はドイツのケルンという街(人口100万人強)
    • 20km四方、24時間分のデータ

​

​

  • 長所
    • オープンデータで、使いやすいフォーマット(後述)

​

  • 短所
    • 実際のデータではない(あくまでシミュレーション)
    • ドイツと日本では交通事情が異なる(かもしれない)
    • 日本国内の各種データセットと組み合わせられない

V2Vのポテンシャルを探る

第一歩としては必要十分か

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[A] Kolnオープンデータ

  • データ項目
    • 時刻
    • 車両ID
    • x座標 [m]
    • y座標 [m]
    • 車速 [m/s]

​

  • 統計データ
    • エリア: 約20km四方 
    • 期間: 24時間
    • Record数: 3.54億件
    • 車両台数: 70.6万台

走行速度

シミュレーションゆえに

制限速度付近に偏りやすい?

走行時間

エリアが20km四方と狭いため

長時間の走行データが少ない?

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[B]遭遇頻度・[C]継続時間

  • 50m以内の接近
    • 8134万回/日(街全体)
    • 平均115.2回/日(車両1台あたり)
    • のべ1473秒/日(車両1台あたり)

遭遇の大部分は10秒以内

接続に要する時間を加味すると

通信の機会は限られてくる

  • 100m以内の接近
    • 1.18億回/日(街全体)
    • 平均166.4回/日(車両1台あたり)
    • のべ2895秒/日(車両1台あたり)

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[D]距離 vs 通信速度・[E]接続確立の所要時間

Wi-Fi検証機材

を準備中…

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V2V通信のシミュレーション

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概要(シミュレーション)

Kolnオープンデータ

t=0

t=1

t=2

t=3

t=4

車両A

車両B

車両C

通信前

data X

data Y

data Z

シミュレーション開始時の

データチャンク配置を設定

抽出

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概要(シミュレーション)

Kolnオープンデータ

t=0

t=1

t=2

t=3

t=4

車両A

車両B

車両C

通信可能な

時間帯の候補

通信可能な

時間帯の候補

抽出

通信前

data X

data Y

data Z

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概要(シミュレーション)

Kolnオープンデータ

t=0

t=1

t=2

t=3

t=4

車両A

車両B

車両C

接続確立

接続確立

Wi-Fi検証で計測した

パラメータの考慮

​

・V2V普及率(間引き)

・接続確立の所要時間

・通信可能な距離上限

・距離とスループットの関係

距離から推定したスループットの推移

スループット

の推移

通信前

data X

data Y

data Z

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概要(シミュレーション)

Kolnオープンデータ

t=0

t=1

t=2

t=3

t=4

車両A

車両B

車両C

通信前

data X

data Y

data Z

data X

data Y

data Y

data Z

data Z

通信後

data X

data Y

data Z

data X

data Y

data Z

data Y

data Z

接続確立

接続確立

所定の転送アルゴリズムで

V2V通信をシミュレーション

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詳細(シミュレーション)

  • 実装
    • Go言語でスクラッチ開発
    • 基本的にはCPUが律速要因(ログ出力のみDisk律速)

​

  • 動作確認用のシナリオ
    • 全車両(70.6万台)に対して、1種類のデータ(1000Mbit)を配信
    • チャンクサイズは1Mbitとし、各車両は十分量のストレージを持つ
    • 初期状態で1%の車両(0.7万台)がデータを保有

​

  • 動作確認用の諸元
    • V2V普及率: 5〜100%
    • 接続確立の所要時間: 2秒
    • 通信可能な距離上限: 100m
    • 距離vsスループット: 100 – 距離 [Mbps]
    • 転送アルゴリズム: 右記

転送アルゴリズム

  1. 各タイムスロットにおいて、遭遇中の車両同士で保有�チャンク一覧を交換(簡単のため所要時間ゼロとする)
  2. 各車両は【自車が入手したいチャンク】と【周辺車両の�保有チャンク】のANDを取り、受信するチャンクを選定
  3. 複数の周辺車両と通信可能な場合は、�受信するチャンクが重複しないよう配慮
  4. 通信相手との車々間距離に応じたスループットを考慮�(混信によるスループット低下は未考慮)

Wi-Fi検証での実測値

に差し替え予定

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結果速報(シミュレーション)

  • 転送完了した車両割合の推移

​

  • 考察
    • 交通量の多い時間帯に大きく伸びている�(6〜8時頃、16〜18時頃)
    • V2V普及率が低いと転送ペースが落ちる�(V2V通信は連鎖反応ゆえ、わずかな普及率の低下が� 劇的な性能低下を引き起こす想定だったが…。)
    • かなり易しい条件下※とはいえ、出来過ぎ?� ※ データ量、データ数、Wi-Fi速度、通信可能距離など

​

  • 今後のタスク
    • 配信データ量・数など、リアルな条件で評価
      • 過渡期シナリオ:V2V普及率=低、配信File数=多
      • 普及後シナリオ:V2V普及率=高、配信File数=少
    • Wi-Fi検証の結果をパラメータに反映
    • 転送アルゴリズムの改良案を�何種類か考案・実装して、�転送性能の違いを調べる

データサイズ:1000Mbit、チャンクサイズ:1Mbit

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結果速報(シミュレーション)

  • 転送完了した車両割合の推移

​

  • 考察
    • 交通量の多い時間帯に大きく伸びている�(6〜8時頃、16〜18時頃)
    • V2V普及率が低いと転送ペースが落ちる�(V2V通信は連鎖反応ゆえ、わずかな普及率の低下が� 劇的な性能低下を引き起こす想定だったが…。)
    • かなり易しい条件下※とはいえ、出来過ぎ?� ※ データ量、データ数、Wi-Fi速度、通信可能距離など

​

  • 今後のタスク
    • 配信データ量・数など、リアルな条件で評価
      • 過渡期シナリオ:V2V普及率=低、配信File数=多
      • 普及後シナリオ:V2V普及率=高、配信File数=少
    • Wi-Fi検証の結果をパラメータに反映
    • 転送アルゴリズムの改良案を�何種類か考案・実装して、�転送性能の違いを調べる

データサイズ:1000MB、チャンクサイズ:1MB

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検討中の項目(シミュレーションの改良)

  • Dプレーン(Wi-Fi V2V)の工夫
    • 利他的な挙動
      • 自車とは別車種向けの配信データであっても、�通信帯域とキャッシュ容量に余裕があれば転送に協力

​

    • 転送アルゴリズム
      • まずは、遭遇した車両に片っ端から送りつけるFlooding方式から実装
      • DTN(遅延耐性ネットワーク)を参考に、転送回数の制限などの工夫を追加予定

​

  • Cプレーン(セルラーNW)の活用
    • 配信目録
    • 送達通知
    • データ改ざん検知
    • 車両遭遇履歴の活用
    • 巡回車両の活用
    • 認証系のアシスト
    • 悪性ノードの指名手配
    • 通信品質マップの構築と活用

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ご相談ポイント

  • AECCにおけるOOL活動の位置づけ
    • 9月の会合@沖縄で整理した4つのPoCのうち、

「PoC#4 V2V通信・認証技術初期検討、シミュレーションによる効果予測」

 の一環として実施?

​

  • データセット
    • よりリアルなシミュレーションを実現するため、�必要なデータセットをご提供いただけないか?
      • 日本国内の車両移動軌跡データ
      • 車両に配信するデータの種類数 / ファイルサイズ�(車種別?年式別?)�(アプリ?ファームウェア更新?地図更新?セキュリティパッチ?)

​

  • ユースケースの優先度
    • OOLでの取り組みは、Downlink(データ配信)に主眼
    • AECCでの議論は、Uplink(車両データの託送)の比重が大きい?

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テンプレート

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テンプレート

  • ほげ
    • ふが
      • ぴよ